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二度あることは三度ない

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二度あることは三度ない ◆NIKUcB1AGw


二人の参加者を葬ったストIIは、引き続き待ちガイルの体勢を続行していた。
だがそのストIIを木の陰から密かに狙う影があった。
その男は弓を構え、1本の矢をストIIに向かって飛ばした。

おのれに向かってくる矢に気づいたストIIは、すぐさまソニックブームを放つ。
たかが矢の1本程度、ソニックブームで簡単に撃ち落とせる。ストIIはそう考えていた。
だが彼の予想に反し、矢はソニックブームを打ち消すとまったく勢いが衰えぬままストIIに向かってきた。

「!!」

とっさに体をひねるストII。かろうじて急所に当たることは避けたが、矢は脇腹を貫いていく。

(体勢を整えなければ……!)

激痛に顔を歪ませながらも、ストIIは冷静に勝機を見いだそうとする。
だが無情にも、続けて飛来した2本目の矢が、彼の脳天を貫いた。


【ストリートファイターII 死亡】



「待ちガイルだけで勝ち残れるほど、バトルロワイアルは甘くないのだよ……」

木陰から姿を現したのは、口ひげと縦縞の服が特徴的な肥満体の男。
主人公そのままの姿となった、トルネコの大冒険である。

彼は、優勝賞品に強い魅力を感じていた。
続編の2と3はGBAに移植されたのに、初代である自分は放置されたまま。
シリーズ継続もすでに絶望的であり、このままでは自分は忘れ去られるだけ。
そんな状態に置かれたトルネコが移植&リメイクに飛びつくのは、無理もない話であろう。

とはいえ、トルネコは現在の自分の戦力に不安を覚えていた。
彼に支給された銀の矢はあらゆるものを貫通して飛び続ける強力な武器だが、支給本数はわずかに10本であった。
しかもその特性ゆえ、外しても回収は不可能。
少なく見積もっても30人は参加しているであろうこのバトルロワイアルを勝ち残るには、あまりに少なすぎる。

「彼にいい武器が支給されているといいんだが……」

険しい表情でストIIの荷物を漁るトルネコ。だが彼の願いも空しく、出てきたのは武器ではなかった。

「ふむ、これはブースターのようだ。
 装備すると移動力が上がるようだ。
 私にも装備できるな。
 店に売れば2000Gになるだろう」

戦闘に使えるものではないが、持っていて困るものでもない。
トルネコはすぐに気持ちを切り替え、ブースターを装備する。
本来は巨大ロボット用のパーツだが、このロワの参加者はもともとデータなのでその辺は緩いのである。

「では、そろそろ行くか」

背中から爆炎を吹き上げつつ、トルネコは猛スピードでその場を去るのであった。


【F-5 森】

【トルネコの大冒険】
【状態】健康
【装備】8本の銀の矢@トルネコの大冒険、ブースター@第4次スーパーロボット大戦
【道具】支給品一式×2
【思考】
1:優勝を狙う
2:武器を集める
※外見はトルネコです
※アイテムの鑑定ができます

※銀の矢は制限により、エリアをまたぐと消滅します。


015:ターボ
017:DIAMANTES

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