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妖魔の考える事は妖魔からん(ようわからん)

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妖魔の考える事は妖魔からん(ようわからん) ◆lYiZg.uHFE


「殺しあうつもりがないなら、ノアを倒すのに協力してください!」

戦士は何度も目の前の玉座に座る男へと同様の言葉を投げかける。
その度にその男は「興味が無い」と無関心を続けてきたが、ついに根負けをし、戦士へと条件を突きつける。

「私に美しい連携技を見せてみろ。それで私を満足させろ。
 私がその連携技を気に入ったなら、気に入った分だけ花火を打ち上げる。
 何度やっても構わない。私に合計で10個打ち上げさせたなら手伝ってやろう」

そう、その男こそ何を隠そう花火のゲフンゲフン失礼、指輪の君と言われるヴァジュイールだ。

「連携……? コンボを見せれば協力してくれるんですか!?」

戦士はそれを聞くと、精神を集中させ―――流れるように技を繰り出し始めた。

決して実践向きとはいえないそれは、豪胆でありながら美しく、見るものを魅了させる。

人はそれを演舞と呼んだ。

ヴァジュイールの『美しい連携』という言葉で、彼は戦いの為の連続技でなく、修行の為の演舞を行なう事にしたのだ。

……

…………

………………

「ふぅぅぅぅぅーーーっ」

戦士が演舞を始めてから十数分が経っただろうか。
ようやく演舞は終わり、戦士はヴァジュイールの反応を見る。

「実に素晴らしい。一人だというのにこれほど美しい連携を見たのは初めてだ」

ヴァジュイールは手を叩き、戦士をねぎらうように褒める。

「で、点数の方はどうなんですか?」
「そうだな……花火は没収されているんだったな。では代わりにこれでいいか」
戦士はヴァジュイールの反応に、僅かながらの期待を込めながら催促をする。

だが、その直後―――

ドンッ!、と何かが爆発するような音がして、ヴァジュイールの首が空を舞った。

「あ―――、たったの1点か」

戦士は突然の出来事に呆然としながら、思わずそう口にしていた。


【一日目・日中/D-3 城の王の間】
【名称不明(ソードマスター)@ソウルキャリバーⅢ】
[状態]:呆然
[装備]:アイスブレード@ソウルキャリバーⅢ
[道具]:基本支給品×2、不明支給品×1~5
[思考]
基本:ノアを倒す。

【ヴァジュイール@サガフロンティア 死亡確認】
【参加可能者 残り2人+α】


027:GO!GO!GO! 投下順 029:マダカレークッテナイデショー
027:GO!GO!GO! 時系列順 029:マダカレークッテナイデショー
初登場! ソードマスター 036:この剣に懸けて



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