ガルガンディアPixivファンタジア

 アイゼルン皇帝。魔王。

 力こそが全てというのが彼の思想であり、
 息子マクシミリアン黒狼騎士団を筆頭に
 絶対的な力による世界制覇を目論む。


 ~略歴~

 自身は直属の大隊を率いて二杖門に進軍し、
 そこでアンザール軍との間に生じた二杖門の戦いに参戦している。

 二杖門の戦いの後、アイゼルンの全戦力を帝都グレンデルに集結させ、
 更にマクシミリアンと黒狼騎士団への援助を断ち切り、孤立させる。
(→『ガルガンディアの裏切り』)

 最終決戦であるグレンデル平原の戦いの後、
 帝都グレンデルにてヴァイオラフレデリカ、マクシミリアンらを前に、
 両の剣で自らの首を切り落とし果てた。

 ■
 語源は不明。
 語源候補はGargantua(ガルガンチュワ、ガルガンテュア)
 もしくは北欧神話のオーディンの別名Galga Farmr(ガルガ・ファルムル)

 ガルガンチュワは中世フランスの巨人伝説に登場する巨人。
 アーサー王に仕えて周辺の敵国軍と戦ったり、フランスで泥酔して小川を作ったり、
 モンサンミッシェルを現在のような小島にしたりと荒唐無稽な活躍をする。
 それらの逸話が1532年の「ガルガンチュワ年代記」に記されるが、
 後に人文主義者のフランソワ・ラブレーによって書かれた創作
「パンタグリュエル物語」が発表されたことによって、彼の創作物と見なされるようになった。

 ガルガ・ファルムルは北欧神話に登場するオーディンの別名。
 Galgaは「絞首架」、Galga farmrで「絞首台の荷(主)」を意味する。
 オーディンはルーン文字の秘密を知るために世界樹で首を吊っており、これが由来と思われる。
 北欧において絞首(と串刺し)は重要な意味を持ち、生贄や王はこのやり方で神に捧げられた。
 某高等弁務官の乗艦名でもあるが完全に死亡フラグである。

 発音の一致割合からガルガンチュワが語源の第一候補であるが、
 ガルガ・ファルムルはガルガンディアの最期を暗示しているかのようである。




 (もしかして⇒『ガルガディア』)



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最終更新:2013年10月25日 09:51