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【アークデーモン】 - (2012/11/02 (金) 13:13:56) の編集履歴(バックアップ)


概要

牛のような顔にピンク色のブツブツした身体、矢印の尻尾が特徴的な、フォークのような武器を持った悪魔のモンスター。
綴りはarch demon、つまり「大悪魔」「最上位の悪魔」といった程度の意味。
その名に恥じず、終盤に現われる強豪モンスターとしての地位を確立している。
色違いに【ベリアル】【デザートデーモン】、ほぼ同じ見た目の亜種(?)として【アークベリアル】が存在する。

一部の作品では【ミニデーモン】の成長した姿という説明がされているが、真相は不明である。
イオナズン使いの雑魚敵としては【ヘルバトラー】と並んで有名なモンスターでもある。

本編

DQⅡ

ロンダルキアの祠~ハーゴンの神殿、ハーゴンの神殿内部に出現。
出現地域こそ限られているが、DQ初のイオナズン使いの敵としてプレイヤーの前に立ちはだかる。
攻撃力も高く、火炎の息も吐くので、運が悪ければどうしようもない状況になる事もある。
FC版では複数で出る事もザラで2回攻撃もする事もある。
かなり高レベルのパーティーでも、容赦なく全滅に追い込む容赦ない強さを誇る。
呪文耐性も高く、ロンダルキアの恐怖の一つとして恐れられている。
リメイク版では複数では出現しなくなり2回行動もなくなったが、それでもギガンテスやブリザードと組まれるとかなり危険。
ちなみに、FC版ではフォークを持っていないが、リメイク版ではフォークを持っている。

DQⅧ

暗黒魔城都市に出現するほか、異変後はトラペッタ地方やアスカンタ地方にも出てくる。
高い攻撃力による打撃と、イオナズンによる全体攻撃は相変わらず。
イオ系(シャイン系)とザキ系は一切効かないが、それ以外の攻撃呪文なら大体有効。

メダパニ系や1ターン休み系、ルカニ系の補助呪文は効かず、他の補助手段も効きがあまり良くないので、
単体なら集中攻撃、複数で出現したら強力な特技や呪文を連発して倒そう。
ただ、火力不足に悩むならば、マホトーンや【まふうじのつえ】でイオナズンを封じ込めたり、ラリホーで眠らせるのもアリ。

ヒャド、バギ、デイン系に弱いので、ギガスラッシュやジゴスパークが効果大。
倒すと通常枠で【ばくだん岩のカケラ】、レア枠で【バトルフォーク】を落とす。

人跡未踏の森にはスカウトモンスターも出現するが、使い勝手については賛否両論である。

DQⅤ(DS版)

封印の洞窟のB4F(最下層)階以外に出現。
攻撃方法は今までと相変わらずで、高威力の打撃とイオナズンによる全体攻撃を仕掛けてくる。
ここは、かなりの攻撃力と素早さを併せ持つイーターコンビ、パルプンテを使うムーンフェイスらの、 難敵が数多く巣食うⅤの中でも指折りの難関なのだが、この時点でのイオナズンは、正直言ってかなりきつい。
最大HPは305、攻撃力234と、この時点では場違いな程のステータスを誇る。
彼の登場により、ただでさえ高いダンジョンの難易度がさらに上がってしまった。
やはりイオ系は効かないが、バギ・ヒャド・デイン系と冷気系には弱い。
…というか、耐性はほぼ全部Ⅷからの流用である(メガンテ・たいあたりのみ強耐性に変更されている)。
ルカナンを使うリザードマンや、突進や体当たりをかますサウルスロードと組むこともある他、 2匹同時に出現する事もある(しかも同種同士でパーティーは組まない)ので、その場合は多少のダメージは覚悟しよう。
確率は低いが仲間にもなり、敵として対峙した時に強かった分味方に出来れば、かなり心強く頼りになる存在。 詳細は【アクデン】を参照。
リメイクに伴う新たな仲間モンスターとしての存在で登場している節が強い。

モンスターズシリーズ

こちらでも常連。

モンスターズ1、2

図書館の扉(PS版では最果ての扉)、2では不思議な異世界か他国マスターから入手。
能力値はMPと素早さが伸びにくいが、他は平均以上。
覚える特技はイオ・しんくうぎり・いなずまぎり。じごくのもんばんとの配合でアクバーを作れる。

キャラバンハート

悪魔系のBランク。
DQⅡの如くロンダルキアに出現。イオナズンで猛攻を仕掛けてくる。
能力はMP以外は良く伸びる。覚える特技はモンスターズ1、2と同じ。

ジョーカー

こちらでも、悪魔系Bランク。
クリア後にフェイト、フェザー、ルイヒが連れている以外は配合限定。
ただし一般配合で作れるのでそんなに難しくはない。
能力値はHP、攻撃力、守備力の伸びが高い。他はやや低めだが、そこまで絶望的な低さではない。
グレイトドラゴン、アトラス、ゴールドマン、デザートデーモンいずれかとの配合でベリアルが、 マーマンかオクトセントリーとの配合でグラコスが作れる。
所持スキルは「メラ&イオ2」。

ジョーカー2、2P

続投。 今回は遺跡地下にて通常出現するようになり、入手がより容易になった。
やはり終盤ダンジョンでイオナズンを使う強敵という立ち位置はキープしている。
所持スキルはメラ&イオに格下げになっているが、特に気にはならないだろう。

1枠、Bランク、悪魔系で、耐性もほぼそのままなので、使い勝手は前作と変わらない……と思いきや、意外な脚光を浴びる。
と言うのも、イオ系のコツとイオブレイクを同時に持ち、ギガブレイクの仕様変更(イオ系扱いになった)があったため、非常に強力なギガブレイク使いとして注目された。
相変わらずイオ系は無効なので、入れておくだけでギガブレイク対策になるのも強みである。
ただし、状態異常は即死以外に耐性が無く、イオ系が効かないモンスター相手には不利に立たされるので、その性能を過信しすぎるのは禁物である。
ちなみにベリアルは能力値が若干上がったが、AI2回行動からAI1~2回行動に弱体化した。哀れベリアル。

J2Pでは上記の特徴に加え、わるぐちの特性も獲得。さらに最強化するとAI1~2回行動の特性を得る。
相変わらずベリアルよりも火力は高い。

不思議のダンジョンシリーズ

トルネコ1

初代からの常連で、本作ではドラゴンに次ぐ実力者という位置付けである。
パワータイプのモンスターでは最高峰に位置しており、殴ってくるのみだが、当然威力は高い。
ここまで来て倒されてはたまらないので、アイテムを駆使して無力化すること。

トルネコ2

登場フロアが早くなり18Fから出現する。
シルバーデビルやギガンテスら物理重視モンスターと同時に出現するので、体力がガンガン削られてしまう。
盾の強化が足りないとほぼ詰んでしまう。
こいつらはデーモンバスターが有効なので、これがあるとないとでは断然違う。

トルネコ3

特徴は相変わらず。ただし初登場は遺跡の大空洞・北とやや早めになっている。
比較的簡単に仲間にすることもでき、初期値は高いが【万能・晩成】であり成長が遅く使いづらい。
異世界の迷宮では、敵の場合だけはやたら強い嫌な奴。

少年ヤンガス

普通に出現するのは魔導の宝物庫のみとレアモンスター化した。
捕獲するにもバイキルト状態にしなければならず面倒。ヘルバトラー×ドラゴン系の配合で作ろう。

DQMS

魔王の配下のデーモン軍団のボスとして出現。
武器のフォークを突いたり、振り回したりする他、イオナズンを唱える。
また、開幕時から多くのミニデーモンが護衛として登場、倒してもすぐ新手が登場する。
時々休憩に入るとバリアを仕掛け酒を飲みだしHPを回復する。その間は護衛のミニデーモンが攻撃役となる。
本気を出すと、攻撃回数が増え、フォークを左右に振り回し、イオナズンも連発してくるので注意。
本気を出した後も休憩に入るが、HPは回復しなくなる。

DQMB

第五章から登場。
ステータスはHP:736、力:92、賢さ:130、身の守り:42、素早さ:25。
特技はイオナズンとくしざし。
前者は爆発の呪文で敵全員を攻撃。後者は槍を構えて敵1体に突進する技。
さらに、賢者と組むとイオナズンが真・イオナズンにパワーアップする。

呪文と打撃、両方の威力に優れ、臨機応変に攻められるのが特徴。
ひとくいばこや死霊の騎士と比べると攻撃の威力が高めだが、身の守りと素早さが低く、弱点が多い。
しかしながら、その性能からモンスターズのモンスターの中でも高い人気を誇る。

ダイの大冒険

漫画「ダイの大冒険」では、【ガーゴイル】とともに魔王ハドラーの親衛隊として登場。
だが氷魔塔前の決戦では、ヒュンケルのグランドクルスにあっさりと蹴散らされてしまい、ゲームでの強さが嘘のような酷い扱いである。

その他

余談だが、ドラゴンボールの第22回天下一武道会(天津飯と餃子が初めて登場する辺り)の予選会場のシーンで、彼の姿が確認できる。
同じ回にはきとうしやギガンテスも登場しており、鳥山氏の遊び心を垣間見られる。