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【スライム】 - (2013/01/09 (水) 19:38:02) の1つ前との変更点
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*概要
全ての作品に登場するモンスター。
ドラクエ歴代モンスターの中で唯一本編・外伝問わず皆勤(ただしメタルスライムもトルネコ1を除いて皆勤)を続けるとても偉いモンスター。
今やドラクエの象徴ともいうべき存在にまで登りつめた。
ここから多数の派生種が生み出され、[[【スライム系】]]という一大勢力を築き上げるに至った。
スライム系の顔ともいえる存在の彼(彼女?)関連のドラクエグッズが今までどれほど生み出されたのかは想像もつかない。
その愛らしい姿とは裏腹に、攻撃する時はゲル状の体で敵の口・鼻を封じ窒息させる。もしくは、頭上の突起物で敵を突き刺す。
……と、当初は設定されていたようなのだが、この攻撃方法が作中で用いられた例はない。
実際にはFC版Ⅰの公式ガイドブックの時点で「骨を持たないブヨブヨの体で、体当たりをしてくる」と明記されており、
それ以降の攻撃モーションが導入された作品でも概ねそのような攻撃モーションが与えられている。
ところで、鳥山氏がパッケージに描くスライムは緑や紫など本編に登場しない色が多い(むしろ本来の水色は少ない)。それなのに違和感をまったく感じさせないのもこのデザイン故か。
本編・外伝通して、ほぼ例外なく最弱のモンスターとして主人公たちの前に登場する。彼らを倒せなければ冒険は始まらないといっても良い。
かつて存在した、スライムの商標権問題については[[【ツクダオリジナル】]]参照。
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*本編
**DQⅠ
ドラクエの歴史とともに記念すべき初登場。もちろん最弱モンスター。
ラダトーム近辺に出現し、冒険が始まるとしばらくはこいつと[[【スライムベス】]]と戦うことになる。
それまでスライムというモンスターに対するイメージ(アメーバ状にドロドロに崩れた外観。ドラクエシリーズでいうところのバブルスライムに近い)を覆し、
愛らしいマスコット的な存在へと一変させた功労者の第一歩である。
今でこそ弱い代名詞的存在であるが、ドラクエ1発売当初は特に家庭用ゲ-ム機でRPGという概念がなかった事もあり
ドラクエ1で初めてRPGをプレーして、システムを理解できないまま城の外で武器を装備しないままに、スライムと遭遇し
どうすれば分からないまま、一方的にダメージを受けて倒されたプレイヤーも多い。
**DQⅡ
ローレシア周辺に登場。
この作品から、冒険の最初のエリアに複数で出現するのが定番となった。
殴り合いに強いローレシアの王子なら複数相手でも全く問題ないだろう。経験値やゴールドを稼ぐ過程で
HPの管理も覚えたい。
また前作と違い、初めての戦闘前に武器防具を揃えることも出来るので、前作のようにシステムが分かってても
運が悪いと武器防具を揃える前にスライムに遭遇して、倒されるということはなくなった(以降同様)。
**DQⅢ
アリアハン大陸の西部や洞窟などに出現。
Ⅲは4人パーティーであるが、とにかく最初はこちらのステータスが低いので、歴代でも珍しくスライムに苦戦する。
おおがらすと組むなどで最大6匹で襲ってくることが多いのもたまらない。
回復を早めにして、場合によってはメラで撃退することも考えよう。
また、アレフガルドのラダトーム周辺でも演出として出現する。
**DQⅣ
1章・3章・5章のスタート地点などに出現。3章で無策で外に出たりしない限りは問題ないだろう。
4章のキングレオ以北では、がったいスライムと見せかけて単なるスライムが8匹(PS版は4匹)で出現したりも。
4章まではスライムベスとは、交互に出現する形になっている。
またここから敵としてだけでなく、いろいろな情報をくれたりするいいスライムも現れ始めた。
[[【いじめないで! ぼく わるいスライムじゃないよ!】]]や[[【ぷるぷる、ぼくわるいスライムじゃないよう】]]
というセリフが定番。
**DQⅤ
スタート地点で3匹登場して主人公を痛めつけるが、パパスが駆けつけて蹴散らしてしまうイベントがある。
通常は、サンタローズの洞窟などに登場。
青年時代になると群れで出現するが、複数攻撃武器の前には無意味であるのでした。
そしてついに仲間にすることもできるようになった。詳細は[[【スラリン】]]参照。
**DQⅥ
例外で、少し冒険を進めて現実の世界に来ないと現れない。HPも二桁に乗った。でも結局、現実の世界では最弱クラス···。
この出現設定から[[【ぶちスライム】]]は、スライムの「自分よりも弱いスライムがいればなぁ」という夢が生み出した存在という説もある。
とはいえ、トルッカ周辺では、装備が貧弱だと集団でボコボコにされることもあるので注意。
切り株小僧のルカニと組み合わされると地獄だ。
サンマリーノ周辺で再登場するが、ブーメランとハッサンの存在で空気になっている。
SFC版のみ戦って仲間になる。詳細はⅤ同様にスラリンを参照。DS版は[[【ルーキー】]]のみ。
**DQⅦ
不思議な石版でたどり着いた過去の世界で初めて出会うモンスター。
しかし、そのまでの謎解きが多く、こいつと戦うまでウン時間かかるというのがⅦの感想になることも。
今回はモンスター職にもなっている。
**DQⅧ
長らく敵のスライムは素早さが低かった(仲間にして育てると素早さは高く育つ)が、
この作品からは素早さが高く設定されるようになった。
攻撃力は低いが、HPに不安がある状態で油断すると先制されてやられてしまうことも。
くれぐれも回復はお早めに。
トラペッタ地方のほか、トロデーン国領や隔絶された大地、風なりの山などに出現。
演出なのはわかるが、出現数も多くいくらなんでもちょっとウザイ···
やはり冒頭でイベント戦闘。何故か普通のスライムと微妙に能力が異なる。
スカウトモンスターも3種類存在し、弱いが合体するとウルトラスライムになるなど、こちらでも優遇されている。
**DQⅨ
冒頭イベントは、相変わらず。
ウォルロ地方に登場するが、1匹か2匹しか出ないので問題ない。
ちなみにこの地方の高台がスライム系の生息地となっている。
今回は、合体スライムが2種類いるが、おともで出るスライムはすべて通常のスライムである。
*モンスターズシリーズ
1、2ではマダンテを覚える上、能力値もそれほど悪くなく、補助系の耐性もなにげに高いので弱さは微妙。
他に1、2ではギラとまぶしいひかり、CHではまねまね、ルカニ、ちからをためるを覚える。
ジョーカーでのスキルは「スラフォース」。
*不思議のダンジョンシリーズ
初代から登場。浅い階にしか登場しない。
とはいえ、ゲームのシステム上、こいつやスライムベスにやられることは結構多かったりする。
トルネコ3と少年ヤンガスでは仲間にできる。
特にトルネコ3では【普通・早熟】のため、期間限定だがかなり活躍できる。
*スラもりシリーズ
念願の主人公の座をつかみ、マスコットとしての地位をより不動のものとしている。
*DQMB
ドラゴンクエストモンスターバトルロードでももちろん第1章から登場。
ステータスはHP:481 ちから:58 かしこさ:46 みのまもり:60 すばやさ:113。
特技は「スラ・ストライク」と「ミラクルフラッシュ」。
最弱のモンスターとしての印象が強いスライムだが実はかなりの実力者。
すばやさが全モンスター中でもトップクラスな上、特技も前者は会心の一撃が出やすい。
後者はダメージ+目潰し効果があるため侮れない。
HPが低いためHP上昇効果が付くチームを組んだり、ダブルスキャンをしたりしてHPを上げると良い。
[[【スライムベス】]]と[[【メタルスライム】]]とチームを組むと[[【キングスライム】]]に、[[【ももんじゃ】]]と[[【プロトキラー】]]とチームを組むと[[【勇車スラリンガル】>【スラリンガル】]]へと合体する。
そんなスライムも、バトルロードⅡになってから第3のワザが無いままであったが、レジェンド移行の際に新職業の勇者が登場し、ようやく第3のワザを手に入れた。
スラ・ストライクが進化して「ミラクルストライク」になった。これは会心率に加え、光属性が追加されたが、両方の技が光属性を含み、特技になってしまうので防がれてしまう事が多くなった。
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