レッド・イーター

レッド・イーター()/Red Eater》

アイコン ゲスト
年齢 10代後半
身長 168㎝
性別
種族 強化人間?
一人称
二人称 お前、テメェ
好きなもの 食べる事、正義を執行する事
嫌いなもの 悪人
能力 肉体を変形させる程度の能力

「喰らい尽くしてやるよ、何もかも―――――」

人物

『フレアチューバー逆襲編』オリジナルキャラクター。
宇宙を股にかけ、犯罪者を粛清する謎の人物、『白き執行者』の配下の1人。
血のように赤い髪が特徴の青年で、怒りの表情を模した白い仮面で顔を隠している。
黒いローブに身を包み、ボロボロのジーンズと、薄汚れたスニーカーを着用している。
背中に大剣を携えており、腰にも複数の複数の刃物をぶら下げている。
荒っぽい性格で、標的を目にすると、有無を言わさず食らい尽く、狂犬の様なその様は、正義を名乗る者とは到底思えない。
しかし、白き執行者に対する忠誠心は確かな物であり、見かけによらず仲間思いな一面も垣間見せている。

本編での動向

フレアチューバーと、それに関わる者達を徹底的に潰すべく、白き執行者のスカウトを受けたキルビスとバディを組む。
手始めにキルビスの要望に沿ってアキラを拉致し、自身の肉体から生み出したアキラの偽物を代わりに生活させて経過を観察し、しばらくして偽アキラが釜山の手にかかったのを皮切りに行動を開始。
キルビスの持って来た情報を元に、フレアチューバーやオーシャンキャブの社員を狙い、“捕食”していた。
その最中、宇宙警察の刑事アズマが、運悪く1人で別行動していたキルビスに接触し、尋問するという事態に陥った為、咄嗟にキルビスを口封じしたように見せかけて、アズマの目の前で彼を飲み込んで救出した後、ブルー・イーターの助けを借りてその場から撤退する。

以降は慎重に行動しつつ、白き執行者の手掛ける計画の為の準備を着々とこなしていた。
そんな中、キルビスの幼馴染であるミオリがフレアチューバー社員と交戦している現場を目撃し、彼女の見かけによらぬ戦闘力に目をつけ、彼女を仲間に引き入れようと画策し、後をつけて行く。
しかし、フレアチューバーの度重なる襲撃と、元警察官であるネオ・トラヴェンの暴走に巻き込まれ、精神的に疲弊していた彼女を見るに見かねたキルビスから、彼女をこれ以上戦わせたくないと頭を下げて頼まれたため、仕方なく予定を変更。
アキラと同様の手口でミオリを拉致し、自身の『分身』の1人であるスカーレット・ナイトをミオリに変身させ、ディアス達の所に差し向けた後、本物のミオリを仲間に託して行動を再開。
再びアズマ達の前に現れ、事前に飲み込んでおいたキルビスと共謀し、腹の中で息を吹き返したキルビスによって、体内から全身をバラバラに切り裂かれて絶命するという小芝居を打って彼らを騙し、彼らの気がキルビスに逸れた隙に体を再生させてその場から撤退する。

その後、変身能力でアキラに姿を変えてフレアスタジアムに潜入、スタジアム内で龍助への制裁ゲームが行われ、ゲームを見に来た観衆や、龍助や人質を救うべく隙を窺うディアスとアズマらの目がフィールドに釘付けになっている最中、密かに本物のキルビスを『分身』であるキルソードが変身した偽物と入れ替わらせた後、頃合いを見てキルソードと共にスタジアムに乱入。
あたかも英雄キルビスと、その妹アキラが敵地に殴りこんできたと錯覚させた後に、「自分達は白き執行者と共に、愚かな民衆共を殲滅する」と、スタジアム内にいる者達全員の前で公言した上、変身を解いて真の姿を現す事で、彼らの心に揺さぶりをかけた。

デマを信じ切り、打ちひしがれる龍助達をよそに、フレアチューバーの刺客、ポイシスとロックラルの2人と対峙し、交戦の末に2人を撃破してその身に吸収した。
その後、ミオリに変身したスカーレット・ナイトと龍助に共闘を持ちかけ、2人を引き入れた後、神の力を手に入れて帰還した釜山と交戦。
ポイシスとロックラルから吸い取った力を用いつつ彼を追い詰めようとするが、その最中にポイシスとロックラルが体内で息を吹き返す事態に陥り、一気に形勢を逆転され、窮地に陥る。

……が、実際はこれすらも想定の範囲内であり、しばらく彼らを優位に立たせ、無理に余裕ぶったり悪あがきをする演技をして、完全に追い詰められていると周囲に信じ込ませたところで、最終奥義・『超変身』(ハイパー・ジャスティス・チェンジ)と称し、分身達と、フレアチューバーへの憎しみに任せて自ら身を捧げてきた龍助を自身の体内に取り込み、強大な力を手に入れた後、伝説の武神ゴルデ・ゾネスの姿に変身し、さらに身体強化を重ね掛けする事で、彼の神々しいオーラや威圧感を出来る限り再現し、あたかも本物の武神が降臨したように周囲の人間達に信じ込ませ、戦意を喪失させる。

そして、戦意を喪失しなかった釜山やポイシス達を、取り込んだ龍助の魔力を利用して作った魔空間フィールドに閉じ込め、白き執行者の邪魔に入らない様にしばらく足止めをかけた後、頃合いを見て体内から吐き出した龍助を言葉巧みに焚きつけ、力のリミッターを外させた末に釜山達の後始末をさせ、フレアチューバーの敗北が決したと同時にスタジアムから逃走を果たす。

しかし、それからすぐ後に自身の主である白き執行者と、イーターズのメンバー2人が逮捕された事、そして、共にバディを組んで戦ってきたキルビスが実は自分達を陥れるためにわざと仲間のふりをして潜入していただけだという事実を知り、激しい怒りの咆哮を上げて復讐を誓っていた最中に、居場所を特定して駆けつけた宇宙警察官達に取り囲まれ、始末された。

正体

彼の正体は、人造魔神110号(通称・イート)と呼ばれる、人工的に造り出された魔神であり、5人の配下の中で唯一人間ではない存在。
何処で、どのようなテクノロジーで造りだされたのかは不明だが、白き執行者と深く関わった何者かによって造られ、白き執行者ブルー・イーターの2人によって育てられていた事が、宇宙警察の取り調べによって判明している。

それにより、白き執行者ブルー・イーター、及びその2人が認めた仲間に対する親しみと信頼の感情が強く、タメ口や荒っぽい態度を取りながらも、心の底では彼らの為に命を懸けて尽くす事を強く誓い、懸命に行動していた。
その結果が上記のとおり、フレアチューバー有利の戦況を考えつく限りのあらゆる手を使ってかき回し、最終的に壊滅へのきっかけを作る程の大活躍に繋がった。

しかし、それ程の苦労を重ねて勝利をもぎ取った先に待ち受けていたのは、親も同然だった指揮官とサブリーダー、そして可愛がっていた後輩が宇宙の監獄に送られた上、更に相棒だと信じていた存在にまんまと嵌められていたという、彼にとってあまりにも惨い現実だった。
そして、そんな彼に追い打ちをかける様に待ち受けていたのは、自身を陥れた英雄と、主人と仲間を監獄行きにした宇宙警察への復讐も果たす事も、残った仲間の安否を確認する事も出来ぬまま、その生涯に終止符を打たれてしまうという因果応報の結末だった。

戦闘

肉体を自在に変形させる能力の持ち主で、腕を巨大な口に変え、標的を丸呑みにしたり、皮膚を硬化させて、敵の攻撃を防ぐことも可能。
他人や物に変身する事も可能で、敵陣に潜入し、内部から混乱に陥れるような狡猾な戦法も得意。
また、傷の急速な再生や、肉体を分裂させ、自身の思い通りの形状の『分身』を生み出し、兵力を増やす事すらも容易にやってのける、極めて奇妙で厄介な性質の持ち主。

分身タイプ一覧

+ ...
  • 断罪剣キルソード
容姿は鮮血の様な赤色をした、禍々しい形状の刀身の大剣で、本体の所持する武器の1つとして、共に行動している。
見た目は武器だが、ちゃんとした意思があり、動く事も出来る。
戦闘の際は刀身を伸縮、変形させながら変則的に動き回り、相手を翻弄する。

  • スカーレット・ナイト
容姿は、真紅の騎士甲冑に身を包んだ長身の青年。
言葉を発さず、本体と、白き執行者の命令にのみ従い、行動する。
卓越した剣術と、本体と同じ肉体変形能力を持ち、戦闘力は分身の中でもトップクラス。

  • 偽アキラ
フレアチューバーを欺くために生み出した、アキラと瓜二つの姿をした『分身』。
声や喋り方も本物と同じだが、性格や感情表現の仕方に僅かなズレがある。
元々捨て駒にする事を前提で生み出したため、戦闘能力は殆ど無い。


技一覧

+ ...
  • 完全変態(パーフェクト・ディスガイザー)
肉体変形能力を応用し、あらゆる生物や物体に変身する。

  • 喰手(ギガ・マウス)
腕を巨大な口に変形させ、標的を丸呑みにする。

  • 肉人形(クローン・ドール)
自らの肉体を分裂させ、自身と同じ、またはまったく異なる形状の『分身』を生成する。

  • 牙蚯蚓(テアー・ウォーム)
両腕を複数の触手に変形させ、標的に絡みつかせる。
触手の尖端には、鋭い牙を持った口が付いており、あらゆる方向から標的の肉を食い千切って行く。

  • 針千本(キラー・ニードル)
鋭い針に変形させた毛髪を、標的目がけて高速で伸ばし、串刺しにする。

  • 断罪ノ風(キル・スラッシュ)
断罪剣キルソードとのコンビ技。
音速の斬撃を繰り出し、標的を切り裂く。

  • 苦痛ノ牙(シューティング・タスク)
喰手(ギガ・マウス)からの派生技。
巨大な口に変えた腕から、鋭い牙の様な弾丸を射出する。

  • 紅蓮破光弾(クリムゾン・ブラスター)
上半身を巨大な口に変形させ、赤色の極太レーザーを撃ち放つ。

  • 超変身(ハイパー・ジャスティス・チェンジ)
白き執行者の配下の中で、彼だけが使える最終奥義。
一定量の生命エネルギーと魔力を体内に取り込んだ状態で、胸に刻まれた武神の紋章に全てのパワーを送り込むことで、伝説の武神ゴルデ・ゾネスの魂をその身に宿らせ、その力と姿を得るというもの。
……が、その実態は完全変態(パーフェクト・ディスガイザー)でゴルデ・ゾネスの姿に変身した後、自身の力のリミッターを外して肉体を強化しただけの物であり、分身を取り込んだ分パワーは飛躍的に上がるものの、本物の武神には遠く及ばない。



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最終更新:2020年08月30日 14:42