みんなで無念まとめ wiki

狼とゲッターにしょうゆ

最終更新:

匿名ユーザー

- view
だれでも歓迎! 編集

狼とゲッターにしょうゆ  ◆Iku3M44SGw


「うっお―――っ!! くっあ―――っ!! ざけんな―――っ!」

 赤い帽子に長い金髪を束ねた男が己の拳で木々を薙ぎ倒しながら進む。
 彼の名は『餓狼伝説』。その容姿はもちろん同ゲームのテリー・ボガードである。

 彼のその怒りは主催者に向けられていた。
 取った立ち位置は勿論対主催。なのだが……

「あのニンテンドー3DSとかいう奴を必ず、あの世へ葬ってやる!」

 初期の餓狼伝説のテリーのようにかなり殺る気満々だ。
 そんな時である、餓狼伝説は背後から何者かの気配を感じた。
 そして、餓狼伝説が背後を振り返るとそこには――――ッ!!

「君、いい身体してるね。ゲッターチームに入らないか?」
「!? いったいてめぇはなにモンだ――――っ!?」
「俺は……スーパーロボット大戦、おっと、そんな好戦的にならないでくれ」

 餓狼伝説の背後にいたのは一振りのトマホークを持ったパイロットスーツを着た漢だった。
 彼の名は『スーパーロボット大戦(以下スパロボ)』。
 その容姿はゲッターチームのリーダー流竜馬だ。

 スパロボは仲間を求めていた。
 正義のロボットであるスパロボもまた対主催のスタンスを取った。
 いや、彼の場合は少々勝手が違った。

「俺は既にPS3とPSVitaで最新技術でリメイクされている……今更任天堂にリメイクされる気はない。
 だけど、俺はニンテンドー3DSを倒して、この殺し合いから脱出する!」

 移植とリメイクが既にされているスパロボ。
 彼にとってこの殺し合いに乗ることは自体が無意味なのだ。

「へぇ……で、なんで俺に声を掛けたんだ?」
「それはね、君の主催者への忠義度が低かったからだ、だから『説得』した」
「ほう」

 忠義度が低ければ成功する『説得』。
 それを持ちかけたのは勿論、餓狼伝説が強そうな対主催だったからだ。

「ゲッターチームは三人組だ、だから、君とまだ見ぬあと一人の対主催の三人で主催者を倒す。
 それでいいかい?」
「OK!! ……って、言いたいところだが……」
「?」


「 バ ー ン ナ ッ ク ル ! 」


 拳。
 完全に説得にしていたと思っていたのにスパロボは不意を突かれた。
 餓狼伝説の右拳でスパロボを大きく吹っ飛ばした。

「てめぇ……なめとんのか?」
「あ…あ……どうして……?」
「今の俺は野に放たれた狼だ、バンナムの飼い犬(てめぇ)の牙(わざ)と誇り(おもさ)が違う!!」

 森の木を画面端と見立て連撃。
 そのまま餓狼伝説はスパロボのHP0になるまで殴り続けた。
 そして――――餓狼伝説はスパロボのHPを削り切った。


【スーパーロボット大戦 死亡】



 HPが0になったところでスパロボの身体は何故か爆発した。
 恐らくはスパロボに出てくる生身ユニットと同じことが起こったのだろう。

「確かにてめぇの言ってることは正論かもしれねぇ……けどよ」

 一番手っ取り早く主催者に会うには、優勝者が決定した時に恐らくはあちら側から何かアクションがあるだろう。
 その時をピンポイントで狙う。そのために誰であろうと、近寄ってくるものは己の拳で倒す。

「俺は誰にも負けねえさ、例え相手が―――怪物(ニンテンドー3DS)でもな!!」

 そして、餓狼伝説はゲッタートマホークを拾い上げ、歩き出す。
 その姿はまさに餓えた狼……餓狼であった。

【D-5 森】

【餓狼伝説】
【状態】健康
【装備】ゲッタートマホーク
【道具】支給品一式x2、不明支給品
【思考】
1:3DSを必ず、あの世へ葬る!
2:そのために優勝を狙う。
※外見はテリー・ボガードです。


タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
ウィキ募集バナー