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【ポートピア連続殺人事件】 - (2012/03/21 (水) 19:24:13) の編集履歴(バックアップ)


1985年にエニックスが発売したファミコンソフト。
シナリオ・堀井雄二、プログラム・中村光一(チュンソフト)のコンビでは最初の作品。
パソコンからの移植版で、原作ではプレイヤーがコマンドを毎回キーボードから打ち込んでいたのだが
キーボードの無いファミコンのために堀井氏が考え出した「コマンド選択方式」が採用されている。
プレイヤーは先輩刑事「ボス」となり、部下の「ヤス」にコマンドによる指令を与えることでゲームが進んでいく。

アクションやシューティングなど、キャラクタを画面内で縦横無尽に動かすゲームが主流だった
当時のファミコンにおいて、RPGのような文字がメインのゲームは受け入れられにくいだろう、
だったら先ずプレイヤーに、画面の文字を読んで判断するということ自体に慣れてもらおうとの考えから
言うならばドラクエIへの布石として発売されたゲームで、
以後のドラクエシリーズ同様、当時の「週刊少年ジャンプ」で何度も特集記事が組まれた。

なお、ドラクエIのメルキドの町には

「ねえ わたしの ぽーとぴあと あなたの ドラゴンくえすとを かえっこしてよ」

と言う女性がいる。
どちらのタイトルにも、【よく使う20文字のカタカナ】以外のカタカナが使われているため
こんな中途半端な表示になってしまっているわけだが、
【ドラゴンクエストへの道】の作中では「ゲームの世界観を壊すギャグは許せない」
と息巻いていた堀井氏や中村氏が、よくこんなセリフを入れたものだ…。