◎目次
①16:9モード時のコメント表示領域
16:9モードのコメント表示領域は 縦385px、 横672pxとなります。
16:9の動画の表示領域は縦360px、横640pxなので、
それぞれ上11px、下12px、左右16pxはみ出ているかたちになります。
表示領域に関しては、4:3モード時に見えていなかった
左右それぞれ64pxの領域が見えるようになった、
というイメージで考えるとわかりやすいかと思われます。
nakaコメントの場合、横の表示領域が伸びたため
表示時間も4:3モード時より長くなります。
ただしコメントの速さ、投稿時間に対する表示位置に変更はありません。
画像の紫色部分の領域を移動する分だけ表示時間が延びたということになります。
②16:9モード時のコメント臨界幅
コメント表示領域は左右に広がりましたが、
コメントの臨界幅は4:3モード時と変わりません。
よって16:9モード時に、画面の両端にコメントを配置しようと思っても
通常は544px(4:3モードの画面幅)を超えたところで臨界幅リサイズが発生し、
配置できないということになります。
臨界幅を超えた位置にコメントを配置したいときは
二重リサイズを使用する方法と、
もう一つ、コマンド「full」を使用する方法があります。
③「full」― 臨界幅を変更するコマンド ―
16:9モードでリサイズを起こさずに画面の両端にコメントを配置するための措置として、
新たに「full」というコマンドが登場しました。
このコマンドは4:3モードの臨界幅を16:9モードの臨界幅に変更します。
画像のように、「full」を使うと16:9モードでの左寄せ、右寄せが簡単に出来るようになります。
16:9モードでコメントアートを制作したり、歌詞を投稿したりする際はぜひとも知っておくとよいでしょう。
また、この「full」コマンドは4:3モードにおいても有効なものとなります。
上の画像のように、16:9モードの臨界幅で投稿された「full」コマンド使用のコメントは
4:3モードにすると、コメントの両端が表示されなくなります。
(上記参照。左右それぞれ64pxが見えなくなる。)
これにより、今までは二重リサイズと一部の臨界幅リサイズでしか出来なかった
画面外へのコメント配置が可能となりました。
フォント変化文字等の配置の際に画面外に配置すれば
より見栄えのいい字幕を作ることが可能となるでしょう。
また、改行リサイズのコメントを4:3画面の
両端ギリギリの位置に配置したい時も「full」を使用すれば可能です。
4:3画面の両端ギリギリに収まるコメント幅は
full big: 漢字幅×26
full medium: 漢字幅×42
full small: 漢字幅×60
「full」コマンドを使った応用技として試してみてはいかがでしょうか。
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