一見、安全と思われがちのシドニー。でもこのごろは、犯罪件数も上がり、シドニー在住の私達が安全な生活を維持する為に、最低限気をつけること、なるべく行かないようにする場所、また、このごろ増加している犯罪や詐欺に巻込まれないようにするために10月14日に領事館でブリーフィングが行われました。
以下、当日、話された内容のまとめです。
みなさんも、一通り読んで、十分気をつけられますようお願いいたします。
日時:平成22年10月14日14時~15時40分
場所:在シドニー日本国総領事館大会議室
出席者: 日系団体・法人(シドニー日本人会、シドニー日本商工会議所、シドニー日本クラブ、日本人学校、日本航空、JTB、近鉄エクスプレス、日本旅行、日豪プレス、JAMS TV、Starwood Hotels)
ロックス警察署(Ken Finch署長、Sarah Thomsen巡査長)
当館(小原総領事、稲留首席領事、河路領事、黒江領事、柳領事、佐合副領事)
概要
1.総領事挨拶
- 本日は、ロックス警察からのブリーフを含め、在留邦人や観光客の安全確保に向けて情報共有と意見交換を行いたい。総領事館として各団体・企業等と協力しながら危機対応を含めた態勢の整備に努めたくよろしくお願いする。
2.ロックス警察による安全情報提供
(1)Ken Finchロックス警察署長
- ここ数年、犯罪発生率は安定ないし減少傾向にあるが、都心の繁華街であるジョージ・ストリート、キングスクロスでは週末、郊外から集まった若者による、飲酒関連の犯罪が多い。
- 鞄の盗難被害が多いので、予防のために目の前に置くか両足で挟むようにするとよい。まとまった現金をおろした際は同現金を財布、ポケット、ジャージーというように分けて保管し、一度に全額を盗まれることがないよう、注意する必要がある。鞄も肩にかけると後ろからひったくられやすいので、紐を丸めて手で持って歩くとよい。留学生等若者がiPodやイヤホンで音楽を聴きながら歩いていて、後ろから鞄を強奪される事件も起きている。特に夜間の歩行中は、周囲の音が聞こえるよう、イヤホンは外すように心掛ける。
(2)Sarah Thomsenロックス警察巡査長
- 地下鉄やバスでの犯罪も多い。夜間は女性がターゲットになりやすく、セキュリティガードがいる列車の中央部(車両の外には青いランプが点灯している)に乗ったり、駅のホームでは監視カメラによってモニターされている中央部の「NIGHT SAFE AREA」と書いてある所で待つよう心掛けてほしい。
- 車の運転については、後部座席もシートベルト着用が義務づけられているほか、最近の法律によって16歳未満の同乗者がいる場合の車内喫煙が禁止された。また、運転中の携帯電話の使用についてはメールも含めて禁止されている。スピードカメラ・レッドライトカメラでの取締も厳しいので注意が必要。
- これから遊泳のシーズンでもあるが、ビーチでは旗と旗の間の遊泳区域で泳ぐこと。飲酒によって平衡感覚が鈍ったり心臓の脈拍が変化して、溺れる事故が発生しているのでアルコール摂取後に泳ぐことは避けることが肝要。
(3)質疑応答
答)違法であり処罰される。これから夏を迎え、車内の気温は15分で60度まで達することがあり、絶対に子供を車内に残しておかないこと。ガソリンスタンドで料金支払いのため短時間車を離れる場合でも必ず車外に伴うこと。なお、子供を同乗させる際は必ずチャイルドシートを使用すること。
- その他交通安全・自動車運転関係の質疑応答多数あり。
3.安全情報交換会議
(1)当館の邦人援護情報、緊急連絡体制の整備依頼及び在外選挙登録推進について
- 当館作成資料に基づき、過去の邦人援護件数及び内訳を紹介し、旅券の盗難が非常に多いことを指摘した上で、盗難旅券は、高額で取引されている模様で、日本人になりすましての不法出入国により、盗難旅券の本人である日本人が、当該国入国時に拒否されるなどトラブルに遭う可能性もあるので、しっかりした旅券管理が必要との注意喚起を行っており、各団体にもその点協力願いたい。
- 豪州は安全な国ではあるが、飛行機や列車事故、テロといった緊急事案が発生した場合に備え、各団体にあっては、在留邦人の会員の緊急連絡網の整備をお願いしたい。
- 各団体の会員に在留届を出すように呼びかけてほしい。また、在外選挙人登録もシドニーが発祥の地であるが登録率が低い状況。当館からもメルマガや日系コミュニティ誌にて広報を行っているが、各団体においても会員に登録を呼びかけてほしい。
(2)邦人代表からの安全情報
ア.航空会社関係
- 観光客や留学生の利用が多いが、繁華街のショッピングセンターで中・高校生の自由行動ができるくらい安全である一方、夜には当社キャビン・アテンダントが暴行被害に遭ったことがあり注意が必要。
- また、豪州入国の際には厳しい検疫検査が行われており、入国カードには検疫対象となる物を正しく申告していないと虚偽申告自体が問題とされ、厳しい処分を受けることがある。
イ.旅行会社関係
- 中・高校生の修学旅行やホームステイを取り扱っているが、旅券の重要性の認識が乏しいので、その都度注意喚起するようにしている。
- 米国で邦人が巻き込まれたバス事故があったが、豪州においてもバス等の運行に当たって、契約会社にバスの保守整備や運転手の労務管理を徹底するよう要請している。
ウ.プレス関係
- 当社のインターネット広告により、詐欺被害にあった邦人がおり、以後掲載内容には確認を徹底するようにしている。
(3)質疑応答
- 問)日本クラブ・コミュニティネットは危機の際に緊急物資の提供等の支援を行いたいが、在留邦人はシドニー全域に居住しており、必要なところに効果的な支援を実施するためには、総領事館との連携を重視している。邦人が多く住んでいる地区等分かったら教えてほしい。
答)在留届をチェックすればどの地区に邦人が何人くらい居住しているか分かるので、手作業で時間はかかるが情報提供したい。(了)
Sydney's Japanese social welfare group, Community Net
Community Net is a social welfare group operating under the Japan Club of Sydney (NPO).
Our aim is to offer assistance to promote better quality of life within Sydney's Japanese community.
Main activities/objectives:
a) Offer support for the elderlies and disabled people amongst the Japanese community
b) Visit Japanese-speaking people in nursing homes
c) Day Service for Japanese-speaking people over 65 (including those who suffer from mild dementia)
d) Australian Welfare information seminars in Japanese - in association with Multicultural Advisory Services under NSW Health
e) Wai-Wai Salon, Japanese social group (light exercise and information session) second Saturdays every month in Chatswood
If you happen to know a Japanese-speaking person who can benefit from any of our services,
please let us know their names, phone numbers or email addresses.
Thank you for your cooperation.
最終更新:2013年07月19日 21:12