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【ドラゴン】 - (2012/12/10 (月) 10:10:46) の編集履歴(バックアップ)


概要

Ⅰ~Ⅲや、外伝作品で登場するモンスター。
他のファンタジーRPGでも世界観の和洋問わず、ほとんどの作品で登場しているほどの有名な種族だろう。
上位種に【キースドラゴン】【ダースドラゴン】がいる。
ドラゴンクエスト』というぐらいなのだからさぞかし有名で代表的なモンスターなのかと思いきや、
実はドラゴン自体は本編シリーズでの出演はそれほど多くない。
シリーズが進むにつれてレッドドラゴンだのグレイトドラゴンだの新しいドラゴン系が出てきたせいで、
ただのドラゴンではインパクトが無くなってしまった為であろう。
モンスターズでも一部でⅠのイベントが再現されている以外では影が薄い。
一貫して有名・最強種族といえるのは不思議のダンジョンシリーズぐらいである。

DQⅠ

メルキド周辺から登場し、イメージ通りに高い能力の上に【ひのいき】をはく。
が、初めて出会う段階では普通の打撃の方が痛いぐらいで、むしろ炎は手加減かと思える。
しかしレベルが上がると一定ダメージの炎が痛くなってくるので、ある程度の存在感を維持している。

また、【沼地の洞窟】ではローラ姫を守るボスキャラとして登場、非常にインパクトがある。
ここのドラゴンはリメイク版で大幅に強化されており、モンスターズでもイベントが再現されている。
ただ、強化といってもHPが67⇒153に増えただけであり、攻撃力は88⇒58、素早さは47⇒35にダウン。
守備力だけは変わっていない。経験値とゴールドは大幅に増え、「中盤でのボスキャラ」としての存在感を増した。

DQⅡ

ロンダルキアへの洞窟で5F以降に登場する。
高い能力に炎という基本はⅠと変わらず、呪文耐性と回避率も高めになっている。
何よりも数の暴力が恐ろしく、4匹で現れた場合不意打ちを食らったり、うまく逃げられなかったらほぼ詰み。
出口までもうすぐというところで炭クズにされてしまうとやるせなくなる。
なおリメイク版ではザラキやイオナズンで一掃できるので稼ぎモンスターに成り下がった。
ブレス攻撃の頻度がやや下がり、特に強力だった火炎の息の頻度が半減。不意打ちでの全滅の可能性すら減った。

ちなみに、今作のドラゴンキラーに特効は無い。あってもロンダルキアで使うには弱い武器だが。

DQⅢ

炎を吐く他にごくらくちょうを呼んだりするが、ただの後半のモンスターにランクダウン。
デイン系やザキ系に弱いためすぐ倒せる。ヒャド系・バギ系・そして勿論ドラゴンキラーも有効。
一応色違いモンスターが存在しないということで、それなりにリスペクトはされているのだろうが、
スタミナの種を高確率で落とすので、乱獲される運命を背負う。過去作の恐ろしさはもうどこにもない。
GB版では色違いのキースとダースが再登場したが、何か蛇足っぽい。
攻撃パターンや攻撃アクションも使い回しだし。

DQMシリーズ

一応皆勤賞。

モンスターズ1ではⅠのローラ姫救出イベントをモチーフにした【まちびとのとびら】の主として登場、
圧倒的な戦闘力で存在感を放っている。倒すと仲間になる。
2ではザコキャラで存在感が薄いが、CHではアレフガルドのかつての沼地の洞窟に登場。
竜王の忠実な部下であり、主が死んだ今となってもローラ姫を取り戻さねばと話している。
話しかけるとキーファが姫をさらったと勘違いし戦闘になる。
このドラゴンを倒しても、勘違いしたドラゴンが救われるわけでもなく、
「おお・・・姫よ 姫は いずこへ・・・。もう なにも みえぬ・・・きこえぬ・・・。」
と最期の言葉を残して死んでしまう。
バルバルーの手下のガーゴイルの最期の言葉と同じく、
モンスターにも心があるということを実感させられるイベントである。

JOKERではデオドラン島のダンジョンの一角に鎮座し、そこそこ存在感を見せている。
遭遇すると二度と出てこなくなるので、必ずスカウトしておきたい。
2では2枠になり、海岸の一番奥の洞窟内の通路の一角を塞ぐように鎮座している。
プロ版だとクリア後にこいつを倒した後ガマデウスが出る可能性がある。
能力ではMP以外の能力は結構上がる他、無印では強以上にすると2~3回攻撃できるようになる。
ドラゴンキッズ×2で配合できるが、
ドラゴンキッズの+値が高いとドラゴンを素通りしてグレイトドラゴンになってしまうので一応注意。
所持スキルは「ドラゴンスピリッツ」。

トルネコ1

不思議のダンジョンシリーズではこの一族(特にダースドラゴン)が揃ってメジャーである。
炎を吐くという強いモンスターという特性が、最大限に生かされているためである。
ドラゴン自身は初代からの常連で、概ね本編ラストダンジョンの深層や本編ボスのお供に出てくる常連。
つまりは、コイツを見かければ本編はクリア目前ということ。やられなければだが…。
ドラゴン自身はシリーズ共通で、直線上に炎を吐いてくる。
炎は貫通せず、射線上に他のモンスターがいた場合は焼かれ、倒れた場合はレベルアップもする。

トルネコ1ではまさしく最強モンスター。経験値は3000で、次点アークデーモンの実に4倍!
25階からの溶岩洞窟のような背景を演出するピッタリな存在として出現する。
直線状に炎をはき20前後のダメージを与えてくるが、本編のⅠと同様、それ以上に打撃が非常に痛い。
ドラゴンキラーで2倍ダメージ、ドラゴンシールドで炎ダメージを半減できるものの、
それでも(余程鍛えていない限り)タイマンで挑むのは止めた方が良いぐらいの強さ。
一方で圧倒的な経験値と、かなりの確率でアイテムを落とすので、
機会があればできるだけ倒しておきたい存在でもある。
ちなみに聖域の巻物も炎には無力。射程無限なので大部屋モンハウでは特に注意。

トルネコ2

やはりクリア寸前の不思議のダンジョン24階から出現。炎のダメージは30で固定。
単体での能力は高いが、トルネコ側に対抗手段が増えた分、若干戦いやすくなっている。
特にドラゴンキラー・ドラゴンシールドを合成すれば難なく倒せるだろう。
ただし今作では直線状であれば視界外からでも炎を吐く。
たとえ部屋に誰もいなくても、通路の直線状に立っていると危険。
また水路も飛び越えてくるので、湖越しの予想外のところから飛んでくる可能性もある。
またラスボスである【邪悪な箱】との戦いの際には要注意。
この箱は炎や爆発を受けるとラスボスの癖に増殖するのだ。ドラゴンの射線には常に気を配ること。
しかも邪悪な箱はダメージを受ける度にその階に出現するモンスターを生み出すので、
他の敵を全滅させたとしてもすぐ補充される。

トルネコ3

射程は10マスに減り、炎のダメージも20に減ったが、ドラゴンシールドが無くなったのでむしろ脅威が増した。
もちろん、基本能力の高さも変わらず、やはり他の敵より頭一つ分飛びぬけた能力を持つ。
邪悪な風穴の深層で初登場、続く暗黒の間でも登場し、ラスボス【ヘルジャスティス】のお供も務める。

仲間にすれば接近戦、遠距離戦共に強力だが、頭はあまり良くない。
具体的には、射線上にポポロや他の仲間がいても容赦なく炎を吐くのだ。
封印の洞窟で序盤早々仲間のコイツに焼き殺されたプレイヤーも多いだろう。
ちなみにデフォルトネームはドーラ。

少年ヤンガス

火炎の息のダメージは30で、本人の特性のおかげで10マス先まで届く。
基本能力ももちろん高いが、基本の最大レベルが10と低いので仲間にするには若干物足りないかも。
表のラストダンジョンである盗賊王の迷宮の深層で初登場するが、
前作までと違いラスボスと組んでくることはない。

DQMB

第3章から登場。モンスターバトルロードはDQⅧをモチーフに作られたアーケードゲームで、このモンスターはⅧに登場しないモンスター1匹目を飾った。
ステータスはHP:800 ちから:115 かしこさ:35 みのまもり:103 すばやさ:24。
技は「はげしいほのお」と「テールアタック」。
前者は敵全体に炎のブレスを吐いて攻撃。後者は敵単体を尻尾で叩きつける。
また、勇者と組む事で、はげしいほのおが「竜のおたけび」に変わる。雄叫びをあげて敵全体を怯ませる効果があるが、ダースドラゴン同様に貴重な攻撃技が一つ減ると考える事も出来るので、組むかどうかはパーティと相談しよう。

初登場時は耐久とパワーがあり、是非ともメンバーに加えたい1匹だったが、ドラゴンが登場した章でまさかのSPカード【秘剣ドラゴン斬り】が出てしまい、登場と同時に狩られる残念なモンスターとなってしまった。とは言え、対人戦でなければ気にする必要は無いので、主に大魔王討伐メンバーに加えれば問題は無かった。

その後、ドラゴン系がどんどん冷遇されていったのは言うまでもない。

【キースドラゴン】【ダースドラゴン】とチームを組む事で、【ギガントドラゴン】へと合体する。

なお、ビクトリーの【レジェンドクエストⅠ】の第二章に出てくる個体は合体モンスターサイズで、「テールアタック」が2回攻撃になっている。それに相当したHPになっており、なかなかしぶとい。