桜場コハル作品エロパロスレ・新保管庫

パジャマパーチー編4

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気がつくとトウマが風呂場の床に崩れ落ちてから約5分ほど経とうとしていた。
トウマは時間が経つにつれ、体を小さく丸めながらも手ではしっかりと自慰行為を続けている。
千秋も足元で顔を赤らめて小さな声で喘ぐトウマを見ながら、立ったまま同じく自慰行為を続けていた。
「…は……っ…うぅ…ち、千秋! オレまた…出そう…っ!」
「なっ…お前さっき出したばっかりだろ! 少しは我慢しろ!」
「そ…そんな事言っても……毒素なんだから出さないと……あ…っ! うわぁぁぁぁ…っ!!」
トウマは大きな声をあげて体を数回ビクビク震わし、千秋の言う『毒素』を再び噴き出した。
一方の千秋はと言うと、腕が疲れて来たのかスピードが落ちてイケそうでイケない…そんな状態だった。
「(くそっ…トウマの奴め、自分ばっかり2回も気持ち良くなりやがって……!)」
千秋には、寝ころんだまま息を荒くして感じているトウマが羨ましく見えていた。
すると、そんな千秋をしり目にトウマは3回目の自慰を開始しようとしている…

「おい、トウマ。もう充分だろ?」
「…え? そ、そうなのか?」
「あぁ、2回も出したんだ……当分は大丈夫だ。」
千秋がそう言うと、トウマはその場に座って残念そうに自分の体の中から指を抜き出した。
「なんかさ、最初は恥ずかしかったんだけど…途中から気持ち良くなって訳わかんなくなったよ。」
「……んっ…そ、そうか。」
「…? あれ? 千秋も綺麗に洗って毒素抜いてるのか?」
トウマは丁度座った目の前で、立ったまま自慰をしている千秋に向って言った。
「あ…当たり前だ! 私は毎日綺麗にしてると言っただろ。」
「そう言えばそうだったかな。……まだ毒は出ないのか?」
そう言ってトウマは千秋が一人でしている姿をマジマジと観察し始めた。
「…お、おい……そんなジロジロみるなよ…。」
「別にいいだろ? オレはもう終わっちゃたんだし。」
「……いや…でも…。」
散々トウマにして来たことを考えると、千秋は「恥ずかしいから見るな」…なんて事は言えるはずもない。
千秋はジッと見られる恥ずかしさに耐えきれずに自慰を止めてしまった。

「あれ? 千秋まだ何も出てないんじゃないのか?」
「いや、私は毎日しているからほとんど出ないんだ。」
千秋がそう言ってはぐらかそうとすると、トウマは何かに気づいた様に千秋に詰め寄った。
「千秋…お前もしかして……」
「?! …ななな、なんだよ!」
千秋は恥ずかしがったのがバレタのかと慌てる…
「…腕が痛くなったんじゃないのか?」
「…はぁ?」
トウマのその言葉を聞いてホッと胸を撫でおろす千秋。そしてさっきとは違い堂々と答えた。
「あ…あぁ、そうだ。私はお前と違って非力な女の子だからな。腕が痛くなったんだ。」
「やっぱりな。そんな事だろうと思ったよ。…でも毒素なんてためてたら体に毒なんだろ?」
「……な、…うわぁ……っ!!」
トウマはそう言うと千秋にさらに近寄り、千秋の割れ目から指を一気に差し込んだ。

「な、何するんだバカ野郎!!」
「何って…毒素ってのを出すの手伝ってやろうとしてるんだよ。」
トウマはそう言うと千秋の中に挿入した中指をグイグイと動かし始める。
「……っ! …トウマ、もっとゆっくり……ふ…ぁっ……」
思わず前かがみになって、トウマに抱きついてしまう千秋。
「おい、そんなにひっついたら腕が動かしにくいだろ? もう少し離れろよ。」
「そ、…そんな事いって……ん…っ……ぁ…足に…力が入ら……あ…ぁ…っ…」
千秋がそう言うと、トウマはいったん浴槽の淵に千秋を座らせて続きを始めた。
「千秋はここに座ってればいいから。」
「わ…わかった。……よろしく頼む。……っ!」
しばらくそうしてトウマは千秋の足元にしゃがみ、中指で千秋の中をかき回し続けた。
「…千秋、少しづつ何か出てきたぞ。…なんかベトベトしてて……オレもさっきこれが出たら毒素も出たからもう少しだぞ!」
「……ん…っ、ハァ……そ、そうか……ぁ…んっ!」
トウマはどんどん指を動かすスピードを上げていく…その時千秋の頭に昨日カナが言っていた事が浮かんだ。


『それで…そのフェ…なんとかをすれば男は喜ぶのか?』
『フェラチオだ! そんなの喜ぶに決まってるだろ!』
『そ、そうか。…その、……男性器を口で咥えればいいんだな。』
『あぁ、…あっ、あとそれと逆に男が女の恥ずかしい所を舐めると言うのもある。』
『?! …なんでそんな事するんだ?』
『…そりゃー……気持ち良いからじゃないの?』


千秋はその事を思い出し、昨日からどうしても試してみたかったのだ。
…しかしコレばっかりは自分で試す事も出来ないし、かといって藤岡にいきなりしてくれと頼むのも気が引ける…
そんな時に巡ってきたこの大チャンス。千秋は腹をくくってトウマに頼んで見ることにした。
「…ト、トウマ。…その…腕、疲れないか?」
「? 平気だから気にするなよ。」
トウマはそう言って手を止める事無く動かし続けながら答えた。
「いや、お前は気づいてないかもしれないがスピードが落ちている。…これではとても毒素は出ないぞ。」
「そうかなぁ?」
「そうだ! だ…だから……その、く…口で……」
「…口で……?? 口でどうしたんだ?」
「く…口で私のソコを舐めるんだよ、バカ野郎!!」
千秋は恥ずかしさのあまりか、うっかり必要のないバカ野郎を言ってしまった。
しかしトウマはそんな事など気にせず、自分の指の刺さった千秋の割れ目をじっと見ている。

「……ソコって…この指を入れている所を舐めるのか?」
―――コクッ…。千秋は顔を赤くして黙ってうなずいた。
「…でもさすがにソレはまずく無いか? そんな事したら毒素が口に入っちゃうんじゃ……」
「あ、安心しろ! この毒素は口からは移ったり毒になったりしたりしないんだ!」
…千秋は我ながらめちゃくちゃな事を言っていると思っていた。
しかしトウマはその言葉を信じている…が、さすがに口でとなると抵抗があるようだ。

「その…千秋だからって訳じゃないんだけど…やっぱりこう言うところは不衛生だし舐めるもんじゃ無いだろ?」
トウマのその真っ当な意見に、千秋はやはりこの一言で応戦する…。
「お、…お前! それでも男か!!」
「……ちょ…ちょっと待て! それは男とか関係あるのか?」
まったくもってその通りである。…しかし千秋ももう後には引けなかった。
「…ある! 男なら喜んで舐めるはずだ!」
「…でもオレだって体は女……」
「つ、つべこべ言うな!」
千秋はそう言ってトウマの頭を無理やり自分の股へ押しつけた。

「ん?!! …んんー!!」
何やら首を振りながら悶えるトウマ……おそらくいきなりの事で少々驚いているのだろう…
しかしその首を振る際に擦れるトウマの唇…さらに声を出した時に感じる振動……千秋の体には凄い衝撃だった。
「ふわ…っ! ……は…ぅ…ぅっ!! …は…ぁ……ああっ!!」
「…………。」
先程までの千秋とは全然違う表情をしている千秋。そんな千秋を見ているとトウマは少しだけ続ける気になっていた。
…と言うより、トウマ自身も最初は驚いたものの不思議と嫌ではなかった。
「―――くちゅ…っ、…あむっ……んんー…っ!」
「う…ぁぁぁ、…く……っ!……んぁ……はぅ…っ!」
トウマが激しく舌を動かすと、それと一緒に千秋の声も激しくなってゆく。
そして千秋が突然トウマの頭を抱きかかえながら体をくの字に曲げた……
「あ…あぁぁぁ!! …ふぁぁぁぁぁ!! ダメだ…トウマ…っ! もう私……ん…んぁぁぁっ!!」
「………?!」

しばらくトウマの頭を抱きかかえたまま余韻に浸る千秋……しかし頭を開放するとトウマの顔は大変な事になっている。
「千秋…その……最後は頭を押さえつけるなよ…。」
「…えっ、……あぁっ! …す、すまん。」
千秋がトウマの顔を見ると口元…鼻はもちろん、その下の胸やお腹まで千秋の愛液でビショビショになっていた。
「そ、…その。…お風呂場だし良かったじゃないか。」
「…あぁ、そっか。そうだよな、お風呂場だもんな♪……って、この野郎!!」
…結局その後トウマは千秋に抱きつき、二人とも愛液まみれになって体を洗いなおし風呂場を後にした。


「お風呂出たぞー……ってあれ? 藤岡元気ないな。…覗きの件なら事故みたいなもんだし気にしてないぞ?」
「…千秋ちゃんとトウマが……二人の…胸を……変態が…」
「…?? なんだ? …おい、カナ。藤岡どうしちゃったんだよ。」
「いやぁー、それがさぁ。さっきからずっとこんな調子なんだよ。」
カナはそう言うと、風呂場で水でもかぶってこいと言って藤岡に風呂へ入る様に促す。
そして千秋は風呂場であったことを秘密にさせる為に、トウマを連れて自分の部屋へ向かった。

「はぁ…オレ……千秋ちゃんに嫌われてないかな…ってかトウマの奴…っ!」
藤岡はそんな事を考えながらカナの言う通り、水を出したシャワーを頭からかぶっていた。
……と、その時何やら風呂場の扉が開いたような音がし、藤岡はふとそちらを向いた。

『お・ま・た・へ♪』

顔を真っ青にして口を開いたまま固まる藤岡……
その目線の先には千秋同様にハンドタオルを一枚前にかけたカナが立っていた。


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