いかなる英雄であれ、休息というものは必要だ
極東秘泉郷の女湯シーン
”せっかく温泉地に来たのなら、温泉を堪能せずに過ごすのはもったいない”
そう考えたレクスターズ達はすぐに入浴の準備を始め、そして温泉へと向かったのだった。
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湯気が立ち上る温泉、手入れが行き届き均整のとれた庭園、夕闇に染まる遠くの山。
湯気が立ち上る温泉、手入れが行き届き均整のとれた庭園、夕闇に染まる遠くの山。
それらすべてが調和した絶景が、そこにはあった。
「久しぶりの、温泉だ~!」
「先輩、気持ちは分かりますが少し落ち着いてください」
「先輩、気持ちは分かりますが少し落ち着いてください」
……そして、そんなことはどうでもいいと言わんばかりにはしゃぎまくっている藤丸立香の姿もそこにあった。
「まぁ実際アタシも、風呂に入るどころか水浴びできるのもいつになるのか分からない生活してるから、気持ちはよく分かんだよねぇ」
「そうですね……私も、自分がいた所の真実を知った今となっては……ですね…」
「もちろんそういったのも覚悟の上ですし、頼れる方たちがいる今のほうが幸せだと思っていますよ」
湯船に静かに浸かっているフェリジットとエクレシアはその光景を見ながら自身の生活状況などを思い返しながらそうつぶやいていた。
「そうですね……私も、自分がいた所の真実を知った今となっては……ですね…」
「もちろんそういったのも覚悟の上ですし、頼れる方たちがいる今のほうが幸せだと思っていますよ」
湯船に静かに浸かっているフェリジットとエクレシアはその光景を見ながら自身の生活状況などを思い返しながらそうつぶやいていた。
「しかし、雪不帰(ふぶき)さんでしたっけ?貴方はもう少し、髪の毛をいたわったりしたほうがいいと思いますよ」
「すみませんが…手入れはあまり得意なものではないので……」
一方、洗い場のほうではペコリーヌが雪不帰の頭を洗いながら、彼女の髪質について少し苦言を呈し、それに対し雪不帰が「自分ではうまくできないから」と答えていた。
「すみませんが…手入れはあまり得意なものではないので……」
一方、洗い場のほうではペコリーヌが雪不帰の頭を洗いながら、彼女の髪質について少し苦言を呈し、それに対し雪不帰が「自分ではうまくできないから」と答えていた。
「しかし、私たちも随分と大所帯になってきましたよね~」
そんな姦しい様子を傍目に見ながら、フェリジットたちと同様に湯船につかっている早苗がそうつぶやいた。
そんな姦しい様子を傍目に見ながら、フェリジットたちと同様に湯船につかっている早苗がそうつぶやいた。
「本当にそうだなぁ……、まったく、地獄のCEOたる私が知らない世界がこんなにも広がっていて、かつそれらの世界の戦士たちが一堂に会するなど昔の私が聞いたら腹を抱えて笑うだろうなぁ」
そして湯船に髪が入らないようタオルで髪をまとめているルシファーが早苗のその言葉を聞いて『改めて考えればすごい光景であること』だとそう返した。
そして湯船に髪が入らないようタオルで髪をまとめているルシファーが早苗のその言葉を聞いて『改めて考えればすごい光景であること』だとそう返した。
「……そういえば、漫画とかだとこういう時に覗きに来るバカな野郎とかが現れたりするものだよねぇ」
また時雨はそれらの光景を見ながら、のぼせかけているのか赤ら顔でそうつぶやいた。
また時雨はそれらの光景を見ながら、のぼせかけているのか赤ら顔でそうつぶやいた。
「よぉし!では今日は、覗きが現れた時の対処法を、もっこり教えてやろう!」
その言葉と共に湯船の中からじーさんが、すっぽんぽんの姿で勢いよく飛び出してきたのだ。
その言葉と共に湯船の中からじーさんが、すっぽんぽんの姿で勢いよく飛び出してきたのだ。
「……おいクソジジイ、お前いつからそこに居やがった?」
「返答によっちゃあ、二度と朝日を拝めない身体にするよ?」
突如現れたじーさんに対し、目に見えてブチ切れている様子でクリスとフェリジットがそう尋ねた。
「返答によっちゃあ、二度と朝日を拝めない身体にするよ?」
突如現れたじーさんに対し、目に見えてブチ切れている様子でクリスとフェリジットがそう尋ねた。
「お前たちが入ってくる1時間くらい前からスタンバっておったぞ!なんか文句あんのかコノヤローッ!!」
それに対しじーさんは逆ギレしながら「ずっと前からいた」と答えたのだ。
それに対しじーさんは逆ギレしながら「ずっと前からいた」と答えたのだ。
「……辞世の句ぐらいは、詠ませてあげますよ?」
そしてクリスたちと同様に怒り心頭の様子の早苗がそれを受けて、じーさんに処刑宣告に近い言葉を投げかけた。
そしてクリスたちと同様に怒り心頭の様子の早苗がそれを受けて、じーさんに処刑宣告に近い言葉を投げかけた。
「ゴメンごめ~ん♪ めんゴメ~ン♪ うっふんあっはんすっぽんぽ~ん♪」
辞世の句なのかどうかも分からないその言葉と共にじーさんは、その場に居合わせた女性陣によって"粗挽き肉団子"にされるのであった……。
「ぎゃああぁ、血が出たぁ!びええぇん!!」
「ごめんなさい!!いやマジでごめんなさい!!?」
「ごめんなさい!!いやマジでごめんなさい!!?」
※覗きは犯罪です。絶対にマネしないでください。
男湯視点
オルガ「あれ?あの爺さん何処行ったんだ?」
カズマ「どうせまたバカやってんじゃねーの?」
ずんだもん「カズマの兄ちゃんみたいな事してるのだ?」
カズマ「誰がバカなことしてるって⁉︎」
飛流「落ち着け、覗きをたくらむのは十二分に馬鹿だ」
ソウゴ「そう言えば飛流ってそーゆーの興味無さそうだよね」
飛流「…ま、元はお前に対する復讐心が根本にあったからな。アレコレ考えてられなかったんだ」
もやし「そう言えばそんな奴だったな、お前は」
ずんだもん(ちょっと気になるのだ)
オルガ「それよりお前ずんだ餅なんだろ?風呂なんて入って大丈夫なのか?」
ずんだもん「僕はあくまでも精霊だから大丈夫なのだ!」
\うっふんあっはんすっぽんぽ〜ん/
一同(やっぱりバカやってるよ)
カズマ「どうせまたバカやってんじゃねーの?」
ずんだもん「カズマの兄ちゃんみたいな事してるのだ?」
カズマ「誰がバカなことしてるって⁉︎」
飛流「落ち着け、覗きをたくらむのは十二分に馬鹿だ」
ソウゴ「そう言えば飛流ってそーゆーの興味無さそうだよね」
飛流「…ま、元はお前に対する復讐心が根本にあったからな。アレコレ考えてられなかったんだ」
もやし「そう言えばそんな奴だったな、お前は」
ずんだもん(ちょっと気になるのだ)
オルガ「それよりお前ずんだ餅なんだろ?風呂なんて入って大丈夫なのか?」
ずんだもん「僕はあくまでも精霊だから大丈夫なのだ!」
\うっふんあっはんすっぽんぽ〜ん/
一同(やっぱりバカやってるよ)
登場キャラクター
藤丸立香(♀)
マシュ・キリエライト
エクレシア
フェリジット
東風谷早苗
雪不帰
ペコリーヌ
ルシファー
時雨
雪音クリス
じーさん
カズマ
オルガ・イツカ
常盤ソウゴ
加古川飛流
門矢士
ずんだもん←お前女じゃないのか……?
マシュ・キリエライト
エクレシア
フェリジット
東風谷早苗
雪不帰
ペコリーヌ
ルシファー
時雨
雪音クリス
じーさん
カズマ
オルガ・イツカ
常盤ソウゴ
加古川飛流
門矢士
ずんだもん←お前女じゃないのか……?
作者
不明