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【イオナズン】 - (2014/01/16 (木) 20:31:50) のソース

>&bold(){・イオ系呪文}
>[[【イオ】]]―[[【イオラ】]]―【イオナズン】―[[【イオグランデ】]] 
*概要
Ⅱ以降で登場する呪文。
[[【イオ系】]]最上位呪文で、大爆発を起こし敵全体に大ダメージを与える。
初期は「空気を吸収して爆発を起こす」という設定だったが、最近は「一瞬閃光が走った直後に大爆発」といったエフェクトになっている。
Ⅸやジョーカーシリーズでは更にこれを上回る呪文として[[【イオグランデ】]]がある。
フラッシュで流行したのもあり、DQの呪文の中でも高い知名度を誇る。もちろん面接で使っちゃ駄目。

範囲・威力等、[[【デイン系】]]や[[【マダンテ】]]を除けば間違いなく最強の攻撃呪文と呼べる存在であろう。
初期の頃は重宝されていたが、Ⅴ辺りから消費なしで使える特技が登場し失墜が目立ってきている。
だがそれでも[[【山彦の帽子】>【やまびこのぼうし】]]とコンボを組めれば強力な呪文である事には変わりない。

*DQⅡ
初登場のⅡでは、45~85(リメイクは68~92)のダメージを与える最強の攻撃呪文。
この頃はまだ[[【イオ】]]・[[【イオラ】]]が存在せず、イオナズンだけ単品。
消費MPは8で、攻撃力が低い[[【ムーンブルクの王女】]]の切り札。

余談だがⅡの公式ガイドブックには、「空中のあらゆる元素を一点に集めて核融合をおこし、敵の群れの中心で大爆発させる大技。 現れた敵のすべてに、約80ポイントものダメージを与えることのできる強大な攻撃呪文だ。」との記述がある。
今になって考えれば驚くことだが、当時はウィザードリィシリーズの「ティルトウェイト」、女神転生シリーズの「メギドラオン」など核攻撃を扱った魔法はさまざまな作品に登場していた。

*DQⅢ
魔法使いと賢者がLv38で習得。
Ⅲでは下位種のイオ・イオラが誕生し、「イオ系」という括りができた。
ダメージは120~160、消費MPも18と、現在のイオナズンの雛形が誕生した。

*DQⅣ
マーニャがLv36で習得。以降ダメージは130~150、消費MPは15でしばらく固定。
マーニャの切り札という印象が強く、ブライが決して彼女に追い付けない要因の一つ。
リメイクではピサロもLv35で習得するようになったが、彼は打撃や特技で攻める方が多いだろう。

*DQⅤ
人間キャラでは娘がLv36で、フローラがLv37で習得。
モンスターでは[[【はぐりん】]]Lv8、[[【ミニモン】]]Lv28、[[【コロマジ】]]・[[【プチマジ】]]・[[【バトラー】]]は初期レベルで習得済み。
習得時期や使い勝手を考えるとほぼ娘の専売特許。
SFC版では、ラストダンジョンを山彦イオナズンで突き進んでいく姿は爽快の一言。
リメイクでは山彦の帽子が没収されたものの、普通に高威力なので最後まで使っていける。
嫁候補の中では唯一フローラのみ習得可能。親子でイオナズンを連発する人もいるが、長期ブランクの後なのでかなりレベル上げをしてやる必要がある。
強さ重視で嫁を選ぶ場合、これがビアンカに対する駄目押しになっていたり。

敵では[[【ヘルバトラー】]]、および[[ラスボス>【ミルドラース】]]と[[裏ボス>【エスターク】]]が使用。
DS版では[[【アークデーモン】]]が、封印の洞窟というかなり早い段階で使用する。
当作品のみイオ系耐性を持つ装備品が妙に少なく、ダメージは結構大きいので軽視すると危険。

*DQⅥ
賢者★8で習得。魔法使いルートを進んできたキャラにとっては最大の攻撃手段。
転職直後~狭間の世界あたりでは重宝するが、さすがに隠しダンジョンや裏ダンジョンになると輝く息やギガスラッシュに取って代わられることが多い。
デスコッドで山彦の帽子を入手すればこれらの特技とタメは張れる。

[[【デスタムーア】]]の両手に安定してダメージを与えられる手段の一つだが、本体はイオ系強耐性・両手も弱体性・そもそも後衛は死にやすいといった理由からあまり向いていない。
敵では[[【ブースカ】]]と[[【デーモンキング】]]、そしてデスタムーア第三形態が使用。

*DQⅦ
Ⅵに引き続き賢者★8で習得。
Ⅵ以上に火力インフレが激しく、特技偏重ゲーとなった現在、使用頻度はⅥと比べてさらに下がっている。
勇者になりやすい今作ではギガスラッシュやジゴスパークの習得が容易、そもそももっと早い段階で覚える剣の舞が強力……と向かい風だらけである。
賢者ルートに行くならそのまま天地雷鳴士に行くだろうし、煉獄火炎やジゴスパークを使うだろう。
と言うか賢者最大の目玉であるザオリクも安売りされているだめ、賢者ルート自体が不遇だったり。
というわけで最も使われなかった作品ではないだろうか。

*DQⅧ
ⅧではゼシカがLv33で習得する。
プレイヤーによってはイベントで覚える[[【ベギラゴン】]]や[[【マヒャド】]]よりも前に覚えた人もいるのではないだろうか。
最初は104~120とかなり低くなっていてイオラと大差は無いが、賢さによって威力が上昇していき、最終的には184~200(全て、無耐性の敵に対しての場合)にまで上昇する。
但し、そこまでの威力を出すには[[【かしこさのたね】]]が必要。
*DQⅨ
|CENTER:攻撃魔力|CENTER:250|CENTER:400|CENTER:600|CENTER:700|CENTER:800|CENTER:999|
|CENTER:ダメージ(100%)|CENTER:130~150|CENTER:148~168|CENTER:171~191|CENTER:183~203|CENTER:195~215|CENTER:218~238|
|CENTER:成長倍率(加算値)|CENTER:100%(+0)|CENTER:113%(+18)|CENTER:129%(+41)|CENTER:138%(+53)|CENTER:146%(+65)|CENTER:163%(+88)|
Ⅸでは[[【魔法使い】]]がLv47、[[【賢者】]]がLv48で覚える。同時に、消費MPが28と旧作の2倍弱にまで増加した。
ちなみに魔法使いはイオ系をここまでしか習得できない。賢者との差別化を図るためと思われる。

コストは増えたものの単純な攻撃魔力での伸びは攻撃呪文の中では悪い方で、成長率だけ見れば実は下位呪文のイオラ以下だったりする。
伸びが悪いのはイオ系全体の特徴で、唯一例外的にイオラだけ高い。逆に成長率の高いのは同じ範囲系の[[【ヒャド系】]]。
それでも基本威力がヒャド系に比べて高く、ライバルのマヒャドにもリードを守っている。さすが攻撃呪文の花形と言ったところだろうか。
最上位範囲呪文は、この呪文の2倍近くMPを消費するため、ある意味ではマヒャドと共に最もバランスが取れている。

賢者の場合は通常は装備で限界まで上げても攻撃魔力716(魔法使いは最高で902)までしか上がらないが、
魔法使いなら攻撃魔力800程度でイオグランデ並の火力を叩き出せるようになるので、高レベルの宝の地図でもかなりの活躍が見込める。
実は賢者の素の攻撃魔力では全く威力が伸びなかったりする。賢者はとにかく攻撃魔力を上げていこう。

**ダイの大冒険
ハドラーが回想編で使用する。
本作では両手を使う呪文らしく、片腕を切り落とされて発動せず未遂に割る。

*敵サイド
敵サイドでは主にラスボス級のボスモンスターが、[[【メラゾーマ】]]と併せて使用する。
先駆者はⅡのハーゴンだがⅢ・Ⅳはお休み。
この法則が始まったのはⅤからで、以降Ⅷまでこの法則は受け継がれてきた。
雑魚の使い手としては、[[【アークデーモン】]]や[[【ヘルバトラー】]]等が有名。

敵から受ける場合は、無耐性の場合でⅡは45~85(リメイクは45~65)、Ⅲは60~80、ⅣとⅤは72~88、Ⅵ以降は95~115となっている。
凍える吹雪や灼熱の炎よりは幾分かマシだがだが、それでも痛い事には変わりないため防具等でしっかり対策しておこう。

ちなみにⅤではイオ系のダメージを軽減する防具がリメイク版の炎のリングを除くと存在しないので、耐性が無いキャラにとってはかなり脅威となる。
使い手の敵との戦闘の際は、耐性を持つ仲間モンスターで対抗したり、[[【マホカンタ】]]で跳ね返す等の対策をしよう。
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