メギストス社 - ここだけCERO判定DなSF近未来のウィキ

メギストス社

企業概要

主な事業は生化学系の研究開発。
人工合成もしくは養殖の有機素材(肉体、臓器)の販売、交換。他にもサイボーグ向け食品や複合体向け部品の製造販売をしている。

数年前研究部門で内部分裂が起きたが、和解に近い形で解決したらしい。

『ホムンクルス計画』/『エリクサー計画』

　『ホムンクルス計画』とは記憶を保持した人間つまり既存の人間の複製体を作り出す一連の研究計画の通称名。
　後に『エリクサー計画』という後天的人体改造研究と合流した。
この計画が万事うまく成功していれば、故人の再生や肉体の乗り換えが事業化していたであろう。

『ホムンクルス計画』
　人体の一部から人間を復元再生する研究。
　特定の人間の肉片や細胞から体だけではなく選択された記憶をも復元することを最終目標としていた。
　計画は胚の発生までは難なく、その後の肉体と記憶の発達段階では難儀し些か改善点を抱える形ではあるが成功。無事『誕生』した個体は成功例0番として「アレフ」という識別名を与えられた。

『エリクサー計画』
　薬物や後天的な改造によって人体を強化改造、拡張機能増設を目的とした研究。
　被検体を工面する必要から表立っての活動は控えられてきた。

　元々この研究は関係者の間でも倫理性等が論議されていた。
　しかし『エリクサー計画』側の研究チームが拉致してきた人間(外国人留学生)を実験に使っていたことが判明。
　話し合いと政府が絡んだ取引の結果もみ消しに近い形で和解、研究は凍結された。
　実験によって生まれ使われた被検体の生き残り達は身体のメンテナンスの必要もあり警備私兵として雇われる道を選んだのだった。
　→メギストス社警備兵