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―――――『こちらです。まずは我々の組織代表とお話しいただきたい』
サイラスと名乗る教授がジープカーから降りテントへ誘導する。古びたテントだった、ある程度の衛生環境は保たれているが万全の状態ではなさそうだ。砂漠地帯ではあるが日照時間を過ぎると著しく気温が低下するため気温が低く防寒資材が所々に見られる
テントの入口を潜ると、外観とは裏腹にそれない人命保護団体という名目の持つイメージとは裏腹に銃器の束や弾丸、実戦を前提にした装備が積まれた木箱が見え隠れする。 通路を行き交うGATEスタッフと思わしき面々は個人差はあるが現在の環境に満足はしていそうにない 」
―――――
サイラスの語った『責任者』と思わしきその男はテントの最奥、ホワイトボードの前に設置された簡易チェアと簡易デスクに収まり湯気の上がるコーヒーを、音を立ててすすっていた 」
ニコラ「(座した責任者たる男はくたびれた白髪、細縁の黒眼鏡をかけた色白のうだつの上がらない男だった。深緑を基調とした黒のモーニングコートを羽織っており、殊更細身が際立って見えた)―――おや、早かったね。見ての通り此方は貴重な休憩中、申し訳程度のカフェインを摂取している訳だが……コスタリカコーヒーはお好きかな。魔の国から輸入した品なのだが最近はこれがないと仕事に身が入らない
ニコラ「(モビルスーツを擬人化した美少女のようなキャラがプリントされたマグカップを卓上に置き、黒眼鏡を指先で整え肩をすくめる)――――ようこそ英雄。私はニコラ、GATEの総指揮を担っている。オズと呼んでいただいて構わない。なにせ……――――――いやぁ、恐れ多いのなんの。私はこの通り軍人に毛が一本生えた程度の人間に終わったが、 子供の頃の憧れといえばまず間違えなくヒーローだったと断言できよう 私も、私の家族も幾度となくあなた方に救われたことだろう 何を隠そう私自身ファンなんだ、ヒーローという存在の熱狂的ファン。さもなければこんな割りに合わないビジネスに手を染めない。 」
ニコラ「(総司令という、型ぐるしい肩書きとは裏腹に、そのあたりで見かけるうだつの上がらない男……といった具合に間の抜けた陽気な笑顔を浮かべ、大げさに腕を広げて見せた)こうして会えて光栄だよ。この地に新たな伝説を残してくれた暁には是非、私と家族の人数分サインをあしらって頂きたい。改めて、『 権智保管機関
G.A.T.E 』へようこそ 我々は心より助力を買って出てくれた貴殿達を歓迎しよう」 」
ニコラ 「来訪を祝してパーティを開きたいところなのだが……ご覧の通りむさ苦しい駐屯地には資材の余裕がないんだ 現在火の国はただでさえ国際的犯罪組織の温床になっている現状でね これを解決出来ていない現状に我々へ投資している一部企業や各国政府……即ちスポンサーは頭を悩ましているのが現状だ 一刻も早く成果を示さなければ我々への投資は止まり拠点を解体しなければならない 何を隠そう、
G.A.T.Eの活動は『ビジネス』として成り立っているんだ。残念ながらビジネスではない 特に質問がなければ早速『仕事』の話をしようと思うが」 」
ミハイ「(テントの最奥で、責任者と対峙する一人の麗人。男性とも女性とも取れるその立ち振いと、紳士然とした礼節と共に挨拶を交わす。)英雄と呼ばれる謂われは、今の私にはまだ無いものだ。それに私が目指すものは紳士―――けれども、今成すべき事はヒーローと変わるまい。どうか役割を果たした時、改めてそう呼んでほしい。 」
ニコラ「そう謙遜することはない。英雄と呼ばれる者が歴史において必ずしも大成を遂げたわけではないんだ。『先立って行動し、心に灯す光を人々へ与える者』を指して英雄、私はそう呼んでいる。よろしく頼むよ、ヒーロー
ミハイ殿(惜しげも無くシルクの手袋をはめた手で気さくに握手を求める) 」
アオ「―――(格好いい人だな…ああいう志は、俺も忘れないようにしなきゃ)(
ミハイを見て) ―――か、買いかぶり過ぎですよ。あはは…(照れくさそうに言って困ったように苦笑する)ただ……どうしても見逃すことの出来ないお話だったので。全力で協力させてください。(力強く決意をたたえた瞳でニコラに返し、握手を求める)えっと、じゃあ質問…というか、
G.A.T.Eは一度でも武装集団と接触しましたか?あの、相手に認知されているのかどうか、とか…接触の有無があるかだけでも、俺たちの動き方も変わると思うので(軽く手振りを交えながら質問を投げかける) 」
ミハイ「身に余る言葉……とは言うまい。応えてみせよう、民のため、明日も続く安寧のため、私の成すべきを。(握手に応じ、堅く手を握る)まずは早速質問させて頂きたいのだが、敵対組織の武力規模……それと”魔術師”の有無、これらが私は気になる。とくに魔術師は高速・高火力・広範囲の攻撃手段を持ち合わせる厄介なものだからな……。 」
ニコラ「――――(にこやかにアオ、
ミハイと順に握手を交わす)――――認知、認知か……(片手を顎に添え眉間に皺を寄せる。レンズの小さい黒眼鏡は翡翠色の瞳を覆っておらず、僅かに陰っているのがうかがえる)――――(視線を左右に動かしアオ達以外にスタッフがこの場にいないことを確認すると、ようやく口を開いた)―――貴殿達に『隠し事』はなしで行こう。ただ……これは他のスタッフには内密にしていただきたい 」
ニコラ「――――結論から言おう、所属不明の敵勢力に我々は幾度となく『不可解』な襲撃を受けた。
ミハイ殿が危惧する『魔術』の行使によるものか、或いは『異能』か……『最新鋭のテクノロジー』が関与しているのかは不明だ。 火の国で一度我々が説得を試みようとした麻薬栽培を生業としている村があったのだが(おもむろに腰を上げ、ホワイトボードに貼り付けた地図の『何もない』場所を指差す)『消えた』んだ。現地に向かったスタッフ諸共。『黒い霧が来る』という無線を残して 」
ミハイ「(アオからの視線を受け、にっ、と美しくも凛々しい微笑みで応える)不可解な襲撃―――”消失”……”黒い霧”……、それは、確かに不可解だな。まるで神隠しにでも遭ったような口ぶりだ……十二分に警戒せねばならないな。 」
アオ「…… …… ……。(ニコラから提示された不気味で不可解な情報に、かすかに眉間のしわを深めて緊張したような面持ちになり、消えたスタッフを思い静かに拳を握り締める)……。(…無念、だったろうに) ――ありがとうございます、その『黒い霧』…十分に注意します。……なんとかこちらから手を打たないと、この駐屯地が割れるのも時間の問題かもしれませんね…… 」
ラトニカ「(長い銀髪に、飄々とした表情……それに似つかわしくない、軍用の物々しいベストを身に付け、背中に大型のライフルを背負った女性がそっ、とテントに入ってくる)もうブリーフィングは始まってる?遅れてしまってごめんなさいね、あっ、続けてください 」
カンプ「(
ラトニカに続き、身長240cmの身体をやや屈めながらテントに入り)……此方も遅れた。座っても? 」
ニコラ「―――そう、手は打たないといけない。ただ今は無理だろうね……何せ他に問題が山積みだ、可能なタスクから処理しなければ救える者も救えなくなる(淡々と、影こそ落ちてはいるが犠牲に対し述べることはなく事実を語っていく)――――正直なところ黒い霧に関してはノープランだ。未知数の勢力、或いは災厄なのか…… だから貴方方をお招きした。『未知』に『未知』をぶつける。我々は組織だ、数値化された事柄でしか物事を判断できない……だけど『僕』は、人の、特質した個人の持つ『未知』を信じている 」
クロサワ「――――やーすまんニコラ!オペレーターにプァァリジェンヌを雇おうとスカウトを試みたんだがてひどいビンタを食らって失神していた。あー、ひょっとして遅刻したか?(こちらは目をがっつり覆う黒サングラス。金のオールバックに軍服の日系アメリカ人染みた人物が
カンプの巨漢の背から顔を出す)――――あー、なんか空気重いな。一応お二人をお連れしたし出直そうか 」
ニコラ「――――いやサワダ、ブリーフィングは殆ど君に任せることにしている。私はほら……知っての通り心根しか取り得ないだろう?(モビルスーツ系少女がプリントアウトされたマグを片手にしたり顔で言い放つ)――――ようこそ。ブリーフィングはそちらの『クロサワ・ミラー』が担当するから心配はいらない。 GATE総司令、ニコラだ。よろしく(うだつの上がらない気の抜けた微笑みを向け、簡易デスクから立ち二人へ握手を求める) 」
ミハイ「犠牲に対して弔いは必要だ、だが停滞は許されない。それは彼らが成そうとした事に対する不義理となる……なに、”有り得ないということは有り得ない”。解決の糸口はきっとある、それを見つけるための……我々だろう?任せてくれ。(胸元に手を当て、強かに宣言する)どうも、クロサワ殿、私は
ミハイと言う者だ。よろしく頼む。(やって来たクロサワに握手を求め手を差し出す) 」
アオ「――(でッ、か……あの人が使うのか…?)(
ラトニカが背負う大型のライフルを見て、彼女本人と見比べて驚く)――(でッッッッッk)(続いて入ってくる
カンプを見てあまりの巨躯に白目を剥く)――(あ、この人も…確かこの駐屯地の)(クロサワを見て) ……はい。(ニコラの淡々とした、しかし紛れもない事実に伏し目がちに力なくうなずく) ―――そうですね、必ず見つけ出します…いつだってそうして来ましたから。(ニコラに対する
ミハイの宣言に頷いて同調する) 」
ラトニカ「可愛らしいオペレーターさんが居た方が士気が上がるんですけどね、残念でしたね…ああ……良かった、(ピー)して良い対象とそうでない対象位はこの場で聞いておきたかったから……可愛らしいカップですね。中央警察国際公安部所属、
ラトニカです。バックの事が気がかりかも知れないけれど、私個人としてはクズ共を(ピー)出来れば良いので、仲良くしましょう(変わらず飄々とした顔に笑みを浮かべながら握手に応じ) 」
カンプ「本題はこれからか、有難い(振り向いてクロサワを見ながら、進路を譲る様に横に避け)……(テント内の面々を見渡し、アオの姿が目に入り僅かに反応するが、直ぐに素知らぬふりをしてニコラの握手に応じ)政府軍所属の
カンプという者だ。今回は宜しく頼む(清辿アオが居るのか……随分手広いな) 」
クロサワ「GATE職員のクロサワ・ミラーだ。GATE職員に属してせいぜい半年程度で前職は
政府軍の東支部で教官を勤めていた。今後はアンタ達のバックアップを担当する。っとまぁ挨拶はこんなもんでいいかぁ堅苦しいのは教習所だけでいいよな。よろしくなぁいやーほんと目の保養になるオペレーターは欲しかったんだけどうん目の保養は確保したんじゃないかOZ!そうそう仲良くなかよk……(順に握手していく過程で最後に還付にぶち当たり固まってしまう)OH……… あとわかってたけどお役所ってプラトニックで怖い、怖くない? 」
ニコラ「ハハハ、目の保養で二次元に勝る者はないって結論づけただろうまた戦争するかいサワダ(ニコニコと微笑みをたたえているが二次元ガチ勢なのか青筋を浮かべつつ席に背を向けテントの出口へ向け歩を進める)―――重責を押し付けて申し訳ないがただの人間として、期待している(すれ違い様アオと
ミハイ、黒い霧について告げた二人に耳打ちする)―――私は先に本部に戻る。しばらくここは預けるよ、サワダ。 [ピー]してよくない方の説明をより念押しする感じで頼む。イヤホントニ 」
ジギー「(招かれた戦力の一人、簡易的な革ジャンにポンチョという1980年代チックな服装、金髪オールバッグの男がニノ一番に木箱に腰を下ろす)……お茶濁してても始まんないですぜ旦那。報酬はそれなりに弾む『配達業』と聞いたが前金と割りに合わない業務なら降りまっせ、『ビジネス』なんですからサ 」
クロサワ「そう急かすなジギー。いいか?これから俺達はチームだ!ビジネスという観点から考えてもビジネスパートナーである以上、親睦を温めるというのは阿吽の呼吸を成立し、現地でのチームワークをよりスピーディにさせる。わかるか?わからんだろうなぁ~~~(クソデカため息)―――まぁこういうのは!あっついマテ茶で喉を潤して共通の味から共通点を見出す胃袋の会話から始まるっつーわけだよっ!(ドンと重い音を立ててポットを簡易テーブルに配置。人数分の紙コップに順に注いでいく)たんとお飲みッッ!! 」
カンプ「東支部か……成程どこかで見た事があるとは思っていた(察したのか適当に形式的な握手を済ませ、簡易テーブルの隅に座る)…役所は面倒だしあまり好きじゃないな、実際の所。彼は本部からの出向という奴か…(ニコラを見送り) 流石、"現場式"の親交の深め方という奴か。あまり茶には詳しく無いが…(マテ茶を一気に煽り) 」
ミハイ「良い意気込みだ少年、道を見据えれば答えは自ずと見えてくる。(アオの同調に、微笑みながら後押しするような言葉をかける)構わないとも、いつの時代だって道を切り開いたのは人間たちだった。(耳打ちに、そう言いながら頷く)マテ茶か、悪くないな。ところで胃袋の会話というのならば台所の類いはないだろうか?僭越ながら料理の腕には覚えがある、何か振る舞わせてほしい。 」
アオ「――――――。(……必ず応えてみせますよ。)(ニコラの耳打ちを受けて、沈黙をもってその言葉を胸に受け止める) ソワソワ…(うぅ…なんだかちょっと萎縮しちゃうなぁ…大人に囲まれることってあんまり無かったから、失礼のないようにしないと)(少々落ち着き無くふわふわと目線を漂わせる) お茶…!ちょうど喉乾いてたんです。ありがたく頂きますね…んっ(
カンプを横目でちらと見て、それに倣って一気にマテ茶を煽る) ははっ、あなたの言葉に勇気付けられてつい…(少々照れくさそうにはにかみながら
ミハイに返す) 」
クロサワ「あんたは相変わらずだな。パジャマは持ってきたか?さすがに合うサイズはないぞ(声を弾ませながら
カンプの前にマテ茶を置き) いいねぇそいつぁ助かる!ご覧の通りあんた方が来るまでは冗談抜きにMANGAが目の保養になりかねないほど寒々とした場所だ、料理なんて夢のまた夢だった!……そう、夢のまた夢だった………。つまりだな、キッチンはないんだ……(お通夜に出席してきたかのような沈みよう) 道中乾燥するからなー!ここはウィルスの心配もないが水分は多めに取っておかないと疾患が怖い。マテ茶は、そう!マテ茶は真水よりあるからガンガン飲んでくれ!(英雄であるアオに年相応の人物に接するような語彙で接していく 」
メイヴィス「あら、それなら私がお作りしますよー乙女流野営食!(しれっとあたかも最初からそこにいましたと言わんばかりに天使しみた無垢な微笑みをたたえちょこんとクロサワの横に立つ)」 」
クロサワ「仕事の話をしようか!!!!!!マテ茶飲みながらッッ!!!!!!!(明るさま
メイヴィスの声を遮るようにして悲鳴にも似た声を張り上げた) 」
ジギー「そっすね!!!!!!!!(くわっっっっっ) 」
ラトニカ「(マテ茶をちびちびと啜りながら)そうですよお、(ピー)して良い相手はハッキリして貰わないととりあえず撃っちゃいそうなので……姉さんも来てるかなあ…ああ、食糧事情がパッとしないのはちょっと困……(
メイヴィス達のやりとりで何かを察したのか、すっと切り替えて)そうですね!仕事の話を手早く! 」
ミハイ「ははは、だが少年……私には君がとても勇気ある存在に見えるよ。だから、君は大丈夫だ。(アオの肩を叩く)む……なんと、それは困ったな。……まあ仕方ないか、覚悟はしていた。折角だからお茶はいただくとするよ。(くっ、とマテ茶を飲み干す)そうだな……我々は元より仕事をしに来たのだ、閑話休題はここいらで十分だろう。 」
カンプ「着替えは持ってきているさ、何処に行っても替えのサイズが無くてね、正直、一番苦労する(苦笑しながらクロサワの置いたマテ茶に手を付け)…っと、確かに、少し脱線し過ぎたかもな(”仕事”の話となった途端、表面上ではいつもの表情ながらも、何処か冷たい空気を纏わせ) 」
ビシソワーズ浅野「うぇーーーーーーい!!!飲んでるかぁみんなぁーーーーーー!!!(マテ茶を掲げてやたらハイテンション) 」
ラング「うおぉぉぉぉぉぉおおおおおお!!!ヒーローの出番だぁぁぁぁぁああああああ!!!(マテ茶を掲げてやたらハイテンション) 」
陸也「ヒーローってのはなぁーーー!!!エッチとエロでヒーローって読むんだぜぇぇぇぇぇぇぇ!!!(マテ茶を掲げてやたらハイテンション) 」
リズ「(私はヒーローよりロリが好きだよ……え、聞いてない?そんなー(なぜかイメージ映像だけ現れる謎のラスボスX)) 」
アオ「そ、そんなにあるんですか!?だったら遠慮なく頂いちゃいますけど…外国のお茶ってあんまり飲んだことなかったんですけど、これ美味しいですね(さっそくおかわりを自分で注ぎながらフレンドリーに接してくれるクロサワに対し) あっ、は、はい!そうです重要なお話です!(察して同調する) (と、とりあえず撃っちゃう…すぐに味方だって分かってもらえるように派手に動こう…)(愛想笑いを浮かべながら冷や汗を額に浮かべ) ……はい。こういうのも失礼かもしれませんけど…いざとなったら頼ってください。応えられるだけの自信はあります(肩を叩かれ、
ミハイに自信あり気な表情で) 」
クロサワ「―――――うん。(碇ゲンドウ座り、重苦しいトーン。むしろ
メイヴィスの存在によってそれが深刻化したように見える)まあ?脱線させたのは俺なんだgオオオオーーーーズ!!いきなり会議が詰んだぞ!?俺で纏められるのか特になんかもう既に握力でカップ割ってそうな彼女おおおお!!(頭を抱えヘドバン)シィィィイィィイィ―――――ダンッッ!!!今な!大事なとこだけな!ささっと伝えるから3分だけ!先っちょだけでいいから我慢してくれ!!その後好きなだけ盛り上げて欲しいなぁ俺は!そういうの大好きだからさ!ね”ッ!!!!!!( フ ル 杉 田 ) 」
ビシソワーズ浅野「う~~~~い(オライッオライッ 」
クロサワ「コホンッ……(一つ咳払いし、気に入っているのか碇ゲンドウ座りに戻る)――――――今回貴殿等に依頼するのは火の国各地に点在する『指定区域』へ物資配送ルートを確保する業務、それに付随する戦闘行動全般となる
サイラスが先に依頼した案件、あれも重要な課題ではあるが……あくまで人民の居住区確保業務、その過程で必要な工程と考えていただきたい 」
アオ「!?!?!(陽キャ三連星のハイテンションぶりに白目を剥いて硬直する) 」
クロサワ「戦闘行動といっても、当面は各地で幅を利かせている反政府ゲリラ……まあチンピラ規模の頭が足りない犯罪組織を無力化するといった程度だ。数多のスケールがでかい化け物を退治して来た経験等もあれば大した連中ではない ちなみにこのチンピラは[ピー]してはいけない部類だ。詳細は後で説明するが、『人材資源』として確保、働き手として回収する方針でいく ともあれ、それ等を制圧し当社独自規格で開発した転送装置『ポータル』を設置可能なセーフゾーンを確保して頂きたい 」
クロサワ「ポータルは魔力に依存しない、一般人でも物資の送信を可能とする転送装置だ 各民間居住区にこれを設置することで移動の利便性が増し拠点を拡大するのは勿論、今後民間人の生活を支援する上で欠かせない水や食料に限らず、 ライフラインの整備などに必要な機材もスムーズに転送しより人々の生活に貢献できるようになる 結果的に、犯罪組織の温床になりがちなスラムなどの生活環境を改善しクリーンな経済活動が可能になるわけだ これはビジネスの一端と言っても過言じゃぁーない。行く行くはマテ茶畑を開拓したいなぁ俺は!――――すまん、話がずれた 」
ラング「(怒られた……)(しゅん) 」
陸也「ウェーーーヘッヘッヘッヘ(グネグネグネグネ(昆布ダンスみたいな動き(** 」
クロサワ「――――
サイラスから先に説明があった組織は迂闊に接触できない……というより拠点等の整備が出来ていないこの状況下では勝算が薄い。 ここで重要になるのは先に話したチンピラを[ピー]してはならない理由だ 『敵』の規模は軽く見積もって一個小隊に匹敵する 奴らに対抗しするには同じく敵対している現地のゲリラなどと協力関係を作り、少しでも有利な条件を揃えておきたい 」
カンプ「公安の人間だろ、お嬢さん?冗談でもそういうのは勘弁してもらいたいもんだ、ハッキリさせては貰いたいってのは本当だが… 良いじゃないか、ああいうノリは嫌いじゃない(先ほどとはの冷ややかな空気はどこへやら、楽し気にラング達を見) 成程な、殲滅でなくあくまで地域の正常化と整備……思いの他真っ当な仕事だな、正直驚いた 」
クロサワ「――――そこで!故にこそ現地民の力は善悪、倫理観を度外視して説得!スカウトし拠点は確保、人員も確保の一石二鳥でこの火の国を安全地帯へ開拓する土台を補強するのだ! だからNOT KILL!ただし、最優先は各々自身の人命、推奨はされないが必要とあれば殺傷行為にも目を瞑りこれを隠蔽する用意もある……軍人上がりの俺の口から日殺傷を推奨するというのも、いささか説得力に欠けるがな…… 」
ミハイ「―――ふむ、端的にまとめれば……”敵性勢力を鎮圧し、可能ならば人員としても捕縛し懐柔する”、”物資輸送の装置を展開するための立地を確保する”、”それによって現地とのインフラを拡充し人々の安寧を取り戻す”……ということだな。(冷静に、自分の中で行動を整理する)うむ、戦地では背中を預け合う事にもなるだろう。その時はよろしく頼もう、少年よ。(アオに静かに、しかし闘志ある眼差しを向ける) 」
ラング「うん――――ちょっと不安だったけど、真っ当にヒーローっぽいな!!そういうことならこのラング・ブレイズ!"正義の味方"として全力を尽くすぞ!!(ドン、と胸を叩いて) 」
クロサワ「(怒鳴ってごめんネ…)シュン… そう、実に真っ当かつクリーンな仕事だ。ただし最終目的……の話だが。存外知られていないが我々は『手段を選ばない』。現地民とは協力関係は結ぶが組織―――(
カンプへ『組織』の名前が口をついて出かかるがそれを飲み込み)ここを何かしらの前線基地にしている輩に情け容赦は不要だ。 ここは
ラトニカの即決、素早い判断とその道の実力が光る(オズ同様、淡々と殺傷行為を肯定する)――――そう、簡潔に『最終目標』は
ミハイ殿の告げた通りだ。制約こそあるが、『手段は厭わない』 」
ラトニカ「ちょっと自重する必要はありますね……いえいえ、そんな誰彼構わず撃つ訳じゃ無いですよ、ハッキリはさせて置きたくて……(マテ茶を啜りながら)(イメージ映像で現れたリズに手を振り)こんにちはー、私の
ラウニちゃん元気ー??(謎のアピール) 良いですねえ、明るく楽しいヒーローたちと、現地の正常化 」
陸也「なるほどな……大体わかった!多分!俺は各地を練り歩いてきた旅人だ、現地民との交渉は任せてくれ。何だったら以前の知り合いがいるかもしれねぇ、こういうのは割と得意だし任せろ!(ぐっ、と拳を握る) 」
ラトニカ「ちょっと自重する必要はありますね……いえいえ、そんな誰彼構わず撃つ訳じゃ無いですよ、ハッキリはさせて置きたくて……(マテ茶を啜りながら)(イメージ映像で現れたリズに手を振り)こんにちはー、私の
ラウニちゃん元気ー??(謎のアピール) 良いですねえ、明るく楽しいヒーローたちと、現地の正常化、そして裏を引く勢力の制圧……極めつけの”手段を問わず”…盛り上がってきましたねえ 」
ビシソワーズ浅野「よーするにみんなと友達になればいーんしょ?楽勝だべ、みんなでご飯食べてカラオケしてライン交換すればいいってことっしょこれ?おけまるおけまる~(背もたれのある椅子に座り両手を組んで頭の後ろに置き、足を組んで退屈そうに) 」
メイヴィス「あーーー!(バァーンッとドアを開き満面の笑顔を咲かせる。手には……卵だった暗黒物質が)聞いたことがる声と思ったらリクナリサンじゃないですかー!わーっ!わーっ!こんなところでお会いできるなんてぇーー!(ホワホワ笑顔を浮かべ舞うような足取りで陸也の胸へ飛び込み)ヒュオッッッ(邪念のない笑顔で卵だった何かを口にねじ込もうとする)さっき手に入れた卵のスクランブルエッグです! あ、お友達の方もいらしたんですか?どーぞ遠慮なく召し上がってくださいね♪(陽キャ三連星へ謎の卵だった何かが襲いかかる!!) 」
アオ「(『手段は選ばない』…)(ナイフシースに収まった使い古しのナイフに目をやって少し逡巡し、すぐに目線を戻す)……なるほど…今のお話を聞いて、やっぱりこの依頼を受けて正解だったと確信したよ。概要は理解しました、あとは…最善を尽くします。 ――はい、必ず守りますから。こちらこそよろしくね(
ミハイに対しニ、と初めて砕けた表情を向ける) 」
ラング「おっ、ありがとう!!いただきmウワァァァァァァァアアアアアアアアアアアアアア(宇宙の深淵に飲み込まれてしまう) 」
陸也「―――ん?あんたはァァァアァアアアアアアアアァァァァアアアァァ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!!!!!!(振り返るや否や口にダークマターが投入され○ムとヅェソーのト○のように直上へ吹っ飛んでアイコンの如く真っ青になって戻ってきて顔面から地面に突き刺さる) 」
ビシソワーズ浅野「あんがと~(暗黒物質を受け取り口の中に放り込む)ゴリゴリッ……ボリボリ……ん~……これだったらマヨ入れたほうがあたし好みかも 」
クロサワ「助かる。現地民は民間人も含め敵味方の区別がつかない。交渉の知識はきっと無駄な流血を根絶する手段にきっとなり得るはずだ。まあそれはそれとして君の場合いい感じに風俗を作ってくれそうd……あれなんか背筋が冷たい 非殺傷は苦手分野かもしれないが善処してくれると助かる……一人でも仲間を失うと一グループそのものの説得が難しくなってしまうからな…… さて、特に質問がなければお開き。ここからは――――チキチキビンゴゲームでもして交流を深めようじゃないかぁYEAH!! って……あ"っ!!!ダメだそれを口に入れるなァーーーー!! 」
ミハイ「無理難題と理解はしている、しかし私はそれでも為そう。私は一人でも多くを救ってみせる、それが紳士たる者の務め……それに、殺しは好きじゃないからな。(己の甘さに思わず自嘲するような顔)いい顔だ。やはり君ぐらいの少年はしかめっ面より笑っていたほうが似合うというものだ。(砕けた笑みを向けられ、唇が触れてしまいそうなほどの距離でアオの顎に手を添えて笑う。顔のいい奴特有のムーヴ) 」
メイヴィス「むっ……みなさんあまりの美味しさに卒倒するのが常なのですが……!(ミッフィーのように口元をキュッとむすびい背依存している浅野へ違うベクトルで戦慄する)よーしマヨですね理解しました!(暗黒物質にマヨの力が合わさり最強に見える)あら、早速あーんしちゃって。はいはいおごはんですよ~♪あーん(大口を開ける黒沢の口に暗黒物質をねじ込む) 」
シロサワ「(真っ白になって死んだ) 」
陸也「―――マジでサンズ・リバーが見えた、バイオ兵器かよ……どうやったらあんなんなるんだ……。(突き刺さった頭を引き抜き深呼吸する) 」
アオ「あ、あは――は……ありがとうございます~…?(なにこのイケメン?あれ?王子様?顔良すぎて宝塚やん??)…す、すみません、恥ずかしいので……てかなんか目覚めそうなので…(ぉ(目を伏せつつ照れた様子で
ミハイの手からススーと離れる) 」
ニコラ「(いいチームになりそうだなぁ……と、忘れ物を取りに戻ったが食中毒に感染したくない私は無責任に距離を取るのであった。オサラバ) 」
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最終更新:2022年07月27日 00:21