*概要 モンスターバトルロードビクトリーで新登場した大魔王。 冥府の奥底で亡者たちを支配する悪しき魔王。 青緑色の肌をした仁王像のような姿をしており、髑髏がたくさん付いた不気味な棍棒を持っている。 概ね人型に近い姿だが、背中から鋭い爪の備わった指のようなものが無数に生えていたり、 同様のものが胸部を囲い、左手首からも本来の五指とは別に鉤爪が生えていたりと、細部の造形が禍々しい。 デザインは[[【かねこ統】]]氏が担当。 ギリシャ彫刻を参考に、バトルの神のような力強さを意識しているとのこと。 身につけている衣類は腰布のみで、筋骨隆々な体躯を惜しげもなく晒す姿は、確かにそれっぽい。 *DQMBV ダウンロードコンテンツでガーディスのカードを買い、アーケードモードでこいつのカードをスキャンし現れた魔王を倒すと登場する。 HPは1人プレイだと6000、2人プレイだと7800。ちから:912、かしこさ:145、みのまもり:102、すばやさ:67。 攻撃力が非常に高く、技もバラエティに富んでいるのが特徴。 マヒの追加効果がある「ガイストラッシュ」に、呪いの追加効果がある「亡者のなげき」と、暗黒属性のダメージ+状態異常の技を2つも所持。 他には単体打撃の「冥府のカギ爪」、炎・爆発属性の全体攻撃の「デッドリークロウ」、暗黒属性の全体攻撃の「ドルモーア」、そして凍てつく波動を使用する。 とどめの一撃は亡者の執念を呼びよせ、一気に相手の体力を奪う「亡者たちの執念」。 弱点が無く耐性も高いので、耐性無視や会心の一撃が出やすい技で攻めると良い。 高い攻撃力からなる打撃と、頻度の多い暗黒属性攻撃に備え、守備面はこれらへの耐性を重視するのが吉。 戦闘BGMはエスターク戦と同じ[[【邪悪なるもの】]]。 肩書きは「冥府の帝王」で、戦闘時の背景も「冥府の奥底」とカードに記載されている。 その設定通り、元はこの世界ではなく冥府の底で王として亡者たちを従えている存在。 それが魔界の女剣士[[【クイーンピサロ】]]によって、現実世界に召喚される形で蘇ることとなった。 彼女曰く、「復活を遂げた冥府の帝王ガーディスさまが、バトルの相手をしてくださるのよ!どう?光栄でしょ?」とのこと。 なお、先に何らかの魔王を倒した後で2戦目に連続して戦うことになるという仕様上、他の魔王たちとは異なり名前に「真」がつく赤目のバージョンは存在しない。 **漫画版 第5話から登場。 大昔に魔界を滅亡寸前にまで追い込んだ恐ろしき帝王で、大魔王たちによって冥府深くに封印された。 どうやらその後、封印先の冥府でも懲りることなく、今度は亡者たちを支配していた様子。 こちらではクイーンピサロが闇のオーブを壊したことによって復活を果たす。 どんな攻撃も効かない身体と計り知れない攻撃力でマサトを苦しめたが、マサトとリュータの友情の力によって倒される。 ちなみに、漫画には大魔王たちがガーディスと戦うシーンが描かれているが、その構図は 「&bold(){シドー&ゾーマ&エスターク&デスピサロ&ドルマゲス&ラプソーンVSガーディス}」 という、なんか凄いものになっている。 しかもガーディスの姿は他の魔王の数倍という巨躯で、多対一にも関わらずまるで苦戦している様子もない。 まぁ、このシーンは「恐るべき帝王」の存在を回想する形でのものなので、イメージ補正などが入っているのかもしれないのだが。 *DQMJ2P 今作で追加された大半のラスボス達と共にこいつも参戦。 [[【魔王ジェイム】]]とは逆で「魔王」などと付いてはいないが、???系に属する。 ギガボディ持ちの3枠[[モンスター]]で、魔王ジェイムと[[【サージタウス】]]との配合で生み出せる。 ただし、ジェイムに必要な[[【キャプテン・クロウ】]]は通信利用無しだと1体しか入手できないので、基本的に1回しか作れない点に注意。 特性はギガボディ2~3回、いてつくはどう、れんぞく、そしてマイナス特性の自動MPダウン。 いてつくはどうで魔法系の弱点であるくろいきりを解除することがある。 それ以外は、ステータスも特性も耐性も裏ボスである[[【ヒヒュドラード】]]とほぼ同等で、賢さはやはり1200まで伸びる。 ……しかし素早さが650とかなり遅い上に耐久力も3枠モンスターの中では低めで、AI2~3回行動特有のマイナス特性持ち。 攻撃力は550とヒヒュドラードと同じで巨体に反しスライムよりも低く、特技を使えなくなるともはや何もできなくなる。 にもかかわらずMP自動ダウンの上にマホトーンが弱点なので[[【いきなりマホトーン】>【いきなり○○】]]等の特性が発動し、試合が始まる前から終わっていたなどということも。 棍棒をもったグラフィックからか、3枠モンスターでは珍しく[[ハンマー]]を装備できるが、この攻撃力では焼け石に水レベルでしかない。 基本的に配合に使うジェイムやサージタウスの方が優秀な上に、コイツを使う特殊配合もないので、図鑑埋めや優秀な固有[[スキル]]を得る目的以外で配合されることは少ない。 所持スキルは固有の[[【ガーディス(スキル)】]]。 *テリワン3D 能力値に大きな変化はないが、特性と耐性の面で大幅に強化されている。 マイナス特性の一斉後天技能化に伴い、自動MPダウンが削除。代わりにイオ系のコツを会得。 また、+25で呪文会心出やすい、+50でいきなりインテが追加されるため、呪文攻撃役としての使い勝手が格段に向上した。 J2Pで弱点だったマホトーンが無効になった上、マホトラにも完全耐性がついたため、巨大モンスター対策の筆頭といえるギガ・マホトラを無効化できるのは非常に大きい。 攻撃力は相変わらず最低レベルであり、耐久力や素早さも今一つといった欠点は変わらないものの、J2Pに比べれば間違いなく地位向上を果たしたといえるだろう。 配合方法は前作と変わらず。 ただし、前作と違ってコイツを使った特殊配合もちゃんと用意されており、[[【トロデ】]]との配合で[[【魔壺インヘーラー】>【インヘーラー】]]が生み出せる。 インヘーラーは配合チャートのトップに君臨する[[【魔戦神ゼメルギアス】]]の作成に必要な為、図鑑のコンプリートには少なくとも最低1回はコイツを作る事になるだろう。 とは言え、コイツの素材であるジェイムを作るのに必要なキャプテン・クロウは[[【めぐりあいの扉】]]のおかげで何度でも入手可能になっている為、前作と違ってコイツも配合で何度でも作れるようになっている。 スキルは変わらず固有の[[【ガーディス(スキル)】]]。 強力な技が多いが、55Pと早い段階で[[【強者のよゆう】]]を覚えてしまうため、いささか使い難いか。 ----