派遣切りなどで職や住居を失い、社会の制度や枠組みから漏れた人々を支援する「『アブレ者』の路上会合」が23日、富山市中心部であった。市民団体関係者ら約30人が「生きさせろ」などと訴え、デモ行進した。
市民グループ「生・労働・運動ネット」が主催。ホームレスやニート、派遣切りに遭った労働者など、セーフティーネットからあぶれ、生活にさまざまな問題を抱える「生の多重困難者」の問題を考え、彼らの声を届けようと企画した。
参加者は、すべての人に生活維持資金として「基本所得」(ベーシックインカム)を無条件で給付することなどを主張。「飢えたる者に食べさせろ」「住居のない者住まわせろ」とマーチ調でシュプレヒコールを上げ、理解を求めた。【蒔田備憲】
毎日新聞 2009年5月25日 地方版