プロローグ
Volzeos-Balamordさえも敗れ、龍魂珠は完全に力を失い、決着はついたと思われた。
しかし龍魂珠は予想外の行動に出た。
龍魂珠は超獣世界を抜け出し、全く異なる力…そして歴史を持つ世界へと移動した。
仮面の騎士たちが瞬間瞬間を必死に生きた世界。
奇妙な力と運命を持つ者たちの世界。
星の戦士が様々な異邦人と出会っていく世界。
都市に生きる人々が己と集団にゆらぐ世界。
忘れ去られし幻想たちの楽園たる世界。
異界の魂を受け継いだ少女たちが栄光に翔ける世界。
数えきれぬ程の世界を見て、龍魂珠は知った。
自分のしていたことのちっぽけさに。
そして思った。
この世界たちの歴史全て我が物にし、我が至高の世界を生み出そうと。
時代どころか、世界をも超えた究極の戦いが幕を開けようとしていた。
しかし龍魂珠は予想外の行動に出た。
龍魂珠は超獣世界を抜け出し、全く異なる力…そして歴史を持つ世界へと移動した。
仮面の騎士たちが瞬間瞬間を必死に生きた世界。
奇妙な力と運命を持つ者たちの世界。
星の戦士が様々な異邦人と出会っていく世界。
都市に生きる人々が己と集団にゆらぐ世界。
忘れ去られし幻想たちの楽園たる世界。
異界の魂を受け継いだ少女たちが栄光に翔ける世界。
数えきれぬ程の世界を見て、龍魂珠は知った。
自分のしていたことのちっぽけさに。
そして思った。
この世界たちの歴史全て我が物にし、我が至高の世界を生み出そうと。
時代どころか、世界をも超えた究極の戦いが幕を開けようとしていた。
異界に消え、さらなる力を得ようとする龍魂珠。
しかしモモキングたちに龍魂珠の後を追う手立てはなく、もはや打つ手なしかと思われた。
その時、突如モモキングたちの脳内に5つの声が響く。
その声の主は龍魂珠によって生み出された究極のディスペクターVolzeos-Balamordの本来の姿。5文明の祖たる龍神。5龍神であった。
「まずは感謝しよう。モモキング。俺達は解放された。龍魂珠の支配からも、己の歴史への悔いからも。」
「でもこれで全てが終わったわけじゃない。奴は異世界に向かい、そこで僕達の世界と同様に新たなるディスペクターを生み出すだろう。」
「これ以上我らのような犠牲と苦痛を生みたくはない。」
「そこで私達の残りの力を使い貴方達を異世界へ。そして異世界の住民たちにも貴方達と同じ英雄の力…」
「レクスターズの力を与えよう。これが余達ができるせめてもの償いだ。頼めるか?モモキング。そしてこの時代の英雄たちよ。」
もちろんモモキングの答えは決まっている。
新時代を担う者として、5龍神の遺志を継ぎ異世界を救うことを誓った!
「「「「「では頼んだぞ!モモキングよ」」」」」
しかしモモキングたちに龍魂珠の後を追う手立てはなく、もはや打つ手なしかと思われた。
その時、突如モモキングたちの脳内に5つの声が響く。
その声の主は龍魂珠によって生み出された究極のディスペクターVolzeos-Balamordの本来の姿。5文明の祖たる龍神。5龍神であった。
「まずは感謝しよう。モモキング。俺達は解放された。龍魂珠の支配からも、己の歴史への悔いからも。」
「でもこれで全てが終わったわけじゃない。奴は異世界に向かい、そこで僕達の世界と同様に新たなるディスペクターを生み出すだろう。」
「これ以上我らのような犠牲と苦痛を生みたくはない。」
「そこで私達の残りの力を使い貴方達を異世界へ。そして異世界の住民たちにも貴方達と同じ英雄の力…」
「レクスターズの力を与えよう。これが余達ができるせめてもの償いだ。頼めるか?モモキング。そしてこの時代の英雄たちよ。」
もちろんモモキングの答えは決まっている。
新時代を担う者として、5龍神の遺志を継ぎ異世界を救うことを誓った!
「「「「「では頼んだぞ!モモキングよ」」」」」
時代も世界も超えた究極の戦いが今始まった!
登場キャラクター
モモキング
龍魂珠
五龍神
龍魂珠
五龍神
作者
鴨魂珠