【ディケイドの物語】
【オリジナルの剣の物語】
アンデッドに所属している怪人だが、どのカテゴリーにも属していず、尚且つ、いかなる生物の始祖でもない(カミキリムシに似た姿をしていると表記されている事もある)という特殊な不死生物である。技能が一般アンデッドよりも優れており、腰に装着しているベルト「ジョーカーラウザー」にアンデッドが封印されているラウズカードをスラッシュさせることによって、そのアンデッドに変身することが可能な特殊能力を保有している。ラウズカードに封印された場合、「ジョーカー」のカードになる。「ジョーカー」のカードの効果は不明。
更に右手で持つ鎌と左腕に内蔵されている小鎌「デススラッシャー」、そして体内から広域放射可能なエネルギー波を武器にしており、右手で持つ小鎌からは命中した場合、平凡な実力を持つ者ならば一撃で消滅する威力を保有する破壊光輪を発射することが可能である。更にジョーカーがアンデッドたちの戦闘「バトルファイト」に勝ち残り本能が目覚めた場合、アンデッドの統制者(マスター)の意志を伝える「封印の石」(モノリス)が現れ、封印の石(モノリス)やジョーカーの影からからゴキブリ型の怪物「
ダークローチ」が大量発生し、本人の意思と関係なくジョーカーを援護することが可能。
このアンデッドはアンデッドの中でもイレギュラーな存在に当たっているがバトルファイトに参加しており、影で下級アンデッドたちを自分の能力で封印してきたと伝えられている。そして人間社会に潜伏するために今まで人間の始祖たる不死生物「ヒューマンアンデッド」を封じ込めたラウズカード「スピリット」で「相川始」という青年の姿に化身し、仮初めの姿
仮面ライダーカリスに変身しながら人間を襲いつつ人間社会に潜伏していた。しかし、とある事件でこのアンデッドは人間を襲わなくなり、喫茶店「ハカランダ」に居候することになった。
だが、
コーカサスビートルアンデッドの化身「キング」によってジョーカーが持っていたラウズカードが奪われ、仮初めの姿をとることができなくなってしまう。そして、ジョーカーの本能が目覚めることになる…。その本能は「エボリューションパラドキサ」のカードで変身する「仮面ライダーワイルドカリス」で制御することに成功する。最後は封印の石(モノリス)に最後のアンデッドとしてバトルファイトの決着を迫られるが、
仮面ライダーブレイドに変身する
BOARDの青年、
剣崎一真が第2のジョーカーとなることでバトルファイトが続行となり剣崎が姿を消したため人間として生活を続けることになった。
本編では「ドラゴンフライアンデッド」や「ウルフアンデッド」にも変身した。
劇場版「MISSING ACE」では4年前、最後のアンデッドとして
仮面ライダーブレイドに封印されている。4年後に剣崎らの提案で
仮面ライダーレンゲルに再解放され、「バニティーカード」に封印された14歳の栗原天音の身代わりになり、剣崎一真の手でアンデッドでありながら死亡する。
テレビシリ-ズ第48話エンドのラウズカードと劇場版「MISSING ACE」のみ、ジョーカーが封印されたラウズカードが登場する。
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最終更新:2010年01月09日 00:21