第4話「蛟への差別」
ん......負けたら終わりの戦い。勝ったら、サドンデス。
......黒い体の、
FS蛟みたいな存在。黒い、ミズチらしいね。
...勝てるかな。あの頂に負けた私が......
勝ちたい。負けたら、これで終わる。負けられない。先生と、他のフェス限のためにも。
サドンデスを賭けた戦い、今始まる。...ここで勝って、私は決勝に行く権利を得る。
ん......頑張るよ。
ん...カビキラー...キヴォトスにあったかな。アンチ凶悪の類らしくて、銃撃に耐える。
......でも、私にとっては、一時的に数分耐えるだけで......ん。やりすぎた。
カビキラー、破壊したね。でも、数分くらいは耐えるんだね...
ん...葬式参列者。カンフーマンみたい。...一歩間違えれば、私もタゲの名前の通りだった。
硬いね。即死も可能みたい。...なぜこれが?専用...キヴォトスの世界の生徒に似たもの。だけ。
ん......削り倒した。葬式参列者の葬式に、私は「BLACK FANG 465」の銃で2発撃った。
あっちは、宣告打って負けた。ん......これで一歩リード。
ん。またカンフーマン。またごめん意志。初代。5p。
現在のライフ、同じダメージを要求。削るたびに要求値が変化。
マイナーなパターンだね。ん。でも知らないわけがない。ん...削り倒した。
あっちは、また宣告。通じない。負けたらしい。
ん、一方的に勝った。これで、まだわからない。決勝進出の権利。得た。
つまり、サドンデスへの挑戦権、得たよ。先生。
そしてFSアルシエル、まだまだだね。もっと、腕を磨こう。敵ながら全敗だったけど、まだ伸びしろはあった。
ん......次の大会まで、頑張ろうね、FSアルシエル。
なんだ、FSアルシエル。全敗したのか...我に敬意が足りなかったのか?
ん、何だと?気が付けば我がサドンデスだと?
そんなものは我が確定で勝つ。あの変な模様が浮かんでいる小娘とあのカイン...どっちかが落ちるかだ。
だが黒白カインに勝っていれば我が確定で決勝進出だったがな...ありえない話。
だがサドンデスで、我が落ちることはない。なぜなら我は絶対王者だからな。
我、小娘、カイン。全員残機1だな。勝ち残った2人が勝つ。さっきも言ったが、我は確定で勝つ。
我がここで落ちるビジョンはないだろう。
ハンマーカービィか...かつては強キャラだったがな...狂上限とは恐ろしいな...
無敵が長いがな、そんなのを倒せなければ王者が聞いて呆れると言われるぞ。
マニマニの小悪魔...MOTHER2で見たような攻撃を放ってくるな!
どうやら我と小娘が先に倒したようだな。やはり落ちるのはカインか...
先に言う、カイン、お疲れ様だ。
......なんだと!?カインも撃破した!?ありえない......!
ん......刀を持った少女がターゲット。名前を、
S依姫と言うらしい。
ダメージ強化onでさらに手ごわい。ん...これで終わるかな。
元の1pの時点で、強いみたい。これでも、3.5らしい。
黒白カインは、先に宣告打たして倒した。宣告耐性は当たり前。
一番乗りらしい。ん......私も頑張らないと。
でも、硬いね。やっと半分。
......ん、先に削り切った。すると、背景が黒くなって、私が見えない。
黒い墨に黒い気。...ん。私みたい。何か墨みたいなもので切り刻む。
ん、なにしてるの?最後の悪あがき?......もしかして、
私の文がフラッシュバックして、青白い波動がステージを飲み込むアレと同じ、
強制死の宣告、というものなのかな。だとしたら、怖くない。
あれを耐えれば、勝ちなのだから。
ん...刀を持った人はあの技を放った後、震えた後膝、ついた。
......そこに、私は。
「BLACK FANG 465」という銃を使い2発撃った。...砂嵐が舞う。
なんとか、倒し切った。後は、あのFSミズチの撃破失敗。...祈るだけ。
ん。私は祈る。...するとすぐに、あっちの画面をミズチ達が覆った。
Q.E.D.が出たね。ん...少ししか、減らせなかったみたい。
宣告、撃った。...通じなくて、負けた。あのFSミズチだけ、撃破失敗。
ん。......どうやら落ちるのは、私を負かしたFSミズチ。
......どうしてFSミズチに今勝てたのか、私にはわからない。
実感がわかない。...私は黒白カインだと、予想してたのに。
もし、あの時S依姫というターゲットを引いていれば、
全勝で決勝進出だったのかな。ん、私が、波乱を起こした。
ん。あの似た者同士のミズチが、Aブロックの敗者2人。
片方は、最上位神主席ぶっちぎりと言われていたのに。
...どうして私がいきなり、あのFS蛟に勝ったのかな。
現実を疑う。...D2nd氏の祈願の力が、そうさせたのかな。
ん...先生。ホシノ、ミカ。ハナコ。ヒナ。ネル、【械】、【鍵】、イロハ。
これで、私が決勝トーナメントに駒を進める。...いまだに信じられない。
サドンデスで落ちるのは私か、黒白カインかと思っていた。
ここでFS蛟が落ちるのは、信じられない。
先生。...もう何も怖くない。自信が付いた。
レストアをしながら、決勝に向けてイメージトレーニングするね。
......ありえん。これはFS族への神様の陰謀だ。
我とFSアルシエルが仲良く予選落ち、仲良死だと......!?
FS族へのいじめなのか!?我のプライドがズタズタだ...!
差別...ではないがドッキリ!?我とFSアルシエルのなにがいけなかったのか!?
あのサドンデスで落ちるのはあの小娘やカインではなく、我だっただと!?
ありえん。こんなことは認めない!我が予選落ちなど、絶対王者が聞いて呆れる!
我は絶対王者だぞ!この我が没落する時が来たとでもいうのか!?
ミズチは呪われし生物だったのか!?FS族が呪われているとでもいうのか!?
ありえん、絶対にありえん...我はこんな結末を認めない!
我はあの小娘とカインにFS族を踏み台にされたとでもいうのか!?
我は15人全滅させてミッションを失敗させたんだぞ、我は...!
...やれやれ、我も衰えたな...
最近更新が来てないからな。我の一強状態だった頃こそ懐かしいものだ...
時代の波に流され追いつかれ...大変だな。
空しいものだ、時代の流れとは。
今日の用語
【アンチ凶悪】
バグ利用や即死・論外化などの特殊な即死コードを多用する「凶悪キャラ」に対し、
それらの特殊な技術や特定の即死ルートを逆手に取って対策・無効化・撃破する仕様やキャラクターのこと。
【強制死の宣告】
タイムアップを待たずに、自機が自ら自殺して試合を強制終了させ、
直後に死の宣告を発動、蘇生(復活)処理を行うことで相手側に「Lose(敗北)フラグ」を移し、逆転勝利をもぎ取るバグ技。
失敗した場合は自機側がそのまま敗北するというリスクを持つ。