「知識編Ⅲ【コメントのリサイズ】」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
知識編Ⅲ【コメントのリサイズ】 - (2011/04/29 (金) 11:12:40) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
[[トップページ>コメントアートwiki トップページ]]
----
#blockquote(){基本的にコメントは画面内に全て収まるようにサイズの変更が行われます。
その処理が&bold(){&sizex(4){「リサイズ」}}と呼ばれるものです。
前回の【改行】で&bold(){"縦のリサイズ"}である&bold(){&sizex(4){「改行リサイズ」}}の解説を行いました。
今回は&bold(){"横のリサイズ"}である&bold(){&sizex(4){「臨界幅リサイズ」}}と両者を組み合わせたリサイズの
解説を行っていきたいと思います。}
※画像は一部旧プレイヤーのインターフェースとなっていますが、
基本的なボタン配置はほぼ同じなため、解説に支障がないものに
関してはそのまま使用していますのでご了承ください。
**目次
&bold(){①臨界幅リサイズ}
&bold(){②二重リサイズ}
&bold(){③高さ固定(二重リサイズ編)}
----
*&bold(){&sizex(7){①臨界幅リサイズ}}
コメントの横幅を広げて行くとどうなるでしょうか?
画面上のコメント表示領域は4:3モードの場合、&bold(){横544px}。
ですが、表示領域の限界までコメント幅を広げようとすると、
ある一定の幅に達した瞬間、
&blankimg(width resize 1.jpg,width=408,height=288)
コメントは&bold(){画面内に収まるようにどんどん縮小していきます。}
(改行リサイズを起こしていない場合)
この縮小処理によるコメントのサイズ変化のことを&bold(){&sizex(6){&color(orange){「臨界幅リサイズ」}}}と呼びます。
臨界幅リサイズは改行リサイズと違い、
コメントの横幅によって&bold(){縮小の度合い&color(green){(縮小率)}}が細かく変わります。
&blankimg(width resize 2.jpg,width=544,height=384)
縮小されるタイミングについてはサイズによっても異なってきます。
ここでは細かな解説は行いませんが、
縮小されていくにつれてサイズ間の違いは少なくなっていきます。
&blankimg(width resize 3.jpg,width=525,height=787)
臨界幅リサイズを利用すれば
より細かくコメントの高さを調整することが可能となります。
ただし、縮小率によってコメントの横幅も大きく変わってくるので、
改行リサイズよりも地道な調整が必要となります。
テスト動画で何度も試してみると良いでしょう。
*&bold(){&sizex(7){②二重リサイズ}}
改行リサイズが発生した状態で
コメントの横幅を広げていくとどうなるでしょうか。
本来なら臨界幅リサイズが発生し、
コメントの縮小が起こるはずなのですが……?
&blankimg(double resize 1.jpg,width=408,height=288)
ある一定幅を超えると縮小するどころか
元のサイズに戻ってしまいます。
この現象を&bold(){&sizex(6){&color(orange){「二重リサイズ」}}}と言います。
&bold(){&sizex(4){&color(green){改行リサイズと臨界幅リサイズが同時に起こった状態}}}の事です。
&blankimg(double resize 2.jpg,width=783,height=330)
このように、コメントが画面の大きさを超えて存在しています。
画面上では黄枠がほとんど表示されないので、
現在の状態が非常に確認しにくいコメントでもあります。
上の画像は「big」のものですが、
「medium」や「small」でも同じように二重リサイズを発生させることができます。
&bold(){各サイズの二重リサイズ発生条件}は
&bold(){big:&sizex(5){&color(green){3行以上かつ漢字幅×25以上の横幅}}}
&bold(){medium:&sizex(5){&color(green){5行以上かつ漢字幅×40以上の横幅}}}
&bold(){small:&sizex(5){&color(green){7行以上かつ漢字幅×57以上の横幅}}}
となります。
(OSにより若干の誤差あり、要調整)
※smallでも二重リサイズ自体は発生しますが、
通常コメントでは75文字の制限があるため実用的ではありません。
&blankimg(double resize 3.jpg,width=435,height=640)
二重リサイズは「改行リサイズ」と「臨界幅リサイズ」の二つのリサイズ過程を経ているので、
他のコメントと比べると若干&bold(){&sizex(4){表示の際の負荷が高くなります。}}
表示の際の負荷が高いと動画がカクカクになったり、一瞬止まったりと、視聴に影響する場合もあります。
負荷の度合いはPCのスペックによるようですが、
多くても&bold(){&sizex(5){&color(green){一度に3~4コメント程度で留めておく}}}のが良いようです。
また、負荷が大きい関係から、フォント化けの確率も非常に高くなります。
そのため、他のコメント以上に&bold(){フォントの安定に気を使う必要があります。}
最も簡単な方法は&bold(){&sizex(4){あらかじめフォント変化させておく方法}}ですが、
詳しい説明は「[[知識編Ⅳ【文字の挙動】]]」「[[知識編Ⅴ【フォント決定ルール】]]」ならびに
「製作編Ⅵ【フォント化け対策】」で行うことと致します。
*&bold(){&sizex(7){④高さ固定(二重リサイズ編)}}
一度二重リサイズを発生させた後は通常の臨界幅リサイズと同じように、
&bold(){コメントの横幅の増加で縮小表示が起こります。}
これにより、コメントの横幅を調整することで
&bold(){二重リサイズを起こしたまま&sizex(5){&color(orange){「高さ固定」}}を行うことができます。}
(高さ固定については「[[知識編Ⅱ【改行】]]」参照)
&blankimg(dbl resize hgt stability 1.jpg,width=783,height=330)
二重リサイズに関しては75文字の入力文字数制限との関係から
bigでの高さ固定しかできません。
コメントの横幅調整で&bold(){9行から14行くらいまでの固定を行うことができます}。
それぞれの行数で固定するためのコメント横幅は
もちろん異なってくるため、個々で調整が必要です。
それぞれの行数の固定に必要な横幅をおおよそで表すと、
・&bold(){big二重リサイズ9行(推定391px):&sizex(5){&color(green){漢字幅26文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ10行(384px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×29文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ11行(推定388px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×32文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ12行(推定388px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×35文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ13行(381px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×39文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ14行(381px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×41文字程度}}}
となります。
※推定の高さは表示の際の上下のズレを元に測定(検証OS:vista、win7)
この中では&bold(){&sizex(6){&color(orange){「big二重リサイズ10行」}}}が最も安定しており、扱いやすいです。
まずは10行の固定から使い始めることをお勧めいたします。
上記の横幅はわかりやすいように漢字幅のみで表していますが、
&bold(){横幅によってコメントの縮小率は頻繁に変わる}ため、
U+00A0、全角スペース等の&bold(){漢字幅よりも狭い幅を持つ空白文字}を使用すれば、
&bold(){より精度の高い固定が出来る}場合があります。
また、&bold(){&color(green){各行数固定の際に必要な横幅は(若干ではありますが)一定の範囲があります}}ので、
&bold(){中に入れる文字などに応じて微調整する}とよいでしょう。
二重リサイズでの高さ固定は、&bold(){大きな文字のコメントが少ないコメント数で出来る}ので
現在ではかなり重宝されてはいますが、上でも触れたとおり&bold(){&sizex(6){&color(red){多用は禁物}}}です。
&bold(){&sizex(5){リサイズの応用技}}であることをぜひ覚えておいていただければと思います。
----
&sizex(6){&bold(){next:}[[知識編Ⅳ【文字の挙動】]]}
&bold(){prev:[[知識編Ⅱ【改行】]]}
[[トップページ>コメントアートwiki トップページ]]
[[トップページ>コメントアートwiki トップページ]]
----
#blockquote(){基本的にコメントは画面内に全て収まるようにサイズの変更が行われます。
その処理が&bold(){&sizex(4){「リサイズ」}}と呼ばれるものです。
前回の【改行】で&bold(){"縦のリサイズ"}である&bold(){&sizex(4){「改行リサイズ」}}の解説を行いました。
今回は&bold(){"横のリサイズ"}である&bold(){&sizex(4){「臨界幅リサイズ」}}と両者を組み合わせたリサイズの
解説を行っていきたいと思います。}
※画像は一部旧プレイヤーのインターフェースとなっていますが、
基本的なボタン配置はほぼ同じなため、解説に支障がないものに
関してはそのまま使用していますのでご了承ください。
**目次
&bold(){①臨界幅リサイズ}
&bold(){②二重リサイズ}
&bold(){③高さ固定(二重リサイズ編)}
----
*&bold(){&sizex(7){①臨界幅リサイズ}}
コメントの横幅を広げて行くとどうなるでしょうか?
画面上のコメント表示領域は4:3モードの場合、&bold(){横544px}。
ですが、表示領域の限界までコメント幅を広げようとすると、
ある一定の幅に達した瞬間、
&blankimg(width resize 1.jpg,width=408,height=288)
コメントは&bold(){画面内に収まるようにどんどん縮小していきます。}
(改行リサイズを起こしていない場合)
この縮小処理によるコメントのサイズ変化のことを&bold(){&sizex(6){&color(orange){「臨界幅リサイズ」}}}と呼びます。
臨界幅リサイズは改行リサイズと違い、
コメントの横幅によって&bold(){縮小の度合い&color(green){(縮小率)}}が細かく変わります。
&blankimg(width resize 2.jpg,width=544,height=384)
縮小されるタイミングについてはサイズによっても異なってきます。
ここでは細かな解説は行いませんが、
縮小されていくにつれてサイズ間の違いは少なくなっていきます。
&blankimg(width resize 3.jpg,width=525,height=787)
臨界幅リサイズを利用すれば
より細かくコメントの高さを調整することが可能となります。
ただし、縮小率によってコメントの横幅も大きく変わってくるので、
改行リサイズよりも地道な調整が必要となります。
テスト動画で何度も試してみると良いでしょう。
*&bold(){&sizex(7){②二重リサイズ}}
改行リサイズが発生した状態で
コメントの横幅を広げていくとどうなるでしょうか。
本来なら臨界幅リサイズが発生し、
コメントの縮小が起こるはずなのですが……?
&blankimg(double resize 1.jpg,width=408,height=288)
ある一定幅を超えると縮小するどころか
元のサイズに戻ってしまいます。
この現象を&bold(){&sizex(6){&color(orange){「二重リサイズ」}}}と言います。
&bold(){&sizex(4){&color(green){改行リサイズと臨界幅リサイズが同時に起こった状態}}}の事です。
&blankimg(double resize 2.jpg,width=783,height=330)
このように、コメントが画面の大きさを超えて存在しています。
画面上では黄枠がほとんど表示されないので、
現在の状態が非常に確認しにくいコメントでもあります。
上の画像は「big」のものですが、
「medium」や「small」でも同じように二重リサイズを発生させることができます。
&bold(){各サイズの二重リサイズ発生条件}は
&bold(){big:&sizex(5){&color(green){3行以上かつ漢字幅×25以上の横幅}}}
&bold(){medium:&sizex(5){&color(green){5行以上かつ漢字幅×40以上の横幅}}}
&bold(){small:&sizex(5){&color(green){7行以上かつ漢字幅×57以上の横幅}}}
となります。
(OSにより若干の誤差あり、要調整)
※smallでも二重リサイズ自体は発生しますが、
通常コメントでは75文字の制限があるため実用的ではありません。
&blankimg(double resize 3.jpg,width=435,height=640)
二重リサイズは「改行リサイズ」と「臨界幅リサイズ」の二つのリサイズ過程を経ているので、
他のコメントと比べると若干&bold(){&sizex(4){表示の際の負荷が高くなります。}}
表示の際の負荷が高いと動画がカクカクになったり、一瞬止まったりと、視聴に影響する場合もあります。
負荷の度合いはPCのスペックによるようですが、
多くても&bold(){&sizex(5){&color(green){一度に3~4コメント程度で留めておく}}}のが良いようです。
また、負荷が大きい関係から、フォント化けの確率も非常に高くなります。
そのため、他のコメント以上に&bold(){フォントの安定に気を使う必要があります。}
最も簡単な方法は&bold(){&sizex(4){あらかじめフォント変化させておく方法}}ですが、
詳しい説明は「[[知識編Ⅳ【文字の挙動】]]」「[[知識編Ⅴ【フォント決定ルール】]]」ならびに
「製作編Ⅵ【フォント化け対策】」で行うことと致します。
*&bold(){&sizex(7){④高さ固定(二重リサイズ編)}}
一度二重リサイズを発生させた後は通常の臨界幅リサイズと同じように、
&bold(){コメントの横幅の増加で縮小表示が起こります。}
これにより、コメントの横幅を調整することで
&bold(){二重リサイズを起こしたまま&sizex(5){&color(orange){「高さ固定」}}を行うことができます。}
(高さ固定については「[[知識編Ⅱ【改行】]]」参照)
&blankimg(dbl resize hgt stability 1.jpg,width=783,height=330)
二重リサイズに関しては75文字の入力文字数制限との関係から
bigでの高さ固定しかできません。
コメントの横幅調整で&bold(){9行から14行くらいまでの固定を行うことができます}。
それぞれの行数で固定するためのコメント横幅は
もちろん異なってくるため、個々で調整が必要です。
それぞれの行数の固定に必要な横幅をおおよそで表すと、
・&bold(){big二重リサイズ9行(高さ392px・固定時横幅1041~1067px):&sizex(5){&color(green){漢字幅26文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ10行(高さ384px・固定時横幅1137~1167px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×29文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ11行(高さ389px・固定時横幅1247~1283px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×32文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ12行(高さ388px・固定時横幅1385~1433px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×35文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ13行(高さ381px・固定時横幅1553~1565px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×39文字程度}}}
・&bold(){big二重リサイズ14行(高さ381px・固定時横幅1619~1687px):&sizex(5){&color(green){漢字幅×41文字程度}}}
となります。
15行以上の二重リサイズも可能ではありますが、
文字の大きさがbig改行リサイズとほぼ同じになるうえ、
文字数消費も多くなるため実用的ではありません。
この中では&bold(){&sizex(6){&color(orange){「big二重リサイズ10行」}}}が最も安定しており、扱いやすいです。
まずは10行の固定から使い始めることをお勧めいたします。
上記の横幅はわかりやすいように漢字幅のみで表していますが、
&bold(){横幅によってコメントの縮小率は頻繁に変わる}ため、
U+00A0、全角スペース等の&bold(){漢字幅よりも狭い幅を持つ空白文字}を使用すれば、
&bold(){より精度の高い固定が出来る}場合があります。
また上に示した通り、&bold(){&color(green){必要な横幅は各行数固定の際に若干ではありますが一定の範囲があります}}ので、
&bold(){中に入れる文字などに応じて微調整する}とよいでしょう。
二重リサイズでの高さ固定は、&bold(){大きな文字のコメントが少ないコメント数で出来る}ので
現在ではかなり重宝されてはいますが、上でも触れたとおり&bold(){&sizex(6){&color(red){多用は禁物}}}です。
&bold(){&sizex(5){リサイズの応用技}}であることをぜひ覚えておいていただければと思います。
----
&sizex(6){&bold(){next:}[[知識編Ⅳ【文字の挙動】]]}
&bold(){prev:[[知識編Ⅱ【改行】]]}
[[トップページ>コメントアートwiki トップページ]]