2009.9.29 12:26
日本経団連は29日、平成21年4月入社の新卒初任給が、大卒事務系の平均で前年比0・09%増の20万8306円となったと発表した。伸び率は前年(0・58%)に比べ0・49ポイント低下した。伸び率の低下は2年連続で、昭和27年の調査開始以来、過去最低水準の伸び率となった。
大卒事務系の初任給の伸び率は平成7年に初めて1%割れの0・6%となり、平成14、15両年に0・1%と過去最低を記録。その後は4年連続で上昇し、昨年は微減だったが、今年は昨秋のリーマン・ショックで経営環境が大幅に悪化したことを受け、伸び率が大きく低下した。
初任給を据え置いた企業は87・0%と、過去3番目の高さ。今年の春闘ではベースアップのない企業が多かったが、初任給も同じ傾向となった。初任給を引き下げた企業は1・8%あった。経団連会員企業など485社の回答を集計した。