LaSt wAr【光明】編 第四章 第3話 過去ログ②

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ファース「ぐ…ッ…ぅ……(意識朦朧とした状態でロングを見上げる)」

××××「フッフッフッ……僕さ!(ドドンッ!!)(次回、その正体が明らかにッッッ)」

ギース「?……誰だ!(振り返り」
ロング「……見えねーか、当たり前だよな……何せ、誰にも見切られることは不可能なんだもんな、これ、いっぺん見切られたけど………終わりだな、クソガキ。(ファースに」

待ちなッ!(ギースに対し謎の声が聞こえる)

ギース「(顔に付いた血を拭って歩いている)……あーあ、カス風情に無駄撃ちしちゃった……これも皆あのクソ猫のせいだ、絶対見つけ出して仕留めてやる……(壁に空間の裂け目を作り、そこから矢の束を取り出す)……よし、補充完了、シング兄ちゃんのとこにでも行くか。」
ライガービィ「連中逃げたな……俺も逃げるか」
ファース「(何だ―――)―――――ズブシャァッ!!(突然腹部や胸部といったあらゆる部位が切り裂かれ、床に落下する)はぁ…はぁ…はぁ…ッ…!ぐ、あ…ッ…!?これ、は……?(手に付いた鮮血を見る)」
ダーククリボー軍団『道が開いたぞ! 進めえー!! ワアアァァァァァアアアアーーーッ!!!!!』
ガイアス「何人たりと、民に触れさせるわけにはいかん…!(シング率いる軍団を斬り倒しながら)(声‐置鮎龍太郎)」
分解者「ドゴォッ!!(パンチ一発で壁を粉砕し、軍勢の進行を更に拡大させていく)無益な争いと破壊に何の意味がある?と、こうも身動きが取れないようでは説得力は皆無、か…。虚しいものだ。」
ロング「………はぁ、これだからアホは………。(拳銃をしまい、コートの中に手を入れ)――――絶閃一刀(フラッシュゼロ)。」
ダークマター「……!シュポンッ…(ライガービィの強烈な攻撃の前に、次々と消滅していく)」
ガイアス率いる軍勢「ヌワッ!! ウォォォッ キンッ!!カキンカキンッ、ギチギチ(アサルトライフルを受けてやられる兵もいれば立ち向かう兵もいて混戦) 」
ファース「(まだ…まだ死ぬわけには…ッ…!)ビュンッ(天井すれすれまで飛翔し、斜め45度からロングに向かって突撃する)あああぁぁーーーッ!! 」
新時代機関の団員『ぐわああああぁぁぁあ~~~ッ!!!!(薙ぎ払われる)』
ロング「邪魔すんなら誰であろうと殺さなきゃねー……(ファースに歩み寄り)さいなら、クソガキ。(引き金を引く」
ガイアス「ぬんっ、覇ァ゛!(赤みを帯びたような長刀を武器とし、シング率いる軍団を薙ぎ払っている)(声‐置鮎龍太郎)」
ライガービィ「オラァァ舐めてんじゃねーぞオルァ!(ダークマターの群れに突っ込み、片っ端からスープレックスをかます)」
ミラクルクリボー「この…“嵐脚”!(脚から斬撃波を飛ばし軍勢を薙ぎ払う)なにがどうなってんだぁ!?」
シング「(多量の返り血を浴び、死体の山を踏みしめながら)………はぁ、もう後戻りはできねぇなぁ………する必要もねぇけど。(サブマシンガンをコートの中にしまい、アサルトライフルを取り出す)ザコは大人しく潰れてろよぉ!!(ガイアス率いる大勢の兵に向かって撃ちまくる」
ヨッシー「 何方が知りませんけど…こんな許されない事をして、ただじゃおきませんからね!!(ファイティングポーズをとる)」
ファース「(世界に君臨する者…?)とにかく、勝手な真似はさせ――――ッ!!(両の翼で身体を包みこみ発砲をふさごうと試みるがあっけなく吹き飛ばされる)かは…ッ!…あか…ッ…!(吐血)」
ロング「お前たち一体何なんだ、と聞かれたら?答えてやるのが何とやら……ってか、ハハハハハハ………冥途の土産に教えてやるよ、俺達はねー………   この世界に君臨する者さ。(拳銃に闇のエネルギーを集め)魔銃錬成・エクスプロード・リボルバー!!(ファースに向けて発砲)」
ダークマター「ギュポンッ…♪(壁や床など、いたるところから軍勢が出現し、ライガービィに襲い掛かっていく)」
メイ「……!は、はい…っ…!(慌てて腰をあげて逃げ出す)」
ライガービィ「トイレ借りただけでなんでこうなりやがる、うざってぇ」
一般人男性「おお、助かった…!(ライガービィのお陰で軍勢とかなり距離が離れた)」

ウオオオオオオオオオオッ!!!!!!!!!!(ガイアス一行率いる多くの兵が出撃し、シング率いる軍団に突撃)

ファース「いいから早く…!早く逃げるんだッ!!(メイに怒鳴る)くッ…!!(ただの銃弾にしては強過ぎる…。)ギャリギャリンッ!!(翼を器用に動かし銃弾の軌道を逸らす)お前たち一体何なんだ!?」
ライガービィ「(壁をぶち破り、市民を更に遠くまで投げ飛ばす)プロレスは「受け」だ!死にゃしねぇ!」
メイ「で、でも…っ…!」
謎のザコ軍団(スマブラ)「……!!!!(ヨッシーの卵を受け吹き飛び、壁に激突して気絶する)」
ウィンガル「はっ。…続け!(多くの兵を連れており、兵達に命じてガイアス同様カオスホールのほうへ)」
ヨッシー「昼寝から起きた途端にこんな大惨事が…!(屋上への階段から急いで降りてくる)ちょっと!あなたたち止めなさいよお!!(謎の雑魚軍団にありったけの卵を投げつける)」
ライガービィ「(プロレス技で兵士達を蹴散らし、市民達を遠くまで投げ飛ばして回る)」
ロング「!……なんだよてめぇ、邪魔してんじゃねえよクソガキがよぉ!!(ファースに発砲し続け」
サイマル「 うわぁ~~!!(ライガービィに飛ばされる)ザグンッ(しかしそのまま壁に突き刺さってしまった)」
ガイアス「…このまま好き勝手をさせるわけにはいかんな。……続けッ!(そう叫んでカオスホールのほうへ)(声‐置鮎龍太郎)」
ファース「―――ブワサァッ!!(ロングとメイの間に現れ、背中から生やした翼で弾丸からメイを助ける)…今のうちに……!」
メイ「あ――――――――(目を伏せる)」
ライガービィ 「(逃げ遅れた市民を片っ端からジャイアントスイングで遠くまで投げ飛ばす)おちおち寝ても居られねぇ!畜生!」
謎のザコ軍団(スマブラ)「(ロング率いる軍勢の中でも圧倒的な数を誇り、逃げ遅れた住民たちに制裁を下している)」
ロング「あ。(メイを見て)………ブスめ、死んでろ。(右手に拳銃を持ち、メイに発砲」
ダークリンク「せやああぁッ!!(住民を切り伏せる)何故だ…身体が自由に動かない…。」
赤服の女「へぇ…ホールは今頃、大火傷ってか。……おもしろくねーなぁオイ。(ガイアスと共に惨状を見ており)」
消費者「違うわよん。私たちは何者かに現世へ呼び戻され、そして利用されているだけ…。これは機関の組織なんかじゃないわ~ん。(生産者の隣で)」
生産者「新たなる新時代機関、ここに誕生かな?(シング率いる軍隊の中で死体の胸ぐらを掴みあげている)」
メイ「(調理室から慌てて出て廊下を走る)何か…緊急事態が発生したんでしょうか…。はぁ…はぁ…急いで避難場所へ―――――きゃっ!(ロングの放ったロケランの弾が壁に被弾し、その衝撃で転ぶ)…いたた…… ……ぁ……(その時顔をあげると、運悪くロングの射程範囲内に入ってしまう)」

ズギャアアアアンッッ ドゴオオオオオオッッ(ホールの至る所で爆発音が響く)

ギャラード「んー…何か下が騒がしいわねー…(この騒ぎの中呑気に廊下でソフトクリームを舐めている)」
ガイアス「…! ………解せぬな。(丁度この惨状を目の当たりにして)(声‐置鮎龍太郎)」
ロング「神族か英雄の皆様ー、いたら返事してくださーい!さもなくばー………   罪もない民衆共が犠牲になっても知りませんよぉー!!(ロケットランチャーをぶっ放しまくる)」
コフィー「 こーゆー時は下手に動かないのが野暮ってものよ♪」
一般人青年「ちょwwwお前等早く逃げろよッ!俺殺される!殺されるんだよぉー!!!(涙目)(ギースの構えを見て理性を失っている)」
ダニエル「 あわわ…コ、コフィーちゃんどうしよう。なんかすごいこと起きてるよ?(驚愕)」
ギース「(裏口に集まってきた人々の前に現れ)よぉ、お前ら……覚えてるか?この前大会に出て……クソ猫にぶった切られたこの俺をよぉ!!(弓を引き絞り」
羽入「 裏口がふさがれてしまったのです。あうあうあう~><」
ノホホ博士「なななな…何事じゃあぁアーッ!!(パニックしてる最中に人々の中に飲み込まれていく)」
ピカチュウの中の人「何が起こってんだありゃー…(カオスホールの前へくる))」
ショッカー戦闘員「 イーッ!(逃げ惑う人々の中に紛れ込んでいる)」
メタルプリム「 ……。……。……。バーゲンセールでも行われているんでしょうか…?(トイレ付近で呑気に立っている)」
一般人青年「……うわっ!!塞がれてやがるッ!くそッ!!どうすんだよぉ!!(涙目)」
赤とんがり帽子の老婆「…急げ。時間が無い。急ぐのじゃ。」

ファース「くッ…!(今度はこっちから…!?)ダッ…!(逃げ惑う人々をかぎわげ、爆発音の元へと駆け出す)」
ギース「オーケー。(裏口に向かい)……逃がさねえよ、クソ虫共!!」
ドンキー「 ウホッ…?な、なにが起こっていやがる……!?(突然の出来事に、両手いっぱいに持っていたバナナを手放してしまう)」
ヴィクター「ザザッ…ザ…(真っ暗な空間の中、通信機を耳に当てている)聞こえるかギース?市民共が裏口から出ようとしている、先回りして封鎖しろ。誰一人として逃すな。」
赤とんがり帽子の老婆「……。(ゼルダ姫の側にいた)」
ライガービィ「おうおうなんだコレよう!舐めやがって! (ホールのトイレから飛び出す)」

ウワアアアァァァァアアアーーーッ!!!キャアアァァァーーー!!(ロビー付近にいた市民が裏口へと続く廊下をいちもくさんに駆け出す)

ズダダダダダダダダダッッ バリバリバリバリィィィンッッ(おびただしい銃声と共に、ホールの窓ガラスが飛び散っていく

ゼルダ「 一体、何が起こって………!皆さん!こちらへお逃げください!裏口から避難を!!(人々に呼び掛ける)」
シング「英雄ちゃーん、出ておいでー……♪ ジャキッ(2丁のサブマシンガンを構え」
一般人男性「う、うわあああぁぁー!!!通路の方で爆発したぞぉー!!」
ピカチュウの中の人「…!?(ホールの爆発音を聞く)ホールが危ない!(まえけん体操をしながらホールへ向かう)」

謎の軍勢『ウオオオオオオオオオオォォォォォォォォオオオオオオオーーーーーーーーッッッ!!!!!!』
ロング「行くぜぇ………野郎共おぉぉぉ!!!!(多くの軍勢と共に、壁にぽっかりと空いた大穴に向けて突入する」

ヴィクター「――――――――行け。」

ピカチュウの中の人「…?爆発音?(ロビーで爆発音を聞く」
ファース「―――――!(爆発音を聞きつけ、ロビーへ走ってくる)何だ…今の爆発音は!―――――――なッ…!?(ふと入口の方へ振り返ると、そこに映っていた光景を見て一変する)」
ケント「!?……な、何……?(爆発音に驚き」
すな「Σビクゥッ(爆発音により飛び上がる)……???なに……?」
ロゼ「(軍勢とホールを交互に見る)嘘……今日は末吉な筈なんだぞ…」
ヨッシー「 あ…ぁ… ぁぁ……あ、あれは……!!!(青ざめた表情で"それ"を見た)」

ズギャアアアアアアアアアアアアアンッッ(突然、ホールに凄まじい爆発音が響き渡る

不敵な笑みを浮かべたロング、シング、ギースの背後には――――――――――何万という軍勢が雄叫びをあげていた

ヨッシー「 はれれ…??今、オクラが飛び降りていったような…??(完全に寝ぼけている)ふぁ…美味しそうなオクラさぁ~ん♪(リンクが飛び降りた地点を確認しようと兵の方へ歩み寄っていくと…)…………へ…?(その視界に映る光景を見て、やっと目が覚める)」
ロゼ「(腕に茨が巻き付き翼のように華が咲いて羽ばたく)……高所からなら見えるんじゃないかなー、いや僕が化物扱いされるのが先かな」
モララー「ピク… ……!(“アンビション”で何かの存在を感知した模様)…何だ、これは…。とてつもなく、いや、とてつもない数の気を感じらぁ…。(汗)」

ロング「オーケー………あんがとヴィクターちゃん♪(通信機を切り)それじゃ――――――  おっ始めるか。(ロケットランチャーを構え」
ヴィクター「これよりお前たちには襲撃を行ってもらう。私が偵察に送った駒によれば、今日あのホールにはお前たちにとっての大きな獲物共がいるらしい。英雄、神族などなど…手駒をどう利用しようと構わん、好きなように殺れ。」
ギース「俺も忘れんなー。(シングの通信機に向けて)」
シング「(同じく通信機を手に取り)俺もいるぜ。」
ロング「(通信機を手に取り)………はーい、こちらロング様ですけどー?」
ヴィクター「(通信機を仮面に当てたまま)こちらヴィクター。応答せよ、ロング、シング、ギース。」

リンク「 (ホール屋上ででってい…わずにヨッシーの側を通り過ぎて飛び降りる)不一致ッ…!!」

ヨッシー「 (ホールの屋上にて、昼寝から目覚める)ふわぁ~(上半身を起こし、大きな欠伸をする)よく眠りましたぁ…。(寝ぼけている)」
ロゼ「んー…何だろうこの騒音、禿山の一夜がフラッシュバックしたな…。今日は厄日か?」
フーナ「(プルストさんたちは行っちゃったし…氷冬たちもアイスのお替わりに行っちゃったし…)(食堂の席で一人ぽつーんとしてる)…んー、それよりも、やっぱり(バレンタイン)気になるなぁー…><」
ポイゾーネ「―――――?(カオスホールの近くを通りかかり、何かを感じ取ったかのように森の方を見て)………この感じ………邪気……?という事は………。」

ザッ、ザッ、ザッ、ザッ、ザッ……!!(やがてその森から、大群が移動する様な足音が聞こえてくる)

ゴゴゴゴゴゴゴ……!!!!(カオスホールより少し離れた森から、憎悪に満ちた大量の邪気が溢れだす)

モララー「ふぅ・ごっつぁん!(両手を合わせ、食器を厨房の方へ片付けてから食堂を出ていく)さーてと、試合はまだみてぇーだし、久々にトレーニングルームで身体でも鍛えようかな。」
ロゼ「はーい、お送りした曲は某名作より【人生のメリーゴーランド】でしたー♫またの巡り合わせ、心よりお祈り致します(スタイリッシュ★会釈)…‥今日は早めにテント畳もうかな…胸騒ぎがする」

LaSt wAr【光明編】第四章・第3話―――――――「迎え撃て」


ヴィクター「―――――――――これよりプロジェクトを実行する。」

何一つ変わりないこの穏やか過ぎる名所は、やはり今日まで穏やかなままであった。そう―――――――――今日「まで」は……

ケント「(食堂から出てきて)……ふぅ……明日は母さんも帰って来るし、外食はこれで最後かな。」
ファース「(自販機を目の前にどの飲料を購入しようか悩んでいる時、バイオリンの綺麗な音色が耳に入ってくる)お、いいねぇ~…♪」

今日も此処、カオスホールはいつもと変化なく穏やかである。

すな「むにゃ… もー、くすぐったいのにゃ…。(ロビーのふかふかソファで寝そべっている)」
ミラクルクリボー「♪~♪~(鼻歌を歌いながら広い廊下を歩いている)大会もいよいよ大詰めってところだな。(廊下の至る所に貼られていた大会のチラシを横目で受け流している)」
ロゼ「(バイオリン演奏を披露している。帽子にはチップがそこそこ溜まっている)…んっんー♫今日は調子いいかな」

~カオスホール~

ヴィクター「(真っ暗な空間の中で、着用している白い仮面だけが不気味に浮かび上がっている)……ザザッ 私だ。(通信機を片手に仮面に近づける)―――――――――これよりプロジェクトを実行する。」

その頃、謎の真っ暗な空間にて……

プルスト「……えっと…つまり、一緒に謝れと……まぁ、一応そのつもりではありますが……(奏に)……では、僕も失礼します……驚かせてすいませんでした。(お辞儀をして歩いて行く」
フーナ「あ、はい…!(お辞儀をする)ふぅ…こんな所で会うとは思わなかったや。」
立華 奏「……よってこの件は、彼女だけに限らず、二人とも己の不甲斐無さを悔い、それも兼ねて、相手方に謝罪を申し上げること…。(プルストに)」
カレン「………はい、もう覚悟は出来ましたので……(プルストに)……それでは失礼します、フーナ様……。(フーナにお辞儀をして歩いて行く」
プルスト「え………よく分からないけど……まぁ、そうかもしれませんね……。(奏に」
モララー「今の…気のせいか…?ゾババババァー(すごい勢いで食している)」
プルスト「そう……なら良かった。(この人みてると、新人だった頃思い出すなぁ……僕もこれに近い感じだったし)……じゃ、謝りに行きましょうか?(カレンに」
立華 奏「ん……。……(ふとキルビスを見て) ……つまり、あなたも掴めなかった一員として責任があると…(プルストに)」
フーナ「……え…?あ、はい…大丈夫です!(我に返り背筋を伸ばす)」
プルスト「いや、あんなモノ素手で掴めなんて流石に僕も言えませんから……気持ち悪いし、何より不衛生だし……。(奏に)………大丈夫ですか?(フーナに」
フーナ「まあ、そうですよね…。(苦笑)あ、うん。行ってらっしゃい。」
スカーフィ「あ、ボクも行くー!(氷冬についていく)」
氷冬「あ、フーナ。ちょっとアイスお替わり(バイキングの為)してくるわね。(席を絶ち、カップを片手に歩いていく)」
フーナ「で、デイリンさんならきっと許してくれますよ!(でも私なら…いつも叱られるケド…。トホホ・・・。)(カレンを励ますつもりが、何故か自分が徐々に落ち込んでいく)」
キルビス「(ちょっと離れた席で料理を待ちながら)……ゴキか……俺ん家のはほぼ殲滅してるはずだから心配ないが………しっかしまだかよ鈍くせえな。」
立華 奏「……なるほど、そういうこと。……思うに、ゴキブリ一匹を素手で掴めなかった彼女に、責任があるのでは…」
プルスト「すいません、つい……普通の本ならいいんですけど、よりによって結構貴重な奴で……こっちもびっくりしたもので。」
カレン「ほ、本当に面目ないです……勉強の為にデイリン様から借りたんですけど……私としたことが……。(沈んだ声で」
氷冬「へぇー…(この子が…先輩??明らか歳下の様な気がするけど……あまりそういうのは触れないものなのかしら)(汗)」
フーナ「あ、そうだったんですか…はは、はははは…カレンさんってば。(苦笑)はあ…でも、突然大声でびっくりしましたよ。(笑)」
スカーフィ「かぅー…?(プルストと目があった瞬間、すぐに目を逸らされたのが不思議に思ったのか傾げた)」
立華 奏「…!……それだけ…?たったそれだけで…(プルストに)」
プルスト「はぁ、お友達の方……… !(一瞬スカーフィに目をやるが、すぐフーナに目線を戻し)………あぁ、ちょっとね………カレンが人様から借りた本でゴキブリを叩いてしまいましてね、その事でちょっと話してただけです。」
フーナ「うん、(惑星神の)先輩なんだ。(微笑)こんばんは。あ、二人とも私の友達なんです。…どうかされましたか??(小首を傾げてプルストに)」
プルスト「いや……謝るのは僕じゃないでしょ、まったく………今度からちゃんとゴキジェット使えよ。(カレンに)………あ、フーナさん、と……誰?」
カレン「は、はい……すいません、こんな事で気を遣わせてすいませんっ………。(頭を下げまくり」
氷冬「フーナの知り合い?(スプーンを口に銜えたまま)」
フーナ「……!(振り返ると真っ先にプルストの姿が視界に入る)あ、プルストさん…!?」
立華 奏「………。……そう。それなら、以後気をつけるように…(ちらっとカレンに目を向けつつプルストに)」
プルスト「………まぁね、去年のは普通に売ってる料理本だったけど、今回のはすげー貴重な奴だもんね……でもどの道謝るしかないだろ、そんなに不安ならついて行ってやるから………。(呆れ顔で)あ、すいません、つい大声を……気をつけます。(奏に」
立華 奏「………。………なにがあった…。あまり怒鳴り立てては、他の利用者の迷惑になるわ…(プルスト達に歩み寄っていき)」
モララー「ゾバァー(食堂の片隅でラーメン定食を食している)あ…?なんか聞こえたか…?(天井を見つめながら傾げる)」
プルスト「どうしようも何も素直に謝りゃ良いだろーが!去年もそれで許してもらったんだろ?(リンゴジュースを飲みながらカレンに」
氷冬「…?どうしたのかしら…。(カレンの方を見る)」
立華 奏「……。………(カレン達をふと見て)」
フーナ「そうなの…?うん…ありがとう…♪(自信を持って)Σビクッ(いきなり声がしたのでびっくりする)」
カレン「(1冊の本を持ってペコペコ頭を下げ)ごめんなさい!ごめんなさい!ごめんなさい!パ……パニックになっちゃってつい……どうしましょうこれぇ………?(半泣きで」
スカーフィ「うん♪みんなで一生懸命作ったもんね♪……かぅ?(声のする方へ振り返る)」
立華 奏「………。………(食堂にて、陰ながら3人を見ていた)」
氷冬「男は誰だって単純なものよ、彼だって内心、"フーナの作ったケーキ"を喜んでくれてる筈よ。あむ…」

マジかよ、何やってんだよ!馬鹿じゃねーの!?(近くのテーブルから)

フーナ「うん……レグィ、そう…かな…?だと、いいかな…。(そわそわしてる)」
スカーフィ「そーだよー♪フーナの作ったチョコレートケーキ、美味しかったもん♪「あの人」もきっと喜んでるよ^^」
氷冬「あむ…(カップに入ったチョコアイスを食す)…そんなに気にすることも無いんじゃないの。」
フーナ「(食堂の席に座って何故かドキドキしている)……。」

~カオスホール・食堂~

ヴィクター「ククク…ッ! さあ、行こうか。―――――――絶望のパレードへ…ッ!!ブワサッ」
消費者「ウフフフ♡気にすることなんて、ないわー♪」
ロング「良いねー……夢だったんだよなぁ、多くの軍勢を率いて大暴れするのがよぉ……ククククク………やべー、めっちゃやる気出てきたぜ……早く見てぇなぁ、英雄共が虫けらみたいに死んでいく様をよぉ……!(凶悪な笑みを浮かべ 」
生産者「ここはあの世じゃないなー…しっかし、これはー…。(棺桶から出てくる)」
ヴィクター「活気の良い駒だ。…この他にも更に多くの者たちがお前たちの駒となる。」
ロング「これはこれは、懐かしい面子じゃねえか……こいつら全員俺様の手駒なわけだ、燃えるねぇー。」
巨大漆黒鳳凰→ダークダイナブレイド「ショオオオオォォォーーーーッ!!!(棺桶から出てきた強者に反応し咆哮する)」
ダークウルフ「ジャキンッ! バッコォーンッ!!(鋭利な爪で棺桶を切り裂いて出現する)標的、殲滅。(不気味な笑みを浮かべ爪を舐めまわしている)」
ダークリンク「(棺桶の中から出現する)…ク… ここは…闇の世界か…?息苦しい空間から解放された気分だが…これは…。(自分の両手を見て)」
ロング「ほーぉ、お前も奴と同じ術が使えるのか、いいねー。(拍手し」

――――メキメキメキメキィ…ッ!!ボゴォンッ、ボゴォンッ、ボゴォンッ、ボゴォンッ、ボゴォンッ!!!!!!!(地面から大量の漆黒色に光る棺桶が出現する)

ヴィクター「そうだ、すべて互いにとってメリットになるのだ。悪くは思うな。軍勢はいくらでも蘇生可能だ、どう使おうとお前たち次第だ。ザッ…ザッ… ………。(玄関から離れ、小声で怪しい呪文を唱え始める)―――――――パキィーン…ッ!!!(そして両手を合わせる)」
ロング「ふむふむ……他人の指図を受けるのは気に食わねえが、野望の為だ、やってやろうじゃないの。」
ヴィクター「そして、だ。お前、リング、シング、チング、ギース、リディアの六名が軍勢の先頭に立ち、私の合図があるまで待機。合図が下されたらまず先にお前、シング、ギースの軍勢で強襲しろ。後に私が再度合図を下す、その時に待機中のリング、チング、リディアの軍勢も後に続かせる。全軍勢を一斉に移動させては後々面倒な事が起こりかねないのでな。三勢力ごとに特攻をかけてもらう。」
ロング「おー……そいつは心強いねぇ、手駒は多い方が有利だからな。」
ヴィクター「ホールには世界各地から集った強者が滞在中だ。無論中には英雄もいる。六方から囲んだ上で身を潜め、不意を突いて強襲するのだ。そうすれば、咄嗟の事態に奴等は混乱し、四面楚歌の状態に陥る。その際に使用する軍勢は、蘇生された恐怖のつわものたちから成る軍勢だ。そいつは全てこの私が生み出してやる。全て、お前の指揮に従うように幻術を掛けてある。」
ロング「あぁ、あそこか……いいねぇ、俺達の存在を知らしめるには調度良い場所だ。」
目隠しをしている少女「…うう…ここは、どこなの…?(偶然か必然か、闇の世界にて迷っている)」
ヴィクター「詳しい作戦内容はこうだ。お前たち一家でカオスホールを襲撃していただきたい。現在あそこでは例の世界大会が開催しているのは、無論お前たちも知っているだろう。否、出場しているのなら尚更か。」
ロング「(用紙を受け取り、内容を一通り読み終わり)………ククククク、待ってたぜこの時を……一番やりたかったんだよなぁ、英雄つぶし♪」

用紙には難しい言葉がだらだらと並列に記されており、最後には「英雄の殲滅を優先」と単刀直入に記されていた

仮面の男→ヴィクター「いかにも、私はあの方より使える者、名はヴィクターだ。お前がこの一家の主、ロングか。作戦事項の記された用紙を預かっている。ピラ…(ロングに一枚の用紙を渡す)」
ロング「(新聞を閉じ)………了解、っと。(椅子から立ち、玄関に出る)お前か、奴の使いってのは?(仮面の男に」
リング「あの方?……あの方っていうと……あぁ、あの方ね、了解しました、ちょっと待ってくださいね。(リビングに行き)あなた、あの赤いコートの方の使いの方ですって。(ロングに」
仮面の男「ガチャ(ドアの先に、白い仮面をつけた男が立っていた)あの方の使いの者だ。例の…作戦事項を伝えに参上した。」
ロング「政府の犬とかだったら即刻バラせよー。(リビングでくつろぎながらリングに」
リング「……あら、誰かしら、はーい。(台所で料理を作っている最中ノックの音を聞き、玄関に出る」

コン、コン…(屋敷の玄関からノックの音が鳴る)

ギース「そーだそーだ、チ×毛野郎が、本番で足引っ張ったらサボテンにしてやるからなテメェ!(矢に毒を染み込ませながらチングに」
シング「(銃の整備をしながら)うるせえぞチ×カス!そんなもん見てはしゃいでる暇があったら武器のメンテぐらいしとけや!」
チング「(屋敷の窓から漆黒鳳凰を見て)うおぉ……おいスゲエぞ!超デカい鳥が飛んでるぜ!!」

仮面の男「……。(漆黒鳳凰の足を片手で掴んでいる)」
巨大漆黒鳳凰「ブワサッ…! ブワサッ…!(暗黒色の空を飛翔している)」

新世界・闇の世界(ダークワールド)~


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最終更新:2013年03月17日 15:14