《ホテル『メリック』/Hotel『Meric』》 |
概要
東国の都市部、その一角に存在する八階建ての会員制ホテル。
市街地の中にあっても浮き過ぎない程度に気品があり、かつ独特なデザインの三角柱形の外観が特徴。
内装もクラシカルな意匠を取り入れながらも現代的でスタイリッシュな様相となっている。
此処までは単なるホテルだが、実際は
ハンター協会から派生、独立した、裏社会の住人の社交場である。
洒落た外観から無関係の民間人が迷い込んでしまう事もあるが、その場合は懇切丁寧な形で追い出される事になる。
殺人、強盗、密輸を始めとする非合法な仕事を請け負う"雇われ"と仕事を依頼する""利用者の大半を占め、その他の利用者も何らかの形で裏社会にどっぷりと浸かった者ばかりである。
当然ながら"仕事"の内容もそれに準ずる犯罪が殆どである。
その性質上、本名を伏せてコードネームで活動する人物が多く、また"仕事"の際に覆面等を用いて顔を隠す事が推奨されている。
登録、ランク、設備など
ハンター協会と異なり一定以上の地位、或いは実力を持つと見做されなければ会員となる事は出来ない。
しかし会員に『ランク』は存在せず、コンシェルジュによる斡旋、或いは依頼人による直接雇用という形で会員誰もが全ての仕事を請けられる。
地下のクラブが情報交換の場となっており、依頼人との直接交渉の場としても使用される。
この他有償で死体等の事後処理を担当する掃除人や質の高い武器商、腕の利く闇医者等のホテルお抱えの優秀なスタッフの斡旋も利用することが出来る。
裏社会の中にあっても一定の秩序が必要というオーナーの考えから幾つかの掟が存在し、
"ホテル内での『仕事』" "無関係な民間人の殺傷" "民間人を対象とした『仕事』"は原則として禁止されている。
この掟を破った者はホテルによって制裁が加えられる事となっており、後者二つについても"ホテル"と無関係な仕事の場合は少々は黙認されている。
関係者 (追記自由)
老齢の車椅子の男性。
その過去を知る物は数少ないが、身に纏う雰囲気は未だ衰えぬ凄腕であると感じさせる。
如何なる状況でも礼儀正しく冷静な態度を崩さない理知的な佇まいの黒人男性。
ホテル内の多くの業務を担当する。
ホテルに勤めるメイド兼荒事処理担当。
忍術の使い手であり、常に張り付いた笑顔を崩すことが無い。
ホテルと関係の深い武器商。
利用者に武器売買のサービスを行っている。
会員。武術に特化した暗殺集団を束ねる男。
会員。やや問題がある為誰かと組んで仕事をする事が多い。
会員。現在活動休止中。
会員。現在活動休止中。
そこそこ恰幅のいいおじさん、通称大総帥。
『オーナー』とは古くからの付き合いなようで、たまに来ては色々と話し合ったりしている。
外部協力者。
レイディオに次ぐ警察とのパイプ役であり、仕事の依頼も行う。
少しだけ目付きの悪い中年の男。
どうしようもなく食い詰めた時にだけ、依頼を受けに来る。
仕事にかかる日数が平均して非常に長いものの、失敗は一切していない。
会員。気分次第で依頼を受け持つ為資金振りがよくない。
会員。中央警察に引き抜かれた為、現在活動休止中。
最終更新:2021年05月24日 22:19