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【おきのどくですが ぼうけんのしょ○は きえてしまいました】 - (2012/05/22 (火) 14:23:20) のソース

FC版Ⅲ~SFC版作品の時代に、[[【じゅもんが ちがいます】]]に代わりプレイヤーの前に立ちはだかった悪夢の言葉。 
経験者なら誰もが聞いただけで鳥肌が立つであろう呪いの音楽をBGMに、真っ黒な画面にこの文章が浮かび上がる光景は、多くのプレイヤーに絶望とトラウマを叩き込んだ。 
必死の祈りも空しく、3つのデータ全てが続けざまに消え去っていった時などは、 しばらく放心状態になること受け合いである。
こうなると最早「おきのどく」では済まされない。

実は、呪いの音楽が鳴っている間に冒険の書を消す処理を行っているため、この文字が表示される前に電源を切れば消されずに済む。 
何故こんなことをするのかというと、バグや接触不良などで読み込みに失敗した時、そのデータを危険とみなし、削除しようとするのだ。 
DQのデータが消え易いのは必然。データを消すプログラムを組み込んでいるのだ。
この製作者の暖かい配慮のお陰でどれだけのプレイヤーが苦汁を舐めたのだろうか。 
なお、散々プレイヤーを悩ませ続けたこの言葉だが、記録媒体がメモリーカード、DSカートリッジなどのフラッシュメモリに変わったⅦ以降の発売作品では、普通に扱っていればそう簡単にセーブデータが消えることはまずない。 
喜ばしいことではあるのだが、今の子供はもうあのトラウマを経験しないのだと思うと、ちょっと寂しいものがある。

ただ、[[それでも極低確率ながら消えてしまう事はあるようだ。>【壊れた冒険の書】]] 
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