キム・レイラ
性別
男性
表の職業
孤児(壊滅したマフィアの生き残り)
ツバボンド
自身の口から出した唾液を任意のタイミングで接着剤に変えるというもの。そして、この接着剤と化したツバは石鹸水で洗えば簡単に剥がせる。ブロブはこれを使って女装しているが、正直に能力名と効果を言えば正体即バレなので、天使のベールという偽の名前を使用している。
能力原理
ツバを接着剤にみたて、二つの物質をくっつけたり、薄く透明な防護膜を作ったりする。
参戦動機
鍛え上げた強者が幼女にタジタジになる姿と。幼女と思っていた相手がハゲメタボの中年男性と知りショックを受けるのを見たい。
会員との契約内容
この大会で裏社会の大物とのツテを作り、彼らから保護して貰う。という約束だが、そうなる前に正体バレるだろうから破られる前提の口約束だロブ。
キャラクター説明
上海の片隅で運び屋をしていたキム一家棟梁キム・コジンの隠し子。
年齢は8歳。韓国人の父と西洋人の愛人の間の子で金色の長い髪と青い目をしている。
上海の大きな変革に巻き込まれ組織は彼女を残して壊滅。生き残ったレイラはシェルターの様な隠れ家に閉じ込められていた。
そんな中、シェルターに入って来た襲撃者相手に能力を覚醒し何とか撃退した彼女は、父の知り合いの弱小マフィアに保護される。
レイラは家族達の死の真相を知る為に、マフィアのツテでコロシアムに挑む。
【嘘である】
彼の本名はブロブ内藤。
ダンゲロスSSギャンブラーに花小路ハナコの偽名で参戦していたブロブ内藤だ。
チビデブハゲの中年男だが、唾液を接着剤に変えるツバボンドという臭そうな能力で全身の肉を引っ張り上げて変装している。
SSギャンブラー正史にてルーレット対決に敗北し正体も暴かれロシアの刑務所に送られたが脱獄。ツバボンドでキム・レイラという幼女に化け、世界中の人々から自分を見て欲しいという願望で参戦。そして決着したタイミングで正体明かして世界を驚愕させたいと思っている。『親から貰った動きやすい衣装』という理由でピチピチになった幼児用の白レオタードを着こなし、スキあらば肉体を相手に押し付けながら戦う。
今回も、ハゲ頭にズラをガッチリと貼り付け、全身の無駄肉をかき集めて胸と尻の大きな体型に形成している。そして、顔の造形や体格で年齢と性別がバレにくい様に、顔については前髪長めの目隠れ少女、体については引きこもり生活でお菓子ばかり食べて肉付きが良くなったという説明で誤魔化している。
プロローグSS
ロシア監獄に激震走る。あのブロブ内藤が脱獄した。どのブロブだよとお思いの方に説明すると、ダンゲロスSSギャンブラーに花小路ハナコの名で参戦したあのブロブ。
ブロブはツバボンドという唾液を接着剤に変える能力を持っており、これを使い全身の無駄肉を集め女装し、富豪の娘に成り代わり財産を奪うという非道を繰り返していた。だが、ハナコとして参加した大会で敗北し正体もバレてロシア刑務所送りとなった。
そのブロブが脱獄した。このままでは、また混乱を及ぼす。なので即座に脱獄を公表せねばならなかった。
「所長!隠蔽しましょう」
「ああ、正直に話したら俺達が処される」
ロシア体質のせいで、ブロブ脱獄はギリギリまで隠された。この事によりまたとんでもない悲劇が起ころうとしていた。
「お腹ペコリン…」
上海の端っこに誰も寄り付かない廃墟があった。
そこには一人の少女が閉じ込められていた。
少女の名はキム・レイラ。運び屋キム・コジンの愛人の子である。
レイラがこんな場所に閉じ込められているのには訳があった。キム・コジンがリーダーを務めるキム一家は、上海の秘宝に関する秘密を偶然知ってしまい、様々な組織から追われる事になった。そこでコジンは娘を護る為にこの廃墟に閉じ込めたのだった。
「お父様、レイラはもう8つになったよ。何故迎えに来てくれないの」
誕生日までには帰ってくると言った父は迎えに来ず、食料も底を尽きてしまった。
「ここ、内側から開けれないし。どうしよう」
こんな事なら育ち盛りだからとパクパクするんじゃなかったと後悔していると、入口がガチャリと開き、見知った人物が現れた。
「レイラ!無事だったのね!」
現れたのは、レイラの母だった。だが、それはあり得ない事だとレイラは気付く。
「お母様は、私を逃がす途中で撃たれた!それに、もっとスリム!貴女は誰です?」
「クックック、こんなに早くバレるとは思わなかったロブ」
レイラの母に化けていた人物の体は奇妙だった。薄い透明な膜に包まれ、全体のバランスにも違和感があった。
「ロブの本来の姿、見せてあげるロブよ」
偽母は石鹸水の入った瓶をひっくり返し、頭から被る。偽母に貼り付いていた透明な膜がボロボロと崩れ落ち、それと共に体型が変化していく。少しだらしない女性の見た目だったのが次第に中年男性の様になり、金色の髪が頭皮から剥がれ落ち、ハゲメタボの中年男性と化した。
「変態!」
「変態じゃないロブ。ロブはブロブ内藤。金持ちの娘を殺して成り代わり、令嬢としてチヤホヤされるのが趣味なのロブ。さあ、両親の元へ送ってあげるロブ」
ブロブの言葉を聞いて、レイラは理解する。父はもういないし自分も終わりだと。
こんな場所に助けなど来るはずも無いし、ただの子供に殺人鬼を倒す力も無い。運よく魔人化して、ブロブを排除出来る能力に目覚めれば話は別だが…。
■ ■ ■
キム・レイラが父の知り合いのザコマフィアに保護されたのは、ブロブ内藤襲撃の翌週だった。彼女は奇跡的に魔人能力に目覚め敵を返り討ちにし、暫く身を隠した後にキム一家と付き合いのあったこの団体に連絡したと語った。
レイラを保護した後に隠れ家を調べると、そこには損傷と腐敗が酷く年齢も性別も判別が難しい死体があった。
「隠れ家に放置された死体、あれは君がやったんだね?」
「う、うん。レイラが」
レイラは震えながら、目覚めたばかりの魔人能力で襲撃者を殺したと告げる。
「レイラ…急に力が湧いてきて、相手を殺してしまってっ。おじさま、レイラ死刑になるの?」
「落ち着いてレイラちゃん。能力に目覚めた瞬間の犯罪は責任能力が無いから罪に問われない。というか、君も俺等も警察には行けない身分だから」
ザコマフィアのボスはレイラを慰めながら、彼女の全身をいやらしい目で見る。
(いつの間にか凄く豊満な体になってるな)
こんな事考えるのは失礼だが、それでもレイラの発育の良さが気になって仕方なかった。
閉じ込められている間、ずっとお菓子ばかり食べて運動してなかったから太ってしまったと彼女は説明したが、それにしても8歳児とは思えない体型をしていた。しかも、新しい服を手に入れるのも無理だったので以前から着ていた子供服を着続けており、ムチムチしたふとももが簡単に見えてしまう。
「うへへ」
「おじさま、どうしたの?お顔赤いよ?」
「あ、いや。何でも無い。それで、レイラちゃんが手に入れた魔人能力ってどんなのかおじさんに教えてくれないかな?」
「うん。レイラの能力は『天使のベール』。使って教えるね」
レイラは机の上のペンを手に取ると、ペロペロと舐め始めた。
「ちゅぱちゅぱ、うん、出来たよ。見て」
「これは…、ペンにビニールの様な被膜がされてるのか?」
「うん。レイラがツバつけたとこは、こんな風に固められるの。これが『天使のベール』そして、これは石鹸水で簡単に剥がせるんだよ」
「変わった能力だね。だけど、この能力でどうやって悪者を倒したんだい?」
「こうやって」
レイラは自分の手のひらを舐め、唾液が半乾きの状態で机に手のひらを置き一気に引っ張った。すると、ベリッと音がして机の塗装が剥がれて地肌が現れる。
「これと同じ事を、あいつの全身にしたの」
「ヒエッ」
「それじゃあ、次は能力の応用の説明するねレイラのふとももをよーく近くで見て」
レイラの許可を得たザコボスは生唾を飲みながら太ももを近くで見る。すると、皮膚の上に皮膜が貼られてるのに気付く。
「レイラいつ怖い人に襲われても大丈夫な様に全身に固めた唾液を塗ってるの。これなら、結構攻撃に耐えられそうでしょ?触ってみて」
「えっ、いいのか?」
「うん…また別の怖い人が襲ってきた時これが役に立たないと困るし」
ザコボスはレイラの全身ゆっくりと触り始める。最初はマッサージをする様に優しく、次第に指を立てて押すように力を込める。
「んっ…、おじさま、もっと強く押していいよ」
膜のせいか、妙な感触だった。ザコボスが想像していた以上に肉厚な骨格をしており、内側から何かが押し出される様な反発を感じる。
「あっ、それ以上は駄目!」
「えっ?」
「ありがと。もう十分だよ。じゃあレイラは疲れたからお休みするから」
レイラは慌てて立ち上がり、自分の部屋へと去って行った。
個室に入ったレイラは、盗撮されていない事を確認すると一息ついて鏡の前へ立つ。
「それじゃ、改めてセルフチェック」
そう言うと、鏡の前で全身を確認すろ。ザコボスに強く押さえられた箇所の皮膚がシワになり、左右の胸の高さが僅かにズレているのを引っ張り元の高さへ戻すと満足げに頷いた。
「胸とお尻はお菓子食べ過ぎで太った事にするとして、問題はここね」
レイラは下半身に目をやる。
「ここは入念に重ね塗りしてるけど、流石に間近で凝視されたらバレるかなあ?本番では直に触らせるのは危ない。それに絶対興奮しない様にしないと」
そう言いつつ、ザコボスの目つきやまだ見ぬ対戦相手との組み付きを想像し、レイラの秘密が僅かに目覚め様としていた。
「コラッ!勝手に反応しないの!レイラは小さな女の子なんだから!」
レイラは頭を下げて、変化し始めた部分を叱ると、その部分は大人しく縮こまった。
「うふっ、これでオッケー。レイラはキム・レイラ。8歳の女の子なの。そして、これがレイラの戦闘服」
レイラは純白のレオタードをカバンから取り出し、身に着ける。サイズが合っておらずピッチピチだった。
「レイラはお父様とお母様との思い出が詰まったこの衣装で決戦の舞台に立つのよ」
翌日、レオタード姿で部屋から出たレイラは、ザコボスに闘技者になりたいと告げた。
「おじさま、レイラを闘技者にして!」
「レイラちゃん、俺が魔人闘技会の会員っていつ知ったの?」
「お父様が生きてる頃に聞いたのよ。闘技会に出れば、裏社会の偉い人達とのツテが出来る。レイラやおじさま達を護ってくれたり、家族の仇の情報を得られるかも知れない。…怖いけどレイラ頑張るからっ」
顔を伏せ、レイラは身体を震わせる。その姿に心打たれたザコボスだったが、直ぐにはいそうですかと言う訳にはいかない。ザコマフィアの戦闘員達と勝負し、全員に勝てたら闘技者にする事となった。
「えいっ、えいっ」
レイラの動きは、数日前覚醒したばかりとは思えない鋭さだった。
壁に張り付き、相手の靴裏にツバを飛ばし動きを止め、被膜で多少の攻撃を防ぎながらカウンターで相手の皮膚を掴み一瞬で引き剥がす。得て間もないはずの能力を見事に使いこなしていた。
しかし、そんな戦術以上にザコマフィア達を戸惑わせたのが、レイラの姿そのものだ。両親が殺され自分が狙われた理由を知る為敢えて危険に飛び込もうとする幼女に本気を出せる者がどれだけいるか。
しかも、この幼女めっちゃ大人びている。
「え〜い、えいえい!」
レイラは両手を天使のベールを塗るための作業に使う為、遠い間合いからの蹴り技を多様していた。回し蹴りを放つ度にレイラの長い前髪が上がり、レンズの様に美しい青い目と大人びた顔立ちが現れ、首から下が遠心力でたわわに揺れる。
ザコマフィア達はレイラのアンバランスな美しさに見とれ、間合いを誤り倒されていく。
「これで、最後ーっ!」
「うおっ、なんてムチムチ」
ザコマフィアのリーダーはスマホでレイラの全身を撮影しながらかかと落としで昇天した。下から見上げるアングルで撮影されたこの映像は正面から見た時には分からない迫力があり、少し見方を変えれば女装した中年男性にも見えてしまう騙し絵の様なインパクトがあった。
「おじさま、約束通りレイラを魔人闘技会へ連れてってね」
「あ、ああ。しかし驚いたよ。レイラちゃんがこんなに強いなんて」
こうして、レイラは闘技者登録され、8歳の巨乳幼女の参戦とザコリーダーの撮影動画流出に界隈は大いに盛り上がった。
最終更新:2026年04月30日 21:32