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【けんじゃのいし】 - (2012/07/13 (金) 15:07:07) の編集履歴(バックアップ)


錬金術において、卑金属を黄金に変える力があるとされていた物質。
ハリーポッターシリーズなど、非常に多くのファンタジー作品に登場している有名なアイテム。

ドラクエシリーズでは、Ⅲ以降とモンスターズシリーズに登場する道具。
戦闘中にしか使えないが、味方全員のHPを回復させる。
石というから結構小さいのかと思いきや、かなり大きい宝玉に図太い金属の柄が付いたデザイン。
メイスとして武器になりそうななかなか大きなブツである。

【アイテム物語】によれば、賢者の石の中には多数のホイミスライムが封じられているという。
あの中を覗いたら、たくさんのホイミスライムが蠢いているのだろうか…。

DQⅢ

Ⅲでの回復量はベホマラーと同じく75~94ポイント。
MPを消費しない分当然こちらのほうが優秀なので、余程の緊急時でない限りベホマラーが使われることはなくなる。
とはいえ、手に入るのはゾーマ城の深層と最終盤なので、その後やる事はゾーマの撃破しかないのだが。
リメイク版ではクリア後に【ゼニスの城】の問題で2個目を入手でき、賢者の石ゲーと化す。

DQⅣ~Ⅶ

Ⅳ以降は回復量が50~60に低下。
また、Ⅴ以降はベホマラーの回復量が110前後に引き上げられているため相対的にも価値が低下。
入手時期もラストダンジョンかその直前とやや遅めなので回復量的にはいまひとつだが、相変わらずMPを消費しない点では便利。
すばやさが高いが回復呪文を使えないアリーナや女の子にもたせておくのもいいだろう。
Ⅵ以降はより回復量が多くMP消費なしの【ハッスルダンス】が登場、使う機会が薄れた。

DQⅧ

Ⅷ以降では、錬金術師の最終目的だけあって、やはり錬金釜を使って作ることができる。
レシピは【金塊】+【オリハルコン】+【せかいじゅのしずく】
錬金術の至宝の素材に相応しい贅沢なレシピであり、どれも入手が困難を極めるアイテムばかりである。
特にオリハルコンや金塊は他の強力な装備を作るのに必要なので、賢者の石に使うのは勿体無いと思われるかもしれない。
しかし、実は回復量が従来の2倍の100~120にアップしている。
MP消費なしで完全にベホマラーに匹敵してしまう回復量という大出世を遂げたのだ。
錬金しなくても暗黒魔城都市で手に入るのだが、中盤で錬金しておけばかなり有利に進められる。2個あっても困らない。
終盤になるとククールがタンバリン叩きに忙しいため、使う機会はとても多い。
特に、ベホマラーやハッスルダンスと違いテンションを溜めつつ回復が出来るのが高ポイント。

DQⅨ

Ⅸでのレシピは【オリハルコン】×1+【さえずりのみつ】×3+【シルバーオーブ】×1
使用者の回復魔力により回復量が変わる。
回復魔力が高い僧侶や賢者が使用すれば効果が高いが、どれだけ回復魔力が高くても75~95で打ち止め。
一方ベホマラーの回復量は最低でも90、回復魔力が高ければ310~329に達する。
回復魔力の高い僧侶や賢者はどちらもベホマラーを覚えるので、正直お呼びではない。
これまでは非回復役に持たせるのが有効だったが、回復魔力0のキャラに持たせてもホイミ程度の回復量になってしまう。
持たせるならば、全体回復手段を持たないが回復魔力が高い職、スーパースターやレンジャー辺りが適任か。
それでも素材の貴重さを考えると、ハッスルダンスで十分と言わざるをえない。

ところが、クエストNO.169「大商人ガルネロの依頼」のクリアにはこれを譲渡しなければならない。
代わりの報酬も【グリーンオーブ】と貴重だが…。
何にせよ、錬金は計画的に。

DQMシリーズ

モンスターズでも登場するが、なんと一定確率で壊れてしまう。
その代わり1000Gで店売りされている。
ただ、使い捨てながらより効果の高い【せかいじゅのしずく】も市販されているので、正直微妙極まりないアイテムである。