概要
本編
DQⅢ
主にバラモス城に生息する。
圧倒的な威圧感とパワーから繰り出す攻撃や痛恨の一撃で、バラモス戦に向けて戦力の温存を図るプレイヤーを苦しめた。
HPが毎ターン50前後回復、呪文も炎系が効きにくいなど、トロルとは別の厄介さがあるのが秀逸である。
ただし、ラリホーやヒャド系・バギ系呪文が比較的効きやすいので、ケチらずに呪文を積極的に利用すれば被害はあまりない。
ちなみに石像のくせに守備力は40しかなく、周囲のモンスターよりも低い。
コイツに限らず自動回復持ちの敵は一度攻めたら一気に倒そう。
落とすアイテムはだいちのよろい。
DQⅥ
牢獄の町あたりに出現する。
HPも攻撃力も守備力も周囲の敵と比べてかなり高く、足で踏みつけたりじひびきを起こしたりする。
しかし素早さは低いので、回復を怠らない限り大丈夫だろう。倒すのはダルいかもしれないが。
メラ系・イオ系・デイン系・ルカニ系・岩石系には耐性がないので、メラゾーマやイオナズン、せいけんづきを使うと楽。
スライム格闘場のGランクの3回戦はこいつ1匹が相手だが、1回戦の4匹組の方がはるかに苦戦する。
落とすアイテムはちからのたね。
DQⅧ
本作では
【リブルアーチ】で作られたという設定になっている。
ライドンの塔内部のみに出現する。
出現箇所はここだけだが、驚異の出現率でそれこそ75%前後の世界である。
エンカウント発生や出現数は少なく、行動も通常攻撃と強化攻撃の踏みつけのみだが、ステータスはかなり高い。
攻守力はもちろんのこと、見た目に反して素早さも高く、補助役のククールですら先に行動できないこともある。
攻撃呪文にはほとんど耐性を持たないが、出遭う段階ではゼシカが抜けておりこちらの手数が少ないため、その点でも強敵となっている。
スクルトなどの補助呪文をうまく使いたい。
攻撃や倒された時のアクションが非常に特徴的で、あえてぎこちないアクションを取り入れて期待をいい意味で裏切った。
倒した時に、あのポーズのまま後ろに轟音を立てて倒れるアクションは笑える。
ステータス、行動、出現地域の点でもゴーレムやトロルに似ており、同じ地域に似たモンスターが3種類も生息している。
落とすアイテムは、石のぼうしかまもりのルビー。
聖地ゴルドのある島にはスカモンの
【アポロン】もいるが、早い時期にスカウトできる割にトップクラスの性能を誇る。
DQⅨ
魔獣の洞窟や宝の地図の遺跡タイプなどに出現。とにかく魔獣の洞窟のイメージが強い。
そう、このダンジョンの中でも攻撃力が高くて手ごわ…
ではなく、
【はぐれメタルコンベアー】でよく流れてくるからである。
さらに、めんどくさいブーメランの秘伝書クエストのターゲットに1匹に抜擢されてしまい、一部のプレイヤーからは見るのも嫌なモンスターになってしまったと思われる。哀れ…。
ちなみに戦闘面でもアクションの演出が前作と大差なく、同じタイプのギガントヒルズと登場がかぶっているので印象が薄くなった。
物質系の例にもれず風属性の攻撃が効くが、即死も効くため困ったら使ってみよう。
落とすアイテムはつけもの石か命の石。自らが石であるだけに見事に石ばかりである。まさか自分の体の欠片じゃないだろうな。
モンスターズシリーズ
DQM1・2
1では
【ちからのとびら】の主として出る他、ゴーレム2体の配合などで誕生させられる。
ちからのとびらではⅤのうごくせきぞうのまねごとをしている。倒しても仲間には出来ない。
他にも、格闘場のAクラスを勝ち抜くことで
【マチコ】から貰うことが可能。
最初から「
【ぱふぱふ】」を覚えている…。何の嫌がらせだ。
HP・攻撃・防御が高く、反面、素早さがかなり低いという良くも悪くも見た目通りのステータス。
また、会心の一撃を出す確率がやや高めに設定されている。
技はだいぼうぎょ・みがわり・すべてをすいこむ。
DQMCH
ぺルポイ地方に出現。
前作でも高かったHPと防御はさらに強化されており、ほぼ最強クラスに。
反面攻撃力は下がっており、代わりにMPが上がっている。そして素早さは相変わらず低い。
覚える技は前作と全く同じ。HPと防御が強化されたおかげで前作よりも活かしやすくなったと言えよう。
こう見えてヒゲや髪は伸びるらしい。
なお、本作ではこのモンスターを作る際に余った石で作られたという設定の
【とつげきこぞう】というモンスターが登場している。
不思議のダンジョンシリーズ
同シリーズでも常連だが、少年ヤンガスでは登場していない。
トルネコ1
13Fから現れる。
普段は
【動かない石像】のフリをして止まっているが、隣接すると不意打ちをかましてくる。
部屋の入口に立っているモロバレバレな大馬鹿者もいるが。
攻撃力・防御力ともに高く厄介な相手だが、アイテムで先制しやすい敵とも言えるのでうまく活用したい。
アイテムを落とす確率がまどうし並みに高いのでできる限り倒しておきたいが、
レミーラでも地獄耳でも目薬草でも探知できないので、稼ぐ際にはフロアをくまなく回らなければならない。
しかし、誰も来ないであろう広い部屋の隅っこにいる彼は一体何をしたいのだろうか?
トルネコ2
動かない石像のフリをしているが、見分け方も存在する。
腕を振り上げていればうごくせきぞう、そうでないなら動かない石像である。
これを知っていれば見破るのは簡単。攻撃力が結構あるので不用意に近寄らないように。
GBA版では動かない石像が登場しなくなり、確実に本物だけが出現する。
なお、
【マドハンド】が仲間としてコイツを呼ぶようになった。
トルネコ3
動かない石像そのものが無くなっているため、2までのように石像のフリをしていないが、2までの名残か通常出現した時には確実に眠っている。
特殊攻撃は何も使わないが、やはり攻撃力は高めなので無視したほうがいいだろう。
また、Lv2以上の敵マドハンドが隣接時に召喚してくることがある。
単純に能力が高い上に、仲間モンスターの場合は、こいつの登場でターゲットが分散し、その間に2体目、3体目のうごくせきぞうが召喚されてくる悪循環に陥りがち。
たとえレベルの高い仲間でも、気が付いたらこいつらに袋叩きにされていることもあり得る。
ただ上手く利用すれば、
【マドコン】で経験値のカモにできる。
なお、成長タイプは成長が遅い
【攻撃・晩成】なので、仲間にしてもまず役に立たない。
DQMB
第1章から登場。
ステータスはHP:828 ちから:150 かしこさ:8 みのまもり:92 すばやさ:12。
すばやさとかしこさは低いが、攻守ともに優れている。耐性は 打撃に強く、風/爆発属性に弱い。
特技は「たおれかかる」と「ふみつけ」。
前者は巨大な体を倒し、敵全体を押しつぶす攻撃。後者は大きな足で敵1体を踏み潰す攻撃。
たおれかかるは命中率が低いが、ふみつけは命中率が安定しているので使いやすい。
これにより、似たような特徴の
【ギガンテス】や
【ボストロール】よりも使いやすいだろう。
また、戦士と組むと、たおれかかるがマヒの追加効果を持つ「大振動」に変わる。
特技はどれも打撃なので、耐性がよく分からない初心者にもお勧め。
ギガンテス、ボストロールとチームを組むと、合体して
【暗黒の魔人】になる。
スラもりシリーズ
スラもり1
赤しっぽのアジトである空中庭園ミオ・ロシタルに出現する。
ボスのムーンの所へ向かうための足場を4体で支えており、ムーンと戦うためには、こいつらを全部どかして投げ落とさなければならない。
しかし、スラ・ストライクを最大まで溜めないと全くびくともしない上、ちょっと時間が経つと元の場所に戻ってしまう。
ここで時間を浪費したプレイヤーも多い事だろう。
また、歩いているときに触れるとダメージを受けるので注意すること。
その後はスーランの町の道具屋の中に立っているが、「重りになってるだけの仕事は辛かった」と語っている。
因みに町にいるこいつにスラ・ストライクをかまして、潰されてみると他の奴らに潰されるより激しく潰される。
スラもり2
前作に引き続き登場。レンキン山の内部に登場するが、行動パターンが前作とは大いに異なる。
こちらが近寄るといきなり飛び上がり、何故か怒りをあらわにしながらこちらに向かい、ジャンプして踏み潰そうとしてくる。
その後は前作同様に定位置に戻ろうとするが、近くにいると戻るのをやめて再び襲ってくる。
また、HPが前作よりも低くなっている。そのためフルパワーのスラ・ストライク一発で倒せるようになったが、弾いて担ぐ事ができなくなった。
持ち帰るにはキメラのつばさを投げつけるか、1000tおもりの振動で宙に浮かせるしかない。
勇車バトルでは「まっすぐに ぶっぱなせ!」と「テキを おいだせ!」を命令できる。
ほとんどの攻撃を受け付けないため、他のザコに対しては基本的に無敵。動きが遅いのが欠点。
スラもり3
モジャパンじょうにのみ出現する。
戦法は前作と同じだが、同ステージに1000tおもりがないため、運ぶにはキメラの翼を使うしかなくなった。
船バトルでの作戦は前作と同じ。
ちなみに前作までは無骨な口調だったが、本作では「~ぞう」という語尾が付き、少しコミカルな存在になった。