ユスティニアノス2世リトメノス(鼻なし)(685~695,復位705~711)
ユスティニアノス2世は自身のことを
ユスティニアノス大帝の再来だと信じた。
そのため無謀な東方遠征をおこなったり、
無駄な建設事業を起こし、
人々から反感を買って廃位された。
廃位の際、鼻を削ぎ落されたが
ユスティニアノス2世は諦めなかった。
削がれた鼻の代わりに黄金の付け鼻をして、
敵国であったハザールやブルガリアの協力を得て復位を果たした。
しかし、復位したユスティニアノス2世は
疑心暗鬼で周りの粛清をはじめ、
ユスティニアノス2世は反乱軍によって処刑された。
こうして、100年続いたヘラクレイオス朝は断絶した。
最終更新:2021年10月30日 10:19