カオスバトルは何か? [#kd2a3c2b]
カオスバトルは、ニンテンドーDSi向けソフトの「うごくメモ帳」で始まり今も展開されている、クロスオーバー系のバトルロワイヤル動画シリーズです。
ルール [#wdcd54ec]
敵を爆破する。ただそれだけ。
枠の中に敷き詰められたキャラクターが攻撃して爆破する。
それ以外は特に無く、キャラクターの乱入や大量爆殺、果ては復活など何でもありである。
また、バトル形式は様々。詳しくはこちらをご覧ください。
枠の中に敷き詰められたキャラクターが攻撃して爆破する。
それ以外は特に無く、キャラクターの乱入や大量爆殺、果ては復活など何でもありである。
また、バトル形式は様々。詳しくはこちらをご覧ください。
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沿革 [#w5fce209]
2008年(前史1:『うごくメモ帳』の配信開始) [#m8136176]
まず最初に、カオスバトルというジャンルを産んだうごメモ界隈そのものについて軽く説明しておく。
『うごくメモ帳』略してうごメモはDSi専用ソフトのひとつであり、いわば簡易的なアニメ作成ツールといった存在である。
最大の特徴はうごメモ独自のインターネットでの作品共有サービスが提供されていたことであり、非常に手軽に自分の作品をネットで共有することが可能であった。そしてうごメモ自体もネットサービスも完全無料であり(*3)、しかも現在のYouTubeのようなアカウント作成に関する年齢制限も存在しなかった。だが一方でDSiというプラットフォームのせいか、使用者は専ら低年齢層が多くなった。
これらの要因の結果、うごメモは「活気があるものの低年齢層に偏っており規模はそれなり程度」という性質を持つ独自の界隈を形成するに至る。
『うごくメモ帳』略してうごメモはDSi専用ソフトのひとつであり、いわば簡易的なアニメ作成ツールといった存在である。
最大の特徴はうごメモ独自のインターネットでの作品共有サービスが提供されていたことであり、非常に手軽に自分の作品をネットで共有することが可能であった。そしてうごメモ自体もネットサービスも完全無料であり(*3)、しかも現在のYouTubeのようなアカウント作成に関する年齢制限も存在しなかった。だが一方でDSiというプラットフォームのせいか、使用者は専ら低年齢層が多くなった。
これらの要因の結果、うごメモは「活気があるものの低年齢層に偏っており規模はそれなり程度」という性質を持つ独自の界隈を形成するに至る。
2009年(前史2:外部ミームの流入)- [#b8368e97]
そんなうごメモにはニコニコ等の他界隈で流行したミームやキャラクターが次々に輸入されるという流れが生じ、次第に様々なキャラやミームが共存するカオスな様相を見せるようになっていった。
こうして系統もバラバラな大量のキャラたちがうごメモという比較的小さな界隈に集結したという状況を見れば、住民たちが「こいつらを共演させてみたら面白いんじゃね?」などという発想に至ったのはごく自然なことだったのかもしれない。
何故ならスマブラ然り、紅白歌合戦然り、無双OROCHI然り、&color(red){人間は『オールスターの夢の共演』というものにロマンを感じずにはいられない生き物なのだから…};
こうして系統もバラバラな大量のキャラたちがうごメモという比較的小さな界隈に集結したという状況を見れば、住民たちが「こいつらを共演させてみたら面白いんじゃね?」などという発想に至ったのはごく自然なことだったのかもしれない。
何故ならスマブラ然り、紅白歌合戦然り、無双OROCHI然り、&color(red){人間は『オールスターの夢の共演』というものにロマンを感じずにはいられない生き物なのだから…};
2010年(初代うごメモ時代)- [#r2636aee]
諸説あるが、2010年にうごメモ作者のケイ氏の原案からうごメモでブームが始まったとされている。
この時期の登場キャラはドナルド、ムスカ、キボクラ等といったネット及びニコニコ黎明期のキャラクターやぽぽぽぽーん、亀井有馬といった当時話題になったCMに登場する人物や、フジテレビ等の当時の時事ネタ、けいおん!や日常といった当時話題になったアニメのキャラクターが主に使われていた。
うごメモの特徴としてページ数の上限が999Pだったので時間制限が厳しく色も赤・青・黒(白)しか使えない、という制約がありながらもいかに内容が濃く面白い作品を作るかが焦点となっていた。一部作者はドナルドがランランルーをするときに動きを入れたり、その他として単体では出場できなかったキャラクターを出場させるといった工夫をしていた。
発信元はほぼうごメモに限られていたがYouTubeへの転載は既に行われており、「28人バトル」などは100万再生を記録するなどうごメモ外からの注目も既に多かった。
うごメモの顔としてマリオ系メモや棒人間メモ等と共に人気を博した。
この時期の登場キャラはドナルド、ムスカ、キボクラ等といったネット及びニコニコ黎明期のキャラクターやぽぽぽぽーん、亀井有馬といった当時話題になったCMに登場する人物や、フジテレビ等の当時の時事ネタ、けいおん!や日常といった当時話題になったアニメのキャラクターが主に使われていた。
うごメモの特徴としてページ数の上限が999Pだったので時間制限が厳しく色も赤・青・黒(白)しか使えない、という制約がありながらもいかに内容が濃く面白い作品を作るかが焦点となっていた。一部作者はドナルドがランランルーをするときに動きを入れたり、その他として単体では出場できなかったキャラクターを出場させるといった工夫をしていた。
発信元はほぼうごメモに限られていたがYouTubeへの転載は既に行われており、「28人バトル」などは100万再生を記録するなどうごメモ外からの注目も既に多かった。
うごメモの顔としてマリオ系メモや棒人間メモ等と共に人気を博した。
2013年(うごメモ3D時代)ー [#h84172e1]
2013年にDSiうごメモのサービスが終了。数ヶ月の空白期間を挟み、後継となるうごメモ3Dのサービスが開始した。
うごメモ3Dの登場により使用できる色、エフェクト、容量などが増え以前よりも大幅にパワーアップしたことでキャラや演出にも幅が広がり、当時話題になっていたキャラや人物である半沢直樹や野々村竜太郎、果ては淫夢やレスリングまでも登場するようになった。
うごメモ3D時代後半になると、アニメキャラ(ごちうさ、けもフレなど)や流行りのキャラの登場や派手な演出が増えており、今のカオスバトルの主流となった要素が多く取り入れられた。
うごメモ3Dの登場により使用できる色、エフェクト、容量などが増え以前よりも大幅にパワーアップしたことでキャラや演出にも幅が広がり、当時話題になっていたキャラや人物である半沢直樹や野々村竜太郎、果ては淫夢やレスリングまでも登場するようになった。
うごメモ3D時代後半になると、アニメキャラ(ごちうさ、けもフレなど)や流行りのキャラの登場や派手な演出が増えており、今のカオスバトルの主流となった要素が多く取り入れられた。
2018年(YouTubeへの移行)ー [#haa9855a]
しかし2018年にはうごメモ3Dのサービスが終了。これによりうごメモ界隈特有の文化が一気に衰退することとなった。(*4)カオスバトルも終焉を迎え、大切にうごメモをとっておいた作者たちによってYouTube転載が細々と続けられるのみとなる……と思われたが、存続に成功する。
カオスバトルをスマホやパソコンのソフトで作る者が現れたのである。
中でもこの頃はさんなかチノ氏やダクスラ氏、四季島モルガン氏の作品が人気であり、この3人は後に平成三大作者と呼ばれるようになった。彼らが活躍した時期がYouTube時代の全盛期と言えよう。
カオスバトルをスマホやパソコンのソフトで作る者が現れたのである。
中でもこの頃はさんなかチノ氏やダクスラ氏、四季島モルガン氏の作品が人気であり、この3人は後に平成三大作者と呼ばれるようになった。彼らが活躍した時期がYouTube時代の全盛期と言えよう。
キャラは画像を貼るだけになった為、作者が好きなキャラを自由に出せる様になり、映像を追加できる様になったり、能力も多数追加された。中でも檀黎斗や大泉洋などのキャラクターは、多くの作者に影響を与えたであろう。
2019年(令和のカオスバトル)ー [#haa9855a]
平成が終わり令和になると多種多様な作者達が現れるようになり、YoutubeやScratchなど様々な場所で形を変えながら発展してきた。
キャラクターの面は素材が大量に発掘され、バランスブレイカーと化したしゅうゲームズ、多くの作者に愛される事になり大きく魔改造された九条カレンなどが注目された。
しかし、古参勢や定番組の勢いも衰えることはなく、技がまた拡張されたドナルド・マクドナルド、カレンほどではないものの魔改造されたドラえもんなどが再注目された。
そんな強キャラが大量に生まれた一方で、某作者のリクエストの影響で多くの作者で参戦したタクロー先生やセリフが一つもない最弱キャラ、理不尽にも吹き飛んだおっさんなどの様な出オチキャラも生まれていった。
キャラクターの面は素材が大量に発掘され、バランスブレイカーと化したしゅうゲームズ、多くの作者に愛される事になり大きく魔改造された九条カレンなどが注目された。
しかし、古参勢や定番組の勢いも衰えることはなく、技がまた拡張されたドナルド・マクドナルド、カレンほどではないものの魔改造されたドラえもんなどが再注目された。
そんな強キャラが大量に生まれた一方で、某作者のリクエストの影響で多くの作者で参戦したタクロー先生やセリフが一つもない最弱キャラ、理不尽にも吹き飛んだおっさんなどの様な出オチキャラも生まれていった。
2021年にはpixivにて初の本格的カオスバトル小説〈大罪の魔剣〉が開始され、カオスバトルのノベライズという新展開も試みられた。
2023年(Shorts動画の流行)ー [#ab02cef0]
2023年になると、Shorts動画のカオスバトルが流行し、100万再生を超える作品が多く登場した。1分という短い尺でのカオスバトルという意味ではうごメモと似た形式でありとても相性抜群である。
更に2024年には世間では猫ミームが流行し、猫ミームの猫のみのカオスバトルも多く出ている。
更に2024年には世間では猫ミームが流行し、猫ミームの猫のみのカオスバトルも多く出ている。
2024年 カオスバトル削除事変[#vebe369b]
2024年ではYouTubeのカオスバトルの削除祭りが相次いだらしく、確認できるだけでもダクスラやムスカ大佐破壊神、などが被害(*5)にまた同じくカオスバトルのアンチも確認されていたりなどカオスバトルは消滅の危機に瀕していたあの勇者が現れるまでは
2025年 カオスバトル15周年 [#ldd8d84d]
うごメモ時代から数えて実に15年目。
今だ削除祭りは止まらずに、真駒内こ氏がBAN。
実質YouTubeにカオスバトルを投稿できなくなってしまった。
しかしその中でジャパニーズメビウス氏や齋藤神太郎氏などが現在でも生き残りカオスバトルを制作中。(*6)
また、scratchではnekotaihu-nn氏をはじめとする多くのユーザーがカオスバトルを作り、(*7)Peipei---氏のポーランドボールカオスバトルが一時期傾向入りを果たすなどといった賑わいを見せている。今後に期待。
今だ削除祭りは止まらずに、真駒内こ氏がBAN。
実質YouTubeにカオスバトルを投稿できなくなってしまった。
しかしその中でジャパニーズメビウス氏や齋藤神太郎氏などが現在でも生き残りカオスバトルを制作中。(*6)
また、scratchではnekotaihu-nn氏をはじめとする多くのユーザーがカオスバトルを作り、(*7)Peipei---氏のポーランドボールカオスバトルが一時期傾向入りを果たすなどといった賑わいを見せている。今後に期待。
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