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【ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ…】 - (2013/05/04 (土) 16:05:31) のソース

*概要
[[【ドラゴンクエスト】]]よりも昔…どれだけ昔だかは劇中では語られていないが、過去の物語になる。 

主人公が16歳になった朝から物語は始まる。
世界を脅かす魔王[[【バラモス】]]の討伐が目的の旅となる。

*FC版
1988年2月10日に発売される。
Ⅱの発売で人気が物凄い事になり、Ⅲ発売時には窃盗や恐喝など社会現象にまで発展し、正に伝説となった。

FC版は容量目一杯データを突っ込んだもんだからオープニングがカットされ、無音で「DRAGON QUEST Ⅲ」と表示される仕様になっている。 
この無音が結構神妙な感じもして叩かれる事は少ない。

今作からの新しいシステムとして 
-[[【冒険の書】]]の導入(バッテリーバックアップによるパスワード制(復活の呪文)の廃止) 
-[[【キャラクターメイキング】]](職業や転職で自由度の向上)
-[[職業]]の概念(各職業の特性、特定条件でのみ転職出来る職業)
-[[【転職】]] 
-[[【時間経過システム】]](昼夜の概念) 
-[[【パーティアタック】]](味方への攻撃等) 
-[[【預かり所】]](アイテムや金を預けられる) 
-ルーラの行き先指定(使い勝手の向上) 
-[[【モンスター格闘場】>【格闘場】]](娯楽施設) 
-種(ステータス上昇アイテム) 
-麻痺(バッドステータスの追加) 
-空を移動する乗り物の登場 
が挙げられる。 
Ⅰ・Ⅱから受け継いだモノが大体Ⅲで今の形にまで近くなった。 

物語が進むとドラゴンクエストⅠ・Ⅱの舞台アレフガルドを旅することになる。 
裏面みたいな扱いであるが、何気に箱の裏におもいきりネタバレしている。 

**職業・転職の概念
今作では戦士、武闘家、商人、遊び人、僧侶、魔法使いから職業を選ぶ事が出来る。
各職業の特性については各項目を参照の事。
Lvが20に達した時点で転職を行う事が出来る。
更に特定条件を満たす事で賢者へと転職する事が出来る。

**昼夜の概念
フィールドを移動しているとその内昼から夜に変わる。
ドラゴンクエストⅧの様に町の中の移動、時間経過での夜への移行はない。
町の人の会話内容がかわる(配置も変わる)、王様が寝てしまう、モンスターの出現数の変化など色々変化する。

*SFC版
1996年12月6日発売。 
基本的なシステムはそのままに、かつ大幅な変更が行われた。 

追加部分・変更部分は思い当たるだけでもこれだけある。 
・オープニング追加 
・昼夜で曲調の変更 
・楽曲の追加・変更 
・戦闘時の背景・呪文エフェクト・モンスターアクションの追加・性格(Lvが上がっていく過程でのステータスの伸びの違い) 
・[[【すごろく場】]](娯楽施設) 
・[[【ちいさなメダル】]] 
・ふくろ(Ⅵから導入されたシステムをベースに改良、同時に預かり所がⅥ同様ゴールド銀行に) 
・便利ボタン(Ⅴから導入されたシステムの継承) 
・おもいだす(Ⅵから導入されたシステムの継承) 
・まとめ買い(アイテム購入の際数量を指定できるようになった) 
・盗賊の追加(新職業) 
・遊び人のあそびの追加 
・特技の追加 
・遊び人へ転職も可能に(全呪文・全特技取得の為の配慮か?)
・アイテム・ダンジョンの追加 

中でも主人公の性格を決める際はゲーム開始直後にいくつか質問があり、最後の質問でとった行動によって色々な性格に変化するという結構凝った物になっている。 

双六に関しては個人の好みに分かれるがあくまでもおまけであり、無視してもゲームの進行には全く影響がない。 
先頭のキャラクターがすごろくの駒となり、サイコロを振りつつコース上を進む。
途中で落とし穴に落ちたり(まれに落とし穴にひっかかっても大丈夫な場合もある)、死んだりした場合はその場で終了となる。 
双六のマスには草原や森などの他、モンスター出現マスや旅の扉、宿屋、よろず屋、落とし穴、宝箱・箪笥・壷、何が起きるかわからない「?」マスなどがある。 
ゴールすれば宝箱からアイテムが入手できるが、コースの途中の宝箱などやよろず屋でも、貴重なアイテムを手に入れることができる。 
ただし、必ずプレイヤーにとって得をするわけではなく、止まったマスで起きるイベントによってステータスが下がったりゴールドを失ったりするなど、損をする場合もある。 
ここでしか手に入らないアイテムもあり、物語の進行そっちのけですごろくに熱中するプレイヤーが続出。 
「一度クリアするとかんたんにゴール出来る様になるが、なんだか店マスに止まれなくなる」などの法則が多々報告されている。 

グラフィックは当時発売されたドラゴンクエストⅥをベースにしており、2006年初頭までに出ているリメイクの中では秀逸であるため万人に受けるリメイクとして語り継がれる。 
ただ、武闘家が装備品増加で優遇されていたり、ブーメラン・ムチ等のグループ攻撃武器登場による攻撃呪文の冷遇、盗賊のステータスの異常な伸びやアイテム取得率など、若干のバランス変更があり、「やっぱFC版でしょ!」って人も少なくない。

*GBC版
2000年12月8日発売。
根本的なシステムはSFC版とあまり変わってないが、GBC版では[[【モンスターメダル】]]をコレクションするシステムが増えた。
さらにそれを利用した裏ダンジョン、[[【氷の洞窟(Ⅲ)】]]も出来ている。もちろん裏ダンジョンには裏ボスも存在する。GBC版のBGMは一部除いてファミコン版をベースにしているため、「おおぞらをとぶ」はFC版同様、前半部分しか流れない。 

*携帯アプリ版 
2009年11月19日配信開始。 
前編後編に分かれていて、料金は共に600ポイント(税込み630円相当)。 
前編はネクロゴンドの洞窟に入るまで、後編はそれ以降。 
グラフィックなど、ベースはSFC版。 

SFC・GBC版との主な違い。 
・おもいだす、すごろく場、モンスターメダル・氷の洞窟の削除。 
・それに伴い、すごろく場にあった小さなメダルは別の場所に。 
・神竜の願いは、オルテガを生き返らす・エッチな本がほしいの二つに。 
・音楽の変更。 
・ピラミッドのまんまるボタンの押し順。 
・[[【AI】]]が追加。

すごろく場削除によって、早期の鋼鉄の剣は出来なくなったが、逆にバランスが取れている気がする。 
が!今度は装備品が、(おそらく)何の害もなしに増殖できるという裏技が出来てしまった。 
道具は増やせない模様なので、ちいさなメダル増殖→グリンガムのムチ入手→増殖(ryはおそらくできない。 
また、アプリ版の宿命か、音楽がところどころ変更されている。 
主な変更場所は 
・オープニングの性格診断が祠の音楽に。 
・おおぞらを飛ぶが前半部分、盛り上がる手前でループ。 
・機種によってはバラモス・ゾーマ(闇)戦が通常戦闘の音楽。 
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