*概要 Ⅲ~Ⅴと少年ヤンガスに登場するステータスの一種。 説明書には「運の良さを表す数値です」などと全く説明になっていない事が多く詳細な効果は書かれていない。 そのためか、会心の一撃の確率や、敵が宝箱を落とす確率に影響するなど様々な憶測が飛び交っている。 実際はその辺の確率には関係なく、それぞれの作品で違った効果がある。 ドーピングアイテムは[[【ラックのたね】]]。一部装備品でもこの数値が変化する。 カジノ運に関係ありそうな気がするが、実際には全く関係無い。 事実、運の良さが高いはずの[[【マーニャ】]]がカジノでスッている描写がある。 カジノ運は、プレイヤーのリアルラックが要求されるのである。 あまりにも効果の分かりづらいステータスだからなのか、Ⅵ以降では削除されている。 *DQⅢ 味方が[[状態変化]]する確率に影響している。 計算式はバージョンによって異なるが、 SFC版では 状態変化する確率=呪文特技ごとの基礎成功率+(320-被術者の運の良さ)/320(%) FC版、GBC版では 状態変化する確率=呪文特技ごとの基礎成功率+(384-被術者の運の良さ)/256(%) ラリホーやマホトーンの基本成功率は3/8となっている。 例えばSFC版の場合、運の良さが0だと62.5%程度の回避率だが、最高値である255では回避率がおよそ92.6%になる。 FC版とGBC版では、SFCに比べて全体的に効く確率が高くなっており、 ラリホーやマホトーンは、運の良さが0の時の回避率は40%程度。序盤のラリホーはかなりの脅威になる。 255になれば、回避率は約80%まで高まる。 もちろん、いくら回避率が高かろうと、100%でなければ効くときは効くので、過信しないように。 ちなみに[[【遊び人】]]はこのステータスだけはやたらと高く設定されている。 よって、遊び人だけは異常に状態変化に強い。 Ⅳ以降の作品では各属性に対する[[キャラクター]]固有の[[【耐性】>【耐性(キャラクター)】]]が状態異常の発生率に影響しているため、 うんのよさの影響は受けないようになっている。 また、FC版Ⅲにおいては味方側の[[【ザオラル】]]の成功率にも影響しているという検証報告(仮定)も存在する。 計算式は回避率の計算式と同じで、成功率も同様。 例えば、勇者Lv35で運の良さが77だったとすると、 (77+128)÷512=0.40039で、成功率は約40%ということなる。 味方がザオラルを習得できる頃には、仲間の運の良さはこれよりもなお低いことも多いため、 FC版Ⅲではたいていの場合は成功率が50%を下回ることになる。 ちなみに運の良さの最大値のほぼ半分の値である「128」で、成功率は50%。 そのため全てのレベル帯での成功率を平均すると、「ザオラルの成功率は50%」ということになる。 ただし、これはあくまで統計値からの仮定式であって、必ずしもこの通りになる訳ではないというものである。 また、リメイク版Ⅲでは運の良さによる影響は確認されておらず、「約40%」という検証結果が存在している。 Ⅲ同様に運の良さのステータスが存在するⅣ、Ⅴでも同様の計算式が設定されているのかどうかも不明である。 *DQⅣ 打撃攻撃の[[【回避率】]]に影響している。 影響と言っても、その度合いはごくわずかであり、ある実験によると、 運の良さが27の時の回避率は1.40%、255の時の回避率は2.12%…となったらしい。 一応1.5倍にはなっているのだが、普通にプレイしているだけでは、実感は無いに等しい。 *DQⅤ [[【呪い】]]の効きやすさに影響している。 のろいのマスクやサターンヘルム、ライオネックが使うアレである。 運の良さが0の時は約3分の2の確率で効いてしまうが、255の時は約3分の1と、効く確率を半分に抑えることができる。 「[[ドラゴンクエストⅤのあるきかた>【あるきかたシリーズ】]]」の90ページによると、「敵[[モンスター]]から狙われる確率」や「補助呪文の抵抗力」にも影響するらしい。 暇な人は実験してみよう。 どちらにしてもⅢと同様、効く時は効いてしまうので過信しすぎないように。 *少年ヤンガス [[【会心の一撃】]]が出る確率に影響している。 ヤンガス、[[仲間モンスター]]共に単純にこの数値が高いほど会心の一撃が発生する確率が上がる。 [[【エリミネーター】]]や[[【ギガンテス】]]などはこのステータスが非常に高いため、会心の一撃も出やすくなっている。 ----