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小説リレー 第八章(2)  ~マザーの世界2~

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マザーの世界

~第八章(2)~

マザーの世界1


順番について

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プリム君s → (^ω^)s → 黒乃s



  • ソルト「・・あ、あの!」


    少年、はソルトだった。
    ソルトはニンテンに声を掛けた。
    この人がもし、「任天太郎」だったら・・インクについて何か近付けるかも知れない!


    ソルト「もしかしてあなたは・・任天太郎さんですか・・!」


    ニンテンはソルトをジッと見た。
    どこかで見た事があるような、と脳内で再生して向き直る。


    ニンテン「・・そうだが、お前は誰だ?」


    ソルトは、やっぱり、と口の中で呟き両手を握りしめた。
    この人が、インクを作った張本人・・!


    ソルト「お、俺は、ソルトと言います。」
    ニンテン「ソルト?」
    ソルト「は、はい!」


    なんとなく敬語にならざるを得ない威圧感に、
    ソルトの額に汗が浮かんだ。 -- 黒乃
  • ソルト「あの・・あなたは『せいれインク』を作った方ですよね?」


    ニンテンはソルトの質問には暫く答えず、ジッとソルトを見ていた。
    どこかで見た事のある顔だ・・。はて、どこであっただろうか。


    ニンテン「如何にも・・。・・成る程、ソルトか上手い具合に考えたもんだ。」
    ソルト「?」


    ニンテンは小さく笑いながらソルトに近付き、
    自分より背の低いソルトの髪をぐしゃぐしゃにした。


    ニンテン「お前は、俺に会う必要なんか無かったんだがな。」


    手を離され言われた言葉にソルトは、え?、と零した。


    ニンテン「俺に言われなくてもお前は、仲間を集めインクを集め、どこへなりとも行く。
    そういう力が宿っている・・いや、持っているんだ。あの男のようにな」
    ソルト「・・あの男?」
    -- 黒乃
  • この人は何かを知っている、とソルトが確信したときはもう遅かった。
    ニンテンは、おっと時間だ、と呟きソルトに背を向ける。


    ニンテン「じゃあなペッパのせがれ・・。もう会わねぇ事を願うぜ」


    そういい残し、ニンテンはあっという間に薄暗い路地の闇に消えてしまった。


    ソルト「ちょ、ちょっと待ってください・・!ペッパって・・!」


    ソルトの声はもう届かなかった。
    暫く諦めきれずに走ったが、任天太郎の姿はどこにも見えなかった。


    ソルト「・・・。」


    その場に立ち尽くすソルトに、足跡が近付いてきた。


    ワドルディ「ソルトさん!」


    ソルトはゆっくりと振り返り、力なくそちらに歩いていったのだった。


    -- 黒乃
  • その頃ネスの耳にテレパシーが聞こえた
    ???「ネス!ネス、聞こえるか?ギーグが再び復活しようとしている。」
    ネス「ぐっ!誰だ!誰なんだ?」
    ???「俺はケン前にお前に使命を託したものだ。ゴホッゴホッ・・・。」
    ネス「苦しそうですけど、何かあったんですか?」
    ケン「いや、俺は昔からぜんそくもちでね。ギーグを追い払った後
    急に発作が起こりはじめてな・・・。」
    ネス「ギーグなんていくら復活してもみんなと力をあわせればいくらでも倒せるよ。」
    ケン「そうはいかねえ。ギーグは無敵だ。どれだけだマージを与えても普通に攻撃では
    倒すことさえできない。一刻も早くボニーの飼い主を見つけそしてあいつの息子とも力をあわせて・・・。」
    ネス「力をあわせて?ねえ!その後は?!おーい!」
    テレパシーは途切れてしまった・・・。
    ネス「なんだったんだ?いったい・・・。」 -- プリム君
  • そしてソルトたちは
    ソルト「任天太郎・・・。いったい何者だったんだ?」
    ワドルディ「さあ、ん?ソルトさん!あそこに誰か倒れてますよ。」
    ソルト「本当だ。おい!起きろ、気は確かか?」
    ワドルディ「それはおかしい人に言う言葉です。」
    ソルト「とりあえず、喫茶店に連れて行こう。」
    ???「見つけたぜ。お前がぺッパの息子だな?」
    ソルト「だっだれだ?!俺たちはお金なんか持ってないぞ!」
    ???「お金は要らない、俺に必要なのは時間だけだ。ごほっ、ごほっ!
    とにかく・・・時間がないんだ。俺も喫茶店に連れてってくれ。」
    ソルト「わかった。誰だか知らないけどついてきていいよ。」
    ???「助かるぜ。」
    ワドルディ(あの人・・・ネスさんとどこか似てるような・・・。
    あの野球帽としましまの服やっぱりどこかで・・・。ネスさんのファンでしょうか?) -- プリム君
  • そしてソルト達は喫茶店へ向かった
    喫茶店には世界を救うためのメンバーが自然に続々と集まっていった…


    ―謎の場所―


    エラー「…戻ったか」
    シルラ「只今」


    暗く広い部屋の中央にある椅子から立ち上がったエラーは
    振り返りシルラを見た


    エラー「聞いた話では汚れた世界の人間、それも少年と
    世界を使ったお遊びをしているようだなシルラ…
    そんなにゆっくりしていると計画は失敗になるかも分からんぞ」
    シルラ「おや…
    ゲームは少しずつ進めなくては楽しくない、と仰ったのは貴方でしょう…」
    エラー「…まぁいい…
    お前は幹部の中でも優秀成績だからな…
    油断するなよ」
    シルラ「はい」


    黒い渦に巻かれてシルラは消えた


    エラー「…厄介な事をするな…シルラ」
    -- (^ω^)
  • その廊下にて…


    バグ「……………(滝汗」
    俺ここに入ったばかりだけど
    全然成績のびねぇなぁ…
    まぁ…仕方ないか…
    バグ「雑魚敵召還しか出来ないインクだもんな…
    でもインク持ってるだけでもありがたいか…いやしかしこのままでは…」
    そうぶつぶつ言っているバグの前に黒い布で全身を覆った者が現れる
    バグ「…ウェ!!!?」
    ???「いいね~~シルラの部下ってだけでインク貰えるんだね~
    おれも欲しいな~ …それなのに君我が儘言ってさぁ
    そのインク…君にはとても 勿 体 な い なぁ」
    そしてその黒い布の者から黒ずんだ手…いや剣…?なんだかよくわからないものがバグにふりかかる
    バグ「ぐぉおッ!!!?!!?」


    その瞬間、足音が廊下に響く
    ウィルス「やぁ、バグ君に…小黒(こぐろ)の部下君
    そんな所で無駄な時間を過ごしている暇があったら自分のやるべき事をやりなよ」
    そう言いまたウィルスは通り過ぎていった


    小黒の部下「名前も覚えられてないとは…
    チィ、覚えてな…」
    そう言って小黒という奴の部下もどこかへ消えた
    -- (^ω^)
  • バグ「……………(ナイアガラ滝汗」


    お…俺……


    マジ死亡フラグ――――――(゜Д゜`;)―――――――!!!!


    バグ「あー早いとこ成績ださねーと…覚えてろあの塩野郎~~…!」


    また時空は戻りマザーの世界…


    ネス、ジェフ、あとクリボー、ノコノコ、ドッスンは喫茶店に来ていた
    ジェフ「ホントなのかい?ネス」
    ネス「確かにテレパシーは聞こえた!
    ケンという人が何者かは分からないけど…ギーグが復活していたら…」
    ジェフ「ゴクリ…」
    ネス「とりあえず喫茶店へ入ろう」
    ネスがドアノブを回し、喫茶店へ入ろうとしたその時…
    -- (^ω^)
  • ???「あ、あ――――ッ!!!!!」
    突然叫び声が聞こえる
    あれ「お前達は!」
    おとこマーク「オレ達の縄張りに勝手に入ってきた奴!」
    カチこちウルフ「縄張りなんかあったっけ…」
    げいじゅつなオバケ「何しにきたキノコ野郎と亀野郎~!!」
    ネス「お前達まだいたのか…」
    クリボー「おうおうおう!!!オイラに文句があんのか!オイラもあるさ!
    姿見たら突然オイラの事を「しいたけ」呼ばわりしたのが問題だ!
    せめてもの「まつたけ」だったら許したものを!」
    ノコノコ「心の器が小さいですよクリボーさん!」


    突然騒がしくなって異変を感じたスターマンが扉をガチャリと開け外へ出る


    スターマン「一体どうしt…何をしてるんだ―――!!!!!!!!」
    それに続いてマリオも出てくる
    マリオ「さわがs…あ!!!おまえたちはぁ―――!!!!!!!!」
    マザーの世界のモンスター達と、マリオと関係があるというクリボー、ノコノコが争っている
    ただでさえこの世界が危険かもしれないというのにこの騒動はややこしいしまずいと感じた二人は…
    -- (^ω^)
  • スターマン(よし…!よく分からんがとりあえずここは握手をしないか?マリオ君!)
    マリオ(の、望む所!握手しよう!)


    二人は苦笑いで握手を交わした
    スターマン「ななな何をやってるんだお前達その栗達は…あ、亀達は悪い奴なんかじゃ、な、ないよーだ」
    マリオ「クリボーノコノコ、その子達は平和な子達だからやめNASAI!!」


    あれ「え…スターマンさんがそういうなら…そうだったのか」
    クリボー「あれ…マリオの友達だったのかい?」
    ノコノコ「申し訳ありませんでした皆さん」
    カチこちウルフ「こちらこそ!」


    リンク「…まとまった…」


    スターマン「一番手っ取り早い方法だったな…」
    マリオ「ふう…にしてもクリボーとノコノコまで何でこんな所に…!!?」
    不思議がるマリオ、そこにスターマンがもう暗くなってきたから入ろう、と言ったので
    とりあえずみんな喫茶店に入る事にした。…ドッスン以外。


    ドッスン「酷いどす…」 -- (^ω^)

  • ソルト「おい、大丈夫か?」


    ソルトは酷く咳き込んでいる人物を背負い、喫茶店に向かっていた。
    相手は背中で微かに、大丈夫だ、と零したがそうでも無さそうだった。


    ワドルディ「喫茶店までもう少しですよ!」


    一方喫茶店では・・


    ネス「それにしてもソルト君達遅いね・・」


    そうだね、と返事が返るか返らない時急にドアが吹き飛んだ。
    全員はそちらを見る。


    スターマン「わ、私の店がー!」
    リンク「何者だ!?」


    吹き飛んだドアの周りには砂埃が立ち、
    その向こうには人影がぼんやりと見えた。
    砂埃がだんだんと晴れていく・・。


    シルラ「・・うじゃうじゃとよく集まったものだな」


    そこにはシルラが立っていた。
    シルラは中の様子を見た後、軽蔑したように笑った。


    シルラ「気が変わった。ゲームを進めるとする」


    シルラはそう言って、片手を突き出した。
    全員は驚き、どよつく。が、次の瞬間に見えたのは、真っ新な光だった。


    「うわあああああ!!!!」
    -- 黒乃
  • ソルト達は、ようやく喫茶店の近くまで来ていた。
    人一人背負っての移動は思ったより重労働だったようだ。


    ソルト「はあ・・ようやくついた」


    ソルトまでも咳き込みながら小さく呟く。


    ワドルディ「そ、ソルトさん!大変です!」


    先に行っていたワドルディが戻っていた。
    ソルトは、どうしたんだ?、と返す。が、ワドルディはぐいぐいとソルトを引っ張っていく。


    ソルト「・・なんだこれは」


    ソルトは目の前に起こっている状況が理解出来なかった。
    喫茶店は半分崩壊していたのだ。


    ルカリオ「生存者は約三名だ・・」


    ルカリオは喫茶店の横辺りに生えた木の下を見た。
    そこにはネスとリンクとマリオが倒れていた。
    ソルトは慌ててそこに駆け寄る。 -- 黒乃

  • ソルト「お、おい!大丈夫か!?何があった!?」


    ネスを揺すると、うっすらと目を開ける。
    少しほっとするが、ネスはソルトを視界に入れると飛び起きた。


    ネス「み・・みんなが!みんなが消されちゃった!」


    それから他の二人も起きて、事情を詳しく聞いた。
    恐らくシルラは、別世界・・または『どこにでもない場所』にみんなを飛ばしてしまったらしかった。
    まだ生きているという可能性を棄てられない。


    ソルト「・・シルラ・・」


    ソルトは両手を握りしめて、その場に立ち尽くすしか無かったのだった・ -- 黒乃
  • シルラ「ソルト、今のお前を見たところまだ例のものは手に入れていないようだな・・・。」
    ソルト「例のものって何だよ?」
    シルラ「ふん、教えない俺が悪かったとでも思うか?なら教えてやろう
    例のものとは光のインクだ!それを手に入れたとき俺とお前を再び決戦の地へ導かせるのだ。」
    ソルト「なんだかしらねえけど俺と戦え!」
    シルラ「光のインクを手に入れるまではまだ戦うわけにはいかん!その代わり、取って置きの客を呼んである。
    出でよ!ギーグ!では、俺はまだ仕事があるからな、さらばだ!」
    ソルト「まっ待て!シルラ!くそっ!」
    ギーグ「ケン、ネスお久しぶりですね・・・。貴方たちに再びあえて私はうれしい・・・。」
    ネス「なっ何を言ってるんだこいつ。」
    ケン「気をつけろ!ギーグは皮肉を言って油断した隙に攻撃してくる!」
    ネス「うわぁ!」
    ソルト「ぐっ!」 -- プリム君
  • ギーグ「ケン、貴方との戦いはとても楽しかった。
    そう、イタクテ、キモチイイ」
    ソルト「させるか!水のインク!浄化!」
    ギーグ「ケン、ネスこの方は貴方たちのお友達ですか?
    とてもよさそうなお方だ。」
    ケン「そうらきたぞ!よけろ!お前のこんたんなんかお見通しだ。
    いい加減皮をはいだらどうだ?」
    ギーグ「さすがはケン、するどいですね。では本性を現すとしよう。」
    ネス「てやっ!どうことなんだい?ケン、僕が見たギーグはもっと違う感じだったけど。
    ケン「こいつはお前たちが戦う前の姿のギーグ、こいつはまだ成長段階の子供だ。」
    ギーグ「子供・・・こ・・・ど・・・も・・・?違う!私は完全で完璧な存在だ!
    そんな幼稚なものでない!」 -- プリム君
  • ギーグ「ぐおおおお!!!!!な・・・ん・・・だ・・・この頭の痛みは?」
    ネス「あれは、あのときのギーグの姿・・・。」
    ケン「ああ、あれこそがギーグの真の姿だ」 -- プリム君
  • ギーグは見るも恐ろしく醜い姿に変わり果てた
    というはもはや原型はあまりとどめていない
    今のギーグに合う言葉があるとすれば、恐らく「カオス」だろう
    ソルト「なんだ…これは…!?
    これがさっきのギーグ!?まるで別の…」
    ケン「油断するな!いつ来るか分からないぞ!」
    ソルト、ネス、ケン、ワドルディ、ルカリオは身構える


    ソルト「くそ…!!!
    みんなをどこにやったんだ!!!ギーグ、お前はシルラの何なんだ!!!」
    ルカリオ「ソルト、落ち着こう」


    ギーグを見て自分まで狂いそうになったソルトは、ルカリオの言葉ではっとした
    ソルト「…!自分まで狂いそうだった…」


    「は~~~~~やれやれ、シルラがいないならぼくがお相手してやるよ」


    突然どこからか声が鳴り響く。
    ギーグではなく、勿論ソルト達のメンバーでもない


    ネス「だ、誰!?」


    激しい音が鳴り響き、霧の中から声の主が歩いてくる
    -- (^ω^)
  • 「ギーグも…直に喋れなくなるからな」
    霧の中から出て来たのは紫色で爪のようなものが沢山ついた機械だった
    そしてその中にはおぼっちゃまっぽい子供がいた
    ソルト「誰だ…?」
    ネス・ケン「!!!」
    どうやらネスとケンは知っているようだった


    「あははは!お久しぶりだね、そして初めまして
    ぼくはポーキー・ミンチ。ポーキーだよ
    すぐ消えちゃうけどね」


    機械の中からポーキーは語りかける
    ワドルディ「ネスさん、ケンさん、知り合いなんですか?」
    ネス「うん…でもおかしい…」
    ポーキー「何がおかしいんだ?
    そもそもこの世界はほとんどおかしいじゃないか」


    ケン「…?」
    ソルト「よく分からないけど…シルラの味方をしようっていうなら
    容赦しないぞ!」
    ポーキー「ねーねー君誰だっけ、あーソルト?ソルトくん?
    君の言い方だとほんと僕たちをわるもの扱いにしてるね
    そうだよ、ぼくたちは所詮わるものなんだよ
    でもぼくにとっては君たちがわるものさ」
    ソルト「何を言ってるんだ…?」
    -- (^ω^)
  • ポーキー「君は自分が世界の救世主だとでも思ってるのかなあ?
    君が来るずっと前から世界は狂いはじめてたのさ
    時空が歪んで穴が沢山あいちゃって
    でもぼくにはもうどうでもいいんだ、だから協力してやった」
    ソルト「ちょっと待て…どうでもいいのに協力するって…
    それに俺は自分を救世主だなんて思ってない!
    俺のやるべき事を自分で考えてやっているだけだ!」
    ポーキー「うん、別にそれでいいよ!
    だから今度はぼくたちを倒すのが君のやるべき事なんだね、あはは」


    ネス「ポーキー!なんでここにいるんだ!?」
    -- (^ω^)
  • ポーキー「…………
    さっきも言ったとおり、世界は狂ってるんだよ
    何故ぼくがここにいるか?何故ギーグが復活したか?
    みんなはどこへ消されたのか?世界はどうして狂ったのか?
    シルラは何が目的だ?光のインクはどこにある?
    仲間を守りたい、世界を守りたい、みんなを守る力がほしい
    力、力、力、力、力。
    もうどうでもいいじゃないか
    もう何も考えるなよ、もう。
    君たちも一緒に混ざればいいんだよ、ぐちゃぐちゃに
    ほら、ギーグはこうして世界を混ぜ込んでいる
    だからぼくは君たちが世界と混ざるのを見届けてやるよ!」
    ソルト「…………!」
    ポーキーの言った一つ一つの言葉がソルトの頭を一つ一つ狂わせていく
    ケン「惑わされるな!!
    ギーグにポーキー、どっちも世界をカオスにするのが狙いだぜ!」
    ワドルディ「僕たちの正義を貫き通して、阻止しましょう!」
    ポーキー「…しょうがないなあ
    じゃあギーグ様とポーキー様がいまここでお前達を混ぜ込んでやるよ!」 -- (^ω^)
  • ソルトから見れば、ギーグとポーキーは“狂気の塊”そのものだった。
    ただ、ハッキリしているものがあるとすれば、相手に対しての「怒り」だった。
    それはソルトだけが感じた事ではない。
    その中で一人、ギーグとポーキーに突っ込んでいく人影があった。


    リンク「ふざけるな!!!!」


    ポーキーが操縦しているメカの上に乗り、思いっきり剣を突き立てた。


    リンク「全ての世界を一つにするだと?
    必ずしも全てが融合しなければならないのか!?
    一つにならなくてもいい事だってあるんだよ!!!!」


    リンクの気迫におされたポーキーは怯み、
    やがてリンクが突き立てた剣の先から、メカにミシミシとヒビが入る。
    リンクはメカから離れ、ポーキーを睨み付け構える。


    ソルト「り…リンク…!」 -- (^ω^)
  • に自分の世界がメチャクチャにされたリンクの言葉は
    この場において誰よりも深みのあるものとなった。
    暫く黙り込んでいたポーキーは、あはは、と笑い出す。


    ポーキー「やれやれ、ぼくは負けたよ…君に敗れた。
    その勇気があればどんな事だって乗り越えられそうだね。」


    やがてポーキーのメカがねじれはじめる。


    ケン「何が起こってやがるんだ!?
    不自然にねじれまがっていくぞ!」
    ルカリオ「これは…!!!」


    ポーキー「どうやらぼくも、シルラのおもちゃにすぎなかったみたいだね
    まさかぼくがこんな立場になるなんて、思ってもみなかったよ
    このままぼくはカオスの源になるみたいだ。多分ギーグもそうだよ。
    時間稼ぎに使われて、最終的にはカオスの源になって果てる運命だったのか…
    残念だけど仕方ない。ぼくはもう、生きていないようなものだから。」


    ケン「シルラは自分の仲間も道具扱いしてるのか!?」
    ソルト「そういう奴なんだ…」 -- (^ω^)
  • ワドルディ「一体どんな構造なんですかね??」
    ルカリオ「あれもシルラの召還なら、召還した者を使って時間稼ぎをさせ、
    カオスワールドを創り出す材料にもできる…といったところか」
    ソルト「俺はてっきりカオスワールドとかいうのは
    世界と世界が融合した空間から発生するものだと思ってたけど
    シルラの召還からカオスが発生するっていうのは…どういう事だぁ!!?」
    ケン「じゃあ…ギーグもポーキーも、シルラの召還でここに現れたのか」
    ネス「何にしろそのカオスってやばいんだよね!!?」
    リンク「あぁ、ヤバい。
    何しろ俺達はカオスを戻す方法を知らないんだ…」


    そ…そうだよ!!まさに“カオスになった世界を戻す方法”をここで探すつもりだったのに
    見つけ出す前にカオスったら…終わりじゃねぇかッ!やべェ!!


    ポーキー「もっと遊びたかったなー…残念だー…あははははは」


    狂気に塗れた笑い声は遠のき、やがてポーキーは何色もの絵の具を混ぜたようにねじれた。
    そして気が付けばブラックホールのようになり、次第に大きくなっていく。


    ケン「始まった…これがカオスか!そうはさせねぇぜ!」
    -- (^ω^)
  • ケンはカオスになったポーキーに攻撃をするも、逆に勢いが早くなるだけだった。
    そして隣を見ると、ギーグもカオスになりつつある状況だった。


    ケン「ギーグまでカオスになったら…この世界はあっという間にカオスワールドだ!」
    リンク「どうやら時限式爆弾みたいなものだったんだな…
    ハナからギーグとポーキーの力で俺達を潰すつもりはなかったらしい」
    ソルト「俺達もカオスにのまれるのか!?そもそも光のインクを手にしたら再戦するって話だったじゃねェか!戦い放棄するのか畜生!」
    ワドルディ「こッこのままじゃみんな巻き沿いですよ!攻撃しても勢いが増すだけだし…
    どうしましょうソルトさん!?浄化の力は使えないんですか!?」


    そうか!“浄化”を使えば、カオスも食い止められるかもしれない!


    ソルト「よし!浄化、発動だ!」


    辺りが一瞬で白い霧で覆われ、次第に霧が晴れていく。
    しかしカオスは勢いを増すばかりだった。
    攻撃も浄化も無駄…どうしたらいいんだッ!!? -- (^ω^)

  • 迫り来るカオス、は凄まじい色をしていた。
    何と表現して良いか分からないイロ。
    ソルトは焦っていた。どうしたら良いのか、どうすればみんなを助けられるのか
    みんなを守れるのか!


    ケン「く、・・このままじゃ、げほげほっ!」


    全員が焦っていた。
    ソルトは何だか泣きそうになっていた。
    このままじゃ、このままじゃ、分かってる分かってる!
    分かってるんだけど・・!


    ソルト「どうしたら良いんだ・・ッ!」


    頭を抱えた。落ち着いて、考えなくてはいけないのに。
    みんなの悲鳴が、ずっとずっと遠くで聞こえるような気がした。
    カオスに呑まれるのなんて真っ平なのに。
    まだ、あいつと、ちゃんと、戦わなきゃいけないのに・・!!!


    ソルト「うぐ、・・っ」


    ソルトはとうとうその場に蹲ってしまった。
    カオスを目に前に、凄まじい吐き気と頭痛に襲われたのだ。
    カービィもアカネも何処かの世界に居て、まだ沢山話したい事だって。
    あるのに・・あるのに!


    ルカリオ「っ!ソルト!」
    ワドルディ「ソルトさん!?大丈夫ですかっ」
    リンク「しっかりしろ!」 -- 黒乃
  • みんなの声が、遠く聞こえる。
    遠く。遠く。


    ・・・・・・・・。


    いつかの言葉が蘇る。


    「二つの世界、またはそれ以上が融合した世界を・・わしは何度か見たことがあるがおぞましいものじゃった。
    混沌と無秩序をミキサーに混ぜ込んだような・・まあ言うなればカオスじゃな」


    カオス、それは俺の部屋のようなものか。


    ソルト「・・俺の、部屋・・?」


    は、と頭の中で何かがひらめき目を見開いた。


    面倒臭がりの俺の部屋は、いつも物で溢れていて
    脱ぎっぱなしの服や、中身が詰まったままの鞄。
    やりかけのゲーム、お菓子の食べかす・・そんなので溢れていて。
    楚良さんの話を聞いたときに、カオスとは俺の部屋のようなものだと思ったんだ。
    でも俺の部屋は、あまりにカオスが広がっていくと
    ゴーゴーという掃除機の音共に、あっという間に綺麗になる事がある。 -- 黒乃
  • 鼻歌が、鼻歌が聞こえる。
    母が、鼻歌を歌いながら俺の部屋を片付ける。


    ソルト「そうだ・・カオスを消す方法・・!整理整頓お片付けだッ!!!」


    いつも母に言われていた言葉!
    “整理整頓お片付け”!
    俺が最も苦手な言葉だ。
    だけど、今はそれが必要だ!


    ネス「ソルト君?」
    ケン「・・・何か、思いついたんだな?」


    不思議そうな顔をする一同。
    ケンの微笑みに、ソルトは、ああ、と頷いた。


    ソルト「何となく、どうやれば良いか・・分かったような気がするだけかもしんないけど・・」


    言葉は気弱だが、ソルトは出来そうな気がしていた。
    やるしかない。やるしかないってばよ!(?)
    ソルトは立ち上がり、静かに目を閉じた。
    心の中で、イメージする。
    カオスだった俺の部屋が、綺麗になっていく様子を。
    ゴミ一つ落ちていない、部屋になっていく様を! -- 黒乃
  • ソルト「浄化、発動だ!!!」


    ソルトは叫び、カッと目を見開いた。
    そして空中にひし形と水のマークを書く。
    先程と同じように、辺りが一瞬で白い霧で覆われた。
    しかしまた次第に晴れていく・・と思いきや、霧は空へと昇っていき
    やがて小さな雲のようなものになり、カオスの真上へと集まっていった。


    ワドルディ「??」
    ルカリオ「あれは・・」


    次の瞬間、雲から水の粒が零れ
    やがて土砂降りの雨となった。


    ネス「夕立!?」
    マリオ「いや、何だかしょっぱいぞ!」
    ワドルディ「舐めたんですか・・」


    そう、それは浄化の力を持った海の雨だった!
    -- 黒乃
著者
文章

重要!

↑あまり文が長いと文丸ごと投稿できず、データも残らず、すなわち“パー\(^o^)/”になりますのでご注意ください

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