【ディケイドの物語】
フォーティーンの側近の他、謎の組織の施した改造手術を受け感情を失った人間たちを特定の区域で監視する役割を持っている。
以前は
禍木慎、
三輪春香と共に仮面ライダーとして
フォーティーンと戦っていたが、現在は今の立場にいる。
かつては平和を愛した男性で、フォーティーンの部下として働いていた海東大樹に仮面ライダーの必要性を問い、自身がダークローチたちに捕らえられた後も仲間たちを逃がし、仮面ライダーの存在を絶やさない
それは表の顔であり、本来の目的は反乱分子の仮面ライダーや味方をする者を誘き寄せ、自分が第二のフォーティーンとして世界に君臨する行動にすぎず、フォーティーンに従っていたのも自身の意思であると大樹達に話した。
士が
巨大邪神14を撃破した後、大樹と戦うが、互いに止めを刺せず、最終的には彼らと袂を分かつ形で姿を消した。
【オリジナルの物語】
オリジナルの物語では志村純一(しむら じゅんいち)という名称で登場した。
剣の
劇場版では、人類基盤史研究所(通称
BOARD)の新たなリーダーとなった青年「橘朔也」に従事している青年として登場。
仮面ライダーグレイブに変身する。
同じく橘に従事している女性「
三輪夏美」、夏美と同様の目的を持った青年「禍木慎」を率い、何者かが
ラウズカードから封印を解いた不死の怪物たち「
アンデッド」を再び封印するべく戦っている。
性格は心優しく、募金を行なっている学生達の行動に協力を行なったり、仕舞いには自分の財布を惜しまず募金する程である。
だが、以前アンデッドを封印すべく仮面ライダーに変身して戦っていた人物のことはあまり快く思っておらず、橘に彼らに彼らと協力してアンデッドを封印することに疑問を持っている。
また、古代のアンデッド語を話す事が得意であり、特技を生かしてアンデッドと会話することも可能である。
上記のようにアンデッドを封印すべく戦っているが、正体はもう1人の
ジョーカーにして54番目のアンデッド「アルビノジョーカー」で、一連の事件の黒幕。人類基盤史研究所「BOARD」の元所長「烏丸啓」を殺害して奪ったラウズカードからアンデッドを解放し、「
巨大邪神14」(フォーティーン)復活の儀式を行うための「バニティーカード」の生贄として14歳の誕生日前の「栗原天音」を探させていた。つまりアンデッド封印は橘達を騙すための自作自演だったのである。
後にバニティーカードに必要なカテゴリーKを巡って
三輪夏美と
禍木慎を殺害し、天音を生贄にバニティーカードを生み出すことに成功し14(フォーティーン)と融合するも、仮面ライダー達に倒され野望は費えた。
剣のTVシリーズ第48話に
ダークローチに襲われる同じ顔の警察官が登場したが、この人物は普通の人間であり(名前も設定されていない)、志村純一との関係は語られていない。
TVシリーズの設定にはアルビノジョーカーが存在するのかどうかも不明。劇場版との展開や設定の相違から、おそらく存在していないと考えられる。
ただし、ディケイドでの海東純一が警察官の姿をしているのは、このときの名残と思われる。
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最終更新:2025年04月09日 14:49