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*DQⅦ
Ⅶに登場する乗り物(?)
[[【砂漠の城】]]地方に伝わる伝説の竜。
ナイラの上流に建造されつつある[[【魔王像】]]にたどり着く唯一の方法として、[[【ハディート】]]と[[【ザラシュトロ】]]が探し求めている。
特徴を聞いてみると「額に金の角がある」とのこと。
ここまで順当にプレイしてきた方なら「あれ、そんな骨を見た覚えがあるぞ?」と思うはず。
そう、[[【化石の発掘現場】]]で発掘された[[【古代の化石】]]がズバりそれである。
かくして、主人公一行はどうみても持ち運べそうにない恐竜の頭骨1個と[[学者1名>【発掘現場の学者】]]を未来の国からはるばると持ってくることになる。
骨と化したティラノスを見て絶望する砂漠の民。
「ナイラの流れに浸ければ復活するかもしれん」と突然電波なことを言い出す族長。
いよいよこの爺さんボケたかな~と思いつつ骨を水に浸けると、予定調和のごとく復活するティラノス。
カップ麺みたいな仕組みで結構なことである。
頭骨しか持ってきてないのだが、他のパーツはどこから来たのだろうか?
ティラノス復活はⅦでは貴重な貴重なムービー付きシーン。割りと格好いい。
あの[[【恐怖のムービー】]]と違って人の顔は出てこないので安心だ!
ティラノスと言うからにはティラノサウルスっぽいんだろうな~という大方のプレイヤーの予想を見事に裏切り、
その姿は「ツノのある[[【くびながりゅう】]]」以外の何物でもない。
あと、あんまりツノが金色じゃない。
その後、主人公一行はティラノスに乗ってナイラの流れを遡り魔王像へ行くのだが、
マップ上の川の曲がり方にそって向く方向をクネクネ変えながら進む挙動がどうにも威厳に欠ける。
そしてこのティラノス、一行を魔王像まで送ると更に上流へと去ってしまい、2度と登場しない。
1回しか使えない辺り、水に浸けるともどるインスタント疑惑が拭えないヤツである。
引っ張った割に出落ち感が大きい竜であった。
コイツといい、[[【だいちのせいれい】]]の福笑いといい、どうも砂漠の城地方の伝承はなんだか妙な違和感が残るものばかりである。
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