前国王
ミザールが
異界からの侵略者の
一人に討ち取られ、
混乱に陥ったシュバルツヘイムを支えた、魔王ミザールの娘。
後、シュバルツヘイムの女王となる。
亡き父の遺言を受け、忠臣
コーネリアス将軍と共に国を守り、
父の敵を討つ為、侵略者との戦いに身を投じる。
~略歴~
氷牙城跡に現れた
グルマンドによって
探索者側に多くの犠牲者が出たことを悲しみ、
後に氷河城跡に慰霊碑を建てている。
星の大穴の崩壊の後、シュバルツヘイムに空が戻ってきたことから、
戦後、国に平和と空の光をもたらした彼女は「光の女王」と讃えられ、
多くの国民の支持の下、長年に渡り魔族の国を支えたという。
エピローグでは鎧甲冑ではなくドレス姿を見せている。
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語源は人名のArtemisia(アルテミシア)
アルテミシアはギリシャ神話の女神Artemis(アルテミス)にちなむ女性名。
アルテミスは本来、森や狩猟の女神とされたが、後にセレネと混同され月の女神の側面も持った。
この点はシュバルツヘイムの首都
モントシャインと関連していると思われる。
同名の有名な人物としてハリカルナッソスのアルテミシア女王がいる。
彼女はペルシア戦争に参加した際、唯一ギリシア海軍を侮りがたしと意見し、
サラミス海戦での敗退時に味方の船を撃沈しながら脱出したという凄まじい人物である。
ヨモギ属の学名でもあるが多分関係はない。
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最終更新:2012年11月22日 12:24