2009.9.1 21:38
三重県のシャープ多気工場で働いていて、契約途中で「派遣切り」された30代女性=同県松阪市=が派遣会社「アウトソーシング」(静岡県)に未払い分の賃金を払うよう求めた仮処分申請で、津簡裁は1日までに、期間満了までの賃金計約50万円を支払うよう同社に命じる決定をした。
弁護士によると、「派遣切り」で期間満了分の支払いを命じる決定は3例目という。
決定理由では、アウトソーシングについて「財務状況が健全にもかかわらず解雇回避の努力をせず、説明や協議もなかった。期間途中の解雇にやむを得ない理由はない」とし、女性を解雇した昨年12月末から、契約満期の今年3月までの賃金を払うよう命じた。
アウトソーシングは「弁護士と相談し今後の対応を決めたい」としている。