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【主人公】 - (2007/10/08 (月) 13:26:19) の1つ前との変更点

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基本的に「はい」か「いいえ」でしか意志疎通できない人々。 (しかしそれは開発者の意図的なことで、プレイヤーと主人公を重ね合わせやすくする目的がある) たまにベッドから落ちたりメダルが当たったりするとその重たい口を開く。 またVI・VIIではハッスルダンスを使用すると「そーれハッスルハッスル」とつい口走ってしまう。 ちなみに一番長く、意味を持ったセリフはIのEDでの「しかしあなたはいいました」以降のくだり。 下では、各作品毎の主人公の解説を行う。 ドラゴンクエストにおける【主人公】 伝説の勇者、ロトの子孫。後にローラ姫と結婚し旅路で各地に城を築く。 FC版は彼を含めた全ての人物が常にブラウン管の向こうを見ていて、 カニ歩きなためよくネタにされる。名前によって能力が変わる特性がある。 FC版の彼は武器を装備する事でグラフィックが変わるようになっている。 結婚に関しては最も権利のない人。求愛に関して「いいえ」と答えれば 「そんな・・・ひどい・・・」と延々とループさせる恐怖イベントを待ちかまえることになる。 一緒に宿屋に泊まると翌朝「お楽しみでしたね」と言われてしまう。 本当に「お楽しみ」であったかは定かではないが、 地位的にも道義的にも場所的にも何も無かったと考えるのが普通である。 ドラゴンクエストIIにおける【主人公】 ドラクエI主人公子孫で、ローレシアの王子である。魔法が使えない力任せの主人公。 昔、帽子をとったら坊主かと思われていたがちゃんと髪はある。 実の父である王様からもらった道具は50(100)Gと銅の剣。可哀想である。 ドラゴンクエストIIIにおける【主人公】 職業は最初から「勇者」。伝説の勇者ロト本人である。男女選択可。 16歳の誕生日、バラモス討伐の旅に貧弱な装備で行かせられる。 格好からか、女勇者の場合各地で男と間違われる(オルテガだと思われる事も)。 彼(女)をルイーダの店に預けてもリメイク版EDでは無理やりアレフガルドに召喚させられて、 しかもギアガの大穴が塞がって戻れなくなるのである意味IV,Vの主人公より不幸かもしれない。 ドラゴンクエストIVにおける【主人公】 天空人の女と人間のきこりの男の間に生まれた子で緑色の髪である。 天空人と人間の血が交わったことで勇者の資質を生まれ持った。 本当の両親がマスタードラゴンの怒りに触れたため、両親は罰を受け 主人公は勇者の資質を持っているため山奥の村に預けられ 義理の両親と村の人々に大切に育てられた。 しかしピサロが勇者の存在に気づいたため山奥の村は襲われるが 主人公は幼馴染のシンシアにかくまわれ生き延びる。 だが山奥の村とシンシアを含む村人達は全て滅びてしまった。 何もかも失ったように思えたが主人公は旅の行く先で信頼できる仲間達に出会い、彼らを導いて 勇者だけが装備できる天空の装備を集め、マスタードラゴンの力を借りて 地獄の帝王を封じ、デスピサロの野望をうち破り、全ての黒幕、エビルプリーストを滅ぼした。 全てを終えた主人公は天空の世界に残ることを拒み、仲間達と共に下界に帰ることを選ぶ。 この後主人公は仲間と別れ、山奥の村のあったところに帰り シンシアと再会し、別れた仲間たちとも再会するのだが このシンシアは幻なのではないかという、話もある。 主人公はこの後どうなったのかは分からないが、 血はずっと後まで受け継がれ、Vの時代に勇者は復活する。 ドラクエ史上最も不幸だと言われているのはV主人公だが IV主人公も負けず劣らずの幸の薄さである。 ドラゴンクエストVにおける【主人公】 *V主人公年表 |実年齢|石化を考慮した年齢|事象| |0歳|0歳|誕生。母魔物にさらわれるその後、父とともに旅立つ| |6歳|6歳|第二の故郷サンタローズに帰ってくる。2歳年上のビアンカと出会う。妖精の国へ。ヘンリーと出会う。父パパス死亡。| |7歳~15歳|7歳~15歳|神殿で奴隷生活。サンタローズ、ラインハット軍によって壊滅。ビアンカ義母病死 | |16歳|16歳|ヨシュアの協力で脱出。 | |17歳~19歳|17歳~19歳|ラインハット王位継承事件解決。天空の剣手に入れる。伝説の勇者を探し始める。サラボナにて結婚。 | |20歳|20歳|グランバニア王位継承。双子生まれる。嫁拉致される。 救出にむかうも返り討ちにあい、この後8年間石化。が、仇の一人ジャミを倒す。 | |21歳~27歳|(石化)|サンチョが双子とともに旅にでる。神殿完成。この間ヨシュア死亡? | |28歳|20歳|石化より復活。妻を探す旅へ | |29歳|21歳|ブオーン退治。父の仇ゴンズ倒す。再び妖精の国へ。天空城復活させる。 | |30歳|22歳|天空の武具をすべてそろえる。イブール教を壊滅させる。妻が10年の歳月をへて復活。その後魔界へ。 | ドラゴンクエストVの主人公。グランバニア王のパパスの息子。 母マーサを救うべく父とともに幼い頃から旅をしていた。サンタローズの町を拠点としていたようだ。 アルカパで出会ったビアンカとともにお化け退治をしたのが最初の冒険であった。 その後、妖精の国でポワンと出会い、大人になった時、必ず力になると約束する。 ヘンリー王子拉致事件に巻き込まれ、 そこで父パパスを目の前で失ってしまい、自身も10年以上奴隷として過ごす。 青年へ成長した後、マリアの兄ヨシュアの協力によって脱出。 サンタローズの洞窟で、父の手紙を読み、伝説の勇者を探す旅へと出る。 旅の途中よったサラボナでフローラとの運命的な出会いや、ビアンカとの運命的な再会を果たし その二人のどちらかと結婚する。その後グランバニアで、父がこの国の王であった事実を知り、 王位に着いていた叔父から譲位されて、自身も王となり、後に花嫁は双子を出産する。 が、その直後花嫁はさらわれてしまう。花嫁は天空の勇者の子孫だったのだ。 花嫁を救出に向かうが父の仇ジャミの最後の魔力によって石にされてしまう。 そして幾年月が流れる。 成長した息子と娘によって石化をとかれ、 息子が天空の勇者と知り、マーサが魔界で生きているということを知る。 助け出すため魔界に乗りこみ、大魔王ミルドラースと戦う。 またDQV至上唯一の、結婚システムをひっさげた主人公。 2人いる花嫁候補のどちらを選ぶかで子供の髪の色が変わる。 同じ結婚システムを持つファンタシースター3のように、 子供によってその後の展開に変化したりしないのが悔やまれる。 見方を変えればとにかく不幸な人であるともいえる。 まず幼少の頃に母親が魔王にさらわれる。 ここまでならよく使われそうな話だが、彼の真骨頂はこれから。 まず自分の命と引き替えに父親パパスが目の前で無抵抗のままリンチされ焼き殺される。 そしてパパスを殺した魔物に大神殿建設の奴隷としてまわされ、10年間重労働。 大神殿の兵士ヨシュアに脱走させてもらい自由になったかと思いきや、 第二の故郷サンタローズ村が滅ぼされてる。 帰る場所を失い、パパスの遺言に従って伝説の勇者を捜す旅に出る。 旅の途中で結婚しグランパニアの王位を継承、 妻もオメデタと不幸の連鎖を断ち切ったかと思いきや。 王位継承の宴の夜に、妻が母親のように魔物にさらわれる。 妻がいる塔へ向かい妻をさらった魔物を倒すと、死に際に魔法で二人とも石にされる。 そして宝を探しに塔にいた二人組に宝と勘違いされ、 主人公は競売にかけられたった3000Gで売られてしまう。 そして落札者の家の前に飾られるがその家の子供が魔物にさらわれてしまう。 この時落札者に八つ当たりされ倒される。 その後自分の息子達が助けに来るまで倒されたまま8年を棒に振る。 ちなみに初の勇者になれなかった主人公である。 天空の剣を手に入れたとき意気揚々と主人公に装備させようとしたプレイヤーは 少なくないはず(っていうか全員だろ)。 このように悲惨な人生を過ごしたり勇者じゃなかったり他人まで不幸にしたりで、 まさに不幸の星のもとに生まれたような人なのである。 これは魔王の呪いか彼の力か(はたまた製作者の堀井のせいなのか)は知る術はない。 序盤~中盤の不幸っぷりは目立つ彼だが、 「天空の盾目当てに結婚を申し込むな」、「女をオマケ程度にしか考えない」と、 SFC時代から女性を中心に反感を買っている。 個人より世界をとって伝説の防具を得るのはありえる話であり(ていうかそうでもしないとね)、 正直主人公とラスボス以外は全部オマケなはずなのでどちらも大した意見ではない。 余談だが、序盤、V主人公の「運の良さ」が異常に低いのは不幸を演出するための製作者の意図だろうか? ドラゴンクエストVIにおける【主人公】 ゲーム開始時はただの村人。 実はレイドック城の王子の夢の姿である。 DQお馴染みの逆立った髪型と背中に背負った剣が特徴的。 ムドー討伐に旅立つも、ムドーに破れ、魂を分割されて夢の世界に落とされ、 記憶を失っていたところを「ターニア」に拾われライフコッドで村人として生活することに。 後に妹ターニアとは他人であった事が発覚した上に、 実は王子である事をいつの間にか触れ回られてライフコッドの人々と壁が出来る。 しかも現実の妹は既に他界。 更にはムドーに切り離された心と体が離れすぎていた為に、元々の自分には戻れず。 「ライフコッドで暮らしていたターニアの兄」がベースのままレイドックに戻る事になる。 つまり両親や親しい兵士達と接してもどこか他人に感じてしまう。 更にバーバラは心だけの存在だった為に見えなくなってしまう。 最終的に最も不幸だった主人公No.1ではないかと思われる。 同じ「実は王族だった」V主人公とはえらい違いだ。 こちらは両親が最後まで健在だった事も含め、対極的である。 後の天空装備と思われる伝説の4武具を身につける事ができる唯一の存在だが、その理由は今ひとつ不明。 「勇者でなければ装備できない」という事なのだが、勇者は誰でもなれる。 勇者の素質がある事はゲーム的にも確かだが。 体感的な強さはDQ系主人公の中でもトップクラス。 「ギガスラッシュ」「めいそう」の早期取得(あくまで他のキャラに比べればだが)は頼もしい。 ビジュアル面においてもDQの全盛期であるといえる。 クリア後は王子から国王に昇進されることが現国王から明らかにされる。 ドラゴンクエストVIIにおける【主人公】 初期の肩書きは漁師の息子。主人公としては唯一アルスという名前がついている。 緑色の頭巾をかぶったさえない少年(青年?)。水の精霊の加護を受けている。 エスタード島の漁村フィッシュベル出身。 グランエスタード王子キーファと非常に親しい友達であり、 幼馴染に網元アミットの娘マリベルがいる。 ひょんなことからキーファとともにエスタード島の遺跡の謎を解き明かすことに。 実はその遺跡は、世界中に散らばった石版を集めて、封印された島々を復活させる、 そんなことができる遺跡であった。 以降、あっちこっちで人間の醜い部分と直面しながら、 やがてマリベル、元狼のガボ、ユバールの踊り手アイラ、 かつて神とともに魔王と戦った伝説の英雄メルビンとともに、魔王に立ち向かう。 そのさえない風貌からは想像もつかないが、実は全主人公のなかでも最強の ステータスを持つ。Lv99では素で攻撃力が400を超え、HPは脅威の990に達する。 特技や呪文に関しては言わずもがな。プラチナキングになっていれば魔法や息を 無効化することも出来る。 魔王戦後、王にも海賊の統領にもなれたが、結局漁師となることを選んだ。 ストーリー上は完全に明らかにはされてはいないが、 マール・デ・ドラゴーン統領シャークアイと、人魚になったアニエスとの子供が、 水の精霊の力でマーレのお腹の中に移し替えられた、 水の精霊の紋章型のアザはその証拠、という説が非常に有力。 実際Disc1のマリベル一時離脱から、Disc2の4精霊復活までの間のストーリーは、 そうであることを示唆する伏線だらけである。 ドラゴンクエストVIIIにおける【主人公】 頭のバンダナと黄色い服がトレードマーク。 相棒の不思議なねずみトーポが、いつもポケットの中に入っている。 一度も勇者と呼ばれない。(というよりVIIIでは”勇者”という呼称自体出てこない!) 伝説の武器防具も持たない。 ED後に得られる武具は伝説と言うにはちょっと離れた意味になる。 トロデーン城のいばらの呪いにあっても一人だけ無事。 そのせいか、戦闘中、敵からの呪いで行動不能になることは、ただひとつの呪いを除いて一切ない。 そして、無事だった主人公は、呪いで姿を変えられてしまったトロデ王とミーティア姫を 元の姿に戻すための旅に出る。 身分は兵士長で、始終上司(王様)同伴で厳密な意味でのパーティリーダーではない。 レティス(ラーミア)登場で殆どの古参ファンがロトの血を引いてるのかと思っていたら 一般人(元王族)と竜神族とのハーフと言う微妙すぎる出自。竜神王の子と言うわけですらない。 (某漫画で地球人とサイヤ人のハーフがとんでもなく強くなることがアイディアの元か?) そしてなにより世界を救っても周りから感謝されてる様子が全くなく、 せいぜいが近衛隊長へと出世するぐらい。 ある意味とことん斬新な主人公。殆ど宗教入ってるくらい崇拝される、 異世界のラーミアの主人(=III主人公)とは偉い違いである。 ----
基本的に「はい」か「いいえ」でしか意志疎通できない人々。 (しかしそれは開発者の意図的なことで、プレイヤーと主人公を重ね合わせやすくする目的がある) たまにベッドから落ちたりメダルが当たったりするとその重たい口を開く。 またVI・VIIではハッスルダンスを使用すると「そーれハッスルハッスル」とつい口走ってしまう。 ちなみに一番長く、意味を持ったセリフはIのEDでの「しかしあなたはいいました」以降のくだり。 下では、各作品毎の主人公の解説を行う。 ドラゴンクエストにおける【主人公】 伝説の勇者、ロトの子孫。後にローラ姫と結婚し旅路で各地に城を築く。 FC版は彼を含めた全ての人物が常にブラウン管の向こうを見ていて、 カニ歩きなためよくネタにされる。名前によって能力が変わる特性がある。 FC版の彼は武器を装備する事でグラフィックが変わるようになっている。 結婚に関しては最も権利のない人。求愛に関して「いいえ」と答えれば 「そんな・・・ひどい・・・」と延々とループさせる恐怖イベントを待ちかまえることになる。 一緒に宿屋に泊まると翌朝「お楽しみでしたね」と言われてしまう。 本当に「お楽しみ」であったかは定かではないが、 地位的にも道義的にも場所的にも何も無かったと考えるのが普通である。 ドラゴンクエストIIにおける【主人公】 ドラクエI主人公子孫で、ローレシアの王子である。魔法が使えない力任せの主人公。 昔、帽子をとったら坊主かと思われていたがちゃんと髪はある。 実の父である王様からもらった道具は50(100)Gと銅の剣。可哀想である。 ドラゴンクエストIIIにおける【主人公】 職業は最初から「勇者」。伝説の勇者ロト本人である。男女選択可。 16歳の誕生日、バラモス討伐の旅に貧弱な装備で行かせられる。 格好からか、女勇者の場合各地で男と間違われる(オルテガだと思われる事も)。 彼(女)をルイーダの店に預けてもリメイク版EDでは無理やりアレフガルドに召喚させられて、 しかもギアガの大穴が塞がって戻れなくなるのである意味IV,Vの主人公より不幸かもしれない。 ドラゴンクエストIVにおける【主人公】 天空人の女と人間のきこりの男の間に生まれた子で緑色の髪である。 天空人と人間の血が交わったことで勇者の資質を生まれ持った。 本当の両親がマスタードラゴンの怒りに触れたため、両親は罰を受け 主人公は勇者の資質を持っているため山奥の村に預けられ 義理の両親と村の人々に大切に育てられた。 しかしピサロが勇者の存在に気づいたため山奥の村は襲われるが 主人公は幼馴染のシンシアにかくまわれ生き延びる。 だが山奥の村とシンシアを含む村人達は全て滅びてしまった。 何もかも失ったように思えたが主人公は旅の行く先で信頼できる仲間達に出会い、彼らを導いて 勇者だけが装備できる天空の装備を集め、マスタードラゴンの力を借りて 地獄の帝王を封じ、デスピサロの野望をうち破り、全ての黒幕、エビルプリーストを滅ぼした。 全てを終えた主人公は天空の世界に残ることを拒み、仲間達と共に下界に帰ることを選ぶ。 この後主人公は仲間と別れ、山奥の村のあったところに帰り シンシアと再会し、別れた仲間たちとも再会するのだが このシンシアは幻なのではないかという、話もある。 主人公はこの後どうなったのかは分からないが、 血はずっと後まで受け継がれ、Vの時代に勇者は復活する。 ドラクエ史上最も不幸だと言われているのはV主人公だが IV主人公も負けず劣らずの幸の薄さである。 ドラゴンクエストVにおける【主人公】 *V主人公年表 |実年齢|石化を考慮した年齢|事象| |0歳|0歳|誕生。母魔物にさらわれるその後、父とともに旅立つ| |6歳|6歳|第二の故郷サンタローズに帰ってくる。2歳年上のビアンカと出会う。妖精の国へ。ヘンリーと出会う。父パパス死亡。| |7歳~15歳|7歳~15歳|神殿で奴隷生活。サンタローズ、ラインハット軍によって壊滅。ビアンカ義母病死 | |16歳|16歳|ヨシュアの協力で脱出。 | |17歳~19歳|17歳~19歳|ラインハット王位継承事件解決。天空の剣手に入れる。伝説の勇者を探し始める。サラボナにて結婚。 | |20歳|20歳|グランバニア王位継承。双子生まれる。嫁拉致される。 救出にむかうも返り討ちにあい、この後8年間石化。が、仇の一人ジャミを倒す。 | |21歳~27歳|(石化)|サンチョが双子とともに旅にでる。神殿完成。この間ヨシュア死亡? | |28歳|20歳|石化より復活。妻を探す旅へ | |29歳|21歳|ブオーン退治。父の仇ゴンズ倒す。再び妖精の国へ。天空城復活させる。 | |30歳|22歳|天空の武具をすべてそろえる。イブール教を壊滅させる。妻が10年の歳月をへて復活。その後魔界へ。 | ドラゴンクエストVの主人公。グランバニア王のパパスの息子。 母マーサを救うべく父とともに幼い頃から旅をしていた。サンタローズの町を拠点としていたようだ。 アルカパで出会ったビアンカとともにお化け退治をしたのが最初の冒険であった。 その後、妖精の国でポワンと出会い、大人になった時、必ず力になると約束する。 ヘンリー王子拉致事件に巻き込まれ、 そこで父パパスを目の前で失ってしまい、自身も10年以上奴隷として過ごす。 青年へ成長した後、マリアの兄ヨシュアの協力によって脱出。 サンタローズの洞窟で、父の手紙を読み、伝説の勇者を探す旅へと出る。 旅の途中よったサラボナでフローラとの運命的な出会いや、ビアンカとの運命的な再会を果たし その二人のどちらかと結婚する。その後グランバニアで、父がこの国の王であった事実を知り、 王位に着いていた叔父から譲位されて、自身も王となり、後に花嫁は双子を出産する。 が、その直後花嫁はさらわれてしまう。花嫁は天空の勇者の子孫だったのだ。 花嫁を救出に向かうが父の仇ジャミの最後の魔力によって石にされてしまう。 そして幾年月が流れる。 成長した息子と娘によって石化をとかれ、 息子が天空の勇者と知り、マーサが魔界で生きているということを知る。 助け出すため魔界に乗りこみ、大魔王ミルドラースと戦う。 またDQV至上唯一の、結婚システムをひっさげた主人公。 2人いる花嫁候補のどちらを選ぶかで子供の髪の色が変わる。 見方を変えればとにかく不幸な人であるともいえる。 まず幼少の頃に母親が魔王にさらわれる。 ここまでならよく使われそうな話だが、彼の真骨頂はこれから。 まず自分の命と引き替えに父親パパスが目の前で無抵抗のままリンチされ焼き殺される。 そしてパパスを殺した魔物に大神殿建設の奴隷としてまわされ、10年間重労働。 大神殿の兵士ヨシュアに脱走させてもらい自由になったかと思いきや、 第二の故郷サンタローズ村が滅ぼされてる。 帰る場所を失い、パパスの遺言に従って伝説の勇者を捜す旅に出る。 旅の途中で結婚しグランパニアの王位を継承、 妻もオメデタと不幸の連鎖を断ち切ったかと思いきや。 王位継承の宴の夜に、妻が母親のように魔物にさらわれる。 妻がいる塔へ向かい妻をさらった魔物を倒すと、死に際に魔法で二人とも石にされる。 そして宝を探しに塔にいた二人組に宝と勘違いされ、 主人公は競売にかけられたった3000Gで売られてしまう。 そして落札者の家の前に飾られるがその家の子供が魔物にさらわれてしまう。 この時落札者に八つ当たりされ倒される。 その後自分の息子達が助けに来るまで倒されたまま8年を棒に振る。 ちなみに初の勇者になれなかった主人公である。 天空の剣を手に入れたとき意気揚々と主人公に装備させようとしたプレイヤーは 少なくないはず(っていうか全員だろ)。 このように悲惨な人生を過ごしたり勇者じゃなかったり他人まで不幸にしたりで、 まさに不幸の星のもとに生まれたような人なのである。 これは魔王の呪いか彼の力か(はたまた製作者の堀井のせいなのか)は知る術はない。 序盤~中盤の不幸っぷりは目立つ彼だが、 「天空の盾目当てに結婚を申し込むな」、「女をオマケ程度にしか考えない」と、 SFC時代から女性を中心に反感を買っている。 個人より世界をとって伝説の防具を得るのはありえる話であり(ていうかそうでもしないとね)、 正直主人公とラスボス以外は全部オマケなはずなのでどちらも大した意見ではない。 余談だが、序盤、V主人公の「運の良さ」が異常に低いのは不幸を演出するための製作者の意図だろうか? ドラゴンクエストVIにおける【主人公】 ゲーム開始時はただの村人。 実はレイドック城の王子の夢の姿である。 DQお馴染みの逆立った髪型と背中に背負った剣が特徴的。 ムドー討伐に旅立つも、ムドーに破れ、魂を分割されて夢の世界に落とされ、 記憶を失っていたところを「ターニア」に拾われライフコッドで村人として生活することに。 後に妹ターニアとは他人であった事が発覚した上に、 実は王子である事をいつの間にか触れ回られてライフコッドの人々と壁が出来る。 しかも現実の妹は既に他界。 更にはムドーに切り離された心と体が離れすぎていた為に、元々の自分には戻れず。 「ライフコッドで暮らしていたターニアの兄」がベースのままレイドックに戻る事になる。 つまり両親や親しい兵士達と接してもどこか他人に感じてしまう。 更にバーバラは心だけの存在だった為に見えなくなってしまう。 最終的に最も不幸だった主人公No.1ではないかと思われる。 同じ「実は王族だった」V主人公とはえらい違いだ。 こちらは両親が最後まで健在だった事も含め、対極的である。 後の天空装備と思われる伝説の4武具を身につける事ができる唯一の存在だが、その理由は今ひとつ不明。 「勇者でなければ装備できない」という事なのだが、勇者は誰でもなれる。 勇者の素質がある事はゲーム的にも確かだが。 体感的な強さはDQ系主人公の中でもトップクラス。 「ギガスラッシュ」「めいそう」の早期取得(あくまで他のキャラに比べればだが)は頼もしい。 ビジュアル面においてもDQの全盛期であるといえる。 クリア後は王子から国王に昇進されることが現国王から明らかにされる。 ドラゴンクエストVIIにおける【主人公】 初期の肩書きは漁師の息子。主人公としては唯一アルスという名前がついている。 緑色の頭巾をかぶったさえない少年(青年?)。水の精霊の加護を受けている。 エスタード島の漁村フィッシュベル出身。 グランエスタード王子キーファと非常に親しい友達であり、 幼馴染に網元アミットの娘マリベルがいる。 ひょんなことからキーファとともにエスタード島の遺跡の謎を解き明かすことに。 実はその遺跡は、世界中に散らばった石版を集めて、封印された島々を復活させる、 そんなことができる遺跡であった。 以降、あっちこっちで人間の醜い部分と直面しながら、 やがてマリベル、元狼のガボ、ユバールの踊り手アイラ、 かつて神とともに魔王と戦った伝説の英雄メルビンとともに、魔王に立ち向かう。 そのさえない風貌からは想像もつかないが、実は全主人公のなかでも最強の ステータスを持つ。Lv99では素で攻撃力が400を超え、HPは脅威の990に達する。 特技や呪文に関しては言わずもがな。プラチナキングになっていれば魔法や息を 無効化することも出来る。 魔王戦後、王にも海賊の統領にもなれたが、結局漁師となることを選んだ。 ストーリー上は完全に明らかにはされてはいないが、 マール・デ・ドラゴーン統領シャークアイと、人魚になったアニエスとの子供が、 水の精霊の力でマーレのお腹の中に移し替えられた、 水の精霊の紋章型のアザはその証拠、という説が非常に有力。 実際Disc1のマリベル一時離脱から、Disc2の4精霊復活までの間のストーリーは、 そうであることを示唆する伏線だらけである。 ドラゴンクエストVIIIにおける【主人公】 頭のバンダナと黄色い服がトレードマーク。 相棒の不思議なねずみトーポが、いつもポケットの中に入っている。 一度も勇者と呼ばれない。(というよりVIIIでは”勇者”という呼称自体出てこない!) 伝説の武器防具も持たない。 ED後に得られる武具は伝説と言うにはちょっと離れた意味になる。 トロデーン城のいばらの呪いにあっても一人だけ無事。 そのせいか、戦闘中、敵からの呪いで行動不能になることは、ただひとつの呪いを除いて一切ない。 そして、無事だった主人公は、呪いで姿を変えられてしまったトロデ王とミーティア姫を 元の姿に戻すための旅に出る。 身分は兵士長で、始終上司(王様)同伴で厳密な意味でのパーティリーダーではない。 レティス(ラーミア)登場で殆どの古参ファンがロトの血を引いてるのかと思っていたら 一般人(元王族)と竜神族とのハーフと言う微妙すぎる出自。竜神王の子と言うわけですらない。 (某漫画で地球人とサイヤ人のハーフがとんでもなく強くなることがアイディアの元か?) そしてなにより世界を救っても周りから感謝されてる様子が全くなく、 せいぜいが近衛隊長へと出世するぐらい。 ある意味とことん斬新な主人公。殆ど宗教入ってるくらい崇拝される、 異世界のラーミアの主人(=III主人公)とは偉い違いである。 ----

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