「【進化の秘法】」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

【進化の秘法】 - (2012/12/04 (火) 14:49:27) のソース

*DQⅣ
Ⅳに登場した重要アイテムの一つ。
魔族に伝わる秘法で、人や動物を従来の成長の過程を無視して進化させる力を持つ。
Ⅳのストーリーの中核を成す要素である。

元々は遥か昔に地獄の帝王エスタークが作ったもので、これを使い世界征服を企んでいた。
だが、その存在を危険視した天空人によってエスタークごと封印される。
その後長い年月を経て錬金術師エドガンが偶然発見し、それを弟子のバルザックが強奪して魔族の手に渡る。
魔族の王ピサロは[[【黄金の腕輪】>【おうごんのうでわ】]]を用いて進化の秘法の完全版を作り、エスタークを完全な姿で蘇らせようとしていた。
ピサロは[[【バルザック】]]を実験台としていた他、ロザリーヒルの動物たちに高度な知能を与えていたりもしており、
あと一歩で完成の所まで辿り着くが、導かれし者達の妨害によって計画は失敗に終わる。
同時に恋人を失った悲しみから自暴自棄になった彼は、自分自身に未完成の進化の秘法を使用して[[化物>【デスピサロ】]]へと姿を変える。
異形の進化を遂げた直後のその姿は、[[【エスターク】]]のそれに酷似していた。

リメイク版では[[【エビルプリースト】]]が更なる改良を施しこれを究め、デスピサロをも上回る進化に成功している。
だが、得た力こそデスピサロを上回っていたものの、彼の辿った進化の過程は未完成品を用いたピサロのそれとぼぼ同じで、
少なくとも姿形も含めた上での更なる「進化」に至っていたわけではなかった。
なので、あれが本当に「進化の秘法」を用いた進化の究極系なのかは定かではない。

小説ではエスタークの進化の秘法は不完全なため、デスピサロによって研究が進められる。
黄金の腕輪が完成の鍵とされていたが、最終的にピサロが手にしたものは贋作であり結局完成には至らなかった。
CDシアター版では黄金の腕輪だけでなく「憎しみ」も重要な鍵とされている。

滅んだ後も言い伝えは残ったのか、数百年後の世界となるⅤでは、ラインハットでこの事を研究する者がいる。

余談だが、FC版当時はひらがな表記のみで、黄金の腕輪が関係していることから
「秘宝」と表記されることが少なくなく、現在でもたまに誤用されている。
IXの討伐モンスターリストのデスピサロの項目でも、スタッフの変換ミスなのか、当時の表記のブレを意識してなのか、
「進化の秘宝」と書かれている。

モンスターバトルロードⅡでは第五章からSPカードとして登場。
登場キャラはピサロで、自分チームのゆうきを増幅させる。
流石にデスピサロに変身なんてことは無い···が、[[【レジェンド6体合体】]]における[[【デスピサロ】]]の素材になっていたりする。
前作の光の玉と同じ効果なので、どっちを使うかはお好みで。当然真ゾーマの闇の衣を剥がすことはできないので注意。
----