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#blockquote(){コメントの文字は、フォントによって全く異なった印象を与えることも多々あります。
歌詞やコメントアートの演出をより自由に表現する際には、フォントの選択と操作が必要不可欠です。
コメントのフォント決定ルールは非常に複雑ですが、理解できればもう怖いものなし!です。
今回はコメントのフォントを自由に操るための解説を行います。}
**&sizex(5){目次}
&bold(){①フォント決定の基本ルール}
&bold(){②基準のフォント}
&bold(){③フォント決定ルール詳説}
&bold(){④フォント決定ルールの活用法}
----
*&bold(){&sizex(7){①フォント決定の基本ルール}}
コメントのフォント決定ルールは非常に複雑なものとなります。
簡単なものから少しずつ順番に理解することが肝心です。
まずは基本的な文字列から見ていきましょう。
(画像1)
上の画像は&bold(){&sizex(5){&color(green){「全角文字同士が隣接したひとつながりの文字列」}}}です。
コメントのフォントは&bold(){「全角文字同士が隣接したひとつながりの文字列」}ごとに決定されます。
この文字列を便宜的に&bold(){&sizex(6){&color(orange){「グループ」}}}と呼びます。
また、コメント中に半角文字を含ませると、グループが分かれコメント内に複数存在することになります。
(画像3)
画像のように、&bold(){半角文字を境にしてグループを区切り分けします。}
区切り分けされたグループは左から順番に&bold(){&sizex(4){&color(green){「第一グループ」「第二グループ」「第三グループ」}}}と続きます。
(注)グループはコメントのフォント決定ルールの理解のために便宜的に付けられたものです。
そのため現在のところ半角文字同士の隣接文字列には特に呼称はなく、
全角文字同士の隣接文字列のみこのように呼ばれています。
これを踏まえたうえで、まずは1グループ内のフォント決定ルールを見てみましょう。
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールA>}}}
&bold(){1グループ内の最も左にある文字のフォントが&sizex(6){&color(orange){「基準のフォント」}}として適用される。}
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールB>}}}
&bold(){1グループ内にフォント変化文字が含まれていた場合}
&bold(){ ⇒最も左にあるフォント変化文字のフォントが「基準のフォント」として適用される。}
&bold(){ ⇒複数のフォント変化文字があった場合は左から順番にフォントが適用される。}
&bold(){ ただし、vista&7の場合、適用されるフォントは2種類までとなる。}
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールC>}}}
&bold(){ゴシック体は、「基準のフォント」になっていない限り、}
&bold(){明朝化・丸文字化に対してフォントを維持することが出来ない。}
&bold(){(明朝化・丸文字化の影響を受ける。)}
(画像2)
上の3つが1グループ内における基本的なフォント決定ルールとなります。
続いて2つ以上のグループがある場合のフォント決定ルールを見てきましょう。
*&bold(){&sizex(7){②基準のフォント}}
グループが複数になるとフォント決定ルールも一気に複雑になりますが、
最も基本的なルールは以下のものです。
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールD>}}}
&bold(){第一グループのフォントが「基準のフォント」となり、}
&bold(){第二グループ以降も適用される。}
(画像4)
このように、&bold(){&sizex(4){&color(green){基本的には第二グループ以降も基準のフォントで表示されます。}}}
しかしこれは、&bold(){第二グループ以降にフォント変化文字が含まれていなかった場合}に限られます。
*&bold(){&sizex(7){③フォント決定ルール詳説}}
では続いて、&bold(){第二グループ以降にフォント変化文字が含まれている場合}の
フォント決定ルールを見ていきましょう。
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールE>}}}
&bold(){第一グループにフォント変化文字(ゴシック化・明朝化・丸文字化文字)がない場合。}
&bold(){または、ゴシック化文字を配置した場合。}
&bold(){ ⇒「基準のフォント」はゴシック体。(第二グループ以降も基本的にゴシック体で表示される。)}
&bold(){ ただし、第二グループ以降でフォント変化文字を含むグループがあった場合はOSにより挙動が異なる。}
&bold(){ →XP=各グループごとのフォントがそれぞれ適用される。}
&bold(){ →vista&win7=第二グループ以降の内で最も左にある明朝化・丸文字化文字が&sizex(4){&color(green){「第二基準フォント」}}となり、}
&bold(){ 以降の明朝化・丸文字化文字を含むグループは全て「第二基準フォント」での表示になる。}
(画像5)
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールF>}}}
&bold(){第一グループに明朝化・丸文字化文字を配置した場合。}
&bold(){ ⇒「基準のフォント」は第一グループで最も左に配置される明朝化・丸文字化文字のフォント。}
&bold(){ ⇒第二グループ以降でフォント変化文字を含むグループがあった場合はOSにより挙動が異なる}
&bold(){ →XP=各グループごとのフォントがそれぞれ適用される。}
&bold(){ →vista&win7=全て基準のフォントによる表示となる。}
&bold(){ 第二グループ以降の明朝化文字、丸文字化文字も基準のフォントに変化する場合がある。}
(画像6)
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールG>}}}
&bold(){第一グループにおいて、明朝化・丸文字化文字の前にゴシック化文字(中点など)を配置した場合。}
&bold(){ ⇒「基準のフォントはゴシック体。(第二グループ以降も基本的にゴシック体で表示される。)}
&bold(){ ただし、第二グループ以降でフォント変化文字を含むグループがあった場合はOSにより挙動が異なる。}
&bold(){ →XP=フォント変化文字のフォントに切り替わる。}
&bold(){ →vista&win7=第一グループ内で最も左にある明朝化・丸文字化文字が「第二基準フォント」となり、}
&bold(){ 以降の明朝化・丸文字化文字を含むグループは全て「第二基準フォント」での表示になる。}
(画像7)
以上がフォント決定のルールとなります。
フォントの複数共存に関しては以上のルールのように、&bold(){OSにより異なります。}
&bold(){&sizex(4){&color(green){XP→3つのフォントを共存可能}}}
&bold(){&sizex(4){&color(green){vista&7→明朝体・丸文字体のいずれか一つとゴシック体}}}
また、フォントの共存は第一グループの基準のフォントが「ゴシック体」の時のみ可能です。
このように決定ルールはとても複雑です。
最初から全てを理解するのは中々難しいと思われます。
(これを書いてる本人も完璧に理解出来ているのかわかりませんw)
ではこのような複雑なルール。実際どういった場面で活用されるのでしょうか。
*&bold(){&sizex(7){④フォント決定ルールの活用法}}
コメントアート構成の際には、それぞれのコメントのフォントを
しっかりと把握していることが重要となります。
例えば、自分の気がつかないところで明朝体にフォント変化していた、
ということになると、構成後に予期せぬ表示になっていたということだってありえます。
コメントのフォントは&bold(){出来る限り基準のフォントで統一できるように構成すること}が
安定したコメントアートを作る第一歩です。
また応用技として、&bold(){複数のフォントを一つのコメント内に表示させたい時}などに
このようなフォント決定ルールを踏まえた&bold(){&sizex(5){&color(orange){「フォント操作」}}}を行います。
(ex)「ハートコメントアート」に何かメッセージをのせる。
(画像8)
また、コメントは負荷や他のコメントの影響を受けて&bold(){フォント化けを}
&bold(){起こしやすいため、それを防ぐ手立てとして基準のフォントを設定する}、といった活用法もあります。
こちらに関しては「技術編Ⅴ.【フォント化け対策】」にて解説する予定です。
いずれにせよ、コメントのフォント操作はより安定したコメントアート・歌詞を制作する際に
必要不可欠なものとなるでしょう。
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&sizex(6){&bold(){next:}[[知識編Ⅵ【16:9モードについて】]]}
&bold(){prev:[[知識編Ⅳ【文字の挙動】]]}
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#blockquote(){コメントの文字は、フォントによって全く異なった印象を与えることも多々あります。
歌詞やコメントアートの演出をより自由に表現する際には、フォントの選択と操作が必要不可欠です。
コメントのフォント決定ルールは非常に複雑ですが、理解できればもう怖いものなし!です。
今回はコメントのフォントを自由に操るための解説を行います。}
**&sizex(5){目次}
&bold(){①フォント決定の基本ルール}
&bold(){②フォント決定ルール詳説}
&bold(){③フォント決定ルールの活用法}
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*&bold(){&sizex(7){①フォント決定の基本ルール}}
コメントのフォント決定ルールは非常に複雑なものとなります。
簡単なものから少しずつ順番に理解することが肝心です。
まずは基本的な文字列から見ていきましょう。
(画像1)
上の画像は&bold(){&sizex(5){&color(green){「全角文字同士が隣接したひとつながりの文字列」}}}です。
コメントのフォントは&bold(){「全角文字同士が隣接したひとつながりの文字列」}ごとに決定されます。
この文字列を便宜的に&bold(){&sizex(6){&color(orange){「グループ」}}}と呼びます。
また、コメント中に半角文字を含ませると、グループが分かれコメント内に複数存在することになります。
(画像3)
画像のように、&bold(){半角文字を境にしてグループを区切り分けします。}
区切り分けされたグループは左から順番に&bold(){&sizex(4){&color(green){「第一グループ」「第二グループ」「第三グループ」}}}と続きます。
(注)グループはコメントのフォント決定ルールの理解のために便宜的に付けられたものです。
そのため現在のところ半角文字同士の隣接文字列には特に呼称はなく、
全角文字同士の隣接文字列のみこのように呼ばれています。
これを踏まえたうえで、まずは1グループ内のフォント決定ルールを見てみましょう。
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールA>}}}
&bold(){1グループ内の最も左にある文字のフォントが&sizex(6){&color(orange){「基準のフォント」}}として適用される。}
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールB>}}}
&bold(){1グループ内にフォント変化文字が含まれていた場合}
&bold(){ ⇒最も左にあるフォント変化文字のフォントが「基準のフォント」として適用される。}
&bold(){ ⇒複数のフォント変化文字があった場合は左から順番にフォントが適用される。}
&bold(){ ただし、vista&7の場合、適用されるフォントは2種類までとなり、また明朝体と丸文字体の共存が出来ない。}
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールC>}}}
&bold(){XPの場合はフォント変化文字の適用が全ての場合で有効となるが、}
&bold(){vista&7の場合、ゴシック体は「基準のフォント」になっていない限り、}
&bold(){明朝化・丸文字化に対してフォントを維持することが出来ない。(明朝化・丸文字化の影響を受ける。)}
(画像2)
&bold(){複数フォントの共存に関しては、上記のルールから}
&bold(){ ⇒XPにおいては&sizex(4){&color(green){3つのフォントの共存が可能}}ですが、}
&bold(){ ⇒vista&7は&sizex(4){&color(green){明朝体・丸文字体のいずれか一つとゴシック体でのみ可能}}となっています。}
以上の3つが1グループ内におけるフォント決定ルールとなります。
続いて2つ以上のグループがある場合を見てきましょう。
*&bold(){&sizex(7){②フォント決定ルール詳説}}
グループが複数になるとフォント決定ルールも一気に複雑になります
第一グループにどのような文字が配置されていたかで第二グループ以降のフォントが決定されます。
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールD>}}}
&bold(){第一グループにフォント変化文字(ゴシック化・明朝化・丸文字化文字)がない場合。}
&bold(){または、ゴシック化文字を配置した場合。}
&bold(){ ⇒「基準のフォント」はゴシック体。(第二グループ以降も基本的にゴシック体で表示される。)}
&bold(){ ただし、第二グループ以降でフォント変化文字を含むグループがあった場合はOSにより挙動が異なる。}
&bold(){ →XP=左から順番にフォント変化文字のフォントが適用される。}
&bold(){ →vista&win7=第二グループ以降の内で最も左にある明朝化・丸文字化文字が&sizex(4){&color(green){「第二基準フォント」}}となり、}
&bold(){ 以降の明朝化・丸文字化文字を含むグループは全て「第二基準フォント」での表示になる。}
(画像5)
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールE>}}}
&bold(){第一グループに明朝化・丸文字化文字を配置した場合。}
&bold(){ ⇒「基準のフォント」は第一グループで最も左に配置される明朝化・丸文字化文字のフォント。}
&bold(){ ⇒第二グループ以降でフォント変化文字を含むグループがあった場合はOSにより挙動が異なる}
&bold(){ →XP=左から順番にフォント変化文字のフォントが適用される。}
&bold(){ →vista&win7=全て基準のフォントによる表示となる。}
&bold(){ 第二グループ以降の明朝化文字、丸文字化文字も基準のフォントに変化する場合がある。}
(画像6)
&bold(){&sizex(5){&color(red){<ルールF>}}}
&bold(){第一グループにおいて、明朝化・丸文字化文字の前にゴシック化文字(中点など)を配置した場合。}
&bold(){ ⇒「基準のフォントはゴシック体。(第二グループ以降も基本的にゴシック体で表示される。)}
&bold(){ ただし、第二グループ以降でフォント変化文字を含むグループがあった場合はOSにより挙動が異なる。}
&bold(){ →XP=左から順番にフォント変化文字のフォントに切り替わる。}
&bold(){ →vista&win7=第一グループ内で最も左にある明朝化・丸文字化文字が「第二基準フォント」となり、}
&bold(){ 以降の明朝化・丸文字化文字を含むグループは全て「第二基準フォント」での表示になる。}
(画像7)
以上がフォント決定のルールとなります。
フォントの複数共存に関しては以上のルールのように、&bold(){OSにより異なります。}
&bold(){&sizex(4){&color(green){XP→3つのフォントを共存可能}}}
&bold(){&sizex(4){&color(green){vista&7→明朝体・丸文字体のいずれか一つとゴシック体}}}
また、フォントの共存は第一グループの基準のフォントが「ゴシック体」の時のみ可能です。
このように決定ルールはとても複雑です。
最初から全てを理解するのは中々難しいと思われます。
(これを書いてる本人も完璧に理解出来ているのかわかりませんw)
ではこのような複雑なルール。実際どういった場面で活用されるのでしょうか。
*&bold(){&sizex(7){③フォント決定ルールの活用法}}
コメントアート構成の際には、それぞれのコメントのフォントを
しっかりと把握していることが重要となります。
例えば、自分の気がつかないところで明朝体にフォント変化していた、
ということになると、構成後に予期せぬ表示になっていたということだってありえます。
コメントのフォントは&bold(){出来る限り基準のフォントで統一できるように構成すること}が
安定したコメントアートを作る第一歩です。
また応用技として、&bold(){複数のフォントを一つのコメント内に表示させたい時}などに
このようなフォント決定ルールを踏まえた&bold(){&sizex(5){&color(orange){「フォント操作」}}}を行います。
(ex)「ハートコメントアート」に何かメッセージをのせる。
(画像8)
また、コメントは負荷や他のコメントの影響を受けて&bold(){フォント化けを}
&bold(){起こしやすいため、それを防ぐ手立てとして基準のフォントを設定する}、といった活用法もあります。
こちらに関しては「技術編Ⅴ.【フォント化け対策】」にて解説する予定です。
いずれにせよ、コメントのフォント操作はより安定したコメントアート・歌詞を制作する際に
必要不可欠なものとなるでしょう。
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