概要
全作品に登場する施設で、冒険の旅に必要な休憩所。
冒険が進むにつれ料金が高くなる。ちなみに一番高い宿屋はSFC版Ⅵのデスコッド(1人300G)。
各地の町や村でほぼ間違いなく経営しているが、人里離れたほこらや教会、果てはダンジョンの中で経営していることもある。
危険なところほど経営が難しく、利用者の足元を見れる(=高額にできる)と思うのだが、そういうリアリティは無い。
その一方で
【ゆうべはおたのしみでしたね】という名言もあったりするのだが。
すごろく場のマスとしても登場しているが、そこではちゃんと?こちらの足元を見るかのような高額設定となっている。
お金をケチってやられては元も子もないので、必要ならば大人しく回復させてもらおう。
【宿屋に泊まると体力が回復するでしょう】と言う人がいるほど冒険の基本である。
体力だけでなくMPも回復する。こちらが回復のメインとなるだろう。毒や呪いまでは回復しない。
全身に毒が回っているのに、何故か体力や魔力は全快すると言う不可思議な現象が起きる。
しかしルーラを覚えると、無料で回復できる
【タダ宿】で回復されてしまうため、あまり使われなくなっていく。
他の旅人の話を聞ける場所でもあり、世界が平和になっても安定した収入がある職であろう。
魔王復活後の
【レブレサック】や当初の
【ナザム村】のようなよそ者を受け入れない村にもあるが、元々宿屋は旅人を泊めるためにあるものなのだからこの2つの村にはあること自体意味がないとおもうのだが。
特にナザム村、よそ者を受け入れないなら最初から宿屋なんか作るな!
そしてレブレサックも、よそ者を受け入れないと決めたんなら、宿屋なんかもう畳んじまえ!
あったところで、収入は得られんぞ。
なお、宿に泊まった時の音楽はⅠとⅡ以降では全く違っている。
Ⅱで使われている音楽はそれ以降ずっと使われ、外伝作品などでも使用されている。
施設の性質上、ダンジョンを出れば体力・満腹度が勝手に全快する不思議のダンジョンシリーズにおいては登場していない。
トルネコ2では村の中に冒険者の宿があるが、これは訪れた人々から情報を得る場である。
トルネコ3では各所に存在し、トルネコ達を無料で泊めてくれる。
とは言っても攻略上は大した意味は無く、ただ泊まった後の出発時に
【パン】が1個もらえるだけ。
(宿屋に話しかければ何度でも連泊できるが、一度ダンジョンに潜らないと再度同じ宿でパンを受け取ることはできない)
幾多の町を巡る長旅の雰囲気付けのためにある施設だろう。
ちなみに看板は
【INN】である。
武器屋は剣、酒場はビールのジョッキといった具合に看板には店を象徴する絵が描かれているが、宿屋だけ単語。
一部の作品ではベッドの絵になっていたりもするが、宿は絵に表しにくいのだろうか?