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【眠り】 - (2012/10/31 (水) 07:02:54) のソース

*概要
全作品に登場する状態異常。睡眠。
DQのみならず多くのRPG作品に登場する非常にメジャーな状態異常で、
言葉通り眠ったまま行動が取れない状態の事。
回復呪文が使えるキャラが食らってしまうとピンチになりかねない為、
RPGにおいてはHPの残り具合と並んで警戒される。
もちろん、逆にこちらから仕掛けて成功すれば戦闘を有利に進められる。
[[【ラリホー】]]や[[【ラリホーマ】]]の各呪文や、[[【あまいいき】]]、[[【ねむりこうげき】]]、
そしてボスを中心としたごく一部の敵が使ってくる強制睡眠技(後述)によってもこれになる。
ターン経過によって自然に解除される(目覚める)が、
[[【ザメハ】]]や[[【キアリク】]]の呪文、[[【まんげつそう】]]などのアイテム使用で起こす事も出来る。
また、Ⅴ以降の[[【おうごんのティアラ】]]や[[【エルフのおまもり】]]など、
身につけることで[[【ラリホー系】]]耐性を強化してくれる装備品も存在する。

*DQⅠ
FC版では敵のラリホーは必中なので恐ろしい状態異常になっている。
ラリホーを使うモンスターは実力以上の強敵となる事が多く、
しかもまどうしからダースドラゴンと、序盤から終盤まで満遍なく出現する。
なお、こちらの使うラリホーは必中ではないが、実はラスボスである竜王にすらたまに効く。

*DQⅡ
甘い息と眠り攻撃が登場。
なお、さすがにラリホーも必中ではなくなった。
後に麻痺攻撃使いの代表となるしびれくらげも、今作には麻痺が無いので眠り攻撃を使う。
FC版で地味に厄介なのが、毒と違って眠り状態はウインドウに表示されないという点。
メッセージをよく見ておかないと、眠っていることに気付かず作戦が崩れるなんてこともある。
[[【まよけのすず】]]という眠り耐性の装備も登場したが、
実はこれで防げるのはラリホーのみで、甘い息等には効かない。

*DQⅢ
ザメハが初登場したが、ザメハを使う人間が寝てしまったら当然使えないので、使いどころが難しい。
眠り耐性の装備も増え、自然治癒せずに戦闘後も残る麻痺が初登場したので、相対的に若干地味に。
なお、[[【うんのよさ】]]が状態異常への耐性になり、最大で75%カットできる。
そしてリメイク版のしんりゅうやグランドラゴーンが使う[[にらみつける>【あやしいひとみ】]]はどれだけ耐性を固めていても必中。

*DQⅣ
よく効くラリホーマが初登場。効果範囲はこの作品でのみ単体。
FC版ではⅢと同じだが、リメイク版では殴られた時に確率で目覚めるようになっている。
また、Ⅳ以降の人間は眠り等の状態異常に素で強い耐性を持っている。
ちなみに今作ではうんのよさは攻撃の回避率に影響する。
本作より眠り状態でのダメージを軽減できる[[【やすらぎのローブ】]]が登場した。

*DQⅤ
ザメハが無くなったが、殴られた時に確率で目覚めるようになった。
なお、人間は皆状態異常耐性が高めだが、仲間モンスターは敵の時の耐性に準じているので、
効く仲間と効かない仲間が極端である。
その代わりに甘い息が味方も使えるようになったので、頭の良いAIはよく使ってくれる。

*DQⅥ
麻痺を治すキアリクが眠りにも効くようになった。
必ず当たる[[【あやしいひとみ】]]が登場し、FC版Ⅰの悪夢が蘇った。
また、移動中に使える自分から[[【ねる】]]こともできるようになった。

*DQⅦ
ボスの専売特許だった妖しい瞳をザコモンスターが使うようになり、悪夢が広がった。

*不思議のダンジョンシリーズ
やはり常連の状態異常。
[[【睡眠ガス】]]のワナや敵のラリホーで眠る。
数ターンの間完全な無抵抗状態となり、殴られても起きない。
耐性が無い限りは確実に効く代わりに、必ず一定ターンで起きるのが本編との違い。

なお、モンスターの眠りには複数の状態があり、
先に挙げたラリホー等による強制的な数ターン睡眠の他に、
モンスター発生時に部屋の中で眠り込んでいる場合がある。
これはプレイヤーが同じ部屋に入ったり、隣を歩いたりするといった、
いわゆる「気配」で起きる可能性のある、浅い眠りである。
これは刺激しない限りはずっと眠っている他、[[【とうぞくの指輪】]]で気配を消すことができる。

また、発生時に必ず眠っている習性のあるモンスターもいて、
これはダメージを受ける等で直接起こされない限りは絶対に起きない。
この種のモンスターは大体が厄介な能力を持っているので、放っておくのも一つの手である。

**トルネコ1
効果時間は5ターン。
例によってまどうしのラリホーが必中なので、FC版Iの悪夢再びである。
しかも起きたターンは行動できないので、起きた瞬間にまた眠らされるとずっとまどうしのターンになる。
尤も、まどうしは必ず眠っているタイプなので、特にレベルの低いうちは無視すれば良い。
一方で終盤ではある程度アイテムが充実していても、突然の睡眠ガスで殴り倒される危険が付き纏うので、
もっと不思議のダンジョンではこのためだけに[[【眠らずの指輪】]]を付けても良いぐらい。
当然、こちらがモンスターを眠らせるのも非常に強力なので、
[[【ラリホーの杖】]]はボミオスの杖と並んで最強アイテムといえる。

**トルネコ2
基本的な仕様は変わらないが、ターンの最後に起きるようになった(次のターンで必ず行動できる)ので、
ずっとまどうしのターンになることは無くなった。序盤で危険なのは変わらないが。
また、装備が壊れる危険性のある戦士と、防御力が上がらない魔法使いの場合、
いかにダメージを受けずに戦うかが基本戦略となるので、眠らせてから倒すのが一番わかりやすい。

**トルネコ3
プレイヤーが眠った場合は3~4ターンだが、モンスターは6~9ターンと微妙に異なる。
厄介な特殊能力が大幅に増えた分若干影が薄くなってはいるものの、
眠り自体の恐ろしさは変わっていないので、まどうしはやっぱり怖い。

**少年ヤンガス
仕様が変更され、トルネコ3までの金縛り状態のようになった。
数ターン無抵抗になるのは同じだが、殴られたりすると即座に目覚める。
おかげで危険度は低下したが、眠ってしまうと合体が強制解除される。合体仲間が弱い場合は注意。
ザメハ草や眠らずのお守り、黄金のお守り、睡眠無効の能力で防ぐことが出来る。
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