2009年9月1日
厚生労働省が8月31日にまとめた7月の勤労統計(従業員5人以上の事業所ベース、速報値)によると、基本給に残業代や賞与などを合わせた現金給与総額は1人当たり36万5922円と、前年同月に比べ4.8%減少した。14カ月連続の前年割れ。物価の変動を反映した実質賃金は2.2%減だった。
残業代などの所定外給与は前年同月比16.5%減の1万6114円。賞与などの特別に支払われた給与は11%減の10万2871円でともに2ケタ台の落ち込み。基本給などの所定内給与は1.1%減の24万6937円だった。現金給与総額を産業別にみると卸売・小売業は8.4%減の31万5610円と最も大きく下落し、次いで製造業が8.2%減の46万9020円となった。
製造業の残業時間(所定外労働時間)は35.6%減の10.2時間と16カ月連続の前年割れ。ただし減少率は4カ月続けて縮小した。季節調整値では前月比7.0%増となった。全産業の所定外労働時間は前年同月比17.3%減の9.0時間。
現金給与総額を就業形態別にみると一般(フルタイム)労働者は前年同月比4.3%減の46万4626円、パートタイム労働者は1.9%減の10万642円だった。常用雇用者数は0.1%減の4413万人になり、フルタイムは1.0%減の3213万人、パートタイムは1.9%増の1199万人となった。
■関連情報
- 厚生労働省のWebサイト http://www.mhlw.go.jp/