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【メラゾーマ】 - (2013/01/29 (火) 17:42:16) のソース

>&bold(){・メラ系呪文}
>[[【メラ】]]―[[【メラミ】]]―【メラゾーマ】―[[【メラガイアー】]]
*概要
Ⅲ以降の本編シリーズやモンスターズなどに登場する呪文。
メラ、メラミの上位に当たる[[【メラ系】]]の最上位呪文であり、巨大な火の玉を敵にぶつける。
ジョーカーとⅨでは更に上位の呪文としてメラガイアーが存在する。

同じⅢで登場した[[【ゾーマ】]]を意識したネーミングっぽくも感じるが、詳細は不明。
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*本編
**味方サイド
***DQⅢ〜Ⅶ
消費MPはⅢが12、Ⅳ以降が10。
ダメージはⅢとⅣが160〜200、Ⅴ〜Ⅶは180〜200。
単体攻撃であるが、そのダメージはイオナズンを凌ぐため、ボス戦における魔法使い系キャラクターの主力兵器となる。
リメイクⅢでも、ゾーマ戦やしんりゅう戦での魔法使いの中心戦力。
Ⅳでは(命令が可能なリメイクでは特に)、マーニャの切り札として幅広くボス戦で活躍する。
[[【やまびこのぼうし】]]が存在するⅤ(SFCのみ)、Ⅵ、Ⅶでは大変な威力を発揮した。
***DQⅧ
消費MP10、ゼシカがLv.35で習得。
[[【双竜打ち】]]などの前に若干霞みがちではあるが、スキルに縛られずレベルアップで覚えられる点は無視できない。
ダメージは最初は144〜160だが、最終的に248〜264まで上がる(いずれも無耐性の敵に対して)。
威力が高いものの、最初は他の呪文と同じく与えられるダメージは抑えられている。
テンション併用の場合、マダンテを除く攻撃呪文で唯一4桁の1188ダメージまで伸びる。
次作のⅨを除けば最高威力ではあるが、山彦の帽子が登場しなかったことで過去作より強くなったと言えるのかは微妙である。
ちなみに、Ⅶまでは習得時期がイオナズンの前であったが、Ⅷ以降は逆転しイオナズンより後となった。
***DQⅨ
|CENTER:攻撃魔力|CENTER:220|CENTER:400|CENTER:600|CENTER:800|CENTER:999|
|CENTER:ダメージ(100%)|CENTER:178〜201|CENTER:208〜232|CENTER:241〜265|CENTER:274〜298|CENTER:307〜331|
|CENTER:平均倍率(加算値)|CENTER:100%(+0)|CENTER:116%(+30)|CENTER:133%(+63)|CENTER:151%(+96)|CENTER:168%(+129)|
今回は[[【炎属性】]]となっている。
Ⅸにおけるダメージは、相手の[[【属性ダメージ倍率】]]が100%の場合178〜201(最高値範囲は307〜331、限界値は2999)となっている。
魔法使いがLv53で習得するため登場が遅い。本編をクリアするレベルでもまだ覚えない。
しかし本編の敵は終盤では平気で使ってくる。理不尽である。魔力覚醒したメラミでも撃ち込んで格の違いを見せてやろう。
消費MPは18と旧作の2倍近くに増えたが、最上位のメラガイアーと比べるとかなり燃費が良い方である。
今作はメラ系の最上位ではなく、メラガイアーはメラミ〜メラゾーマの期間に比べるとやたら早く習得する。
なのでメラゾーマは空気‥‥かと思いきや、メラガイアーは燃費が悪く、よほど攻撃魔力を上げないと成長しないのでメラゾーマを使う機会は多い。
余談だが、メラゾーマの伸び具合は案外悪く数値ではそこそこ伸びてはいるが、倍率そのものはメラ系最下位。
某大魔王さまのメラはやたら派手に演出した割に[[メラゾーマはロクに戦果を挙げていない>【カイザーフェニックス】]]のをある意味忠実に再現している。
まぁ適度にパーティにダメージを与えているし、倍率の低さも基本威力との兼ね合いの問題なのだろうが‥‥。

余談だが、これを使う暗黒皇帝ガナサダイは炎属性に弱い。
おかげでこちらのメラミの方が威力が高くなるという、不思議な逆転現象が発生する。
ある意味[[ポップVSバーン>【今のはメラゾーマではない・・・メラだ・・・】]]の再現といえる。立場は逆だが…。
**敵サイド
敵が使用した場合のダメージは、Ⅲ〜Ⅴが92〜128、ⅥとⅦは120〜140、Ⅷは96〜112、Ⅸは104〜128となっている。
若干ダメージのばらつきがあるもののほぼ同じ程度の威力だが、ⅥとⅦではダメージが大きい。

敵側の使い手としては、Ⅲのバラモスやサタンパピー、Ⅵのサタンジェネラルらが居るが、
特に有名なのがⅤの[[【ゲマ】]]だろう。メラゾーマといえばこいつ!というプレイヤーも多いはず。
リメイクではパパスもこれで焼き殺したばかりか、イブールを処刑する際やエビルマウンテンでのマーサにも容赦なくこの呪文を叩きつけた。
ゲマ(ボブルの塔)と戦う時点では、呪文耐性のある防具が少ない場合が多く、
その上、Ⅴ〜Ⅷでは防具による軽減がパーセンテージ式(2/3、4/5など)からポイント式(10減、20減など)に変わっているため、
1回受けるだけで100以上もの大ダメージを喰らってしまう。そのため、ゲマの強さと存在感が更に増す結果となっている。
ただ他の作品では、敵がメラゾーマを使ってくる時期には更に強力な凍える吹雪や激しい炎、イオナズンといった
全体に大きなダメージを与えてくる攻撃を仕掛けてくる奴が多いので、その分脅威さは薄まっているのも事実。
しかし、痛いことには変わりないのでしっかりと回復しておこう。
多くのラスボスや裏ボスがイオナズンと併せて得手としている呪文でもあり、特にⅤ以降のラスボスは全てメラゾーマ使いである。

*DQMシリーズ
モンスターズ1、2ではLv28で、ステータスが一定以上だとメラミがこれに進化する。
敵一体に180~200のダメージを与える。消費MPは10。
相性の合う仲間がマヒャドを同時に繰り出すと連携特技[[【メドローア】]]が発動する。
また、メラゾーマのほかに、マヒャド、ベギラゴン、イオナズン、バギクロスを習得していると[[【マダンテ】]]を思いつく。

キャラバンハートではダメージや消費MPは変わっていないが、習得できるのはLv25に下がっている。
1、2で使用された強力特技がことごとく削除されている本作では、かなりのダメージソースとなりえる。

*トルネコ2
魔法使いが覚える呪文として登場。
消費HP6で、正面の敵に炎属性の40ダメージを与える。
他の系統の上位呪文に比べて明らかにコストパフォーマンスが良く、
中盤までは多くの敵を一撃で焼き尽くす強力な呪文。
早い段階で覚えてくれるとラクになる。
ただし、魔法系モンスターはもちろん、フレイム・溶岩魔人・爆弾岩には1ダメージにされる。
これらのモンスターの正面でうっかり使わないように気をつけたい。

*DQMB
必殺技として登場。肩書きは「究極火炎呪文」。
炎属性の技を3つ組み合わせると発動する。本編や外伝でのメラゾーマは対象が敵単体だったのに対し、こちらでは敵全員が対象で炎属性の大ダメージを与える。
Ⅱ以降は相手の呪文守備力を下げる効果が追加された。

また、ゲマや[[【ラプソーン】>【暗黒神ラプソーン】]]、[[【ゾーマ】]]といった魔王・大魔王も使用する。こちらは炎属性の他に暗黒属性が入っている。

*スラもりシリーズ
アイテムとして登場している。
詳細は[[【メラゾーマ(アイテム)】]]を参照。

*いたストSP
スフィアの一種として登場。戦士、勇者の職で入手できることがある。
止まった店の値段を30%ダウンさせる効果がある。
ギラ系のスフィアと違って下げたい店に止まらないといけないが、相手が株を持っているとけっこうな損害を与えられる。

*外伝作品における扱い
**ダイの大冒険
味方サイドでは物語初頭でポップがいきなり披露して見せたが、どちらかと言うと敵サイドの方が大きくピックアップされる攻撃呪文であった。
まずデルムリン島で戦った[[ハドラー>【魔王ハドラー】]]が[[【アストロン】]]で硬化して動けないダイ達に死刑宣告とばかりに放とうとし、
魔王軍六大団長の[[【フレイザード】]]は、これを一度に五発も放つ荒技[[【フィンガー・フレア・ボムズ】]]を繰り出し、
同じく魔王軍六大団長の[[【ザボエラ】]]は、部下の[[【サタンパピー】]]に十発以上相当のメラゾーマを自身に放たせ、それを[[【マホプラウス】]]で受け止め纏めて放ったりした。
少し変わった所ではハドラー親衛騎団の一人、兵士(ポーン)のヒムは生来メラ系の力を宿しており、
作中直接メラゾーマを放たなかったが、代わりに持ち前の格闘能力を生かして自らの拳にメラゾーマの火力を込めて【超熱拳(ヒートナックル)】として繰り出して来た。

そして、特筆すべきは[[【大魔王バーン】]]のメラゾーマ。彼が使用した時にはフェニックスの姿を象り、名前も畏怖の念を込めて[[【カイザーフェニックス】]]と呼ばれる。
その物凄く強そうな響きに恥じず、その圧倒的な威力は度々彼の脅威の一つとして猛威を振るって来た。

**ロトの紋章
ベギラゴンと融合させたメゾラゴン、バギクロスと融合させたメラゾロスという[[【合体魔法】]]が登場している。

**ドラゴンクエストモンスターズ+
ドラゴスライムのドラムが、メラゾーマを遥かに上回る[[【メラゾーマ・ベス】]]という呪文を使用している。
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