「……おい」
探索中だったあなたは、ふいにスプリング・デイに声を掛けられる。
「1つ、聞かせてくれ。 ……私は、お前を選んでよかったのか?
ああ、いや……お前が力不足だとか、選択を誤ったとか、そういう話ではない。
成り行きとはいえいきなり選んで、詳しい訳も話さず協力させて、
それで、その、なんだ。 ……迷惑……じゃ、なかったかと。 気になってな……」
いつになく言葉を濁し、目線も合わせない。
遠慮せず、物怖じせず、自分が正しいと信じて言いたい放題言ういつものスプリング・デイはそこには居なかった。
手足が獣であり、人を凌駕する力を持ち、完全に死ぬことがない。
それらの点を除けば、一人の、見知らぬ者を巻き込んだ事に葛藤を抱える少女がそこに居た。
「はっきりと言おう。私は……私には“目的”がある。
成すべきことがある。 その為に、お前を……利用している。
他の者でも、お前じゃなくても良かった。それなのに、お前を選んだ……」
そこまで言うと、スプリング・デイは一旦黙る。
いつになく不安げな顔であなたを見る。
あなたはそれに対して――何かリアクションを取ろうとした瞬間、彼女が割って入る。
「……ああ、いや! ……すまん。
忘れてくれ、今のは。 聞かなかったことにしてくれ。
お前が望む望まないに関わらず、私はお前を利用し続ける。
その対価として、お前を守り戦い続ける。 それで良い筈だろう。
そういう“契約”だ。 今更不履行は認めん。 ……いいな?
その代わり、私も……誰のためでもない。お前のためにこの爪を振るい頭を回してやる」
気がつけば、あっと言う間にいつもの彼女に戻っていた。
しかしその瞳には、今まで以上の大きな決意が宿っているようだった。
以下の2つのスキルが強化されます。
スキル1「突撃強化戦術」
【絆50強化後:「白兵」強化値が3→5に増加、さらに「肉弾」が1以上なら「肉弾」も+3】
スキル2「射撃強化戦術」
【絆50強化後:「射撃」強化値が3→5に増加、さらに「狙撃」が1以上なら「狙撃」も+3】
また、「守備」「回避」が+2され「7」に強化されます。
最終更新:2016年07月02日 22:13