人間の冷凍保存について



現在、世界中で注目され始めている冷凍保存(クライオニクス)。

自分の脳を死後に冷凍保存し、未来で生き返りを試みてみませんか?

当チームでは100年~200年後の生き返りを目的とした冷凍保存をお手伝いしております。現在、人間・犬、猫の冷凍保存のご依頼を承っております。※規定に合意いただいた場合のみ 冷凍保存、取材、メンバー加入のご依頼はこちらへお願いします。 

冷凍保存についてご質問と回答を会話方式でまとめてみました。

クライオニクスとは、心肺停止後にご遺体を冷凍保存し、100年後、200年後に患者様が生き返ることを試みる技術です。

※これまでのご質問で多かったものから選びました。佐藤さんが質問し、運営側が答える形にしました。



●クライオニクスの意義●

佐藤さん
なぜ人間を冷凍保存しているのですか?

運営
200年後の未来で生き返るためです。冷凍するのはただ飾っておくためではありません。冷凍保存の意義を知っていただくために、『クライオニクスの教科書』を制作しています。当チームが制作しました。こちらをご観下さい。
→→ クライオニクスの教科書




●患者様の人数

佐藤さん
現在、冷凍されている患者様は何人いますか?

運営
日本から近い、ロシアのクリオルス社の冷凍庫では74人の患者様が保存されています。※令和2年5月時点です。





●解凍する時期について●

佐藤さん
クライオニクスした患者様の生き返りはいつ頃になりますか?

運営
2100年~2200年頃の未来と予想します。未来で急いで生き返らせても、患者様に大きな苦痛が生じてしまいますので、少し待ち、蘇生できる技術が安定した頃を見計らいます。蘇生を急ぎますと、再寿命と言いまして、再び寿命が来てしまいます。生き返った後も、ずっと生きていけるように適切な時期を慎重に見極めます。

また生き返る技術が完成しても、100年後の未来の日本の国の社会情勢、その時代に生きる民衆の考え方によって現実に蘇生ができるかどうかが左右されます。

佐藤さん
患者様が未来で生き返れるかどうかは『技術の完成だけではない』のですね。技術が完成したので、さぁ!生き返れる!、ではないと言うことですか?

運営
その通りです。200年後の未来の日本の社会の人々が、冷凍保存された患者様をどう思うかが重要です。

そのために、私たちが生きている間に、クライオニクスの意義を正しく伝えなければいけません。現在、ピラミッドのミイラは発掘されて博物館に展示されていますよね。古代の人々は展示されることを望んでいたでしょうか?このような悲劇が未来で想定されます。

運営
また未来で生き返る資金を誰が出すのか。自分の子孫なのか、それともクライオニクスの会社なのか、国家なのか。ここが重要になって来ます。

あと日本の国が法律上、冷凍した患者様を生き返らすことを認めるのか。技術以外でも課題が山積みです。

そのために、遠い未来での助け合いが必要になります。近い未来で起こるであろう、沢山の問題の解決を目的に当チームを結成しました。生き返るためには、技術の完成と、未来の人々の応援、すべての環境が整うことが鍵ですね。色んな要件を満たし、解決して行くことで、初めて解凍ができると考えています。
 解凍についてのイメージはクライオニクスの教科書をご覧ください


現在、見ていただいているこのサイトの記事の拡散をお願いします。以下のリンクをあなたの大切な人、5人にlineなどで貼り付けて伝えて下さい☆ 
※このページのURLになります。 
https://w.atwiki.jp/cryonics/pedit/73.html



●当チームについて●

佐藤さん
このサイトを運営されている、everlife 2200 はどんなチームですか?

運営
日本、国外に多数のメンバーがおり『一人の人間が100年後、200年後にも生きて行くことを前提とし、真剣に実現するための方法を考え、自分の命をどのように継続していくか深く追求する』組織です。

今も未来でも困った時に、メンバーとメンバーが助け合って乗り越えるためにeverlife 2200 という組織を作りました。一人ではどうしようもないことってあるので、そんな時にみんなで力とアイディアを出し合って助かったら素晴らしですよね。

『一人は全員のために、全員は一人のために』

これが当チームのモットーです。

佐藤さん
力強い言葉ですね。メンバーはどんな人たちですか?

運営
研究者、会社経営者、学生さん、フリーター、幅広くおります。運営側の特色は社会貢献をしていることです。メンバーの一人は献血87回目をしました。もう2人、献血活動をしているメンバーがおります。動物愛護をしているスタッフ、骨髄ドナー登録者、それぞれが多岐に渡り社会に貢献しようと試みています。現在、メンバー、ボランティア、記事の作成に協力して下さる方を募集しています。

佐藤さん
87回も献血をされているのですか!?

運営
そもそもクライオニクスは人命の救助であり、『人の命を救うこと』を目的に行います。運営の一人である管理人が、献血を実行することで多くの白血病患者様の命を救います。実際に社会に貢献しようとすることで、当チームが理論や口だけでなく、人命救助を目的に行っていることを社会に証明します。クライオニクスも献血と同じように、垣根を超えた助け合いがキーワードになります。私たちは献血のように実際に行動して行くことで、その思いが本物であることを社会に証明しています。

献血の活動内容です。
https://w.atwiki.jp/cryonics/pedit/65.html

佐藤さん
けっこうちゃんとしたチームですね。私もメンバーになりたいかもです(笑)

運営
これから日本にも色んな組織ができるかもですが、私たちが作る冷凍保存を応援していただけませんか?お問い合わせお待ちしています。





佐藤さん
インターネットやツイッターなどで当チームeverlifeの悪口を見かけました。主に、カルトや、詐欺だ!との書き込みを見かけましたが事実ですか?

運営
これは、根拠なき全くの嘘ですね。当チームでは、確かに冷凍保存を取り扱っていますが、前提としてまず本人がクライオニクスを強く望んでいない限りお断りしております。敵対するクライオニクスの業者が私たちのチームを潰すためにそのような工作を行っておるようです。

佐藤さん
工作ですか。本当に怖いですね。気持ち悪いです。

運営
当チームのネット上の噂は全て事実無根であり、場合によっては警察へ刑事告訴を検討しております。私ども冷凍保存を知っていただくために周知の活動をしておりますが、冷凍保存が必要がどうかは最終的に患者様がご自身で決められることです。あくまで知るきっかけになればと願っておりますので、患者様に強制をすることなど全くないですね。

冷凍保存は可能性を残せますが、患者様がそう思わなければそれまでですね。まず、患者様が冷凍保存を希望し、それを私たちがお手伝いするという形式です。患者様の意思がなければ始まりません。

運営
業者が雇った人が私どもの評価を下げるためにツイッターやネット媒体でわざと悪口の書き込みをしています。手口からむしろあちら側が本物のカルト教団です。日本のクライオニクスにも様々な団体があるので気を付けて下さい。

佐藤さん
見分け方などありますか?

運営
異常に私どもを批判したり、特定の考え方を強く言って来るようですね。最終的に、書籍の購入やメンバーへの加入を要求してきます。公共のためだと主張していますが、相手はビジネスですので何かしらの形でお金を請求して来ますね。例えばツイッターで『クライオニクス』というキーワードを入れてコメントするだけで、必ずいいねをつけて来たり、コメントで接触して来ます。絶対に鵜呑みにしないで下さいね。何か不審なことがありましたら、私どもにすぐに報告して下さい。

佐藤さん
ありがとうございます。気を付けます。

運営
アンチをどのように利用するか、というのもクライオニクス普及の鍵です。ます、誹謗中傷を受けたら冷静になり、それをどのようにしてそれをうまく活用するかがポイントです。これからクライオニクスに反対する人たちはどんどん出現すると予想しますが、私たちは負けません。



●クライオニクスの活動をしている理由●

佐藤さん
なぜクライオニクスの活動をしておられるのですか?

運営
重たい病気で苦しんでいる方に希望を持ってもらうためです。少しでも多くの患者様にクライオニクスの存在を知っていただき、生きる希望を持ってもらいたいですね。私たちの活動が、生きていこうと思うきっかけになればと願います。

運営
10代、20代の方はまだ老人になるまでに時間があるので、今からしっかり未来の医療に備えて貯金をして準備をして欲しいです。今、私たちが呼び掛けたことにより、その方が今から貯金を始め、老人になった時に未来の技術を使い、実際に癌や脳梗塞から助かれば、私たちの活動も一つの社会貢献である思っています。

佐藤さん
利益ではなく、社会に貢献することが目的なのですね。

運営
これまで、自分が老化すること、自分が死ぬことは当たり前でした。自分の運命と戦うという発想は今までになかったですが、私たちが作った記事でみんなが生きよう、戦っていいんだと思うきっかけになれば嬉しいですね。

運営
クライオイクスって、実はけっこう深いのです。冷凍保存というイメージで怖がられますが、違いますね。亡くなりそうなお母さんにまた会いたい、とか、小児癌の息子さんに夢を持ってもらいたいとか、根底にあるのは家族の深い愛ですね。

佐藤さん
これまで冷凍保存=SF映画みたいなものを想像していましたが、違うのですね。

運営
そういう考え方の人もいるかもしれませんが、私たちは家族を大切にする、愛する家族や友達、一緒に暮らしているペットと永遠の時間を過ごすことを大切にしています。手段は冷凍保存に限らず、その時代の一番、可能性が高くなる方法を選べばいいですよね。何としてでも助けようとする。これが究極の愛の形だと信じています。



●自分の存在の不思議●

佐藤さん
自分の存在って、とても不思議です。私たちはどこから来てどこへ行くのだろう。そもそも自分の存在が不思議。

運営
よく、前世があるって言いますが、私たちが生まれて来た時には前世の記憶がないんです。思い出せない。

佐藤さん
ということは、記憶を消されている?あるいは前世の存在自体がなかった?どちらかですよね。

運営
それを知りたいんです。神様の正体も。

佐藤さん
面白い視点ですね。

運営
色んな宗教や死後の世界の考え方がありますが、本当のところはどうなのかなって。それが知りたいんです。

佐藤さん
神様の概念は私たち人間が作ったものだから、もしかしたら、人間や宇宙を作った人は違うかもしれませんよね。

運営
そうなんです。だから、私は長生きしてそれを確かめたいんです。神様について『私たちはまだ本当のことを分かっていない』、私はこのことを純粋に大切にしたいのです。

40年後のテクノロジーで細胞を培養して臓器を作ったり、クライオニクスが成功したり、ロボットになれるかもしれません。そしたら、長生きできますよね。

長生きして、2200年頃の未来の技術で、宇宙はこうやってできましたとか、人間のプログラムを作ったのは宇宙人でしたとか判明するわけです。考えるだけでワクワクして来ませんか?

佐藤さん
すっごい夢とロマンがありますね。老化するか死ぬという、絶望しかなかった未来に光が差し込みました。

運営
生まれ変わりも気になります。死んだら、また、人間として生まれ変わるのか。それとも魚?昆虫?微生物?それともすべて消えてなくなってしまうのか。

佐藤さん
必ずしもまた人間に生まれ変わるとは決まってないですよね。私たちが今、この場所、この時間に存在していることに、どんなルールや規則性があるのか気になりますね。

運営
だから、私は今、死んで全てが消えるのが本当にもったいないなって思うんです。せっかく人間として生まれて来たので、この状態を維持したいです。生きていれば、未来で真実を知ることができるかもしれません。死んでしまうとその可能性がなくなってしまいます。しっかり貯金して、うんと長生きしたいですね。



●クライオイクスが未完成であることついて●

佐藤さん
クライオニクスの技術はまだ完成していないですが、どうすればいいですか?

運営
その方の年齢によります。現在、20歳の方ですと、自分が80歳になった時に、クライオニクス以外の技術も完成している可能性が高いですよね。あと60年先の話ですから…

現在20代の方など、まず死なないことが一番の理想ですので、人工冬眠やiPS細胞などの新しいテクノロジーに備えて毎月の貯金をしっかりするべきです。

佐藤さん
冷凍保存以外の技術もこれからの未来で登場するのですね。考えていなかったです。

運営
しかし、今、80歳や難病で余命が数ヵ月の方はiPS細胞や体のロボット化などがどう考えても生きている間には間に合わないませんよね。

佐藤さん
悔しいかもしれませんが、現実はそうですよね。

運営
しかし、ご本人様が『可能性を残す』ことを望まれるなら、クライオニクスの利用をご検討されるべきです。そんなに可能性が低くても、その時代の最善を尽くすことに意味があると考えています。

運営
文明の進化は止まらないので、準備することは大切です。貯金は多いにこしたことがないので、冷凍保存の貯金ができたら、それで終えず、できるだけ沢山の準備をした方が良いですね。準備をしっかりすれば、それだけ、選択肢と、生きていける可能性が増えます。冷凍後の解凍資金の準備、iPS細胞などの臓器を作る技術が自分の人生に間に合った場合の準備も必要ですね。

運営
あと、一つだけ気を付けてもらいたい点があります。今、20歳の人はクライオニクスは必要ないかも?って思いますよね?でも、重要なんです。若い人も交通事故に遭ったり、突然に命を落とすこともあります。将来、細胞を培養して心臓を作ったり、ロボットになりたい人も、明日死ぬ可能性があるので冷凍保存をいつでも使える準備をした方がいいですよ。



●他団体について●

佐藤さん
everlife以外に日本にクライオニクスの組織はありますか?

運営
あります。正式に確認できている団体だけでも、日本国内に5団体あります。どこの団体も一生懸命活動しております。特色はありますが、あれがいい、これが悪い、というのはないですね。

佐藤さん
大きな違いは何ですか?

運営
形態は様々ですね。当チームは、まず一人の人間である『あなた』が生きて行くことを第一に掲げたチームです。みんなが死ぬことを前提に作られたこの社会で、どのようにして生きて行くか、命を消さないで継続するか、何をすれば生きていける確率を上げられるのか、とにかく真剣に生きることに重点を置いています。

クライオニクスが抱える問題には、現実的な問題の解決と技術的な問題の解決があります。

『技術的な問題の解決』は、冷凍する時に細胞が傷ついたり、生き返るための技術の研究ですね。

『現実的な問題の解決』は、クライオニクスの技術がどんなに進化しても私たちがそれを使えるかどうかはまた別な問題です。将来、家族の反対でクライオニクスが実行できなくなったり、資金が足りずに冷凍保存ができなかったり、解凍してくれる人が決まらなかったり、現実的な問題を解決して行くのが当チームの仕事です。

佐藤さん
技術的な問題と同じくらい、『現実的な問題の解決』も大切なのですね。家族の反対ですか… テストで言ったら、50点、50点の配分ですね。

運営
そうです。最先端の技術がどんなに進化したからと言っても、私たちがそれを利用できるとは限らない。私たちの体はまだ現実のこの社会の中にあります。地球は宇宙の刑務所?って言われるくらい、この現実の世界って、とても理不尽で辛くて残酷なんです。

佐藤さん
自分の体をロボットにできると言っても現実にはすごいお金がかりそうですし、クライオニクスが進化しても、誰が生き返らしてくれるのか、これは本当に悩みますね。夢を見たいですが、どうしても現実がありますね。

運営
現実の自分が置かれている立場を把握していないと、思わぬ問題が起きますね。技術では生き返らすことができるようになったけど、日本の法律が認めてくれませんでした、自分には子供がいないので生き返らせてくれる人がいません、金額が高過ぎる、などですね。他にもいっぱいあると思います。

自分の置かれている今の現状?起こりそうな色んなトラブルを予想して、未来で問題が起きても影響を受けないようにすることが大切です。

佐藤さん
まさに、木を見て森を見ず、ですね。私も技術だけしか見ていませんでした。未来の意外なところで足元をすくわれそうですね。

運営
両方大切ですね。とにかく死にたくない、ごちゃごちゃした理屈はいいから、生きたいんだ!困った時に助け合いが大切だと思う、このような方は、ぜひ当チームのメンバーになって下さい(笑)



●安楽死について●

佐藤さん
安楽死についてどう考えていますか?

運営
個人の尊重という観点から、スイスのように日本にも安楽死制度が必要と考えています。一部、日本でも高齢者や障がい者が強制的に安楽死をさせられてしまう危険があるという意見がありますが、当チームもちろんそれには反対ですね。生前に本人がきちんと意思を明示していた場合のみ限定で国が安楽死を許可すべきとうスタンスです。

『苦しんでいる方が安楽死を希望しても放置するしかない現状』には明らかに問題があり、ここがポイントになると思います。自分が将来、寝たきりや植物状態、末期癌など難病になった時を考えると恐怖を感じますね。日本に安楽死制度がないので不安です。



●クライオニクスの進化を妨げるもの●

佐藤さん
何がクライオニクスの進化を妨げていますか?

運営
一番の問題は日本の社会全体の考え方ですね。まず、現在では人が死ぬことが当たり前になっています。あなたが親という立場ですと、子供のために痛くても我慢し、黙って死ぬことが美しいですよね。これが当たり前になっています。死にたくない=個人のわがまま、になっていますね。もし、あなたのおじいちゃんやおばあちゃんが、死にたくないんだ、と言うとなんだか違和感を感じませんか?

これが恐ろしいんです。

一人の人が生きようとすることは、老化を恐れて何とかしようとすることはむしろ常識ですし、大切なことです。おかしくないのです。私たちは新しい風を社会に吹き込みたいです。

佐藤さん
なるほど。そういうことなんですね。

運営
実際に、自分(あなた)の子供、孫や次の世代の人たちも、必ず自分が老化することや死の恐ろしさに、悩み、困まります。あなたが解決し、子孫にお手本となる生き方ができれば素晴らしいですよね。

現在は老化や死ぬことは当たり前ですが、私たちはこういった常識を壊し、新しい考え方を普及させたいと思っています。

佐藤さん
ありがとうございます。



●everlifeの目指すもの●

佐藤さん
everlifeでは、これからどのようにクライオニクスが進むことを望んでいますか?

運営
クライオニクスが大衆に認められて、医療保険の対象となることです。冷凍保存の事業は私たちがするのではなく、大手の総合病院や日本の国が事業として運営することが理想です。

運営
お金持ちでない人、家族がいなくてクライオニクスの遺言を実行してくれる人がいない人、どんな人でも望めば冷凍保存ができるようにしたいです。そのため、みなさま、当チームの応援をお願いします。



●未来で生き返るためには●

佐藤さん
冷凍保存して未来で生き返るためには何が必要ですか?

運営
技術の進化、生き返る技術を使うための資金、未来の人間社会の許可、生きていくための助け合いです。この4つの要件がその時に全て揃うことが重要です。

佐藤さん
助け合いですか?

運営
そうです。どんなに技術が進化しても、それを手助けしてくれる人と資金がなければ生き返ることがでいません。生き返る技術が完成したからと言って、自分が生き返れるとは限らないのです。

自分の息子や孫が解凍してくれるがは理想ですが、子孫が『そう思わなかったら』どうするのか?または、子供がいない人が冷凍保存したら、誰が未来で解凍するのか。技術の進化も重要ですが、こちらの問題も非常に重要です。

未来で生き返る時に、生前にどんな行いをしていたか脳をスキャンされることもありますね。検問みたいな…だから、良い行いを沢山しといた方がいいですよ。

佐藤さん
技術の進化=生き返ることができる!という訳ではないのですね。

運営
技術の進化と諸問題(解凍してくれる人は誰かなど)を解決することで、やっと生き返ることができると考えています。みんな気づかないですが、むしろ解凍してくれる人を決めるのはとても難しいです。

佐藤さん
そういう問題を解決するためにチームを作られたのですね。なんとなく理解できて来ました。

運営
ありがとうございます。冷凍するのも『人』ですし、生き返らすのも『人』ですよね。今、想像していなかった問題が未来では必ず生じますので、チームのメンバーを増やし、理念を共有し、今だけじゃなく、100年後、200年後の未来でも、助け合えるチームにしていきます。

一人よりも、可能性を少しでも上げるために、人や仲間がいた方が確立の数字を上げることができると考えています。



●クライオニクスで注意するべきこと●

佐藤さん
クライオニクスで気をつけるべきことは何かありますか?

運営
まず、冷凍保存してくれる人を見つけることですね。先ほど、自分の妻や子供、子孫でなければ遺言を実行できず、冷凍保存ができないと記載しましたが、それだけではないのです。

佐藤さん
まだ問題があるのですね。

運営
そうなのです。生きている間に奥さん、旦那さん、お子様が冷凍保存をするよっていう約束をしていても、その約束した旦那さんが先に死んでしまうかもしれません。また約束した奥様が認知症になるかもしれません。もしかしたら自分が先かも…

佐藤さん
色んな可能性が考えられるのですね。想像外の…

運営
人の気持ちは変わりますしね。あと、旦那さんと子供の意見が違う場合があります。いざ亡くなり、親族の誰かが冷凍保存に反対する場合もあります。そうなると訴訟になったりするので、冷凍保存が困難になるかもしれません。

佐藤さん
心配な部分が沢山ありますね。これらのリスクをちゃんと考えなければいけないなと思いました。

運営
クライオニクスは、個人の命を究極に尊重する行いです。家族が反対したからと言って冷凍保存ができなくなるのはおかしいですよね。しかし、これが今の法律なのです。

今の法律はとてもおかしいですよね。私たちは法律を変えるように動きます。みんなの力が必要です。



●宗教●

佐藤さん
ever lifeは宗教をどのよう考えていますか?

運営
日本、世界には沢山の宗教がありますが、私たちの考え方は現実的に問題を解決しようとしていることです。また、神様の本当の姿を知ろうと探しています。

佐藤さん
具体的にどのようなものですか?

運営
神様とは一体何なのか、自分の存在とは何なのか、誰が宇宙を作ったのか私たちは本当に知りません。

私たちがクライオニクスやiPS細胞を使い生き続け、未来で解明するのを待とうという考えです。

世界の宗教の多くは、神様を定めて祈りやお布施という概念があります。私たちは祈るより、まず動いて苦しい現実をなんとかしよう、このような考え方です。困っている人が救われるように祈ることは大切ですが、それより、実際に献血をしたり、今、この瞬間に傷ついた人や困っている動物を現実に助けることの方が意義があると考えています。

以下が私たちの思想です。
https://w.atwiki.jp/cryonics/pages/62.html

佐藤さん
面白い発想ですね。自分が苦しいとき、祈られるより、助けてくれた方が嬉しいですよね。これまでない、新しい考え方ですね。

運営
献血100回した人と、毎日祈っていた人、どちらがいいかて、それは献血100回ですよね。だから、私は実際に動いて人を助けたいです。献血をやり遂げたら、次は動物愛護に挑戦したいですね。苦しんでいる動物を助けたいです。

運営
神様というか、どんなものが宇宙や人間の存在を作ったのかとても興味があります。それを進化したテクノロジーで解明したいですね。


●クライオニクスは誰のものか?●

佐藤さん
冷凍保存は誰のものですか?ロシアの会社、アメリカの会社?それとも患者様ですか?

運営
うーん、難しい質問ですね。でも、一つだけ言えます。クライオニクスはみんなのものです。

佐藤さん
なるほど。

運営
よく、冷凍保存したら細胞が傷つくし、生き返るなんて絶対に無理でしょ?どうやって生き返るの?そんなお問い合わせが来ます。私はとても不思議ですね。だって、これはみんなの問題ですよ。

佐藤さん
冷凍保存の会社だけに責任を押し付けるのは間違いですよね。

運営
そうなのです。例えば、クライオニクスは詐欺だ!と言ってロシアやアメリカの冷凍保存の会社を責めて潰したとします。困るのは誰でしょうか?

佐藤さん
私たちです。クライオニクスの会社が全部潰れたら、私たちが自分たちで作らなければいけませんよね。

運営
そうです。それが本質です。ロシアやアメリカは厳しい批判をされながら本当に頑張って下さっています。私たちの代わりに批判を受けて、必死に頑張っています。最初の一歩を踏み出した人たちって本当にすごいと思います。

だから、私たちは応援するべきですよね。冷凍技術の進化も、生き返る技術もみんなの問題であり、自分たちの責任と考える。そういう姿勢が大切なのです。みんなの力で、夢を実現させましょうよ。

佐藤さん
私も今まで自分で何かをしようという風に考えていなかったです。クライオニクスの欠陥や新しい技術ばかりが気になっていました。

運営
みんな傍観者ですよね。口だけではなく、実際に動くって勇気がいるんです。動ける人って実はとても少ないです。実際はほとんどの人が傍観者ですよ。お問い合わせするにも、『どうやったら生き返れるんですか?』って言う質問より、『生き返れそうな技術を見つけたんですけど』ていう内容だったら素晴らしいですよね。

運営
まず自分にできることから、動いてみませんか?小さなことも積み重ねれば大くなり、やがて世界を動かします。あなたなりにロシアやアメリカの会社を日本から応援しませんか?



●老化について●

佐藤さん
私たちは50年後、60年後、おじいさんおばあさんになります。これは避けることができません。いつも考えるだけで気分が重たくなります。私も将来、寝たきりになったり、癌になったり車椅子の生活になるのかな…深刻な未来です。どんな病気になるかは運次第で強制的に恐怖のギャンブルをさせられますよね。

運営
恐怖のギャンブルですね。運が悪ければ脳梗塞になったり、目が見えなくなります。こんな大事なことが、運任せですよね。自分が老化することを考えて不安になるのはむしろ正常なのです。怖いなっていう危機管理センサーが動いているんです。90歳の自分が健康な訳ないじゃないですか。

佐藤さん
私の考え過ぎではなかったのですね。

運営
もちろんです。いや、自分の老後とか普通に考えるだけで気がおかしくなりますよ。治らない、ずっと強い痛みが続いていくと考えると恐ろしいです。

でも、希望があるんです。技術がどんどん進化しているから、もしかしたら私たちが老人になる頃に、人工的に臓器を作ったり、病気にならない薬ができるかもしれませんよ?助かる可能性が少しだけあるんです。

佐藤さん
確かに。少し未来に希望が持てそうです。自分が老人になるって悲しいことですが、助かる可能性もあるのですね。

運営
私が嫌いな表現ですが、奇跡が起きるかもしれません(笑)今から未来の老後に備えてしっかり準備をしたいですね。ただ、私たちが資金など準備をしていなかったら、せっかく助かる技術ができても購入することができません。

佐藤さん
目や心臓を作ることができても、お金がかかるということですね。それを支援してくれる家族や仲間も必要ですね。

運営
50年後、60年後にどんな技術が登場しているか分かりませんが、日々の無駄遣いや貯金をしっかりすることは大切ですね。80歳になってからお金を作ることは困難ですから。時間は取り戻せないと言いますが、若い頃に使ってしまったお金も取り戻すことができません。今、お金を無駄に使うということは、未来に生きれる可能性をどんどん少なくしてしまっているのです。

佐藤さん
稼げる金額も機会も限られているということですね。それくらい慎重に考えた方がいかもしれませんよね。



●珍しい時代●

佐藤さん
私たちは長生きできますか?

運営
うーん、50%かな? 私たちが死ぬ40年、50年以内にどれくらい技術が進化してくれるかですよね。

分かりやすく説明すると、人類が誕生してから、江戸時代に生まれた人までって、絶対に死んじゃったじゃないですか。原始人や江戸時代のお侍さんがどんなに不老不死を望んでも、技術的に不可能でした。

佐藤さん
私たちのご先祖さん、すごい人数ですよね。地球の微生物が誕生して、これも私たちのご先祖さんに含めると、私だけのご先祖さんは1万人、いや、もっといることになります。でも、みんな不老不死になれなかった。

運営
しかし、2060年頃に生まれる赤ちゃんはたぶん、おじいちゃんになる頃には絶対に不老不死になれますよね。この赤ちゃんがおじいちゃになるのは、2140年頃。その頃には色んな薬や技術が開発されています。人類が誕生してから、長い歴史の中で、僅か100年のどっちつかずの変なすき間なのです。

佐藤さん
私たちは死んじゃうかも。私が死ぬまでに、不老不死の薬が開発されるのって間に合わないかもしれませんね…本当にあと少しなのに。

運営
そうです。私たちは、僅かに5CM(5センチメートル)だけ届かない。間に合わない。いや、もしかしたら届くかも?いい意味でも悪い意味でも、私たちは絶妙に悔しい時代に生まれてしまいました。

何度も言いますが、本当に歴史上、奇跡的に悔しい時代に生まれてしまいました。あと40年遅く生まれたら、悩むことはなかったです。このタイミングって実に不思議なのです。

佐藤さん
私があと、40年遅く生まれていたらどんなによかっただろう。癌や寝たきりになっても、新しい薬であっという間に治せるかもしれないのに… 40年前の人は絶対に死んでいたのに、今から40年後に生まれた人は死なない技術が確立している。

運営
人類誕生~2040年までに生まれた人は絶対に死んで、2050年~2100年までに生まれた人たちはどっち付かず、2100年以降に生まれた人たちは絶対に死なない、こんな予想です。『奇跡的にグレーな50年』と言われています。白でもなく、黒でもない、グレー、『分からない時間』ですね。

佐藤さん
本当に、今は奇跡的に悔しい時代ですね。私たちは絶対に生きるのか、絶対に死ぬのか、どちらか分からない。この瞬間はどっち付かずの不思議な時間。

長い歴史の中で、白でもなく黒でもない、グレーな時間ということですね。歴史上、大変に珍しい。天文学的な確率ですね。

佐藤さん
このまま死んじゃうのは、何だかもったいないですね。

運営
そうですね。しっか貯金して、未来で生きれる確率が最大になるようにしたいですね。



●生存率の向上●

佐藤さん
死なない確率を上げるために自分できることって、ありますか?

運営
『貯金の残高』と『人の繋がり』ですね。技術が進化するとか、100年後の社会がどうなっているとかは分からないですが、貯金の残高と繋がっている人は間違いなく生存できる確率に影響しますね。

佐藤さん
全く分からない中でも必ず、言い切れることって必ずありますよね。

運営
まず、未来の医療を買うための貯金残高が、100万円あるよりは、1000万円の方がいい。これは分かりますよね?

佐藤さん
とても分かりやすい、基本ですね。では、人の繋がりはどうでしょう。

運営
あなたの配偶者、子供が、あなたが未来に生きることに賛成しているか、賛成していないかどうかですね。貯金ができていても、家族が賛成していなければ、未来で苦しい戦いになります。

佐藤さん
様々な要素が絡み合っているのですね。

運営
総合点でしょうか。上の事例ですと、貯金ができていたが、家族に反対されてしまったとします。貯金が80点でしたが、家族に反対されてマイナス60点だとします。総合計で残ったのは20点です。苦しい状況の中、あなたがやりたいことを実現しなければいけません。

どんなことをすれば自分の命である守備力、総合点のスコアを伸ばすことができるのか。貯金が増えた、未来に生きることを理解してくれる友達ができた、新し技術が国に認可されて使えるようになったなどですね。

佐藤さん
だから技術以上に『戦略』も重要になって来るのですね。

運営
特に人の繋がりは難しいです。せめて家庭を作るときに、お互いの考え方をきちんと確認して、同意することが大切です。将来のトラブルが起きないように事前に確認することがとても大切です。



●お願い●

佐藤さん
面白く、とても参考になる記事をありがとうございました。

運営
いえいえ、最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。

佐藤さん
私にできることって何かありますか?

運営
このサイトのリンクを友達や大切な人、5人に伝えて欲しいです。lineなどで伝えて下さい。感想をメールしていただけると嬉しいです。
※このページのURLになります。5人に伝えて下さい。
https://w.atwiki.jp/cryonics/pedit/73.html

一人でも多くの人に未来で助かって、生きて欲しいです。生きていれば、今の自分が想像できない素晴らしい景色が未来で見えるかもしれません。この記事がきっかけになることを願います。







●●●●ここからは、おまけの記事になります●●●●


●老化の怖さ●

佐藤さん
私もまだ若いですが、40年後、50年後の未来で、老人になってしまいますよね。どんな病気になって死ぬのだろう。

運営
時間と自分の体が老化することは止められませんからね。

佐藤さん
苦しまないで、コロッとある日、突然に死ねたらいいですよね。

運営
それは難しいですね。その人の運ですよね。どんな大金持ちも俳優さんも、老化するとどのような状態になるか分かりません。癌になるかもしれないし、植物状態になるかもしれないです。一生、車椅子の生活もありますね。

運というか、『恐怖のギャンブル』ですよね。やりたたくなくても強制されるギャンブルです。

佐藤さん
今がどんなに良くても、少し先の未来で自分がどうなるか分からないんですね。仕事がうまく行ってて、子供も立派に成長してくれて。今、全てうまく行ってて、せっかくいい人生でも、私の人生の最後に何があるか分からない。ひっくり返されてしまいますよね。未来のことを考えるとなんだかすごく怖いです。おかしいですよ。

運営
でも、不思議なんです。みんな、これを問題だと思っていないんです。深刻な危険が生じる可能性があるのに、なぜか無防備なんです。何も対策を取ろうとしない。運命だから仕方がないと言っています。

佐藤さん
どうしてですか?もし、人生に老化や死がなければ、どんなにいいだろう。人生の最後まで安心して過ごせるだろう。

運営
老化しても大丈夫だ、何とかなるっていう思い込みが、先祖代々、ずっと続いているんです。

佐藤さん
考える思考が止まってしまっているのですね。

運営
もちろん、なんとかなりません。実際に老人になってみると分かりますが、痛みは続くし、しかも治らない。病気や怪我が治ってないのに、次から次へと深刻な病気がやって来るんです。若い頃にはならなかった重たい病気。たった一人で黙って我慢するしかないんです。痛いというと自分の子供に迷惑がかかるし…

佐藤さん
私たちは未来で大変なことになってしまうんですね。

運営
老化って、まるで津波や地震のような『災害』ですね。避難しするっていう考えが重要です。でも、みんな社会に洗脳されているから気づかないんですか?もう、どうにもできないから、諦めてしまっているんじゃないですか?

老化や死という敵が大き過ぎるからどうやっても勝ち目がないと。そういうものだって決めてしまってますよね。『津波』が来るので、もちろん避難しようとするべきです。災害が来るんだっていう認識が鍵ですね。

老後の色んな病気で苦しむのは、自分だけでなく、自分の子供も未来で老人になって苦しむかもしれませんからね。それを今、私たちが生きている時に解決しようとするって、実はすごく意義があって尊いことなんです。

佐藤さん
自分のためではありますが、子供のためにも、そしてみんなのためにもこの問題を、私たちが生きている間になんとか解決したいですね。



●親が心配●

佐藤さん
私の母ももうすぐ60歳。最近、おばあちゃんになったなって感じます。

運営
10年後には70歳ですからね。長いようですが、あっという間です。

佐藤さん
だいたい、60歳以降になると体力が落ちてきて、脳梗塞とか、認知症とかになるリスクが高くなりますよね。

運営
私の親もまだ元気ですが、先のことを考えると心が痛くなりますよ。無防備ですからね。

佐藤さん
悲しいですね。分かっているのにどうにもできない。

運営
どうにもできないで、ただ見てるしかないって、本当に複雑な気持ちです。私は親を冷凍保存しますが、でいれば、死ぬまでにiPS細胞とか不老不死の薬ができたらいいですね。

佐藤さん
切実な思いですね。



●これから歴史上の大きな事件が起きる●

運営
冷凍保存も日々、止まることなく進化しています。実は、もうすぐ大きな事件が起きるんです。それは、『冷凍技術の完成』です。

佐藤さん
冷凍する技術の完成ですか?

運営
クライオニクスって、生き返る技術が重要に見えますが、そうではないのです。完璧に細胞を傷つけないで冷凍保存できた時、この時が人類の歴史上、すごい瞬間なのです。

佐藤さん
確かに。完璧に冷凍保存できればいつでも生き返らすことができますね。

運営
技術は止まることなく進化します。『完璧な冷凍保存』は、早くて、だいたい2050年頃にはできるのではないでしょうか?

佐藤さん
私たちが生きている間に、生き返る技術は無理でも、『保存できる技術』は完成するかもしれません。つまり、私たちが生きている間に完成する可能性があるということですね。

運営
私はこれが人類の歴史上で一番すごい発明になると思っています。2050年は人類の歴史で大きな分岐点になると予想しています。



●本来のクライオニクスの作り方●

運営
冷凍保存の施設って、本来はみんなで作るべきなんです。

佐藤さん
どういうことですか?

運営
中学校のクラスで、みんなが星を見たり宇宙が好きだとします。みんな天体望遠鏡で大きな星を見てみてたい。

佐藤さん
ロマンチックですよね。

運営
ただ、天体望遠鏡は高い。いいものになると、10万円以上します。

佐藤さん
みんなが欲しいけれど、高くて買えないんですね。

運営
それで、みんなでカンパ(みんなでお金を出し合って買う)するんです。上記は例えです。現実には中学校ではそんなカンパなんかできませんが(笑)

佐藤さん
『星を見たい人』が、『みんなでお金を出し合って天体望遠鏡を買う』んですね。ちょっと楽しそう(笑)

運営
基本ですね。やりたい人たちが集まって、お金を出し合って買うんです。こういうモデルが日本でも広まって、クライオニクスの冷凍庫が沢山できるといいですね。



●人間の死●

佐藤さん
死の本質って何なのでしょう。とても興味があります。

運営
地球は宇宙の刑務所だという記事を以前見かけました。私たちは宇宙の囚人?なのでしょうか。人生にはあまりにも辛いことや悲しいこと、理不尽なことが多すぎますよね。

佐藤さん
私もいろいろ悩んでいます。

運営
生きている人はみんな死ぬので、死刑囚っていうことですよね。いつ自分が死ぬか分からない。明日、学校や会社帰りに交通事故に遭い死ぬこともあります。

佐藤さん
ほんとうそうですよね。もしかしたら、明日死ぬこともあるんだなって、私もよく思います。

運営
いつ爆発するか分からない時限爆弾が、みんなの背中にくくりつけられていて、そんなイメージです。

佐藤さん
面白い表現ですね。この時限爆弾を取り外せたらどんなにいいだろう。

運営
私は取り外したいですね。そのために、臓器の培養技術や冷凍保存が進化しているので。自分の背中に乗っている時限爆弾を外した時、私はどんな気持ちになるだろう。

佐藤さん
人類が死とは関係なくなる日はもうすぐそこですね。



●不老不死のイメージとは違う?●

佐藤さん
不老不死って、どうしても魔法の薬とか、永遠に死なないのをイメージしてしまいます。

運営
魔法の薬みたいな?実際はちょっと違いますね。私は、自分の体が老化することや、死ぬことを純粋に『怖い』と思っています。根底にあるのは恐怖と焦りですね。不老不死になりたい!という気持ちとは少し違うのかもしれません。

佐藤さん
よく言う不老不死とはぜんぜん違いますね。

運営
まぁ、結果的には同じなのかもしれませんが、自分が50年後、60年後に老化してやばくなるなって。それに対して、ただ待つだけじゃなくて、元気な今のうちから対策や準備をしたいなっていう必死な思いです。『永遠の命が欲しい』というよりは、『未来で大変なことになるかもしれないから、なんとかする方法を探している』、これが本当の気持ちですね。



●安楽死●

佐藤さん
安楽死、末期癌の人が痛くて耐えられない時に、医師などが薬物を投与して人生を終える方法ですよね。スイスでは認められていています。日本からですと200万円の費用で可能だそうです。

運営
日本人も要件を満たせばスイスに行き、スイス国内で安楽死をすることができますね。ちなみに、現在、日本では安楽死は違法です。安楽死を手伝うと、逮捕されてしまいます。

佐藤さん
癌の患者様がすごく痛くて苦しんでいて、安楽死を希望して、それを私たちが手伝うことも違法ですよね。

運営
日本でも、安楽死に賛成する人、反対する人が分かれているんです。合法にしようという動きがありますが、法律がなかなか認めてくれません。

運営
安楽死に賛成する人は、実際に難病である患者様や、そのご家族様ですね。現在、末期癌などで苦しまれているお父様、お母様を苦痛から解放したいという意見ですね。もちろん、患者様ご本人が安楽死を希望していることが前提です。希望していないのに家族が安楽死をしようとすることは『殺人』ですからね。

安楽死に反対する人の意見はこうです。『もし安楽死を日本で合法化するとお年寄りや、障がいがある方が強制的に大量に安楽死をさせられる』という風に主張しています。

佐藤さん
難しいところですね。どちらも間違いじゃないですね。

運営
どちらが正しいか分かりませんが、今、実際に末期癌の人が毎日苦しんでいて、患者様がどんなに安楽死を希望しても、私たちは何もしてあげられない。黙って放置するしかありません。これは事実ですね。

佐藤さん
私も、この点には違和感を感じています。今、この瞬間も沢山の人が苦しんでいますよね。しかし、何もしてはいけない。

運営
安楽死は賛否両論ですが、私は『安楽死を希望する人がどんなに苦しんでいても黙って見ているしかない現状』には明らかに大きな問題があると思います。直感的に、この部分が問題の解決の鍵になると思いますね。

佐藤さん
なるほど。放置するしかない、それはひどいと思います。助けてって言っているのに見ているだけなんて、信じられない!自分が逆の立場だったら最悪ですね。

運営
こうやって記事を書いている私自身もいつか、癌や重たい病気になるかもしれません。2年後、3年後、さらに悪化して、痛みがひどくなる。想像するととても怖いですね。安楽死が法律でちゃんと認められていたらどんなにいいだろう。

運営
もし安楽死が合法になったら、お年寄りや難病の患者様が『強制的に安楽死させられる危険』はどうしても生じてしまいます。これを無くすために、『健康で若い20代~40代の時点うちに将来、難病になった時に安楽死を希望する意思』を事前に国に登録した人のみ限定で安楽死を国が許可すれば良いと考えています。

佐藤さん
つまり、私が80歳で癌になったとします。若い頃、25歳の時に、『私が未来でもし癌になったら安楽死をしたい』と事前に国に登録をするのです。登録をしていたので、いざ癌になっても、自分の意思で安楽死を希望した証拠がある訳です。国から無事、安楽死の許可が下りました。こういう流れですね。

運営
これは、新しい仕組みかもしれません。

佐藤さん
なるほど、これなら自分の意思で安楽死を希望していることが明らかですね。家族に強制的に殺されていないことは明らかです。これは、もしかしたら、画期的な発想ですね。これなら、私も安楽死の合法化に賛成してもいいと思います!

運営
ありがとうございます。私も、将来、自分が末期癌や植物状態になり、寝たきりになるかもしれません。そうなった時に、安楽死という選択肢があるだけでも安心ですね。実際に癌になって、痛くて、それがいつまで続くのか分からない。数年後はもっと悪化するだろうし、将来を考えると気がおかしくなりそうです。

私は安楽死は、究極の人権の尊重だと思っています。みんなが苦しんだり、自分が癌や難病になった未来でも、困らない世界を作りたいですね。



●文明の進化で人が生きていけなくなる●

佐藤さん
コンピューターやAIがどんどん進化して、仕事がすごい勢いで無くなって来ていますね。

運営
仕事がなくなるだけならいいのですが、給料が安くなったり、非正規雇用、契約社員が増えてきましたね。これから、今よりもっと深刻になると予想されます。現金や生きて行くためのお金を手に入れるのはますます困難になりますね。

佐藤さん
これから社会はどうなって行くんだろう…こんなに文明が進化したのに、人がちっとも幸せになれない。これって、おかしいですよね?

運営
出た利益をみんなで分ける、ということが大切ですよね。限られたほんの一部の人だけが儲かって、みんなが苦しんでいる、その今の構造はとてもおかしと思います。

なぜ、一部のお金持ちだけを保護するために、沢山の人が犠牲にならなければいけないのでしょうか?そこまでして一部の人を保護する価値があるのでしょうか?

佐藤さん
みんな平等に、一部の人だけでなく全ての人が幸せになる方法はないのでしょか?

運営
『平等に生じた利益を平等にみんなで分ける』これが鍵なのではないでしょうか?

佐藤さん
すごいお金持ちを作らない代わりに、すごい貧乏人も作らないっていうことですね。

運営
ちょっと昔までは、真面目に努力した人ってかならず報われたんです。でも、今はそれが崩れている。どんなに真面目にやていても報われない。もう、正常じゃない社会なので、ルールを変えなければいけない時期に来ています。

ちゃんと努力している普通な人の生活を保護できない世の中って、おしまいですね。AIや技術の進化の恩恵を独占させないで、みんなで平等に分けよう、そういう考え方ですね。

佐藤さん
世界を変えたいですね。いや、変えなきゃいけない時期に来ていますね。

運営
そのために、私たちは動かなければいけません。『AIで仕事が奪われる』今、すごい話題ですよね。テレビで沢山観たのでそれは分かった(笑)次は行動ですね。理解しても実際に動かなければ何も変わりません。

AIで生活が脅かされないようにするために、今、私たち国民一人一人が立ち上がらなければならないのではないでしょうか?


現在、見ていただいているこのサイトの記事の拡散をお願いします。以下のリンクをあなたの大切な人、5人にlineなどで貼り付けて伝えて下さい☆ 
※このページのURLになります。 
https://w.atwiki.jp/cryonics/pedit/73.html



●iPS細胞を使うための積立金●

佐藤さん
もう少し先の未来で、人間が臓器を作ったり、自分の目玉を作ったりできるかもしれませんね。視力が悪くなった時、目玉ごと交換できたらどんなにいいだろう。

運営
2060年頃の未来では、近所のクリニックに行って、コンタクトレンズを作るような感覚で体の部分を注文できるようになるかもしれませんね。胃を注文、3週間後にできるので交換します。こんなイメージです。

佐藤さん
胃を培養して、胃ごと取り替える。もう少し先の未来では当たり前になっているかもしれません。

運営
だた、それにはもちろんお金がかかりますよね。あなたが70歳になって、内臓が悪くなった。臓器を作って取り替えるのに500万円かかる… ところが、お金はすぐには作れません。その時に気づいたのではもう手遅れなのです。

佐藤さん
お金はすぐには貯まらないです。だから、毎月、銀行の定期預金で積み立てることは大切ですね。毎月2万円、1年で24万円。10年で240万円になりますね。

運営
20代の方がお金を作るってなんとかできると思います。若くて体も元気で体力がありますしね。では、50代の方が0円から貯金を始めて、簡単に500万円貯めれますか?貯まるかもしれませんが、相当しんどいです。

運営
あと、我慢ですね。マイホームが欲しい。もちろん、家を建てればすごいお金がかかります。でも、その建てたマイホームは、未来であなたが難病で苦しんでいる時に自分を助けてくれますか?

佐藤さん
確かに、家は何もしてくれませんよね(笑)

運営
家を建てていなかったら、そのお金で臓器を作ったり、足を作ったりできたかもしれません。一番、自分の人生で重要な場面でお金がないって、悔しくないですか?地道な努力って大切ですね。これは、夢がある貯金ですね。

佐藤さん
自分が何を求めるか早めに決めると有利になりますね。家が欲しいのか、長生きしたいのか。

運営
一人の人間が生涯で稼げる金額はそんなに多くはないですからね。現実を見て、しっかり計画を立てることが大事です。

佐藤さん
何かをするっていうことは、一方で何かができなくなる。今の選択が未来に大きな影響を与えてしまう。私も忘れないでいたいです。



●ペットの殺処分をなくすために●

佐藤さん
犬や猫がペットショップで売られていますね。

運営
年間で4万頭近くが殺処分されています。

佐藤さん
えっ、そんなに殺されているのですか!?

運営
ペットショップで犬や猫と飼って来たけれど、世話をするのが面倒くさくなった、とか、飽きてしまった、という理由ですね。

佐藤さん
信じられない…

運営
里親にも限度がありますよね。当たり前ですが、高齢のワンちゃんが病気であると、飼ってくれる人が見つかりません。

運営
根本的に解決するために、ペットの売買を法律で禁止にすれば良いのではないでしょうか?そこまでして、飼いたい人、ペット業者を保護する価値があるのでしょうか。

これからも、捨てられ続けるのが分かっているので、根本的な解決をするべきですよね。

運営
そもそも、『あなたがペットショップでお金を出して動物を飼う行為自体が、間接的に殺処分に加担してる』のです。売上あれば、ペット業者は潰れないので、お金を買う行為はペットビジネスを支えていますね。

佐藤さん
ペットをお金を出して飼う行為は絶対にいけないですね。欲しくなったら、まず里親ですね。



●家族の反対で冷凍保存ができない●

運営
冷凍保存とは『遺言』によって行われます。遺言を履行してくれる人がいなければ、冷凍保存はできません。

佐藤さん
自分の人生の最後のお願いなのに、冷凍保存できないのですか?

運営
遺言があっても、それを家族が見て、考えて、断る権利があるんです。あなたの遺言を見て、そう思わなかったら実行されないですね。

佐藤さん
それって、とてもおかしいくないですか?自分の希望なのに…

運営
でも、そういう法律だから仕方ないですよね。クライオニクスがもっと国民に認知されたら、法律が変わって、みんな遺言通りに冷凍保存されるでしょう。

佐藤さん
遺言状を書けばクライオニクスできるとずっと思っていました。

運営
家族の反対は本当に怖いですね。一人暮らしで家族がいない人は、『遺言状を履行してくれる人がいない』ので、本人がどんなに望んでいても冷凍保存できないことになります。

運営
反対というか、家族のその時の考え方、気持ちですよね。生前は冷凍保存に賛成していたけれど、実際に亡くなって、やっぱりやめておこうっていうのはあるかもしれません。人間は気持ちの生き物でもありますからね。

佐藤さん
その時の家族の意思とか、すごく不安定なものに、未来の私の生きる可能性を委ねなければいけないのですね。

運営
自分が作った家族なのに、最後に一番して欲しい冷凍保存ができないって、不思議ですよね。信頼できるはずの家族が一番、私の人生で強い敵になってしまう。本来、家族がいるいない、家族の意思で自分のクライオニクスに影響を与えてしまうのはとてもおかしいのです。

佐藤さん
おかしいけれど、これが今の現実なのですよね。

運営
どんな人でも、望めば必ず平等に冷凍保存できるようにしなければいけませんね。



●虫歯の治療とクライオニクスに違いはあるのか?●

運営
みんな虫歯は治療するのに、なぜ死を回避しようとする冷凍保存に反対するのだろう?

佐藤さん
私たちは虫歯になると、すぐ治療しますよね。痛いですし(笑)しかし、なぜか死は運命だからと、受け入れてしまいます。誰も死よいう存在と戦い、抵抗しようとは思いません。死を克服したいというと、なんだか違和感がありますよね。

運営
不思議ですね。その理屈ですと、虫歯になったのも運命ではないでしょうか?神様が与えた『運命』だから、死と同じように治療してはいけない。神様が与えた運命という虫歯に機械や薬を使って治療していいものなのでしょうか。こんな理屈になってしまいます。

人工的に機械を使い虫歯を治療することで、食事がちゃんとできるようになり、私たちの寿命は延びますよね。ある意味で『延命』です。虫歯の治療は良くて、死に抵抗するのはダメ。その境界線は、どこにあるのでしょうか。

佐藤さん
もしかしたら、人間が勝手に作ったルールなのかもしれませんね。私たち人間が都合がいいように作ったルールです。

運営
だから私は、死も虫歯を治療するように克服していいんだと思います。運命なんか存在しないかもしれません。人類がiPS細胞やクライオニクスを進化させて、死を克服する日は近いと思いますよ。

佐藤さん
死は人生で一番巨大な敵ですからね。これを向き合うってすごいことだと思います。



●あなたとクライオニクス●

佐藤さん
クライオニクスに色んなタイプの人がいますね。

運営
批判する人、何もしないでただ見ているだけの人、努力している人、必死な人、沢山のタイプの人がいます。あなたはどんな生き方をしたいですか?

佐藤さん
批判するって、何も生み出せないタイプから、私自身がクライオニクスをなんとかしようと動いて努力したいですね。

運営
日本人には、批判型、傍観者型がひじょうに多いですね。『冷凍すると細胞が痛んじゃうから生き返るなんて無理』、とか、『詐欺』とか。そうやって批判して、周囲に『俺は正しいんだぞ』って自分の価値を上げてるんです。批判することで、うまく仲間を取り込むんです。日本では俺がするぞっていう積極型が少ないんです。

佐藤さん
そんな生き方は嫌ですね。

運営
批判している人を見て下さい。その人自身は何も生み出せていないんです。よく観察してみると共通点がありますよ。

運営
クライオニクスって、とてもシンプルなんですよ。やりたい人がやればいい。うまく行かないだろうとか、迷いがあるなら、むしろやっちゃいけない。クライオニクスが進化するように自分なりにできることをするんですね。

佐藤さん
その人なりの行動ですね。

運営
そうです。自由な発想で、その人の得意な分野で試みて欲しいですね。日本にクライオニクスの会社が一つや二つでなく、沢山できるといいですね。将来、自分が使うかもしれない冷凍保存だから、自分なりの形で技術に貢献できるといいですね。



●クライオニクスは詐欺か●

佐藤さん
ネットで『クライオニクスは詐欺だ』『高額だ』という記事を見かけます。

運営
まず、詐欺ではありません。まず、ロシアで冷凍保存を行っているKrioRus社ですが、500万円程で冷凍保存します。冷凍タンクの保存代と、日本からの搬送費ですね。

佐藤さん
ちゃんとした理由があるんですね。

運営
実際に自分で全てしようとすると、もっとかかりますね。電卓で計算してみて下さい。土地を借りて、建物を建てて、冷凍タンクを購入して、液体窒素を購入して… 3000万円~4000万円しますね。

佐藤さん
『私が自分で作る代わりに、ロシアにお願いする』ということなのですね。

運営
ええ。なので、500万円が高い、詐欺だという人がいれば、自分で土地を借りて作ればいですね。

佐藤さん
ただ単純に、考え方が違うというだけで批判をしているのですね。

運営
そうです。冷凍保存も、可能性を残せると思えばすればいいですし、そう思わなければしてはいけないです。費用も高額だと思うのなら、自分で作ればいいですよね。

佐藤さん
みんなかなり誤解をしていますよね。

運営
人間は責任を他人に押し付けたがる生き物ですからね。『お願いする人』と『お願いされる人』の両方の意思が一致したときに、初めて行動になります。詐欺だなんてあり得ないですよ。

佐藤さん
批判は、つまり、自由な意志の侵害、ですね。



現在、注目され始めているクライオニクスに関するご質問と回答を会話方式でまとめてみました。

クライオニクスとは、心肺停止後にご遺体を冷凍保存し、100年後、200年後に患者様が生き返ることを試みる技術です。

※これまでのご質問で多かったものから選びました。佐藤さんが質問し、運営側が答える形にしました。



●クライオニクスの意義●

佐藤さん
人間をなぜ冷凍保存しているのですか?

運営
未来で生き返るためです。冷凍保存の意義を知っていただくために『クライオニクスの教科書』を作りました。当チームが制作しました。こちらをご観下さい。
→→ クライオニクスの教科書
https://timemachine2200.wixsite.com/kriorus/japanese



●患者様の人数

佐藤さん
現在、冷凍されている患者様は何人いますか?

運営
ロシアのクリオルス社では74人の患者様が保存されています。※令和2年5月時点です。日本人が40番目に保存されています。以下のリンクがクリオルス社の冷凍保存された患者様のリストになります。(公式)
http://kriorus.ru/en/cryopreserved%20people



●解凍時期について●

佐藤さん
クライオニクスされた患者様の生き返りはいつ頃になりますか?

運営
2100年~2150年頃の未来と予想します。未来で急いで生き返らせても、患者様に大きな苦痛が生じてしまいますので、少し待ち、蘇生できる技術が安定した頃を見計らいます。蘇生を急ぎますと、再寿命、再び寿命が来てしまいます。生き返った後も、ずっと生きていけるように適切な時期を慎重に見極めます。

また生き返る技術が完成しても、100年後の未来の日本の国の社会情勢、その時代に生きる民衆の考え方によって蘇生ができるかどうかが左右されます。

佐藤さん
患者様が未来で生き返れるかどうかは技術の完成だけではないのですね。技術が完成したので、さぁ!生き返れる!、ではないと言うことですか?

運営
その通りです。100年後の未来の日本の社会の人々が、冷凍保存された患者様をどう思うかが重要です。

そのために、私たちが生きている間に、クライオニクスの意義を正しく伝えなければいけません。現在、ピラミッドのミイラは発掘されて博物館に展示されていますが、古代の人々は展示されることを望んでいたでしょうか?

このような悲劇が想定されます。

また未来で生き返る資金を誰が出すのか。自分の子孫なのか、クライオニクスの会社なのか、国家なのか。ここが重要になって来ます。

あと日本の国が法律上、冷凍した患者様を生き返らすことを認めるのか。技術以外でも課題が山積みです。

そのために、遠い未来での助け合いが必要になります。近い未来で起こるであろう、沢山の問題の解決を目的に当チームを結成しました。生き返るためには、技術の完成と、未来の人々の応援、すべての環境が整うことが鍵ですね。色んな要件を満たし、解決して行くことで、初めて解凍ができると考えています。 解凍についてのイメージはクライオニクスの教科書をご覧ください



現在、見ていただいているこのサイトの記事の拡散をお願いします。以下のリンクをあなたの大切な人、5人にlineなどで貼り付けて伝えて下さい☆ 
※このページのURLになります。 
https://w.atwiki.jp/cryonics/pedit/73.html



●当チームについて●

佐藤さん
このサイトを運営されている、everlife 2200 はどんなチームですか?

運営
日本、国外に多数のメンバーがおり『一人の人間が100年後、200年後にも生きて行くことを真剣に考え、自分の命をどのように継続していくか深く追求する』組織です。今も未来も困った時に助け合って乗り越えるためにeverlife 2200 という組織を作りました。一人ではどうしようもないことってあるので、そんな時にみんなでアイディアを出し合って助かったら素晴らしですよね。

『一人は全員のために、全員は一人のために』

当チームのモットーです。

佐藤さん
メンバーはどんな人たちですか?

運営
研究者、会社経営者、学生さん、フリーター、幅広くおります。運営側の特色は社会貢献をしていることです。メンバーの一人は献血84回目をしました。もう一人、献血活動をしているメンバーがおります。動物愛護をしているスタッフ、骨髄ドナー登録者、それぞれが多岐に渡り社会に貢献しようと試みています。現在、メンバー、ボランティア、記事の作成に協力して下さる方を募集しています。

佐藤さん
84回も献血をされているのですか!?

運営
そもそもクライオニクスは人命の救助を目的に行います。運営の一人である管理人が、献血を実行することで多くの白血病患者様の命を救います。実際に社会に貢献しようとすることで、当チームが理論や口だけでなく、人命救助を目的に行っていることを社会に証明します。クライオニクスも献血と同じように、垣根を超えた助け合いがキーワードになります。私たちは実際に行動して行くことで、その思いが本物であることを社会に証明しています。

献血の活動内容です。
https://w.atwiki.jp/cryonics/pedit/65.html


佐藤さん
けっこうちゃんとしたチームですね。私もメンバーになりたいかもです(笑)


運営
これから色んな組織ができるかもですが、私たちが作る冷凍保存を応援していただけませんか?お問い合わせお待ちしています。




佐藤さん
インターネットやツイッターなどで当チームeverlifeの悪口を見かけました。主に、カルトや、詐欺だ!との書き込みを見かけましたが事実ですか?

運営
全くの嘘ですね。当チームでは、確かに冷凍保存を取り扱っていますが、まず本人がクライオニクスを強く望んでいない限りお断りしております。競合するクライオニクスの組織が私たちのチームを潰すためにそのような工作を行っておるようです。

佐藤さん
工作ですか?怖いですね。

運営
当チームのネット上の噂は全て事実無根であり、場合によっては警察へ刑事告訴を検討しております。私ども冷凍保存を知っていただくために周知活動をしておりますが、冷凍保存が必要がどうかは最終的に患者様がご自身で決められることです。あくまで知るきっかけになればと願っておりますので、患者様に強制をすることなど全くないですね。

冷凍保存は可能性を残せますが、患者様がそう思わなければそれまでですね。まず、患者様が冷凍保存を希望し、それを私たちがお手伝いするという形式です。患者様の意思がなければ始まりません。

運営
どこかの団体が雇った人?が私どもの評価を下げるためにツイッターやネット媒体でわざと悪口の書き込みをしています。手口からむしろ本物のカルト教団です。日本のクライオニクスにも様々な団体があるので気を付けて下さい。

佐藤さん
見分け方などありますか?

運営
異常に私どもを批判したり、特定の考え方を強く言って来るようですね。最終的に、書籍の購入やメンバーへの加入を要求してきます。公共のためだと主張していますが、相手はビジネスですので何かしらの形でお金を請求して来ますね。例えばツイッターで『クライオニクス』というキーワードを入れてコメントするだけで、必ずいいねをつけて来たり、コメントで接触して来ます。絶対に鵜呑みにしないで下さいね。何か不審なことがありましたら、私どもにすぐに報告して下さい。

佐藤さん
ありがとうございます。気を付けます。

運営
アンチをどのように利用するか、というのもクライオニクス普及の鍵です。ます、誹謗中傷を受けたら冷静になり、どのようにしてそれをうまく活用するかがポイントです。これからクライオニクスに反対する人たちはどんどん出現すると予想しますが、負けません。



●クライオニクスの活動をしている理由●

佐藤さん
なぜクライオニクスの活動をしておられるのですか?

運営
重たい病気で苦しんでいる方に希望を持ってもらうためです。少しでも多くの患者様にクライオニクスの存在を知っていただき、生きる希望を持ってもらいたいですね。私たちの活動が、生きていこうと思うきっかけになればと願います。

運営
10代、20代の方はまだ老人になるまでに時間があるので、今からしっかり未来の医療に備えて貯金をして準備をして欲しいです。今、私たちが呼び掛けたことにより、その方が今から貯金を始め、老人になった時に未来の技術を使い、実際に癌や脳梗塞から助かれば、私たちの活動も一つの社会貢献である思っています。

佐藤さん
利益ではなく、社会貢献が目的なのですね。

運営
これまで、自分が老化すること、自分が死ぬことは当たり前でした。自分の運命と戦うという発想は今までになかったですが、私たちが作った記事でみんなが生きよう、戦っていいんだと思うきっかけになれば嬉しいですね。

運営
クライオイクスって、実はけっこう深いのです。冷凍保存というイメージで怖がられますが、違いますね。亡くなりそうなお母さんにまた会いたい、とか、小児癌の息子さんに夢を持ってもらいたいとか、根底にあるのは家族の深い愛ですね。

佐藤さん
これまで冷凍保存=SF映画みたいなものを想像していましたが、違うのですね。

運営
そういう考え方の人もいるかもしれませんが、私たちは家族を大切にする、愛する家族や友達、一緒に暮らしているペットと永遠の時間を過ごすことを大切にしています。手段は冷凍保存に限らず、その時代の一番、可能性が高くなる方法を選べばいいですよね。何としてでも助けようとする。これが究極の愛の形だと信じています。



●自分の存在の不思議●

佐藤さん
自分の存在って、とても不思議です。私たちはどこから来てどこへ行くのだろう。そもそも自分の存在が不思議。

運営
よく、前世があるって言いますが、私たちが生まれて来た時には前世の記憶がないんです。思い出せない。

佐藤さん
ということは、記憶を消されている?あるいは前世の存在自体がなかった?どちらかですよね。

運営
それを知りたいんです。神様の正体も。

佐藤さん
面白い視点ですね。

運営
色んな宗教や死後の世界の考え方がありますが、本当のところはどうなのかなって。それが知りたいんです。

佐藤さん
神様の概念は私たち人間が作ったものだから、もしかしたら、人間や宇宙を作った人は違うかもしれませんよね。

運営
そうなんです。だから、私は長生きしてそれを確かめたいんです。40年後のテクノロジーで細胞を培養して臓器を作ったり、クライオニクスが成功したり、ロボットになれるかもしれません。そしたら、長生きできますよね。

長生きして、2200年頃の未来の技術で、宇宙はこうやってできましたとか、人間のプログラムを作ったのは宇宙人でしたとか判明する。考えるだけでワクワクして来ませんか?

佐藤さん
すっごい夢とロマンがありますね。

運営
生まれ変わりも気になります。死んだら、また、人間として生まれ変わるのか。それとも魚?昆虫?微生物?それともすべて消えてなくなってしまうのか。

佐藤さん
必ずしもまた人間に生まれ変わるとは決まってないですよね。私たちが今、この場所、この時間に存在していることに、どんなルールや規則性があるのか気になりますね。

運営
だから、私は今、死んで全てが消えるのが本当にもったいないなって思うんです。せっかく人間として生まれて来たので、この状態を維持したいです。生きていれば、未来で真実を知ることができるかもしれません。死んでしまうとその可能性がなくなってしまいます。しっかり貯金して、うんと長生きしたいですね。



●クライオイクスが未完成であることついて●

佐藤さん
クライオニクスの技術はまだ完成していないですが、どうすればいいですか?

運営
その方の年齢によります。現在、20歳の方ですと、自分が80歳になった時に、クライオニクス以外の技術も完成している可能性が高いですよね。あと60年先の話ですから…

現在20代の方など、まず死なないことが一番の理想ですので、人工冬眠やiPS細胞などの新しいテクノロジーに備えて毎月の貯金をしっかりするべきです。

佐藤さん
冷凍保存以外の技術もこれからの未来で登場するのですね。考えていなかったです。

運営
しかし、今、80歳や難病で余命が数ヵ月の方はiPS細胞や体のロボット化などがどう考えても生きている間には間に合わないませんよね。

佐藤さん
悔しいかもしれませんが、現実はそうですよね。

運営
しかし、ご本人様が『可能性を残す』ことを望まれるなら、クライオニクスの利用をご検討されるべきです。そんなに可能性が低くても、その時代の最善を尽くすことに意味があると考えています。

運営
文明の進化は止まらないので、準備することは大切です。貯金は多いにこしたことがないので、冷凍保存の貯金ができたら、それで終えず、できるだけ沢山の準備をした方が良いですね。準備をしっかりすれば、それだけ、選択肢と、生きていける可能性が増えます。冷凍後の解凍資金の準備、iPS細胞などの臓器を作る技術が自分の人生に間に合った場合の準備も必要ですね。

運営
あと、一つだけ気を付けてもらいたい点があります。今、20歳の人はクライオニクスは必要ないかも?って思いますよね?でも、重要なんです。若い人も交通事故に遭ったり、突然に命を落とすこともあります。将来、細胞を培養して心臓を作ったり、ロボットになりたい人も、明日死ぬ可能性があるので冷凍保存をいつでも使える準備をした方がいいですよ。



●他団体について●

佐藤さん
everlife以外に日本にクライオニクスの組織はありますか?

運営
あります。正式に確認できている団体だけでも、日本国内に5団体あります。どこの団体も一生懸命活動しております。特色はありますが、あれがいい、これが悪い、というのはないですね。

佐藤さん
大きな違いは何ですか?

運営
形態は様々ですね。当チームは、まず一人の人間である『あなた』が生きて行くことを第一に掲げたチームです。みんなが死ぬことを前提に作られたこの社会で、どのようにして生きて行くか、命を消さないで継続するか、何をすれば生きていける確率を上げられるのか、とにかく真剣に生きることに重点を置いています。

クライオニクスが抱える問題には、現実的な問題の解決と技術的な問題の解決があります。

『技術的な問題の解決』は、冷凍する時に細胞が傷ついたり、生き返るための技術の研究ですね。

『現実的な問題の解決』は、クライオニクスの技術がどんなに進化しても私たちがそれを使えるかどうかはまた別な問題です。将来、家族の反対でクライオニクスが実行できなくなったり、資金が足りずに冷凍保存ができなかったり、解凍してくれる人が決まらなかったり、現実的な問題を解決して行くのが当チームの仕事です。

佐藤さん
技術的な問題と同じくらい、『現実的な問題の解決』も大切なのですね。家族の反対ですか… テストで言ったら、50点、50点の配分ですね。

運営
そうです。最先端の技術がどんなに進化したからと言っても、私たちがそれを利用できるとは限らない。私たちの体はまだ現実のこの社会の中にあります。地球は宇宙の刑務所?って言われるくらい、この現実の世界って、とても理不尽で辛くて残酷なんです。

佐藤さん
自分の体をロボットにできると言っても現実にはすごいお金がかりそうですし、クライオニクスが進化しても、誰が生き返らしてくれるのか、これは本当に悩みますね。夢を見たいですが、どうしても現実がありますね。

運営
現実の自分が置かれている立場を把握していないと、思わぬ問題が起きますね。技術では生き返らすことができるようになったけど、日本の法律が認めてくれませんでした、自分には子供がいないので生き返らせてくれる人がいません、金額が高過ぎる、などですね。他にもいっぱいあると思います。

自分の置かれている今の現状?起こりそうな色んなトラブルを予想して、未来で問題が起きても影響を受けないようにすることが大切です。

佐藤さん
まさに、木を見て森を見ず、ですね。私も技術だけしか見ていませんでした。未来の意外なところで足元をすくわれそうですね。

運営
両方大切ですね。とにかく死にたくない、ごちゃごちゃした理屈はいいから、生きたいんだ!困った時に助け合いが大切だと思う、このような方は、ぜひ当チームのメンバーになって下さい(笑)



●安楽死について●

佐藤さん
安楽死についてどう考えていますか?

運営
個人の尊重という観点から、スイスのように日本にも安楽死制度が必要と考えています。一部、日本でも高齢者や障がい者が強制的に安楽死をさせられてしまう危険があるという意見がありますが、当チームもちろんそれには反対ですね。生前に本人がきちんと意思を明示していた場合のみ限定で国が安楽死を許可すべきとうスタンスです。

『苦しんでいる方が安楽死を希望しても放置するしかない現状』には明らかに問題があり、ここがポイントになると思います。自分が将来、寝たきりや植物状態、末期癌など難病になった時を考えると恐怖を感じますね。日本に安楽死制度がないので不安です。



●クライオニクスの進化を妨げるもの●

佐藤さん
何がクライオニクスの進化を妨げていますか?

運営
一番の問題は日本の社会全体の考え方ですね。まず、現在では人が死ぬことが当たり前になっています。あなたが親という立場ですと、子供のために痛くても我慢し、黙って死ぬことが美しいですよね。これが当たり前になっています。死にたくない=個人のわがまま、になっていますね。もし、あなたのおじいちゃんやおばあちゃんが、死にたくないんだ、と言うとなんだか違和感を感じませんか?

これが恐ろしいんです。

一人の人が生きようとすることは、老化を恐れて何とかしようとすることはむしろ常識ですし、大切なことです。おかしくないのです。私たちは新しい風を社会に吹き込みたいです。

佐藤さん
なるほど。そういうことなんですね。

運営
実際に、自分(あなた)の子供、孫や次の世代の人たちも、必ず自分が老化することや死の恐ろしさに、悩み、困まります。あなたが解決し、子孫にお手本となる生き方ができれば素晴らしいですよね。

現在は老化や死ぬことは当たり前ですが、私たちはこういった常識を壊し、新しい考え方を普及させたいと思っています。

佐藤さん
ありがとうございます。



●everlifeの目指すもの●

佐藤さん
everlifeでは、これからどのようにクライオニクスが進むことを望んでいますか?

運営
クライオニクスが大衆に認められて、医療保険の対象となることです。冷凍保存の事業は私たちがするのではなく、大手の総合病院や日本の国が事業として運営することが理想です。

運営
お金持ちでない人、家族がいなくてクライオニクスの遺言を実行してくれる人がいない人、どんな人でも望めば冷凍保存ができるようにしたいです。そのため、みなさま、当チームの応援をお願いします。



●未来で生き返るためには●

佐藤さん
冷凍保存して未来で生き返るためには何が必要ですか?

運営
技術の進化、生き返る技術を使うための資金、未来の人間社会の許可、生きていくための助け合いです。この4つの要件がその時に全て揃うことが重要です。

佐藤さん
助け合いですか?

運営
そうです。どんなに技術が進化しても、それを手助けしてくれる人と資金がなければ生き返ることがでいません。生き返る技術が完成したからと言って、自分が生き返れるとは限らないのです。

自分の息子や孫が解凍してくれるがは理想ですが、子孫が『そう思わなかったら』どうするのか?または、子供がいない人が冷凍保存したら、誰が未来で解凍するのか。技術の進化も重要ですが、こちらの問題も非常に重要です。

未来で生き返る時に、生前にどんな行いをしていたか脳をスキャンされることもありますね。検問みたいな…だから、良い行いを沢山しといた方がいいですよ。

佐藤さん
技術の進化=生き返ることができる!という訳ではないのですね。

運営
技術の進化と諸問題(解凍してくれる人は誰かなど)を解決することで、やっと生き返ることができると考えています。みんな気づかないですが、むしろ解凍してくれる人を決めるのはとても難しいです。

佐藤さん
そういう問題を解決するためにチームを作られたのですね。なんとなく理解できて来ました。

運営
ありがとうございます。冷凍するのも『人』ですし、生き返らすのも『人』ですよね。今、想像していなかった問題が未来では必ず生じますので、チームのメンバーを増やし、理念を共有し、今だけじゃなく、100年後、200年後の未来でも、助け合えるチームにしていきます。

一人よりも、可能性を少しでも上げるために、人や仲間がいた方が確立の数字を上げることができると考えています。



●クライオニクスで注意するべきこと●

佐藤さん
クライオニクスで気をつけるべきことは何かありますか?

運営
まず、冷凍保存してくれる人を見つけることですね。先ほど、自分の妻や子供、子孫でなければ遺言を実行できず、冷凍保存ができないと記載しましたが、それだけではないのです。

佐藤さん
まだ問題があるのですね。

運営
そうなのです。生きている間に奥さん、旦那さん、お子様が冷凍保存をするよっていう約束をしていても、その約束した旦那さんが先に死んでしまうかもしれません。また約束した奥様が認知症になるかもしれません。もしかしたら自分が先かも…

佐藤さん
色んな可能性が考えられるのですね。想像外の…

運営
人の気持ちは変わりますしね。あと、旦那さんと子供の意見が違う場合があります。いざ亡くなり、親族の誰かが冷凍保存に反対する場合もあります。そうなると訴訟になったりするので、冷凍保存が困難になるかもしれません。

佐藤さん
心配な部分が沢山ありますね。これらのリスクをちゃんと考えなければいけないなと思いました。

運営
クライオニクスは、個人の命を究極に尊重する行いです。家族が反対したからと言って冷凍保存ができなくなるのはおかしいですよね。しかし、これが今の法律なのです。

今の法律はとてもおかしいですよね。私たちは法律を変えるように動きます。みんなの力が必要です。



●宗教●

佐藤さん
ever lifeは宗教をどのよう考えていますか?

運営
日本、世界には沢山の宗教がありますが、私たちの考え方は、祈る前に現実的に問題を解決しようとしていることです。また、神様の本当の姿を知ろうと探しています。

佐藤さん
具体的にどのようなものですか?

運営
神様とは一体何なのか、自分の存在とは何なのか、誰が宇宙を作ったのか私たちは本当に知りません。

私たちがクライオニクスやiPS細胞を使い生き続け、未来で解明するのを待とうという考えです。

世界の宗教の多くは、神様を定めて祈りやお布施という概念があります。私たちは祈るより、まず動いて苦しい現実をなんとかしよう、このような考え方です。困っている人が救われるように祈ることは大切ですが、それより、実際に献血をしたり、今、この瞬間に傷ついた人や動物を現実に助けることの方が意義があると考えています。

以下が私たちの思想です。
https://w.atwiki.jp/cryonics/pages/62.html

佐藤さん
面白い発想ですね。自分が苦しいとき、祈られるより、助けてくれた方が嬉しいですよね。これまでない、新しい考え方ですね。

運営
献血100回した人と、毎日祈っていた人、どちらがいいかて、それは献血100回ですよね。だから、私は実際に動いて人を助けたいです。献血をやり遂げたら、次は動物愛護に挑戦したいですね。苦しんでいる動物を助けたいです。



●クライオニクスは誰のものか?●

佐藤さん
冷凍保存は誰のものですか?ロシアの会社、アメリカの会社?それとも患者様ですか?

運営
うーん、難しい質問ですね。でも、一つだけ言えます。クライオニクスはみんなのもの。

佐藤さん
なるほど~

運営
よく、冷凍保存したら細胞が傷つくし、生き返るなんて絶対に無理でしょ?どうやって生き返るの?そんなお問い合わせが来ます。私はとても不思議ですね。だって、これはみんなの問題だから。

佐藤さん
冷凍保存の会社だけに責任を押し付けるのは間違いですよね。

運営
そうなのです。例えば、クライオニクスは詐欺だ!と言ってロシアやアメリカの冷凍保存の会社を責めて潰したとします。困るのは誰でしょうか?

佐藤さん
なるほど、私たちです。クライオニクスの会社が全部潰れたら、私たちが自分たちで作らなければいけませんよね。

運営
そうです。それが本質です。ロシアやアメリカは厳しい批判をされながら本当に頑張って下さっています。私たちの代わりに批判を受けて、必死に頑張っています。

だから、私たちは応援するべきですよね。冷凍技術の進化も、生き返る技術もみんなの問題であり、自分たちの責任と考える。そういう姿勢が大切なのです。みんなの力で、夢を実現させます。

佐藤さん
私も自分で何かをしようという風に考えていなかったです。新しい技術ばかりが気になっていました。

運営
みんな傍観者ですよね。口だけではなく、実際に動くって勇気がいるんです。動ける人って実はとても少ないです。お問い合わせするにも、『どうやったら生き返れるんですか?』って言う質問より、『生き返れそうな技術を見つけたんですけど』ていう内容だったら素晴らしいですよね。

運営
自分にできることから、動いてみませんか。小さなことも積み重ねれば大くなり、やがて世界を動かします。ロシアやアメリカの会社を日本から応援しませんか?



●老化について●

佐藤さん
私たちは50年後、60年後、おじいさんおばあさんになります。これは避けることができません。いつも考えるだけで気分が重たくなります。私も将来、寝たきりになったり、癌になったり車椅子の生活になるのかな… 強制的に恐怖のギャンブルをさせられますよね。

運営
恐怖のギャンブルですね。運が悪ければ脳梗塞になったり、目が見えなくなります。こんな大事なことが、運任せですよね。自分が老化することを考えて不安になるのはむしろ正常なのです。怖いなっていう危機管理センサーが動いているんです。90歳の自分が健康な訳ないじゃないですか。

佐藤さん
私の考え過ぎではなかったのですね。

運営
もちろんです。いや、自分の老後とか普通に考えるだけで気がおかしくなりますよ。治らない、ずっと強い痛みが続いていくと考えると恐ろしいです。

でも、希望があるんです。技術がどんどん進化しているから、もしかしたら私たちが老人になる頃に、人工的に臓器を作ったり、病気にならない薬ができるかもしれませんよ?助かる可能性が少しだけあるんです。

佐藤さん
確かに。少し未来に希望が持てそうです。自分が老人になるって悲しいことですが、助かる可能性もあるのですね。

運営
私が嫌いな表現ですが、奇跡が起きるかもしれません(笑)今から未来の老後に備えてしっかり準備をしたいですね。ただ、私たちが資金など準備をしていなかったら、せっかく助かる技術ができても購入することができません。

佐藤さん
目や心臓を作ることができても、お金がかかるということですね。それを支援してくれる家族や仲間も必要ですね。

運営
50年後、60年後にどんな技術が登場しているか分かりませんが、日々の無駄遣いや貯金をしっかりすることは大切ですね。80歳になってからお金を作ることは困難ですから。時間は取り戻せないと言いますが、若い頃に使ってしまったお金も取り戻すことができません。今、お金を無駄に使うということは、未来に生きれる可能性をどんどん少なくしてしまっているのです。



●珍しい時代●

佐藤さん
私たちは長生きできますか?

運営
うーん、50%かな? 私たちが死ぬと予想される40年、50年以内(80歳になる頃)にどれくらい技術が進化してくれるかですよね。

分かりやすく説明すると、人類が誕生してから~19××年までに生まれた人までって、絶対に死んじゃったじゃないですか。原始人や江戸時代のお侍さんがどんなに不老不死を望んでも、技術的に不可能でした。

佐藤さん
私たちのご先祖さん、すごい人数ですよね。地球の微生物が誕生して、これも私たちのご先祖さんに含めると、私一人だけのご先祖さんは1万人、いや、もっといることになります。でも、みんな不老不死になれなかった。

運営
しかし、2060年頃に生まれる赤ちゃんはたぶん、おじいちゃんになる頃には絶対に不老不死になれますよね。この赤ちゃんがおじいちゃになるのは、2140年頃。その頃には色んな薬や技術が開発されています。人類が誕生してから、長い歴史の中で、僅か100年のどっちつかずの変なすき間なのです。

佐藤さん
私たちは死んじゃうかも。私が死ぬまでに、不老不死の薬が開発されるのって間に合わないかもしれませんね…本当にあと少しなのに。

運営
そうです。私たちは、僅かに5CM(5センチメートル)だけ届かない。間に合わない。いや、もしかしたら届くかも?いい意味でも悪い意味でも、私たちは絶妙に悔しい時代に生まれてしまいました。

何度も言いますが、本当に歴史上、奇跡的に悔しい時代に生まれてしまいました。あと40年遅く生まれたら、悩むことはなかったです。このタイミングって実に不思議なのです。

佐藤さん
私があと、40年遅く生まれていたらどんなによかっただろう。癌や寝たきりになっても、新しい薬であっという間に治せるかもしれないのに… 40年前の人は絶対に死んでいたのに、今から40年後に生まれた人は死なない技術が確立している。

運営
人類誕生~2040年までに生まれた人は絶対に死んで、2050年~2100年までに生まれた人たちはどっち付かず、2100年以降に生まれた人たちは絶対に死なない、こんな予想です。『奇跡的にグレーな50年』と言われています。白でもなく、黒でもない、グレー、『分からない時間』ですね。

佐藤さん
本当に、今は奇跡的に悔しい時代ですね。私たちは絶対に生きるのか、絶対に死ぬのか、どちらか分からない。この瞬間はどっち付かずの不思議な時間。

長い歴史の中で、白でもなく黒でもない、グレーな時間ということですね。歴史上、大変に珍しい。天文学的な確率ですね。

佐藤さん
このまま死んじゃうのは、何だかもったいないですね。

運営
そうですね。しっか貯金して、未来で生きれる確率が最大になるようにしたいですね。



●生存率の向上●

佐藤さん
死なない確率を上げるために自分できることって、ありますか?

運営
『貯金の残高』と『人の繋がり』ですね。技術が進化するとか、100年後の社会がどうなっているとかは分からないですが、貯金の残高と繋がっている人は間違いなく生存できる確率に影響しますね。

佐藤さん
全く分からない中でも必ず、言い切れることって必ずありますよね。

運営
まず、未来の医療を買うための貯金残高が、100万円あるよりは、1000万円の方がいい。これは分かりますよね?

佐藤さん
とても分かりやすい、基本ですね。では、人の繋がりはどうでしょう。

運営
あなたの配偶者、子供が、あなたが未来に生きることに賛成しているか、賛成していないかどうかですね。貯金ができていても、家族が賛成していなければ、未来で苦しい戦いになります。

佐藤さん
様々な要素が絡み合っているのですね。

運営
総合点でしょうか。上の事例ですと、貯金ができていたが、家族に反対されてしまったとします。貯金が80点でしたが、家族に反対されてマイナス60点だとします。総合計で残ったのは20点です。苦しい状況の中、あなたがやりたいことを実現しなければいけません。

どんなことをすれば自分の命である守備力、総合点のスコアを伸ばすことができるのか。貯金が増えた、未来に生きることを理解してくれる友達ができた、新し技術が国に認可されて使えるようになったなどですね。

佐藤さん
だから技術以上に戦略も重要になって来るのですね。

運営
特に人の繋がりは難しいです。せめて家庭を作るときに、お互いの考え方をきちんと確認することが大切です。将来のトラブルが起きないように事前に確認することが大切です。



●お願い●

佐藤さん
面白く、とても参考になる記事をありがとうございました。

運営
いえいえ、最後まで読んで下さって本当にありがとうございます。

佐藤さん
私にできることって何かありますか?

運営
このサイトのリンクを友達や大切な人、5人に伝えて欲しいです。lineなどで伝えて下さい。感想をメールしていただけると嬉しいです。
※このページのURLになります。5人に伝えて下さい。
https://w.atwiki.jp/cryonics/pedit/73.html

一人でも多くの人に未来で助かって、生きて欲しいです。生きていれば、今の自分が想像できない素晴らしい景色が未来で見えるかもしれません。この記事がきっかけになることを願います。







●●●●ここからは、おまけの記事になります●●●●


●老化の怖さ●

佐藤さん
私もまだ若いですが、40年後、50年後の未来で、老人になってしまいますよね。どんな病気になって死ぬのだろう。

運営
時間と自分の体が老化することは止められませんからね。

佐藤さん
苦しまないで、コロッとある日、突然に死ねたらいいですよね。

運営
それは難しいですね。その人の運ですよね。どんな大金持ちも俳優さんも、老化するとどのような状態になるか分かりません。癌になるかもしれないし、植物状態になるかもしれないです。一生、車椅子の生活もありますね。

運というか、『恐怖のギャンブル』ですよね。やりたたくなくても強制されるギャンブルです。

佐藤さん
今がどんなに良くても、少し先の未来で自分がどうなるか分からないんですね。仕事がうまく行ってて、子供も立派に成長してくれて。今、全てうまく行ってて、せっかくいい人生でも、私の人生の最後に何があるか分からない。ひっくり返されてしまいますよね。未来のことを考えるとなんだかすごく怖いです。おかしいですよ。

運営
でも、不思議なんです。みんな、これを問題だと思っていないんです。深刻な危険が生じる可能性があるのに、なぜか無防備なんです。何も対策を取ろうとしない。運命だから仕方がないと言っています。

佐藤さん
どうしてですか?もし、人生に老化や死がなければ、どんなにいいだろう。人生の最後まで安心して過ごせるだろう。

運営
老化しても大丈夫だ、何とかなるっていう思い込みが、先祖代々、ずっと続いているんです。

佐藤さん
考える思考が止まってしまっているのですね。

運営
もちろん、なんとかなりません。実際に老人になってみると分かりますが、痛みは続くし、しかも治らない。病気や怪我が治ってないのに、次から次へと深刻な病気がやって来るんです。若い頃にはならなかった重たい病気。たった一人で黙って我慢するしかないんです。痛いというと自分の子供に迷惑がかかるし…

佐藤さん
私たちは未来で大変なことになってしまうんですね。

運営
老化って、まるで津波や地震のような『災害』ですね。避難しするっていう考えが重要です。でも、みんな社会に洗脳されているから気づかないんですか?もう、どうにもできないから、諦めてしまっているんじゃないですか?

老化や死という敵が大き過ぎるからどうやっても勝ち目がないと。そういうものだって決めてしまってますよね。『津波』が来るので、もちろん避難しようとするべきです。災害が来るんだっていう認識が鍵ですね。

老後の色んな病気で苦しむのは、自分だけでなく、自分の子供も未来で老人になって苦しむかもしれませんからね。それを今、私たちが生きている時に解決しようとするって、実はすごく意義があって尊いことなんです。

佐藤さん
自分のためではありますが、子供のためにも、そしてみんなのためにもこの問題を、私たちが生きている間になんとか解決したいですね。



●親が心配●

佐藤さん
私の母ももうすぐ60歳。最近、おばあちゃんになったなって感じます。

運営
10年後には70歳ですからね。長いようですが、あっという間です。

佐藤さん
だいたい、60歳以降になると体力が落ちてきて、脳梗塞とか、認知症とかになるリスクが高くなりますよね。

運営
私の親もまだ元気ですが、先のことを考えると心が痛くなりますよ。無防備ですからね。

佐藤さん
悲しいですね。分かっているのにどうにもできない。

運営
どうにもできないで、ただ見てるしかないって、本当に複雑な気持ちです。私は親を冷凍保存しますが、でいれば、死ぬまでにiPS細胞とか不老不死の薬ができたらいいですね。

佐藤さん
切実な思いですね。



●これから歴史上の大きな事件が起きる●

運営
冷凍保存も日々、止まることなく進化しています。実は、もうすぐ大きな事件が起きるんです。それは、『冷凍技術の完成』です。

佐藤さん
冷凍する技術の完成ですか?

運営
クライオニクスって、生き返る技術が重要に見えますが、そうではないのです。完璧に細胞を傷つけないで冷凍保存できた時、この時が人類の歴史上、すごい瞬間なのです。

佐藤さん
確かに。完璧に冷凍保存できればいつでも生き返らすことができますね。

運営
技術は止まることなく進化します。『完璧な冷凍保存』は、早くて、だいたい2050年頃にはできるのではないでしょうか?

佐藤さん
私たちが生きている間に、生き返る技術は無理でも、『保存できる技術』は完成するかもしれません。つまり、私たちが生きている間に完成する可能性があるということですね。

運営
私はこれが人類の歴史上で一番すごい発明になると思っています。2050年は人類の歴史で大きな分岐点になると予想しています。



●人間の死●

佐藤さん
死の本質って何なのでしょう。とても興味があります。

運営
地球は宇宙の刑務所だという記事を以前見かけました。私たちは宇宙の囚人?なのでしょうか。人生にはあまりにも辛いことや悲しいこと、理不尽なことが多すぎますよね。

佐藤さん
私もいろいろ悩んでいます。

運営
生きている人はみんな死ぬので、死刑囚っていうことですよね。いつ自分が死ぬか分からない。明日、学校や会社帰りに交通事故に遭い死ぬこともあります。

佐藤さん
ほんとうそうですよね。もしかしたら、明日、自分が死ぬこともあるんだなって、私もよく思います。

運営
いつ爆発するか分からない時限爆弾が、みんなの背中にくくりつけられていて、そんなイメージです。

佐藤さん
面白い表現ですね。この時限爆弾を取り外せたらどんなにいいだろう。

運営
私は取り外したいですね。そのために、臓器の培養技術や冷凍保存が進化しているので。自分の背中に乗っている時限爆弾を外した時、私はどんな気持ちになるだろう。

佐藤さん
人類が死とは関係なくなる日はもうすぐそこですね。



●不老不死のイメージとは違う?●

佐藤さん
不老不死って、どうしても魔法の薬とか、永遠に死なないのをイメージしてしまいます。

運営
魔法の薬みたいな?実際はちょっと違いますね。私は、自分の体が老化することや、死ぬことを純粋に『怖い』と思っています。根底にあるのは恐怖と焦りですね。不老不死になりたい!という気持ちとは少し違うのかもしれません。

佐藤さん
よく言う不老不死とはぜんぜん違いますね。

運営
まぁ、結果的には同じなのかもしれませんが、自分が50年後、60年後に老化してやばくなるなって。それに対して、ただ待つだけじゃなくて、元気な今のうちから対策や準備をしたいなっていう必死な思いです。『永遠の命が欲しい』というよりは、『未来で大変なことになるかもしれないから、なんとかする方法を探している』、これが本当の気持ちですね。



●安楽死●

佐藤さん
安楽死、末期癌の人が痛くて耐えられない時に、医師などが薬物を投与して人生を終える方法ですよね。スイスでは認められていています。日本からですと200万円の費用で可能だそうです。

運営
日本人も要件を満たせばスイスに行き、スイス国内で安楽死をすることができますね。ちなみに、現在、日本では安楽死は違法です。安楽死を手伝うと、逮捕されてしまいます。

佐藤さん
癌の患者様がすごく痛くて苦しんでいて、安楽死を希望して、それを私たちが手伝うことも違法ですよね。

運営
日本でも、安楽死に賛成する人、反対する人が分かれているんです。合法にしようという動きがありますが、法律がなかなか認めてくれません。

運営
安楽死に賛成する人は、実際に難病である患者様や、そのご家族様ですね。現在、末期癌などで苦しまれているお父様、お母様を苦痛から解放したいという意見ですね。もちろん、患者様ご本人が安楽死を希望していることが前提です。希望していないのに家族が安楽死をしようとすることは『殺人』ですからね。

安楽死に反対する人の意見はこうです。『もし安楽死を日本で合法化するとお年寄りや、障がいがある方が強制的に大量に安楽死をさせられる』という風に主張しています。

佐藤さん
難しいところですね。どちらも間違いじゃないですね。

運営
どちらが正しいか分かりませんが、今、実際に末期癌の人が毎日苦しんでいて、患者様がどんなに安楽死を希望しても、私たちは何もしてあげられない。黙って放置するしかありません。これは事実ですね。

佐藤さん
私も、この点には違和感を感じています。今、この瞬間も沢山の人が苦しんでいますよね。しかし、何もしてはいけない。

運営
安楽死は賛否両論ですが、私は『安楽死を希望する人がどんなに苦しんでいても黙って見ているしかない現状』には明らかに大きな問題があると思います。直感的に、この部分が問題の解決の鍵になると思いますね。

佐藤さん
なるほど。放置するしかない、それはひどいと思います。助けてって言っているのに見ているだけなんて、信じられない!自分が逆の立場だったら最悪ですね。

運営
こうやって記事を書いている私自身もいつか、癌や重たい病気になるかもしれません。2年後、3年後、さらに悪化して、痛みがひどくなる。想像するととても怖いですね。安楽死が法律でちゃんと認められていたらどんなにいいだろう。

運営
もし安楽死が合法になったら、お年寄りや難病の患者様が『強制的に安楽死させられる危険』はどうしても生じてしまいます。これを無くすために、『健康で若い20代~40代の時点うちに将来、難病になった時に安楽死を希望する意思』を事前に国に登録した人のみ限定で安楽死を国が許可すれば良いと考えています。

佐藤さん
つまり、私が80歳で癌になったとします。若い頃、25歳の時に、『私が未来でもし癌になったら安楽死をしたい』と事前に国に登録をするのです。登録をしていたので、いざ癌になっても、自分の意思で安楽死を希望した証拠がある訳です。国から無事、安楽死の許可が下りました。こういう流れですね。

運営
これは、新しい仕組みかもしれません。

佐藤さん
なるほど、これなら自分の意思で安楽死を希望していることが明らかですね。家族に強制的に殺されていないことは明らかです。これは、もしかしたら、画期的な発想ですね。これなら、私も安楽死の合法化に賛成してもいいと思います!

運営
ありがとうございます。私も、将来、自分が末期癌や植物状態になり、寝たきりになって苦しむかもしれません。そうなった時に、安楽死という選択肢があるだけでも安心ですね。実際に癌になって、痛くて、それがいつまで続くのか分からない。数年後はもっと悪化するだろうし、将来を考えると気がおかしくなりそうです。

私は安楽死は、究極の人権の尊重だと思っています。みんなが苦しんだり、自分が癌や難病になった未来でも、困らない世界を作りたいですね。



●文明の進化で人が生きていけなくなる●

佐藤さん
コンピューターやAIがどんどん進化して、仕事がすごい勢いで無くなって来ていますね。

運営
仕事がなくなるだけならいいのですが、給料が安くなったり、非正規雇用、契約社員が増えてきましたね。これから、今よりもっと深刻になると予想されます。現金や生きて行くためのお金を手に入れるのはますます困難になりますね。

佐藤さん
これから社会はどうなって行くんだろう…こんなに文明が進化したのに、人がちっとも幸せになれない。これって、おかしいですよね?

運営
出た利益をみんなで分ける、ということが大切ですよね。限られたほんの一部の人だけが儲かって、みんなが苦しんでいる、その今の構造はとてもおかしと思います。

なぜ、一部のお金持ちだけを保護するために、沢山の人が犠牲にならなければいけないのでしょうか?そこまでして一部の人を保護する価値があるのでしょうか?

佐藤さん
みんな平等に、一部の人だけでなく全ての人が幸せになる方法はないのでしょか?

運営
『生じた利益を平等にみんなで分ける』これが鍵なのではないでしょうか?

佐藤さん
すごいお金持ちを作らない代わりに、すごい貧乏人も作らないっていうことですね。

運営
ちょっと昔までは、真面目に努力した人ってかならず報われたんです。でも、今はそれが崩れている。どんなに真面目にやていても報われない。もう、正常じゃない社会なので、ルールを変えなければいけない時期に来ています。

ちゃんと努力している普通な人の生活を保護できない世の中って、おしまいですね。AIや技術の進化の恩恵を独占させないで、みんなで平等に分けよう、そういう考え方ですね。

佐藤さん
世界を変えたいですね。いや、変えなきゃいけない時期に来ていますね。

運営
そのために、私たちは動かなければいけません。『AIで仕事が奪われる』今、すごい話題ですよね。テレビで沢山観たのでそれは分かった(笑)次は行動ですね。理解しても実際に動かなければ何も変わりません。

AIで生活が脅かされないようにするために、今、私たち国民一人一人が立ち上がらなければならないのではないでしょうか?


現在、見ていただいているこのサイトの記事の拡散をお願いします。以下のリンクをあなたの大切な人、5人にlineなどで貼り付けて伝えて下さい☆ 
※このページのURLになります。 
https://w.atwiki.jp/cryonics/pedit/73.html



●iPS細胞を使うための積立金●

佐藤さん
もう少し先の未来で、人間が臓器を作ったり、自分の目玉を作ったりできるかもしれませんね。視力が悪くなった時、目玉ごと交換できたらどんなにいいだろう。

運営
2060年頃の未来では、近所のクリニックに行って、コンタクトレンズを作るような感覚で体の部分を注文できるようになるかもしれませんね。胃を注文、3週間後にできるので交換します。

佐藤さん
胃を培養して、胃ごと取り替える。もう少し先の未来では当たり前になっているかもしれません。

運営
だた、それにはもちろんお金がかかりますよね。あなたが70歳になって、内臓が悪くなった。臓器を作って取り替えるのに500万円かかる… ところが、お金はすぐには作れません。その時に気づいたのではもう手遅れなのです。

佐藤さん
お金はすぐには貯まらないです。だから、毎月、銀行の定期預金で積み立てることは大切ですね。毎月2万円、1年で24万円。10年で240万円になりますね。

運営
20代の方がお金を作るってなんとかできると思います。若くて体も元気で体力がありますしね。では、50代の方が0円から貯金を始めて、簡単に500万円貯めれますか?貯まるかもしれませんが、相当しんどいです。

運営
あと、我慢ですね。マイホームが欲しい。もちろん、家を建てればすごいお金がかかります。でも、その建てたマイホームは、未来であなたが難病で苦しんでいる時に自分を助けてくれますか?

佐藤さん
確かに、家は何もしてくれませんよね(笑)

運営
家を建てていなかったら、そのお金で臓器を作ったり、足を作ったりできたかもしれません。一番、自分の人生で重要な場面でお金がないって、悔しくないですか?地道な努力って大切ですね。これは、夢がある貯金ですね。

佐藤さん
自分が何を求めるか早めに決めると有利になりますね。家が欲しいのか、長生きしたいのか。

運営
一人の人間が生涯で稼げる金額はそんなに多くはないですからね。現実を見て、しっかり計画を立てることが大事です。

佐藤さん
何かをするっていうことは、一方で何かができなくなる。今の選択が未来に大きな影響を与えてしまう。私も忘れないでいたいです。



●ペットの殺処分をなくすために●

佐藤さん
犬や猫がペットショップで売られていますね。

運営
年間で4万頭近くが殺処分されています。

佐藤さん
えっ、そんなに殺されているのですか!?

運営
ペットショップで犬や猫と飼って来たけれど、世話をするのが面倒くさくなった、とか、飽きてしまった、という理由ですね。

佐藤さん
信じられない…

運営
里親にも限度がありますよね。当たり前ですが、高齢のワンちゃんが病気であると、飼ってくれる人が見つかりません。

運営
根本的に解決するために、ペットの売買を法律で禁止にすれば良いのではないでしょうか?そこまでして、飼いたい人、ペット業者を保護する価値があるのでしょうか。

これからも、捨てられ続けるのが分かっているので、根本的な解決をするべきですよね。

運営
そもそも、『あなたがペットショップでお金を出して動物を飼う行為自体が、間接的に殺処分に加担してる』のです。売上あれば、ペット業者は潰れないので、お金を買う行為はペットビジネスを支えていますね。

佐藤さん
ペットをお金を出して飼う行為は絶対にいけないですね。欲しくなったら、まず里親ですね。



●家族の反対で冷凍保存ができない●

運営
冷凍保存とは『遺言』によって行われます。遺言を履行してくれる人がいなければ、冷凍保存はできません。

佐藤さん
自分の人生の最後のお願いなのに、冷凍保存できないのですか?

運営
遺言があっても、それを家族が見て、考えて、断る権利があるんです。あなたの遺言を見て、そう思わなかったら実行されないですね。

佐藤さん
それって、とてもおかしいくないですか?自分の希望なのに…

運営
でも、そういう法律だから仕方ないですよね。クライオニクスがもっと国民に認知されたら、法律が変わって、みんな遺言通りに冷凍保存されるでしょう。

佐藤さん
遺言状を書けばクライオニクスできるとずっと思っていました。

運営
家族の反対は本当に怖いですね。一人暮らしで家族がいない人は、『遺言状を履行してくれる人がいない』ので、本人がどんなに望んでいても冷凍保存できないことになります。

運営
反対というか、家族のその時の考え方、気持ちですよね。生前は冷凍保存に賛成していたけれど、実際に亡くなって、やっぱりやめておこうっていうのはあるかもしれません。人間は気持ちの生き物でもありますからね。

佐藤さん
その時の家族の意思とか、すごく不安定なものに、未来の私の生きる可能性を委ねなければいけないのですね。

運営
自分が作った家族なのに、最後に一番して欲しい冷凍保存ができないって、不思議ですよね。信頼できるはずの家族が一番、私の人生で強い敵になってしまう。本来、家族がいるいない、家族の意思で自分のクライオニクスに影響を与えてしまうのはとてもおかしいのです。

佐藤さん
おかしいけれど、これが今の現実なのですよね。

運営
どんな人でも、望めば必ず平等に冷凍保存できるようにしなければいけませんね。



●虫歯の治療とクライオニクスに違いはあるのか?●

運営
みんな虫歯は治療するのに、なぜ死を回避しようとする冷凍保存に反対するのだろう?

佐藤さん
私たちは虫歯になると、すぐ治療しますよね。痛いですし(笑)しかし、なぜか死は運命だからと、受け入れてしまいます。誰も死よいう存在と戦い、抵抗しようとは思いません。死を克服したいというと、なんだか違和感がありますよね。

運営
不思議ですね。その理屈ですと、虫歯になったのも運命ではないでしょうか?神様が与えた『運命』だから、死と同じように治療してはいけない。神様が与えた運命という虫歯に機械や薬を使って治療していいものなのでしょうか。こんな理屈になってしまいます。

人工的に機械を使い虫歯を治療することで、食事がちゃんとできるようになり、私たちの寿命は延びますよね。ある意味で『延命』です。虫歯の治療は良くて、死に抵抗するのはダメ。その境界線は、どこにあるのでしょうか。

佐藤さん
もしかしたら、人間が勝手に作ったルールなのかもしれませんね。私たち人間が都合がいいように作ったルールです。

運営
だから私は、死も虫歯を治療するように克服していいんだと思います。運命なんか存在しないかもしれません。人類がiPS細胞やクライオニクスを進化させて、死を克服する日は近いと思いますよ。

佐藤さん
死は自分の人生で巨大で最も強い敵ですからね。これと向き合って克服しようとするってすごいことだと思います。



●あなたとクライオニクス●

佐藤さん
クライオニクスに色んなタイプの人がいますね。

運営
批判する人、何もしないでただ見ているだけの人、努力している人、必死な人、沢山のタイプの人がいます。あなたはどんな生き方をしたいですか?

佐藤さん
批判するって、何も生み出せないタイプから、私自身がクライオニクスをなんとかしようと動いて努力したいですね。

運営
日本人には、批判型、傍観者型がひじょうに多いですね。『冷凍すると細胞が痛んじゃうから生き返るなんて無理』、とか、『詐欺』とか。そうやって批判して、周囲に『俺は正しいんだぞ』って自分の価値を上げてるんです。批判することで、うまく仲間を取り込むんです。日本では俺がするぞ、やるんだぞっていう積極型が少ないんです。

佐藤さん
そんな人生の生き方は嫌ですね。

運営
批判している人を見て下さい。その人自身は何も生み出せていないんです。よく観察してみると共通点がありますよ。

運営
クライオニクスって、とてもシンプルなんですよ。やりたい人がやればいい。うまく行かないだろうとか、迷いがあるなら、むしろやっちゃいけない。クライオニクスが進化するように自分なりにできることをするんですね。

佐藤さん
その人なりの行動ですね。自分にできることをするという。

運営
そうです。その人に自由な発想で、得意な分野で試みて欲しいですね。日本にクライオニクスの会社が一つや二つでなく、沢山できるといいですね。将来、自分が使うかもしれない冷凍保存だから、自分なりの形で技術に貢献しようとするのは自然なことです。



●クライオニクスは詐欺か●

佐藤さん
ネットで『クライオニクスは詐欺だ』『高額だ』という記事を見かけます。

運営
まず、詐欺ではありません。まず、ロシアのKrioRus社ですが、500万円程で冷凍保存します。冷凍タンクの保存代と、日本からの搬送費ですね。

佐藤さん
ちゃんとした理由があってこの金額なのですね。

運営
実際に自分で全てしようとすると、もっとかかりますね。電卓で計算してみて下さい。土地を借りて、建物を建てて、冷凍タンクを購入して、液体窒素を購入して… 3000万円~4000万円しますね。これ以上かかるかもしれません。

佐藤さん
『私が自分で作る代わりに、ロシアにお願いをする』ということなのですね。

運営
ええ。なので、500万円が高い、詐欺だという人がいれば、自分で土地を借りて、冷凍タンクを買って来て、自分で運営すればいですね。

佐藤さん
みんな、ただ単純に、考え方が違うというだけで批判をしているのですね。

運営
そうです。冷凍保存も、可能性を残せると思えばすればいいですし、そう思わなければ、むしろしてはいけないです。費用が高額だと思うのなら、自分で作ればいいですよね。

佐藤さん
みんな誤解していますよね。

運営
私は今、クライオニクスがちゃんとしているんだってことを社会に問うてます。人間は責任を他人に押し付けたがる生き物ですからね。誰かのせいにするってすごく楽な生き方なんです。

冷凍保存のご依頼は、『お願いする人』と『お願いされる人』の両方の意思が一致したときに、初めて行動になります。私たちも中途半端な意思でやりたいなら、お断りしています。つまり、初めから詐欺は成立しないのです。詐欺だと言っている人こそ、まさに詐欺ですよね。本物の名誉棄損です。

佐藤さん
批判は、つまり、自由な意志の侵害ですね。問題のすり替えに見えます。

運営
その通りです。批判している人たちを追求すると、単純な意思の侵害、人権の侵害です。だから私たちは負けてはいけないのです。



●神様の謎●

佐藤さん
神様って不思議ですよね。本当に存在するのでしょうか。

運営
仏教、キリスト教、イスラム教…世界には数えきれない数の宗教がありますね。

佐藤さん
どれが本当のでしょう。

運営
それは難しいですね。だから、分からないということにしませんか?

佐藤さん
なるほどー それいいですね(笑)

運営
本当の答えって、おそらく一つだと思うんですね。仏教を信じていても、未来の技術で、本当の神様はキリストだったということもあり得ます。もちろん、その逆もあります。だから、『今は分からない』というのが純粋に良いと思います。

佐藤さん
確かに、私たちは分からないですよね。分かっていないです。

運営
私はクライオニクスやiPS細胞を使い、未来に生きて、その答えが解明されるのを見たいのです。未来のテクノロジーで神様や自分の存在の謎が解明されるのをこの目で見てみたいのです。



●クライオニクスはシンプルだ●

佐藤さん
私は将来、クライオニクスを希望していますが、冷凍保存は細胞が壊れるから生き返れない、とか、記憶が壊れるという批判をよく見ます。

運営
ごまかされないで下さい。それは悩ませるための罠ですね。クライオニクスの本質って、実はすごくシンプルなのですよ。

佐藤さん
え!?そうなんですか?

運営
ぜんぜん難しくないんです。技術は未完成ですが、まず自分がしっかり貯金を貯めて、ロシアやアメリカのクライオニクスの会社を応援するんです。

佐藤さん
未完成だから、技術が進化するようにみんなで応援する。とても分かりやすいですね。本当、それだけですね(笑)それ以上でもなければ、それ以下でもない。

運営
自分がクライオニクスを使う時に、少しでも進化しておいて欲しいじゃないですか。

佐藤さん
ウジウジと考え込んでしまいました。私がいくら悩んでも、クライオニクスは進化しないですよね。役に立ってない(笑)

運営
問題を投げかけることは大切ですが、問題を解決しようとすることはもっと大切なのです。

運営
冷凍保存にも色んな考え方の人がいますからね。『冷凍した魚も生き返ることはできないのに』『未来で生き返っても知っている人は誰もいない』とか、言う人がいます。だから?

佐藤さん
それを言ったところで何も変わらないし、変えられない。自分の生き方として、これは、あまりにも情けないですね。

運営
どんなに複雑にしようても、それはあり得ないんです。本質はただ一つ。自分が未来で使う技術だから、少しでも進化させとうとする。そして、自分の可能性を高めるために、自分の準備もしっかりする。今、やれることをやりましょうよ。人それぞれのやり方で、自分なりに頑張ることが大切です。

佐藤さん
かっこいいですね。自分のやれることをしっかりやって、人事を尽くして天命を待つ、ですね。



●神様の正体●

佐藤さん
日本には仏教、キリスト教、イスラム教、色んな宗教がありますよね。本当の神様ってどれなんだろう。

運営
キリスト教を信じていたけれど、実際は仏教の神様が人間を作った、なんていうこともあります。もちろん、その逆もあり得ますよね。どちらでもないかも?

佐藤さん
本当のことって一つだけですよね。いつか明らかになると思います。

運営
今は神様を決めないっていうのはどうですか?『今は分からない』これが本当のところです。神様は分からない。だけど、いいことをいっぱいしましょ。困っている人を助けたり。そういうのって大事ですよね。

佐藤さん
それいいですね。新しい考え方ですね。

運営
私は未来の進化した技術で、神様の正体を知りたいんです。誰が神様を作ったのか。自分の存在を作ったの何なのか。私はクライオニクスやiPS細胞で長生きして、答えを知りたいです。

佐藤さん
これまでの人類の歴史で、信じているものが違うから、沢山の争いごとが起きました。分かる日まで、神様が何なのか決めないってすごくいいですよね。



●小学校の運動会の一番は、未来では価値がない理論●

佐藤さん
人生とは不思議ですよね。子供の頃に価値があったものも、大人になると何の価値もなくなってしまいます。

運営
小学校の運動会もそうですよね。1番に憧れて必死になって走るけれど、大人になると、あの時、1番だったとか、2番だったとか、どうでもいい(笑)今この瞬間の、仕事や人生では何の役にも立ってくれていません。今、困ってるので、今、助けて欲しい。過ぎ去った時間が今を助けてくれたらどんなにいいだろう。

佐藤さん
小学校の運動会のように、今必死になってやっていることも、実は同じかもしれません。未来で何の価値もない。自分がおじいちゃんになった頃、20代でやっていたことを振り返るとアホらしく思うかもしれません。

運営
それはあり得ますね。今、昔を振り返ってそうなのだから、同じ現象がまた未来で起こる可能性は高いです。90歳になった自分。ちょっと想像してみて下さい。

佐藤さん
90歳?たぶんヨボヨボですよね。歯が抜けてなくなっていそう(笑)

運営
そうやって未来を予想するって、とても大事なことなんです。老人になった『今この瞬間の自分』が、歩けなくなって、末期癌とかになったとします。若い頃に大金持ちだったとか、モテたとか、いい家に住んでいたとか、たぶん何の役に立たないですよね。昔、その時は嬉しかったけれど、今は価値がない?それって悲しいですよね。

佐藤さん
悲しいです。自分がやってきたことに価値がない。過ごした時間が死んでしまってる。

運営
今成功している人も、未来でそうなる可能性は十分にある訳です。

佐藤さん
自分が老人になっても、価値があるものって一体どのようなものでしょう。昔やったことが、無駄にならなくて、ちゃんと未来で価値として何かを生み出してくれる。

運営
今からそういった未来のことを見据えるってすごく大事です。人間って、どの時点も『今という瞬間』に生きているんです。人間とはそういう『不思議な生き物』なんです。

佐藤さん
今の瞬間に閉じ込められて、そこで意識がありますからね。

運営
だから、未来の『今』でも助かること、人生のどの時点でも希望を持てることがとても重要なんです。きっと、あなたは40年後、50年後も、やはり『今』という特殊な空間に閉じ込められいます。苦しんでいる自分を予想できます。そこで『有効に使える道具』を今のうちから準備しておきたいですね。何が道具となりえるでしょうか?有効な手段となるのでしょか?

佐藤さん
イメージすると、未来という、自分が小さな部屋の中に自分が転送される?今と同じ出れない部屋ですよね。

運営
今もそうですね。本当、出れない部屋です(笑) 過去は後悔、未来は恐怖と希望。それを感じる部屋。

佐藤さん
実際に老化したり、癌になってしまったら八方ふさがり(どうにもできない状態)ですよね。分かっているのに何もできないってもどかしい。

佐藤さん
きっと、未来の私たちは、想像できないような色々なことで困って、悩んでいるような気がします。止まらない老化、減っていく人生の残り時間。治らない病気になるのは避けられないですね。信じられないくらい体力が落ちていますよね。未来の自分は『独特な困り方』をしています。どんなことに苦しみ、悲しんでいるだろう?

運営
未来で癌になったてしまったあなたは、何があって、どのようにできたら嬉しいですか?おそらく、未来で欲しいのはたぶん病気が治る可能性ですよね。その可能性があれば、どんなに希望が持てるだろう。昔どうだったとかっていうより、この瞬間に助かることがいいですよね。

運営
だから、私は冷凍保存やiPS細胞を追いかけているんです。若い頃からiPS細胞を見据えて貯金をする。そして、老人になった未来の『今』で、お金を使って体を作って取り替えた。将来、老化で八方ふさがりで閉じ込められた時に脱出できるんじゃないですか?未来に希望を持てる訳です。しかし、お金がないとどうにもならないですよね。

佐藤さん
具体的でとても分かりやすいです。

運営
昔と今にやったことが、未来に繋がっていることっていいですよね。今を無駄にしないで、未来でも生きて価値があるものを残したいです。時間を殺さない、大事な考え方です。

佐藤さん
ありがとうございます。先のことを考えるって大切だなって思いました。



●100点のクライオニクス●

佐藤さん
ところでクライオニクスに完璧なモデルってあるんですか?

運営
例えば、大企業の社長様が、10億円くらいの資産を持っていて、子供も沢山いて、その子供も孫も社長様の冷凍保存に賛成している場合ですね。ちゃんと資産があって、子供もいて、この状態を私は100点と考えています。未来の子孫が私を解凍してくれるから安心ですよね。

佐藤さん
なるほど、社長さんですか(笑)私たちには遠い存在です。では、一般の私たちはどうすればいいですか?

運営
まず、自分の息子さん(娘さん)があなたがクライオニクスしたいという意思に同意していることですね。クライオニクスは『遺言によって』されるため、子供が賛同していない場合、できない可能性が高いです。

運営
さらに、その子供のまた子供、孫、子孫たちがクライオニクスに賛同することが大切ですね。

佐藤さん
自分の子供が賛成してくれるのは大丈夫ですが、孫は難しいですね。そこまで伝えていく自信がありません(笑)私たち一般人にとってはとても厳しい条件です。

運営
そうですね。解凍技術が完成するのは100年、200年先です。孫やひ孫が私を解凍してくれることになります。世界の冷凍会社が破産した時に、運び出して移動するのも、私はできません。死んで冷凍されていますから。子供の賛同は誰にとっても厳しい条件ですが、現実です。

佐藤さん
確かに未来の自分が死んでからのトラブルや解凍するのは自分ではできませんよね。誰かに意思を託さなければいけません。通常は自分の未来の子孫ですが。

運営
私たちは社長ではありませんし、10億円もすごい資産もありません。孫もひ孫も作れるか分かりません。だからっと言って諦めないで、『代用できるもの』でうまくやりたいですね。ちょっとした工夫の積み重ねで、それなりのものを作れると私は考えています。もしかしたら、10億円を持っている社長を上回れるかもしれません。困った時に助け合うためにチームを作りました。

佐藤さん
私たちはすごい富裕層ではありません。そうでない人も困らないような仕組みを作りたいですね。人の集まりは有効だと思います。

運営
まさにそこが大切です。自分の家族に頼めない場合、チームやそういう会社にお願いできるといいですよね。ゆくゆくは私たち民間ではなく、国がやってくれることを望んでいます。国がやってくれたらそんなに強いだろう。

佐藤さん
そのために、クライオニクスを沢山の人に知ってもらい、みんなに賛成してもらいたいですね。みんなが賛成してくれることで、税金を投入できます。信号機や図書館を作るように冷凍庫を作りたいですね。

運営
子供が冷凍保存したいという意思に賛成しなくても、自分の意思があれば、冷凍から生き返りまでちゃんとできるようにしたいですね。



●解凍は思いやり●

佐藤さん
クライオニクスで生き返る時に気を付けるべきことってありますか?

運営
技術が安定していないのに生き返ろうとすると大変危険ですね。急いで生き返ってもすごい苦痛になると予想されます。

佐藤さん
生き返れる技術ができたからと言って、絶対に急いで生き返らせてはいけないというこですね。

運営
これは技術の問題ではないのです。原始的かもしれませんが、『思いやり』なのです。思いやりが鍵になりますね。今、解凍したらまた他の病気になってしまうとか、大きな苦痛があるんじゃないかとか、そういう心配がでいることが、思いやりですよね。

佐藤さん
おー、なるほど。権利や義務ではなく、心配することや、思いやりって実はけっこう難しいですね。もしかしたら、本当の友達や家族しかできないです。


運営
冷凍保存されている人が私の親だったら、たとえ技術が完成しても急いで生き返らせないですね。一呼吸置いて、2年待ちます。生き返らせて、また死ぬことになりますよね?再び色んな手術もさせたくない。だから、本当に不老不死が実現できるまで冷凍させたまま待ちますね。ビジネスや契約でそれをするのってとても難しいのです。

佐藤さん
深い愛が必要っていうことですよね。

運営
解凍してくれるのが自分の子孫で、あなたの生きたいという意思を理解してくれていたらいいですよね。思いやりを実現するのって、とても難しいです。しかし、それに負けないサービスや方法を考えて、みんなが困らないようにしたいです。



●自分の存在の不思議●

佐藤さん
私たちが存在して、嬉しいとか、悲しいとか感覚があって、とても不思議ですよね。

運営
クローン技術ってありますよね。全く同じ動物や人間を沢山作ることができる技術です。人間をクローン技術を使って複製することは違法ですが、作ろうと思えば、私と同じクローンを10体、20体でも作れてしまうのです。

佐藤さん
でも、その人じゃないですよね?

運営
そうですね。私と同じ細胞からできているのですが、クローンが嬉しいと感じても、私は感じていません。同じように、私が嬉しいと感じても、クローンはそう感じません。『別人』ですよね。

佐藤さん
同じ細胞から作っても、その人ではない。『私の存在』って一体何なのだろう。

運営
自分の存在ってとても思議です。ただ、今、ここに存在しているのは事実ですよね。ですので、自分が死んでも、ずっと先の未来のどこかで、また存在して、どこかの惑星で意識がある可能性があるのです。

佐藤さん
生まれ変わりがって、200年後に生まれ変わっても、『眠りから覚めた明日』ですからね。過去の記憶もおそらく、今のように消されている。一体、どんなルールがあって、今の自分が存在し、色々感じているのか、知りたくなってきました。

運営
そのために長生きしたいですね。未来で明らかになる時が来るのを楽しみにしています。私は死んでしまうのがもったいないので、長生きすることにしました。そのために、クライオニクスの活用や新薬の登場を待っています。100年後、200年後の技術で真実を知りたいですね。宇宙を作ったのは誰なのかとか、自分の正体とか。

佐藤さん
すごいロマンがありますね。



●どんな人生がいいのか●

佐藤さん
人生の途中で、どんなにお金持ちになっても、モテても、人生の最後におじいちゃんになって、植物状態になって、10年間ずっと寝たきりになり、死んでしまったら、果たして『勝ちの人生だった』と言えるのでしょうか?

運営
うーん難しいですね。私がその人だったら、やっぱり最後に苦しんでいるので、いい人生とは思えないですね。負けの人生だったと思います。

佐藤さん
せっかくいい人生になっていても、老後の病気で壊されてしまう可能性がありますよね。

運営
まず二つの人生を比べてみましょう。社長になって大金持ちになたけれど、70歳になり、脳梗塞で寝たきりになる。その後、さらに悪化して10年間植物状態の人生。もう一つの人生は、普通の会社員だったけれど、老後に新薬が完成してくれて、老化が止を止めることができたり、病気をしなくなった人生。あなたは、どっちがいいですか?

佐藤さん
そんなにお金持ちとか、華やかな人生じゃなくていいので、老後に苦しんだり植物状態になりたくないです。

運営
人生でそんなにお金持ちでなくて、ごく普通の人生でも、老後に新しい薬ができて長生きしたり、苦しい病気にならなかったら、本当の『勝ち』かもしれませんね。

佐藤さん
人生の最後まで分からないということですよね。一時的に勝っているだけで、ひっくり返される可能性はありますね。

運営
最後まで分からないので、諦めてはいけないっていうことです。人生の最後にすごい薬が登場するかもしれないので、勝てる可能性がまだありますよね。お金を貯めたり、勉強したり、準備はしておくべきですね。



●冷凍保存されて、生き返ると時の審査●

佐藤さん
クライオニクスって、冷凍しておいて、100年後、200年後に生き返りを試みるじゃないですか?その時に、その人の生前の人生は影響するのですか?

運営
半分半分ですね(笑)生き返らす時に、脳をモニターに接続して、どんな人生を送っていたのか、考え方をする人なの調べられる可能性はありますよね。審査して、問題がなかった人が生き返らせてもらえるみたいな。国境の検問みたいですね。

佐藤さん
だから、生きている今も絶対に悪いことをしない方がいいですね。

運営
たくさん人を殺した人がいたとして、当然ですが、未来の人が生き返らせてくれるとは思いません。

佐藤さん
確かに…

運営
このように未来の人たちによって、『今までの私の人生での行い』が100年後、200年後に審査されることも考えて、今から困っている人を助けたり、正しい行いというか、善の行いをすることは大事ですね。別に冷凍保存をしなくて死んで、本当に神様がいたとしても、きっと評価してくれるでしょう。良い行いというものは、自分がどのようになるにしても、本当に良いものですね。

佐藤さん
いいことを沢山しておけば、未来で生き返る時も、そうしなかった時もきっと役立つ、ということですね。




●老化のおそろしさ●

佐藤さん
自分が70歳、80歳になるって怖いですね。

運営
自分がおじいちゃん、おばあちゃんになって行くことで、癌や脳梗塞、寝たきりになる可能性が生じてきますからね。体力や免疫はこれからどんどん落ちていきます。90歳まで生きていて、何の病気にもなっていない、というのはあり得ないですね。30代を過ぎると、体は悪くなるけれど、良くなるこはないですからね。成長が止まってしまうんです。

佐藤さん
お年寄りになるって怖いことなのですね。自分の未来を冷静に見つめると、自分がよぼよぼになることや、死だったり、希望を持てる要素がないです。

運営
ごまかさないでそうやって本当の自分を見つめて、危機を感じるってすごく大事なことなのです。本当の気持ちですね。心の声なのです。老化は『災害』ですからね。津波や地震のように災害と認識するべきです。

佐藤さん
老化は災害と同じ、つまり逃げるということが大切なのですね。

運営
津波や地震が来たら、家が壊れて、自分が怪我をして、大切な人が死にますよね。これと同じ状態になる。つまり、イコールなのです。普通、津波が来るって分かっていたら逃げますよね?

佐藤さん
もちろん逃げます。

運営
津波が来るのに避難しないで、飲み込まれて死ぬってアホらしくないですか?

佐藤さん
そうですね。複雑な気持ちです。

運営
でも、不思議なことにみんな逃げようとしないで、死んじゃうんです。それが『人間と言う生き物』なんです。

佐藤さん
なんだか悲しいですね。みんな気づけたらどんなにいいだろう。

運営
自分が老化することや、死ぬことって、少しずつだから分からないのです。老化を30年後、40年後に必ずやって来る津波や地震と考えて下さい。

佐藤さん
なるほど。津波が来ると事前に分かっているのなら、津波が来た時のために高い壁を作ったり、準備をしたいですね。30年も40年も時間がありますからね。何もしないでただ待っていて死ぬのはなんだか悔しいです。

運営
どうにかしようと思うことが大切ですね。今までにない発想ですが、とても大事なとです。でも、きっとそれは正いことだと思います。

佐藤さん
どうしてみんな死から逃げようとしないのでしょうか?

運営
たぶん、分かっていてもどうにもできない?死や老化があまりに巨大過ぎて、勝てないと諦めてしまっているのではないでしょうか。あと、人が老化して死ぬ、こういう常識が出来上がってしまっていますよね。常識だから、疑おうともしません。

佐藤さん
みんなある意味、社会に洗脳されていて動けないのですね。老化や死はなされるがままで、まさか抵抗する、なんていう発想はありませんよね。

運営
老化や死で困るのは、もちろんそうですが、自分の親や子供も同じように困ります。この問題を、私が生きている間に解決できたら、どんなにいいだろう。

佐藤さん
私もこれから老化することが不安ですし、実際、不安なだけじゃなくて現実に寝たきりになるかも。そんな思いを自分の子供、未来の子孫にさせたくないです。

運営
だから、自分がこの問題を解決することは、子供や、未来の子孫のためにもなると思うんです。

佐藤さん
壮大なプロジェクトですね。自分の老化と向き合って解決することが、子供にも繋がっている。なんだか尊い気持ちになります。

運営
このプロジェクトに誇りを持って取り組んでいただきたいですね。老化や死がやってくるのをただ待つのではなく、来ると分かっているなら、こちらから挑んで、乗り込んでいくのです。そうすると驚いて逃げていきそうな気がします(笑)

佐藤さん
全く新しい発想ですね。未来にはずっと絶望だけでしたが、希望が持てるようになりました。これは、自分で作っていく未来ですね。未来を変えたいと思いました。



●どちらが良いか●

運営
人間とは不思議ですね。
未来に夢があると今少しくらい辛くても頑張れます。しかし、未来に絶望が待っていると、どんなに今楽しくても、心から楽しめません。

佐藤さん
『今楽しくても未来が暗い』か『今辛くても未来が明るい』この二つですね。どっちがいいだろう、、

運営
私たちはどんなに今がうまくいっていても、将来、老化したり死んでしまいます。『今楽しくても未来が暗い』というのが現実ですよね。

佐藤さん
だからどんなに楽しくても、気持ちが晴れないんですよね。今どんなに幸せでも、ちょっと先の未来でこれから年老いて癌や脳梗塞になってしまう。

運営
逆の、『今辛くて未来が明るい』はどうでしょう?

佐藤さん
こっちの方がいいですね。未来で困るって嫌です。未来で困らなくていいなら、今苦労したい。

運営
そうなんです。未来に少しでも希望があると、明るいんです。今どんなに辛くても頑張れるんです。私は新しい薬や冷凍保存で100年後も200年後も死なない可能性があると、今ちょっと辛いことも乗り越えられます。



●老化することの本質は借金と同じ●

運営
自分の体が少しずつ老化するって怖いですよね。

佐藤さん
私はこれからどうなってしまうのかな。

運営
自分が老化する未来を考えると普通に怖いですよね。老化の本質って、実は借金とすごく似ているんです。

佐藤さん
借金ですか。なるほど~

運営
例えば、あなたがある日、癌の診断をされたとします。突然、借金1億円になったのと同じ心理状態です。たぶん(笑)

佐藤さん
絶望ですね、、

運営
借金1億円になると、どんな気持ちになると思いますか?たぶん、毎日、これからどうなるんだろうって、途方もない絶望感ですよね。起きている間中、憂鬱です。

運営
つまり私たちはある日突然、借金1億円になる。突発性借金を背負っていることを忘れてはいけません。

運営
これに人生をひっくり返された人って、けっこういると思います。

佐藤さん
少しずつ来る老化によって障害者になる可能性もありますが、癌や交通事故で、ある日突然、そうなることもありますよね。

運営
まぁ、100%幸せな人なんて、この世界には存在しないということですよね。

佐藤さん
せっかく幸せになっても、この偶発性借金があるからそれで100%安心、ということではない、ということですね。

運営
私は、老化や死を取り外すことで、100%幸せになれると思っています。

佐藤さん
今の人生で幸せになることと、この偶発性借金を取り外すことで初めて幸せになれる、そういうことですね。



●クライオニクスの本質の考え方●

佐藤さん
冷凍保存の考え方を詳しく例えると何でしょう?

運営
人生とは、墜落する飛行機、少しずつ沈没する船ですね。

佐藤さん
面白い視点ですね。

運営
人生を分かりやすく例えると、ある日突然、私たちは見知らぬ飛行機の中で生まれる。そこは未知な空間です。でも、毎日忙しくて、それを忘れてしまう。

人生って本当は分からないことだらけで実はミステリーなんです。明日、乗っている飛行機が墜落する人もいれば、10年後に墜落する人もいます。

佐藤さん
私はまだ30代ですが、70歳くらいまでは生きると思います。でも、事故や病気で明日死ぬ可能性もあります。3時間後に車にひかれて死ぬ、すなわち飛行機が墜落することもあります。

運営
どういう訳だか、みんな逃げようとはしないですよね。不思議ですよね。何かを信じている?私には考えられないです。

運営
それはさて置き、自分が乗っている飛行機が落ちる時、脱出しようとする、それが『クライオニクスの考え方』です。

佐藤さん
そのまま乗っていたら墜落して死にますよね。複雑な気持ちです。

運営
パラシュートを背負って飛行機から飛び降りる、これがクライオニクスの考え方です。

佐藤さん
ハハハ、それなら助かる可能性があるかもですね(笑)

運営
神様を信じて飛行機にそのまま残るもよし、一か八かの可能性を信じて飛行機に飛び乗るも良しですね。ただ、飛び降りた先が山かもしれないし、海かもしれない。やはり死んでしまうかもしれない。

佐藤さん
でも、飛行機にそのまま留まっていれば、墜落して死にますよね。

運営
もちろんです。クライオニクスも、冷凍しても蘇生できないかもしれない。しかし、クライオニクスしていなければ、また生き返れる可能性や、家族に会える可能性は消滅する訳です。

運営
よく、冷凍保存して200年後の未来で生き返って一人ぼっちかもしれないとか、地球がなくなっているかもしれないよとか言いますが、それは論点のすり替えですよ。とにかく墜落する飛行機から脱出しようとすることは大事ですよ。

佐藤さん
私もそう思います。飛行機から脱出した後がどうとかよりも、まず、この飛行機から脱出しなきゃですね。

運営
色んな意見がありますが、クライオニクスが正しいかという議論もさておき、『自分の体がこれからどんどん老化して行き、将来大変なことになるかもしれないのに、何もしないのは明らかにおかしい』これだけは真実ですね。これに対して、危機感を持ち、焦ることはむしろ正常なのです。

運営
とにかく飛行機から脱出したいんだっていう方は、ぜひ、うちのチームに来て下さい(笑)



●自分の存在の不思議

運営
自分の存在って不思議ではないですか?毎日忙しく生きているけれど、一体、この時間や人生って何なのだろう。

佐藤さん
私も思います!毎日こうやってさりげなく過ごしているけれど、自分の存在てそもそも何なのだろう…

運営
そうやって不思議に思うことはすごく大切ですよね。ある日突然目が覚めたらこの世界にいて、その前の記憶がないすからね。純粋に人生の何もかもが全てが不思議です。

佐藤さん
私は生まれる前はどうなっていたんだろう?そしてこれからどうなるのだろう。人生の意味とは?とても知りたいです。

運営
そう思うっていうことはとても大切です。しかし、不思議ですよね。みんな疑問に思わないんです。死後の世界とか生まれ変わりとか色々ありますが、実際のところ、私たちは何も分かっていない。人生や自分が生きている意味ををこういうものだって決めてしまうのは早いかもしれません。

佐藤さん
それは私も同感です。人生がつまらないとか楽しいとか以前に、そもそも私たちの存在って何なのだろう。なんだかすごく重要なことのような気がします。

運営
宗教でごまかさないで、純粋に本当のことを知ろうとするってすごく大事です。運命とか神様の存在抜きに考えようとする。新しい考え方です。何より私も本当のことが知りたいです。



●努力だけでは夢は叶わない●

運営
努力だけでは夢は叶わない。幸せになれるとは限らないですね。

佐藤さん
私も子供の頃、プロのダンサーになりたかったですが叶わなかったです。

運営
努力すると、ようするに抽選券が手に入るんです。夢が叶うかもしれない抽選券です。

佐藤さん
抽選券ですか?

運営
正確に言うと、努力したからと言って絶対に夢が叶うとは言い切れない。つまり、努力した=夢が叶う、ではないんですね。

運営
正確に言いますと、努力している人の中から、抽選で選ばれた人だけが結果が出る。選ばれるかどうかは分からないけれど、努力しないとその抽選にすら入れないということです。努力した上での運ですね。

佐藤さん
ちょっと面白い話かもしれません(笑)

運営
だから、試験に合格したい時や何かを手に入れたい時、絶対には手に入らないことを知っておくべきです。その上で手に入れるために努力するべきです。

佐藤さん
試験や就職活動に限ったことではなさそうですね。これは人生を生きる上で大事な考え方ですね。人事を尽くして天命を待つという考え方ですね。

運営
私たちに『できること』は、夢が叶いそうな状態にするとこまでで、そこまでなのです。そこから先、叶うかどうかは、人の事、私たちにどにかできることではありません。神様というか、何かが選ぶのでしょうか。

佐藤さん
受験だけじゃなく、トランスヒューマニズム(未来に生きようとすること)やクライオニクスでも言えそうですね。

運営
そうですね。受験も必ず勉強したからと言って合格できる訳ではありませんが、勉強していないと合格することはあり得ません。合格できるくらい勉強しても、思わぬ問題が出たり、その時だけ異常に周りが賢かったら、受かるのは難しですよね。

運営
クライオニクスもiPS細胞も同じですよね。貯金したからと言って間に合うか、私たちが老化を止められるかどうかは分かりませんが、我慢して一生懸命お金を貯めたり、理解してくれる仲間、困った時に助けてくれる仲間を作り、『夢が叶う水準を維持』していないと、夢が叶う可能性はない、ということです。

佐藤さん
受験も未来に生きることも、どこか本質が似ていますね。

運営
両方とも異なるものですが、共通する点がありますよね。夢を叶える上でヒントになると思います。



●私たちのクライオニクスの位置づけ●

運営
けっこう誤解されがちですが、クライオニクスってみんなで作って行くものなのです。

運営
たとえば1000万円で高級車を買ったとします。高いお金を出したから、車に傷があったり欠陥があったら当然に頭に来ますよね。

佐藤さん
買い物というか、普通はそうですよね(笑)

運営
でも、クライオニクスは違う。一般に言います、買い物ではないんです。まだ技術が完成していないので、みんなで協力して作って進化させていく、そういうものなのです。

運営
なので、クレームをつけてこられても本当に困ってしまいます(笑)

佐藤さん
なるほどー。よく言う、お店とお客様、サービスという関係ではないということですね。

運営
そうなのです。だから、お客様という位置づけで来られたら困ってしまいます。日本にない特殊なスタイルですからね。ここを理解いただけない方はお断りしています。

運営
クライオニクスのイメージは、死体を冷凍保存している、高額だ、詐欺じゃないかというマイナスなイメージを持たれますか、そう感じる人はするべきではないですね。

佐藤さん
自分一人でやろうとすると、土地を買って、冷凍タンクを買って、すごい金額になりますよね。一人でできないからみんなで力を合わせてする、そういうことですか?

運営
そうです。一人では難解だから、みんなでお金を出して欲しいものを買う、そういうイメージです。一人でできないことを、みんなで力を合わせてやる、そういうことです。一言で表現すると『みんなのクライオニクス』ですね。

運営
私もできればお客様という立場になりたいです(笑)本当に楽な立場ですからね。でも、サービス自体が存在しないので、完成していないので無理ですね。生き返ることを保証できない。自分で何とかするしかない。

運営
私としては、お金はいらないので、ちゃんとしたクライオニクスを日本に作りたい、その思いです。同じような方と繋がって仲間を増やしたいですね。クライオニクスはインチキだという声が沢山あるので、そうでないことを記事を書き検証して行きたいです。



●勉強の秘訣●

佐藤さん
資格試験になかなか合格でいない。何か、勉強方法にコツのようなものってあるのですか?

運営
正味の勉強時間ですね。ようするに、5時間椅子に座って勉強したとして、一体、あなたが本当に勉強したのは何分?という考え方です。

佐藤さん
せっかく勉強しても、机でスマホをいじたり、寝てしまったりしますからね。

運営
それをした時間を含めないで、ちゃんと集中できた時間が、『正味の勉強時間』です。合格したり結果を出す人って、この正味の時間が多いのですよ。

佐藤さん
えー、そうんんですか。それを測る方法ってあるんですか?

運営
まず勉強時間を記録することですね。砂時計を持ってきてみましょう。まず1分間の砂時計を机の上に置いて下さい。

佐藤さん
置きました。

運営
では、英語を勉強してみますか。では、教科書を開き、砂時計の砂が落ちて無くなるまでに思いっきり集中して読んで下さい。ポイントは、『集中するぞ!』って思って読むことです。もちろん、この1分間では、絶対にスマホをいじったりしてはいけません。また、どんなにはかどっていても、必ず1分間が経過したら勉強を止めて下さい。

佐藤さん
はい。

運営
いきますよ、せーの!

佐藤さん
今、読んでいます、…。

※一分間、終了。

運営
はい、終了です。

佐藤さん
なんだかすごい集中できました(笑)

運営
そしたら、ノートに記録して下さい。どこかに印をつけといて、最後に足してもOKです。これの繰り返しです。これを30回やると、30分ですね。

運営
私は0:30 と記録します。ここにあるのが、真剣に勉強したという、本物の勉強時間ですね。不純物が混ざっていない、本当に勉強した時間です。勉強時間を記録するノートを作ってもいいと思います。

佐藤さん
これだと、ちゃんと勉強した時間が把握できますね。

運営
そうです。この勉強方法には大変意味があります。2時間図書館にいた、では、一体どれだけ何時間ちゃんと集中して勉強したか分からないですからね。ちゃんと勉強した時間と、だらだらした時間を分離することが大事だと思います。

運営
集中する時は思いっきり集中する。休む時は休むことをしっかりする。これがひじょうに大事なのです。変なストレスから守れるのです。この1分間勉強方を繰り返すことで、体が集中することを覚えるのです。

運営
もし家に砂時計がなければ、腕時計を使ってもいいと思います。

佐藤さん
ありがとうございます。やる気が出てきました。難しい試験も受かれそうな気がして来ました。頑張れそうです(笑)



●結婚、子供の有無により生じる格差

運営
自分の老後、結婚していたり、子供がいるかいないで大きな差が出ますね。

佐藤さん
そうですね。私も将来、子供を作るべきか悩んでいます。

運営
ただ、自分が80歳になった時に子供、子孫はいた方がいいですよね。自分がおじいちゃんになって、認知症になる可能性もありますし、老人ホームや病院に入ることも十分ありますね。

佐藤さん
確かに、今は元気ですが、これから老人になってどうなるか分かりませんよね。

運営
自分が高齢になって弱った時に、心配してくれる家族がいるって、けっこう大事な事なんです。

運営
認知症になって、病院や老人ホームに4年、5年、10年と入ることになるとします。もし虐待されたり、老人ホームの施設の人が乱暴だったらどうしますか?

佐藤さん
それは怖いですね。

運営
その時に自分に子供がいたら、現状を伝えて脱出することができますよね。

佐藤さん
確かにそうですね。老人ホームの虐待、よくニュースになっていますよね。子供がいなくて自分がこの人間社会に一人残されて虐待されたら、辛いですね。

運営
自分を心配してくれる人がいるって、大事なことなんです。

運営
ただ、子供も健康で立派に育つとは限らないし、大学に行かせたり、高度な知識を身に着けてもらうには沢山のお金がかかりますよね。一般人の毎月20万円~30万円の収入ではとても叶いません。

運営
これから経済がさらに悪くなり、現金もますます手に入りににくくなりますしね。 AI化が進み、もっと仕事もなくなって行きます。悪循環ですよね。

佐藤さん
みんながお給料を減されて行く中で、子供を塾や大学に何千万円というお金を作るのはけっこう大変ですね。

運営
ただ、みんな頑張っているのに、子供がいるかいないで、自分の老後の安全、生活にに大きな格差が出るのはちょっとおかしいと思います。子供がおかしくても、ちゃんと仕事や子育てをしてる人がうまく行かなくなった時に保護するべきだと思います。

運営
親である自分がしっかり子供を育てても、子供が仕事をしないで家に引きこもってしまったり、自分より先に死ぬこともありますよね。もし自分が100歳まで生きたら、子供が80歳です。子供が先に死ぬ可能性も実はかなりあるんです。そしたら、自分の将来って不安ですよね。歩くことができなくなった100歳の自分が一人で病院に入院している訳です、

佐藤さん
親がちゃんとしていても、子供が引きこもりになってしまったり、暴力を振るったら、ちゃんと将来、子供が自分を介護してくれるとは思えないですね。もちろん、健康に育って、大学を出て一人前になっても、仲がいいとは限りません。仲が悪くなってしまったら、連絡が取れませんよね。

佐藤さん
子供が立派になって自分を助けてくれるって理想ですが、現実には天文学的に確率が低く難しいことなんですね。まず、健康で生まれて、勉強をして、一人前になって、親と仲良くしてくれて、10個以上の条件を克服して初めて介護してくれるんですよね。

運営
そうなんです。自分の子供が引きこもったから、一人前にならなかったらじゃあ親の人生終わり。それでは、悔しくないですか?だから、ちゃんと生きている人の未来を国家が保護する制度を作るべきなんです。

運営
引きこもりになったり、子供が先に死んでしまうのは、親がちゃんとしなかったからなのでしょうか。違いますよね。けっきょくは『運に任せている』ですよね。ようは『ギャンブル』なのです。私は現在の仕組みに疑問を感じます。

運営
子供がいないことは罪なのでしょうか?

佐藤さん
ほんとそう言いたくなりますよね。一部の子供が立派に成長した『運がいい人だけ』が安心な老後を送れるのではなく、みんなが困らない仕組みを作りたいですね。自分の子供に、老後の人生の全てを左右されてしまう現状って、改めておかしいと思いました。

運営
子供がいない人、結婚していない人、一人で生きている人も脅かされないでみんなが安心して老後を暮らせる、そんな日本社会が理想ですよね。



●お金と未来医療の分離●

佐藤さん
iPS細胞もクライオニクスも高額ですよね。

運営
冷凍保存も500万円以上しますからね。細胞を培養する技術、iPS細胞もこれから登場しますが、傷んだ目玉を取り替えたり、体ごと細胞を作って取り替えるには、おそらく何百万、いや何千万円とかかりますよね。

佐藤さん
一般人の私たちにはなかなか手が届かない金額です。

運営
私は、お金がかかることと最先端医療の関係を『分離』できたらいいなと思っています。

佐藤さん
どういうことですか?私たちが新しいテクノロジーで長生きするには高額なお金がかかると思っていました。

運営
今は最先端医療は高額でありお金がかかると、一体化してしまっています。この事実を分離して、最先端医療にはお金がかからないという風にしたいのです。つまり、みんなで最先端医療の無償化を目指すのです。

運営
クライオニクスやiPS細胞を使用するのを国家プロジェクトにして、無料にしようということです。進化した技術はみんなのものですよね。

佐藤さん
素晴らしいですね!どうすればできるんですか?

運営
まず、みんなが賛成することですね。そうすることで、国が税金を投入できます。例えば、本を読む人が沢山いるから税金で何千億円とかけて、図書館を作れます。みんなにとって必要でなければ、図書館を建設するように、税金を投入することはできません。

運営
みんなが理解して賛成することが大切なんだと感じました。

運営
みんなにとって本当に必要なものだから、税金を投入できるんです。みんなが求めることですね。そのためには、多くの人が最先端医療を使って生きるという考えにならなければいいけません。意義を知って欲しいのですね。みんなが生きようとしないと始まらない。

運営
なぜみんなが必要になるのか。それは、自分の命を救うからです。老後に臓器が痛んで自分が苦しんだ時に、取り替えることができたらどんなにいいだろう。老化や死の恐怖に新しいテクノロジーで打ち勝つことができたらどんなにいいだろう。みんなが未来の恐怖と、生きれる可能性に気づき始めるんですね。お金持ちの人も、そうでない人もみんなが助かればどんなにいいだろう。生きる機会を与えられたらいいですよね。

運営
よく言うwinwinですね。みんなにとって利益があるという言葉です。相手も困らないし、自分も困らないようにすることが大事です。老後に困らない、自分が困らないようにしたい、それって間違いじゃないんです。自分が老化して深刻な状態になるからこれを回避しようとする。普通は老人は黙って死ぬものでして、これが美しとされています。
子供に迷惑がかかるから何もしないで、死ぬ、これって自己犠牲です。

佐藤さん
クライオニクスが真剣な国家プロジェクトになって税金を投入できたら、いっきに進化しそうですね。

運営
みんなが生きるために必要だから、図書館を作るように国家のお金で冷凍タンクを作る。まず生きようとすることですね。これは本来、尊いことです。絶対に間違っていません。一部のお金持ちだけが長生きできるっていうのはおかしいので、希望すればみんながiPS細胞やクライオニクスを利用できるようにしたいです。

質問(2へ続きます)
https://w.atwiki.jp/cryonics/pages/43.html
最終更新:2021年05月27日 20:30