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【判断力】 - (2009/01/16 (金) 06:38:19) の編集履歴(バックアップ)


シリーズにおいて、モンスターの戦闘における頭のよさ。
VIIIの公式ガイド下巻では触れているが、実はFC時代からモンスターごとに設定されている。
頭がよいほど強敵となる可能性が高い。
ちなみにIIIのデータに選択バカ(頭悪い)・選択ひと(頭普通)・選択神(頭良い)というものがある。
本編でも基本的に3段階で設定されてある。

公式ガイドにもある例としてVIIIのオークキング、マージマタンゴ、ダンビラムーチョを挙げる。
頭がよく設定されているオークキングは、死者が出ると優先してザオラルを使ってくる。
だが、呪文を使えないとたとえ死者がいても解けるまでは別の行動を行う。
これは、行動直前で判定を行っていう後出しジャンケンのようなもので、近作のAI戦闘とよく似ている。

それなりに頭がよく設定されているマージマタンゴはヒャダルコを使ってくる。
これを封じると一度はヒャダルコを使ってしまうが、使えないことに気が付くと使わない。
多くの行動をターン開始直後で判断するようで、こちらの命令させろ状態と似ている。
ちなみにこっちが強くなるとスライムなどが逃げるようになるのも、レベル差の判定をして逃げているのである。
この場合のスライムなどは頭の良さが普通に設定されている。

最後に頭が馬鹿に設定されているダンビラムーチョはバイキルトを使う。
頭が悪いため、これを封じても何度でもバイキルトを使おうとしてしまう。

他にも、
  • マホカンタがかかっている者には呪文を使わない
  • 呼ぶスペースが無いときに仲間を呼ばない
  • 守備力が高くてミスをする相手になるべく通常攻撃をしない(制限が無ければ他の特技を必ず使う)
  • HPが少ない者に優先して回復呪文を使っていく
  • ローテーション行動でも上記の無駄な行動はカットする
などの判断も見せることがある。

頭が良い敵は「直前で必ず効率よく動こうとする」傾向にあり、苦戦するモンスターほどこのタイプのことが多い。

ただし、頭がよく設定されているモンスターでもそれが仇となるケースがある。
例えば、Vのゲマは頭がよく設定されているためマホカンタを使っているものにはメラゾーマを使わない。
だが、死んだ者をメラゾーマで狙ったつもりだったが既に死んでいるとマホカンタがかかっていても使う。
自動照準が働いて生き残ったマホカンタのある者に呪文を使ってしまうことになるのだ。
VIの試練その3は、ルカナンをスクルトで、マホターンをニフラムで解除すると躍起になって掛けなおそうとする。
結果攻撃の手が緩み、驚くほど簡単に倒せる。
MPが切れるまでザラキーマやラリホーマなどの呪文しか使わず、マホトーンも効かないVIIIのブラックルーンは
こちらから先に一斉攻撃を仕掛けるとベホマやザオラルを選択肢に含み、上記の呪文を間接的に防ぐことができる。
このように行動を逆手に取ることができるケースもあるので試してみよう。

後半のモンスターでも意外に頭が悪く設定されているモンスターもいるようだ。
ちなみにラスボス・隠しボスクラスになると行動を妨げられないので、頭が悪いケースもある。
まあ、VIIIの竜神王なんかは本当に頭が悪いのでお似合いである。