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【ぼうぎょ】 - (2012/12/03 (月) 13:18:07) の編集履歴(バックアップ)


概要

Ⅱから登場した戦闘用コマンドの一つ。
文字通りの「防御」。身を守ることで、多くの場合そのターンで自分が受ける各ダメージを半減させる。

基本事項

他の行動とは異なり、このコマンドを選択した場合は素早さや行動順に関係なくターンの最初から防御状態になる。
自ら攻撃することをしないという、非常に地味で消極的な行動だが、
ほぼすべての攻撃によるダメージを軽減することができるため、実際にはかなり優秀な行動。
特に序盤の魔法使いなど、攻撃力に乏しいキャラクターのMPを温存したい場合、
無闇に武器で攻撃するよりも、防御させた方が遥かに有効なことが多い。
他にも、攻撃の激しいボス戦などでは、守備力に乏しい回復役のキャラクターなどは、
回復する必要がない場合には無理に攻撃に参加させずに防御させておくと安定性が増すことも。
ただし、状態異常やステータス下降には効果がなく、
ターンの途中で行動不能系の状態異常(眠り、麻痺、混乱など)を受けると、防御状態は解除される。
また、DQⅧ以降ではテンションシステムが導入されたため、
敵の高テンション攻撃に耐える手段として、防御が大活躍することとなった。

その他、【だいぼうぎょ】【やいばのぼうぎょ】などの派生型の防御技も存在する他、
FC版Ⅲには【防御攻撃】というテクニックも存在する。

DQでは、守備力が高すぎて攻撃が通らない相手にも、基本的に1ダメージは与えられることがある。
しかし対象が防御していると、半減させるため、1ダメージの1/2=0ダメージと計算され、一切ダメージは通らない。

敵の防御行動について

当然敵が使用してくることもあり、初出のⅡでは【リビングデッド】のみこの行動を取る。
味方のものと同様に行動順に関係なくターンの最初から効果があり、自らが受けるダメージを1/2に軽減する。
ただし例外としてⅥの【ぶちベホマラー】だけは「防御」という行動を実際に取った後でないと軽減効果が発生しない。

敵が使用する場合はほとんど時間稼ぎも同然で、実害はないものの戦闘に時間が掛かってしまうのが面倒。
防御をするモンスターは放っておいても勝手に防御して無駄にターンを消費することがあるので、
他にモンスターがいるなら先にそちらを叩いた方が被害は少ない。

また、2回行動を取るモンスターとの相性は最悪(最高?)で、
Ⅳの【メタルスコーピオン】などは1ターンの内に「防御」と「攻撃」の両方を行うことも。詳しくはこちら

この他にも特殊なタイプの防御も存在し、
「通常攻撃によって受けるダメージのみ1/5に軽減する」というタイプの防御をするモンスターもいる。
こちらも通常の防御同様に行動順に関係なくターンの最初から効果があるが、
例外としてⅦの【あんこくつむり】は実際に行動を取った後のみ効果がある(リメイク版Ⅳのあんこくつむりは該当しない)。

それ以外にも【からにとじこもる】【羽をまきちらす】【身を守りながら攻撃】など、
様々なタイプのモンスター専用の防御行動が存在する。