エデリオン大陸北部、賢帝ガルディノスが支配する最大の帝国。
近隣諸国を次々と併呑し領土の拡大を続ける巨大勢力であり
帝国に併呑された様々な国と種族が存在する。
エデリオン大陸全土に伝わる大陸信仰発祥の地であり
「魔法院」と「騎士教会」が強い力を持ち
有数である「騎士」の名を持つ者は様々な権限と名誉が与えられる。
また、大陸創世記から残る、古代種族や言語が存在する
最も古い歴史を持った大陸国である。
■人名■
~略歴~
ガルガディア帝国により北大陸が統一される。
エデリオン戦役初年橄欖季、
北西領
アルビオンにトライガルドの侵攻を受ける。
続く真珠季にこれを撃退し、アルビオン防衛を成し遂げる。
(⇒『
アルビオン侵攻』)
同季、ザイランス帝国領へ海上から侵攻するも撃退される。
(⇒『
銀海の戦い』)
エデリオン戦役初年柘榴季、
ガルガディア皇帝
ガルディノスが崩御し、
第一皇子
エマノエルがガルガディア皇帝を継承する。
続く一年あまりの間、トライガルド・ザイランス両帝国からの攻勢に耐え、
トライガルドにアルビオン、ザイランスに
インペリアルゲートを陥とされるも
二帝国を倒す力を集め、その機を待ち続けた。
エデリオン戦役二年藍玉季、
西部・鋼鉄都市
ファングヘイムに戦力を集結させ、
北西よりトライガルド、南部よりザイランスを
鋼鉄牙原にて迎え撃つ。
続く金剛季にこれを撃退し、三帝国の最終決戦を制した。
(⇒『
三帝決戦』)
三帝決戦後、ガルガディアは喪われた領土の奪還を続け、かつての勢いを取り戻していった。
アークサンドヒル奪還戦ではザイランス帝国軍から大打撃を被るも
ザイランス皇帝
ライネイス・ハンに矢傷を負わせ、奪還戦後、ライネイスは世を去る。
トライガルドとの戦いの最中、
トライガルド内乱が勃発し、
ガルガディアは条件の下、一時的に皇帝派に加担し、内乱を治めることとなる。
この内乱で受けた傷によりトライガルド皇帝
ルーカス二世が没し、
ガルガディア皇帝エマノエルが手厚く葬った。
皇帝エマノエルは先帝の意思を継ぎ大陸統一の為に戦い続けたが
エデリオン大陸の統一はエマノエルの死後、後の世まで叶える事は出来なかった。
だが、三帝国の戦いの後、他国との関連を結び、
巨大な国家として大陸を維持した事は、後のエデリオン大陸に大きな影響を与えた。
エマノエルの死後、残された令状により帝国の時代は終わりを告げ
三つの国の協力による新たな国家の形が作られる事となる。
後の世はこの偉大なる皇帝の名を、先帝と同じ「賢帝」として歴史に刻んだ。
■
エデリオン各国別紹介では、
古ガルガディア語で「GARGADIA」と表記されている。
語源は不明。
語感だけなら
どこかの皇帝にそっくりだし多分語源も同じと思われるが
というかただ単に真ん中の「ン」を抜いただけちゃうんかと
マギア・バルトの賢者達の間ではもっぱらの噂である。
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最終更新:2013年12月12日 10:52